25 / 36
蜜月の日々と宴の支度
宴の支度【8】*
しおりを挟む
「待ってる間、たくさん準備したんだ……見て……さっきも自分で……」
ルナルシオンは膝を曲げて脚を開き、自らの手で尻を掴んで持ち上げた。尻も他と同じように肉付きが良くなっている。反面、陰茎と睾丸は少し小さくなっているようだった。しかし、一番変化したのは窄まりだった。
窄まりは縁がぷっくりと赤く盛り上がり、薄らと縦に割れている。物欲しげにパクパクと開閉し、香油と体液が混じった汁が涎のように垂れていた。まるで、ダガンの剛直を食べさせてくれと言わんばかりだ。
ダガンは急激な喉の渇きと激しい動悸に襲われた。理性は霧散し、剛直が一気に熱く重くなる。
「……どんな風に触って、喘いだんだ?ルナルシオン……俺に見せてくれ」
ダガンは命じ、自らの服を脱ぎ捨て膝立ちになり、すでに反り返った自らの剛直を掴む。
「うん……見て……」
ルナルシオンは、ダガンの身体に熱っぽい眼差しを送りながら自慰を始める。細い指が、見せつけるように胸を揉んで乳首を摘む。もう片手の指が二本、窄まりに入って、いや、飲み込まれていく。
「あっ……ダガ……ンッ……!あぁっ!あっ!ひぃいっ!」
腰をくねらせ悶える様に、ダガンの剛直は限界を迎えた。ダガンは衝動に突き動かされるまま、荒っぽく自分の剛直を扱き、ルナルシオンの身体にかかるように射精した。
「あっ!熱っ!……ぁっ……っ!」
濃い精液がルナルシオンの白金の髪、恍惚とした顔、滑らかな白い肌を汚す。ダガンは自らの理性の悲鳴を遠くで聞いた。が、無視した。片手でルナルシオンの身体を起こし、頭を掴んで剛直を突きつける。精液まみれの尖った亀頭が柔い頬を擦る。ルナルシオンは躊躇なく口を開き、たっぷり出してなお芯を残した剛直を咥えた。
ちゅうちゅうと鈴口が吸い上げられ、赤い舌が亀頭を舐める。再び剛直が育つまであっという間だった。充分に張り詰めた剛直を抜き取り、ルナルシオンの頭を撫でてやる。
「いい子だ……次はどこに欲しい?どこを触られたい?」
わかりきった問いかけに蠱惑の笑みが溢れる。ルナルシオンは再び脚を開く。芯のない陰茎が揺れて先走りをこぼしたが、ルナルシオンの手はそれを邪魔そうに退かし、窄まりの縁を広げて誘惑した。
「ここ……さみしかった……ダガンの……で……うめて……あんっ!」
亀頭を窄まりに当てると、ぷっくりした縁が吸い付いた。すっかり性器として育った場所をぐりぐりと擦ってやる。
ダガンは荒い息を吐きながら問うた。
「何処に、何が欲しい?どうされたい?お前の望みを話せ。ルナルシオン」
「あっ……!やっ……ぁ……んんっ!……はぁ……ダガンの、おっきいの……おしりに……ください……」
「大きい何をだ?尻のどこにどうしたらいい?……どう言うかぐらいは知っているだろう?」
「あっ……!そ、そんな……は、はしたない……!」
それまでの奔放さが嘘のように恥じらう。ルナルシオンは基本的に上品な言葉しか使わないからだろう。しかしダガンは許さなかった。亀頭で窄まりの縁を抉りながら耳元でささやく。
「俺に教えてくれないのか?ルナルシオン……」
優しく追い詰める声に悲鳴混じりの声が上がった。
「わ、わたしの、おしりの……あな、に……き、きみの……おっきい……お、おちんちんいれてください……!……ひあああっ!」
ダガンは一気に腰をすすめ、窄まりを割り開き熱く熟れた肉壁を味わった。最後に繋がった時より、はるかにすんなりと入っていく。
「ひぃっ……!ひあぁっ……!」
ガクガクと痙攣するルナルシオンをじっくりと見つめながら、逃がさないよう手と手を絡める。縋りつくように握り返されるのに、胸が熱くなる。
剛直は後もう少しで根元まで入るが、熱い肉壁にしゃぶられて限界が近い。
「ルナルシオン……はぁっ……は……!」
ダガンは熱い息を吐き、息も絶え絶えに囁いた。
「……いいこだ……すごいな、ルナルシオン……もうこんな……こんなに、みだらな……からだに……おれが……かえた……」
「だって……すきだから……ダガンが」
金色の目から涙がこぼれる。
言葉は出てこない。自分の全てを受け入れる存在が愛しくてたまらない。
「さっき……あれに……みられて……やだった。さわられたくない……ダガンだけ……こんなこと……」
繋いだ手に力が入らなくなった。解放されたルナルシオンの手のひらがダガンの頬を包み、溢れる涙を受け止める。
「だから……なにをしても……だいじょうぶだよ」
ダガンは泣きながらルナルシオンの身体を強く抱きしめ、剛直を根元まで捻じ込んで射精した。
ルナルシオンは悲鳴じみた嬌声を上げながら、ダガンの全てを受け入れたのだった。
◆◆◆◆◆
本編最終話まで残り三話です。明日、三回連続更新して完結します。
ルナルシオンは膝を曲げて脚を開き、自らの手で尻を掴んで持ち上げた。尻も他と同じように肉付きが良くなっている。反面、陰茎と睾丸は少し小さくなっているようだった。しかし、一番変化したのは窄まりだった。
窄まりは縁がぷっくりと赤く盛り上がり、薄らと縦に割れている。物欲しげにパクパクと開閉し、香油と体液が混じった汁が涎のように垂れていた。まるで、ダガンの剛直を食べさせてくれと言わんばかりだ。
ダガンは急激な喉の渇きと激しい動悸に襲われた。理性は霧散し、剛直が一気に熱く重くなる。
「……どんな風に触って、喘いだんだ?ルナルシオン……俺に見せてくれ」
ダガンは命じ、自らの服を脱ぎ捨て膝立ちになり、すでに反り返った自らの剛直を掴む。
「うん……見て……」
ルナルシオンは、ダガンの身体に熱っぽい眼差しを送りながら自慰を始める。細い指が、見せつけるように胸を揉んで乳首を摘む。もう片手の指が二本、窄まりに入って、いや、飲み込まれていく。
「あっ……ダガ……ンッ……!あぁっ!あっ!ひぃいっ!」
腰をくねらせ悶える様に、ダガンの剛直は限界を迎えた。ダガンは衝動に突き動かされるまま、荒っぽく自分の剛直を扱き、ルナルシオンの身体にかかるように射精した。
「あっ!熱っ!……ぁっ……っ!」
濃い精液がルナルシオンの白金の髪、恍惚とした顔、滑らかな白い肌を汚す。ダガンは自らの理性の悲鳴を遠くで聞いた。が、無視した。片手でルナルシオンの身体を起こし、頭を掴んで剛直を突きつける。精液まみれの尖った亀頭が柔い頬を擦る。ルナルシオンは躊躇なく口を開き、たっぷり出してなお芯を残した剛直を咥えた。
ちゅうちゅうと鈴口が吸い上げられ、赤い舌が亀頭を舐める。再び剛直が育つまであっという間だった。充分に張り詰めた剛直を抜き取り、ルナルシオンの頭を撫でてやる。
「いい子だ……次はどこに欲しい?どこを触られたい?」
わかりきった問いかけに蠱惑の笑みが溢れる。ルナルシオンは再び脚を開く。芯のない陰茎が揺れて先走りをこぼしたが、ルナルシオンの手はそれを邪魔そうに退かし、窄まりの縁を広げて誘惑した。
「ここ……さみしかった……ダガンの……で……うめて……あんっ!」
亀頭を窄まりに当てると、ぷっくりした縁が吸い付いた。すっかり性器として育った場所をぐりぐりと擦ってやる。
ダガンは荒い息を吐きながら問うた。
「何処に、何が欲しい?どうされたい?お前の望みを話せ。ルナルシオン」
「あっ……!やっ……ぁ……んんっ!……はぁ……ダガンの、おっきいの……おしりに……ください……」
「大きい何をだ?尻のどこにどうしたらいい?……どう言うかぐらいは知っているだろう?」
「あっ……!そ、そんな……は、はしたない……!」
それまでの奔放さが嘘のように恥じらう。ルナルシオンは基本的に上品な言葉しか使わないからだろう。しかしダガンは許さなかった。亀頭で窄まりの縁を抉りながら耳元でささやく。
「俺に教えてくれないのか?ルナルシオン……」
優しく追い詰める声に悲鳴混じりの声が上がった。
「わ、わたしの、おしりの……あな、に……き、きみの……おっきい……お、おちんちんいれてください……!……ひあああっ!」
ダガンは一気に腰をすすめ、窄まりを割り開き熱く熟れた肉壁を味わった。最後に繋がった時より、はるかにすんなりと入っていく。
「ひぃっ……!ひあぁっ……!」
ガクガクと痙攣するルナルシオンをじっくりと見つめながら、逃がさないよう手と手を絡める。縋りつくように握り返されるのに、胸が熱くなる。
剛直は後もう少しで根元まで入るが、熱い肉壁にしゃぶられて限界が近い。
「ルナルシオン……はぁっ……は……!」
ダガンは熱い息を吐き、息も絶え絶えに囁いた。
「……いいこだ……すごいな、ルナルシオン……もうこんな……こんなに、みだらな……からだに……おれが……かえた……」
「だって……すきだから……ダガンが」
金色の目から涙がこぼれる。
言葉は出てこない。自分の全てを受け入れる存在が愛しくてたまらない。
「さっき……あれに……みられて……やだった。さわられたくない……ダガンだけ……こんなこと……」
繋いだ手に力が入らなくなった。解放されたルナルシオンの手のひらがダガンの頬を包み、溢れる涙を受け止める。
「だから……なにをしても……だいじょうぶだよ」
ダガンは泣きながらルナルシオンの身体を強く抱きしめ、剛直を根元まで捻じ込んで射精した。
ルナルシオンは悲鳴じみた嬌声を上げながら、ダガンの全てを受け入れたのだった。
◆◆◆◆◆
本編最終話まで残り三話です。明日、三回連続更新して完結します。
10
お気に入りに追加
130
あなたにおすすめの小説

飼われる側って案外良いらしい。
なつ
BL
20XX年。人間と人外は共存することとなった。そう、僕は朝のニュースで見て知った。
なんでも、向こうが地球の平和と引き換えに、僕達の中から選んで1匹につき1人、人間を飼うとかいう巫山戯た法を提案したようだけれど。
「まあ何も変わらない、はず…」
ちょっと視界に映る生き物の種類が増えるだけ。そう思ってた。
ほんとに。ほんとうに。
紫ヶ崎 那津(しがさき なつ)(22)
ブラック企業で働く最下層の男。悪くない顔立ちをしているが、不摂生で見る影もない。
変化を嫌い、現状維持を好む。
タルア=ミース(347)
職業不詳の人外、Swis(スウィズ)。お金持ち。
最初は可愛いペットとしか見ていなかったものの…?

完結·助けた犬は騎士団長でした
禅
BL
母を亡くしたクレムは王都を見下ろす丘の森に一人で暮らしていた。
ある日、森の中で傷を負った犬を見つけて介抱する。犬との生活は穏やかで温かく、クレムの孤独を癒していった。
しかし、犬は突然いなくなり、ふたたび孤独な日々に寂しさを覚えていると、城から迎えが現れた。
強引に連れて行かれた王城でクレムの出生の秘密が明かされ……
※完結まで毎日投稿します
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
【完結】冷酷眼鏡とウワサされる副騎士団長様が、一直線に溺愛してきますっ!
楠結衣
恋愛
触ると人の心の声が聞こえてしまう聖女リリアンは、冷酷と噂の副騎士団長のアルバート様に触ってしまう。
(リリアン嬢、かわいい……。耳も小さくて、かわいい。リリアン嬢の耳、舐めたら甘そうだな……いや寧ろ齧りたい……)
遠くで見かけるだけだったアルバート様の思わぬ声にリリアンは激しく動揺してしまう。きっと聞き間違えだったと結論付けた筈が、聖女の試験で必須な魔物についてアルバート様から勉強を教わることに──!
(かわいい、好きです、愛してます)
(誰にも見せたくない。執務室から出さなくてもいいですよね?)
二人きりの勉強会。アルバート様に触らないように気をつけているのに、リリアンのうっかりで毎回触れられてしまう。甘すぎる声にリリアンのドキドキが止まらない!
ところが、ある日、リリアンはアルバート様の声にうっかり反応してしまう。
(まさか。もしかして、心の声が聞こえている?)
リリアンの秘密を知ったアルバート様はどうなる?
二人の恋の結末はどうなっちゃうの?!
心の声が聞こえる聖女リリアンと変態あまあまな声がダダ漏れなアルバート様の、甘すぎるハッピーエンドラブストーリー。
✳︎表紙イラストは、さらさらしるな。様の作品です。
✳︎小説家になろうにも投稿しています♪
完結・オメガバース・虐げられオメガ側妃が敵国に売られたら激甘ボイスのイケメン王から溺愛されました
美咲アリス
BL
虐げられオメガ側妃のシャルルは敵国への貢ぎ物にされた。敵国のアルベルト王は『人間を食べる』という恐ろしい噂があるアルファだ。けれども実際に会ったアルベルト王はものすごいイケメン。しかも「今日からそなたは国宝だ」とシャルルに激甘ボイスで囁いてくる。「もしかして僕は国宝級の『食材』ということ?」シャルルは恐怖に怯えるが、もちろんそれは大きな勘違いで⋯⋯? 虐げられオメガと敵国のイケメン王、ふたりのキュン&ハッピーな異世界恋愛オメガバースです!
精霊の港 飛ばされたリーマン、体格のいい男たちに囲まれる
風見鶏ーKazamidoriー
BL
秋津ミナトは、うだつのあがらないサラリーマン。これといった特徴もなく、体力の衰えを感じてスポーツジムへ通うお年ごろ。
ある日帰り道で奇妙な精霊と出会い、追いかけた先は見たこともない場所。湊(ミナト)の前へ現れたのは黄金色にかがやく瞳をした美しい男だった。ロマス帝国という古代ローマに似た巨大な国が支配する世界で妖精に出会い、帝国の片鱗に触れてさらにはドラゴンまで、サラリーマンだった湊の人生は激変し異なる世界の動乱へ巻きこまれてゆく物語。
※この物語に登場する人物、名、団体、場所はすべてフィクションです。
男装の麗人と呼ばれる俺は正真正銘の男なのだが~双子の姉のせいでややこしい事態になっている~
さいはて旅行社
BL
双子の姉が失踪した。
そのせいで、弟である俺が騎士学校を休学して、姉の通っている貴族学校に姉として通うことになってしまった。
姉は男子の制服を着ていたため、服装に違和感はない。
だが、姉は男装の麗人として女子生徒に恐ろしいほど大人気だった。
その女子生徒たちは今、何も知らずに俺を囲んでいる。
女性に囲まれて嬉しい、わけもなく、彼女たちの理想の王子様像を演技しなければならない上に、男性が女子寮の部屋に一歩入っただけでも騒ぎになる貴族学校。
もしこの事実がバレたら退学ぐらいで済むわけがない。。。
周辺国家の情勢がキナ臭くなっていくなかで、俺は双子の姉が戻って来るまで、協力してくれる仲間たちに笑われながらでも、無事にバレずに女子生徒たちの理想の王子様像を演じ切れるのか?
侯爵家の命令でそんなことまでやらないといけない自分を救ってくれるヒロインでもヒーローでも現れるのか?
秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
めぐみ
BL
☆俺はお前を何度も抱き、俺なしではいられぬ淫らな身体にする。宿命という名の数奇な運命に翻弄される王子達☆
―俺はそなたを玩具だと思ったことはなかった。ただ、そなたの身体は俺のものだ。俺はそなたを何度でも抱き、俺なしではいられないような淫らな身体にする。抱き潰すくらいに抱けば、そなたもあの宦官のことなど思い出しもしなくなる。―
モンゴル大帝国の皇帝を祖父に持ちモンゴル帝国直系の皇女を生母として生まれた彼は、生まれながらの高麗の王太子だった。
だが、そんな王太子の運命を激変させる出来事が起こった。
そう、あの「秘密」が表に出るまでは。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる