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登場人物紹介・番外編など
番外編・なんとかは犬も食わない【後編】*
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何度目かの小さな絶頂の後、ルナルシオンはダガンによって横たえられた。ダガンも同じように横たわり対面する。興奮で激しく息をしているダガン。股間の剛直は、尖った亀頭からイボと隆起で出来た幹、その下にある睾丸に至るまで射精していないのが不思議なほど張り詰めている。
横になったまま挿入するつもりだと察したルナルシオンが脚を開く前に、ダガンはルナルシオンの片脚を片手で持ち上げ、すでに指で柔らかくした窄まりに己の剛直を当てがった。
「……いいな?」
ギラギラと欲に光る目をしている癖に、ちゃんと聞いてくれる。律儀だなとルナルシオンは笑い、手を伸ばした。
「うん。来て……っ!」
窄まりが尖った亀頭を飲み込んでいく。
「あ、ああぁっ!……あぐっ……!ぁっ……っ!」
どんなに優しくじっくり触れられても、貫かれる瞬間はやはり声を上げてしまう。圧迫感と身体を割り開かれていく感覚に息が詰まる。思わず逃げる腰をダガンの大きな手が掴み、腰をぐりぐりと押し付けた。
「あんっひあぁっ!」
過ぎた快感に腰が跳ねた。肉壁は美味そうに剛直を咥え込んでいく。根本まで入る頃には、強烈な快楽の波にさらわれていた。
尖った亀頭に拓かれ、幹のイボで擦られ、ダガンの剛直のため性器になった場所が悦びに戦慄いた。
「はぁっ……!ひぁっ……あ、きもち……い……んんっ」
ダガンは快楽に喘ぐ唇を吸い、ルナルシオンの腹、自分の剛直を咥えているあたりをゆっくりと撫で回した。途端、ルナルシオンの身体が大きく跳ねる。
「んぉっ!……あっ!……あぁっ……あっ……!ひああっ!」
外から圧迫されることで、さらに剛直の存在感と肉壁が受ける快感が増した。特に、いつもは中から擦られたり抉られたりすると感じる場所の近くは顕著だ。
「凄いな……こんな薄くてすべすべした腹の中に……俺のが全部入っている……俺を全部、受けとめてる……」
心からの感嘆に震える声。ダガンのこれまでの人生が滲んだ声。ダガンはいまだに、こうやって感動することがあった。
今まで誰も、ダガンの心と身体全てを受けとめたことがなかったという。こんなにも優しく、寂しがり屋で、実は涙脆いというのに残酷な話だ。
「……そう……だよ。きみのぜんぶ……わたしのものだ……」
だからルナルシオンは笑う。これは当たり前のことだと示すために。
ダガンの金色の目が喜びと安堵に潤む。唇が戦慄き、噛み殺しきれなかった嗚咽が漏れた。なんて美しい男だろうかと、ルナルシオンはいつも感動してしまう。自分も泣いてしまいそうだが、これだけは今、伝えなくては。
「きみが、どんなに……じぶんのからだが……きらいでも……きれいな……からだごと、きみがすきだよ」
この事実を、いつか当たり前だと思って欲しい。
◆◆◆◆◆
ダガンは眠るルナルシオンの髪を撫でた。白金の髪は、光のない部屋の中でもほのかに光って見える。薄らと汗をかき上気した頬も、ダガンの目には眩い。
「綺麗なのはお前だろうが」
ダガンは自分の身体が好きではない。
忌み嫌われる原因だったので当然だ。また、魔族が今まで人間にして来たことを嫌というほど知っているため、それも無理からぬことだと納得していた。自分自身、魔王が復活する前から魔族には恨みしかない。魔族とは、決して人間と相容れない生き物だ。
一体、何人の戦友を殺されただろう?蹂躙された村や街を見ただろう?魔族にも力の差や性格の違いはあったが、人間を食い物か玩具か路傍の石としか見ていないことは間違い無かった。気が向く、あるいは邪魔だと思えば殺すのだ。なんの躊躇いもなく。世界には、魔族と人間が共存している場所もあると聞く。しかし、ダガンたちが住むユラン大陸ではこれが現実だ。
ダガンは、魔族の血を引いている自分が嫌いだ。半魔にさえ生まれていなければ。せめて見た目だけでも魔族の特徴を受け継いでなければと、何度思ったかわからない。
しかし、半魔でなければここまで強くなり、ルナルシオンと巡り合うことも、魔王から人類を守ることも出来なかっただろう。皮肉な話だ。
勇者の絶対条件は『苦難に立ち向かう勇気を持ち、何があっても人類を守り抜こうとする魂』どれほど迫害され裏切られても、人類社会で人間と共に生きようと足掻いたダガンは、まさに勇者に相応しい魂だったのだ。
この魂を維持できたのは、ダガンの育ての両親と、見た目や力をありのまま受け入れてくれた三人のおかげだ。バルドレッド、テオドラ、そして彼らの子供であるルナルシオンの。
彼らはダガンを尊び、人間として扱い、更にルナルシオンは伴侶として愛してくれた。
いつまでも、自分の身体を嫌って粗末に扱うのは失礼だ。わかっているつもりだったが、今日の出来事で自分が上辺しかわかっていなかったと思い知った。
(しっかりしないとな。泣かせてしまった)
つらつらと考えていると、小さく扉を叩く音がした。独特の間隔がある。執事だと当たりをつけ、ベッドから抜け出して扉を開けた。
老練さと柔軟さを兼ね備えた執事は一目で状況を悟ったらしい。
「夕食をお持ちしましたが、ご不要でしたでしょうか?」
「いや、もらっておく。……わざわざお前が来るのは珍しいな。何かあったか?」
ダガンたちが寝室で食事をする時、運ぶのは召使いか侍女の仕事だ。食事の時間になっても二人が食堂まで来ないと、自然とそうなるようになって長い。だが、執事が食事を持って来たことは殆どない。
「何かあったと言いますか、心配だったと言いますか……」
理由に心当たりがありすぎる。ダガンは顔に血が集まるのを感じた。
「そういや聞いてたな。騒がせて悪かった。もう大丈夫だ」
「よろしゅうございました。ところでダガン様、僭越ながら元同僚として、一言申し上げてもよろしいでしょうか?」
執事はにっこりと笑った。同僚時代によく見た笑顔に、ゾワッと背中に怖気が走る。だが頷いた。言わせないほうがややこしくなる。『いい年してみっともない』『少しは落ち着け』『公爵としての自覚を持て』辺りを言われるかと思った。
しかし。
「もう少し、気を抜いて甘えることを覚えなさい。それがルナルシオン殿下の願いだと思いますよ」
「は?」
何を言われたか、一瞬わからなかった。執事は深いため息を吐く。
「どうせ貴方のことだから『自分の考えが適切じゃなかった』『もっとしっかりするべきだ』とか思っていたんでしょう。で、今は『もう十分気を抜いて甘えてる』と、考えていらっしゃる」
図星である。執事は固まったダガンに、夕食が乗ったワゴンを渡す。
「ルナルシオン殿下も我々も、貴方に守られているばかりの存在ではありません。貴方はもっと貪欲になっていい。と、いうかなりなさい。私たちは貴方の苦悩や葛藤を完全には理解できませんが、寄り添うことは出来ます」
ダガンは不覚にも目頭が熱くなり、そっぽを向いた。昔はともかく、今は周りに恵まれ過ぎだと思う。
「最初は貴方を恐れて嫌悪した私たちが、心からお仕えするようになったのです。貴方もいずれ乗り越えられる日が来ます。ルナルシオン殿下がたっぷり甘やかして下さるでしょうから」
「……そうか、そうだな」
ダガンは感極まりつつ、なんとか声を絞り出す。執事は微笑ましげに目を細めていたが……ビクリと肩を跳ねて後ろに下がった。どうしたのかと、ダガンが振り返ると眦を吊り上げたルナルシオンが居た。
「ダガン……ずいぶんホワホワした空気を出してるけど、浮気?」
「違う!」
「違います!」
見事に唱和したが、ルナルシオンはジト目だ。
「ふーん。本当かな」
「本当だ!俺にはお前だけだ!お前以外を愛することはない!信じてくれ!」
縋りついて叫ぶと、ルナルシオンは険しい顔を緩めた。
「ごめん。冗談だよ。私がいるのに構ってくれないから拗ねちゃった。ご飯食べよう。……巻き込んですまないね」
最後だけ執事に言い、ルナルシオンはダガンを寝室の奥に導いた。ダガンが後ろ手に扉を閉める。
締め出された執事はポツリと呟いた。
「ありゃマジだなあ。恋は盲目というか『夫を甘やかしていいのは自分だけだ』っていう宣言か。結婚して二年経ってもお熱いことで」
執事は朝のようにやさぐれた口調だったが、表情は柔らかかった。今夜は自分も愛妻とゆっくり話そう。そう思いながら、その場を後にしたのだった。
めでたしめでたし
◆◆◆◆◆
ストックは以上です。新作番外編執筆中です。
横になったまま挿入するつもりだと察したルナルシオンが脚を開く前に、ダガンはルナルシオンの片脚を片手で持ち上げ、すでに指で柔らかくした窄まりに己の剛直を当てがった。
「……いいな?」
ギラギラと欲に光る目をしている癖に、ちゃんと聞いてくれる。律儀だなとルナルシオンは笑い、手を伸ばした。
「うん。来て……っ!」
窄まりが尖った亀頭を飲み込んでいく。
「あ、ああぁっ!……あぐっ……!ぁっ……っ!」
どんなに優しくじっくり触れられても、貫かれる瞬間はやはり声を上げてしまう。圧迫感と身体を割り開かれていく感覚に息が詰まる。思わず逃げる腰をダガンの大きな手が掴み、腰をぐりぐりと押し付けた。
「あんっひあぁっ!」
過ぎた快感に腰が跳ねた。肉壁は美味そうに剛直を咥え込んでいく。根本まで入る頃には、強烈な快楽の波にさらわれていた。
尖った亀頭に拓かれ、幹のイボで擦られ、ダガンの剛直のため性器になった場所が悦びに戦慄いた。
「はぁっ……!ひぁっ……あ、きもち……い……んんっ」
ダガンは快楽に喘ぐ唇を吸い、ルナルシオンの腹、自分の剛直を咥えているあたりをゆっくりと撫で回した。途端、ルナルシオンの身体が大きく跳ねる。
「んぉっ!……あっ!……あぁっ……あっ……!ひああっ!」
外から圧迫されることで、さらに剛直の存在感と肉壁が受ける快感が増した。特に、いつもは中から擦られたり抉られたりすると感じる場所の近くは顕著だ。
「凄いな……こんな薄くてすべすべした腹の中に……俺のが全部入っている……俺を全部、受けとめてる……」
心からの感嘆に震える声。ダガンのこれまでの人生が滲んだ声。ダガンはいまだに、こうやって感動することがあった。
今まで誰も、ダガンの心と身体全てを受けとめたことがなかったという。こんなにも優しく、寂しがり屋で、実は涙脆いというのに残酷な話だ。
「……そう……だよ。きみのぜんぶ……わたしのものだ……」
だからルナルシオンは笑う。これは当たり前のことだと示すために。
ダガンの金色の目が喜びと安堵に潤む。唇が戦慄き、噛み殺しきれなかった嗚咽が漏れた。なんて美しい男だろうかと、ルナルシオンはいつも感動してしまう。自分も泣いてしまいそうだが、これだけは今、伝えなくては。
「きみが、どんなに……じぶんのからだが……きらいでも……きれいな……からだごと、きみがすきだよ」
この事実を、いつか当たり前だと思って欲しい。
◆◆◆◆◆
ダガンは眠るルナルシオンの髪を撫でた。白金の髪は、光のない部屋の中でもほのかに光って見える。薄らと汗をかき上気した頬も、ダガンの目には眩い。
「綺麗なのはお前だろうが」
ダガンは自分の身体が好きではない。
忌み嫌われる原因だったので当然だ。また、魔族が今まで人間にして来たことを嫌というほど知っているため、それも無理からぬことだと納得していた。自分自身、魔王が復活する前から魔族には恨みしかない。魔族とは、決して人間と相容れない生き物だ。
一体、何人の戦友を殺されただろう?蹂躙された村や街を見ただろう?魔族にも力の差や性格の違いはあったが、人間を食い物か玩具か路傍の石としか見ていないことは間違い無かった。気が向く、あるいは邪魔だと思えば殺すのだ。なんの躊躇いもなく。世界には、魔族と人間が共存している場所もあると聞く。しかし、ダガンたちが住むユラン大陸ではこれが現実だ。
ダガンは、魔族の血を引いている自分が嫌いだ。半魔にさえ生まれていなければ。せめて見た目だけでも魔族の特徴を受け継いでなければと、何度思ったかわからない。
しかし、半魔でなければここまで強くなり、ルナルシオンと巡り合うことも、魔王から人類を守ることも出来なかっただろう。皮肉な話だ。
勇者の絶対条件は『苦難に立ち向かう勇気を持ち、何があっても人類を守り抜こうとする魂』どれほど迫害され裏切られても、人類社会で人間と共に生きようと足掻いたダガンは、まさに勇者に相応しい魂だったのだ。
この魂を維持できたのは、ダガンの育ての両親と、見た目や力をありのまま受け入れてくれた三人のおかげだ。バルドレッド、テオドラ、そして彼らの子供であるルナルシオンの。
彼らはダガンを尊び、人間として扱い、更にルナルシオンは伴侶として愛してくれた。
いつまでも、自分の身体を嫌って粗末に扱うのは失礼だ。わかっているつもりだったが、今日の出来事で自分が上辺しかわかっていなかったと思い知った。
(しっかりしないとな。泣かせてしまった)
つらつらと考えていると、小さく扉を叩く音がした。独特の間隔がある。執事だと当たりをつけ、ベッドから抜け出して扉を開けた。
老練さと柔軟さを兼ね備えた執事は一目で状況を悟ったらしい。
「夕食をお持ちしましたが、ご不要でしたでしょうか?」
「いや、もらっておく。……わざわざお前が来るのは珍しいな。何かあったか?」
ダガンたちが寝室で食事をする時、運ぶのは召使いか侍女の仕事だ。食事の時間になっても二人が食堂まで来ないと、自然とそうなるようになって長い。だが、執事が食事を持って来たことは殆どない。
「何かあったと言いますか、心配だったと言いますか……」
理由に心当たりがありすぎる。ダガンは顔に血が集まるのを感じた。
「そういや聞いてたな。騒がせて悪かった。もう大丈夫だ」
「よろしゅうございました。ところでダガン様、僭越ながら元同僚として、一言申し上げてもよろしいでしょうか?」
執事はにっこりと笑った。同僚時代によく見た笑顔に、ゾワッと背中に怖気が走る。だが頷いた。言わせないほうがややこしくなる。『いい年してみっともない』『少しは落ち着け』『公爵としての自覚を持て』辺りを言われるかと思った。
しかし。
「もう少し、気を抜いて甘えることを覚えなさい。それがルナルシオン殿下の願いだと思いますよ」
「は?」
何を言われたか、一瞬わからなかった。執事は深いため息を吐く。
「どうせ貴方のことだから『自分の考えが適切じゃなかった』『もっとしっかりするべきだ』とか思っていたんでしょう。で、今は『もう十分気を抜いて甘えてる』と、考えていらっしゃる」
図星である。執事は固まったダガンに、夕食が乗ったワゴンを渡す。
「ルナルシオン殿下も我々も、貴方に守られているばかりの存在ではありません。貴方はもっと貪欲になっていい。と、いうかなりなさい。私たちは貴方の苦悩や葛藤を完全には理解できませんが、寄り添うことは出来ます」
ダガンは不覚にも目頭が熱くなり、そっぽを向いた。昔はともかく、今は周りに恵まれ過ぎだと思う。
「最初は貴方を恐れて嫌悪した私たちが、心からお仕えするようになったのです。貴方もいずれ乗り越えられる日が来ます。ルナルシオン殿下がたっぷり甘やかして下さるでしょうから」
「……そうか、そうだな」
ダガンは感極まりつつ、なんとか声を絞り出す。執事は微笑ましげに目を細めていたが……ビクリと肩を跳ねて後ろに下がった。どうしたのかと、ダガンが振り返ると眦を吊り上げたルナルシオンが居た。
「ダガン……ずいぶんホワホワした空気を出してるけど、浮気?」
「違う!」
「違います!」
見事に唱和したが、ルナルシオンはジト目だ。
「ふーん。本当かな」
「本当だ!俺にはお前だけだ!お前以外を愛することはない!信じてくれ!」
縋りついて叫ぶと、ルナルシオンは険しい顔を緩めた。
「ごめん。冗談だよ。私がいるのに構ってくれないから拗ねちゃった。ご飯食べよう。……巻き込んですまないね」
最後だけ執事に言い、ルナルシオンはダガンを寝室の奥に導いた。ダガンが後ろ手に扉を閉める。
締め出された執事はポツリと呟いた。
「ありゃマジだなあ。恋は盲目というか『夫を甘やかしていいのは自分だけだ』っていう宣言か。結婚して二年経ってもお熱いことで」
執事は朝のようにやさぐれた口調だったが、表情は柔らかかった。今夜は自分も愛妻とゆっくり話そう。そう思いながら、その場を後にしたのだった。
めでたしめでたし
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