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アサとリアの過去編
姉妹の物語
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俺は躊躇うことも無く、歌舞伎町の大通り
で叫んだ……。
「アサシンfamily俺はここだ!!!! 」
それを叫んだ途端、二人の男が俺の目の前
に現れた、そして、俺を気絶させた……。
「おーい 」
水を掛けられた、そして目覚めた俺
「アサか…… 久しぶりだな 」
「久しぶり!!元未来の旦那さん 」
平気そうな表情だな、だけどお前の心は
俺を殺したくて仕方ないはずだ
「今日は随分荒いな 」
「元未来の旦那さんって言うの言いづらい
からさ、アユって呼ばさせてもらうわ 」
「ああ 」
そして、アサの目つきは変わり、俺に
銃を見せてきた
「アユお前のこと拷問してから、殺そうと
思ったけど…… お前の身体つきを見て拷問
しても意味がないって分かった 」
流石、色々な相手を見て来ただけあるな
俺の事もすぐ分かるなんてな
「だからさ、アユの妹ちゃんだっけ
拷問しちゃうわ 」
それを言った瞬間、アユの目の前に
椅子に縛り付けられ、猿轡をしている
妹が現れた
「アサ 妹は関係ない、やるなら俺にしろ 」
「関係無くはないよ、家族なんだもん
連帯責任って奴だよ 」
俺もまた椅子に縛り付けられている為、
身動きが出来ない、しかもここは地下
音は響くが、当然上には届かない……。
「クソッ…… どうすれば 」
アサはニヤケ、そして妹の足にナイフを
向けた
「んーんんん!!んん 」
妹は泣いていた、暴れようとはしているが
身体が動かない
「無駄な抵抗はしないの!! 」
「アサやめろ!!!! 」
「は? 」
「やめろ…… 」
その瞬間、アサはナイフを妹の足に刺した
「んんんっ あああああああああ 」
膝にナイフが刺さってしまい……。
「妹ちゃんの声聞く? 」
そして、妹の猿轡を外すアサ
「お兄様…… 助けて 」
「助ける、だから待ってろ 」
泣き喚く妹、それをただ黙って見ている
俺、もう耐えられない……。
「頼む…… 止血だけでも 」
「無理…… 」
その瞬間、リアが現れた、そしてリアは
すぐに止血する処置を妹にした
「リア…… 何でお前がここに…… 」
アサはリアを見つめ、そして感動の再会
かと思っていたが、アサはリアを睨んだ
「お姉ちゃん、シンが死んだのも
自業自得だよ 」
「リア 何しに来たの? 」
そして、リアは睨んだアサを見て、落ちついた表情をした
「ねぇ お姉ちゃん ちょっとだけ昔話を
しない? 」
そして、リアは口を開け、昔の話をし始めた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私達姉妹は、アメリカの貧困街で
生まれたんだよね、そして二人でずっと
生きて来たんだよね……。
「ねぇお姉ちゃん お腹すいたよ 」
「リア ちょっと待ってて 」
お姉ちゃんはいつも勇敢で、私の為に
いつも身体張ってくれた、私はいつも
頼ってばかりで
「これ食べな 」
お姉ちゃんは服の裏に詰めるだけ、詰めた
パンを妹に食べさせてくれた
「お姉ちゃんだいすきっ 」
私もまたそのパンを食べた、だって
そうしないと生きてなんていけなかった
「クソッあのガキどこいった 」
いつも、いつも、追われていたけど
惨めだなんて一回も思わなかった、普通の
暮らしに憧れたりもしなかった、だって
私達は普通の人なんかに負けない程の
楽しさがあったんだから
毎日刺激的だったよね
「リア逃げるよ!! 」
いつもいつも走ってたけど。
「うん 」
ねぇお姉ちゃん ライさん覚えてる?
私達のお父さん。
「待てや、このガキ 」
「おい!見つけたぞ 」
私達が追い込まれて、行き止まりに
の方に行って、身動きが取れなかった
時
「これだから貧民街のガキは嫌いなんだ 」
「いつも迷惑ばかりかけやがって 」
そして、私達を殴ろうとした瞬間
ライさんが来てくれたんだよね
「フッ 大人が勢ぞろいで何をしている
のかと思えば…… ガキを追い込んで暴力か
本当汚い時代だよな 」
「ライは黙ってな 」
そして、その瞬間、ライと言う人物は
みんなにお金を配った
「欲をかいた 可哀想な人達に私は
お金をあげた、そして私はこう言う……
その金持って消えな 」
そう、ライが言うと、皆は消えた
「行くよ…… リア 」
「お姉ちゃんお礼言わないと 」
「ダメよ!私達を無償で助ける人なんて
居ないんだから 」
そして、ライの前から逃げ去ろうと
した瞬間
「おい!お前ら お礼も言えない程
零落してんのか? 」
「れいらく? 」
「あ、ごめん…… まぁ簡単に言うなら
お礼も出来ないぐらいのバカなのか? 」
そう言うと、お姉ちゃんはカチンと来て
そのままの勢いでお礼をしたよね
「ありがとうございました!! はい
これでいいんでしょ? 」
「お前なぁ…… 」
ライはお姉ちゃんを持ち、頭をグリグリ
した
「助けて貰ったら、お礼をするのが
当たり前なんだよ!! 」
出会いはいい感じでは無かったよね?
で叫んだ……。
「アサシンfamily俺はここだ!!!! 」
それを叫んだ途端、二人の男が俺の目の前
に現れた、そして、俺を気絶させた……。
「おーい 」
水を掛けられた、そして目覚めた俺
「アサか…… 久しぶりだな 」
「久しぶり!!元未来の旦那さん 」
平気そうな表情だな、だけどお前の心は
俺を殺したくて仕方ないはずだ
「今日は随分荒いな 」
「元未来の旦那さんって言うの言いづらい
からさ、アユって呼ばさせてもらうわ 」
「ああ 」
そして、アサの目つきは変わり、俺に
銃を見せてきた
「アユお前のこと拷問してから、殺そうと
思ったけど…… お前の身体つきを見て拷問
しても意味がないって分かった 」
流石、色々な相手を見て来ただけあるな
俺の事もすぐ分かるなんてな
「だからさ、アユの妹ちゃんだっけ
拷問しちゃうわ 」
それを言った瞬間、アユの目の前に
椅子に縛り付けられ、猿轡をしている
妹が現れた
「アサ 妹は関係ない、やるなら俺にしろ 」
「関係無くはないよ、家族なんだもん
連帯責任って奴だよ 」
俺もまた椅子に縛り付けられている為、
身動きが出来ない、しかもここは地下
音は響くが、当然上には届かない……。
「クソッ…… どうすれば 」
アサはニヤケ、そして妹の足にナイフを
向けた
「んーんんん!!んん 」
妹は泣いていた、暴れようとはしているが
身体が動かない
「無駄な抵抗はしないの!! 」
「アサやめろ!!!! 」
「は? 」
「やめろ…… 」
その瞬間、アサはナイフを妹の足に刺した
「んんんっ あああああああああ 」
膝にナイフが刺さってしまい……。
「妹ちゃんの声聞く? 」
そして、妹の猿轡を外すアサ
「お兄様…… 助けて 」
「助ける、だから待ってろ 」
泣き喚く妹、それをただ黙って見ている
俺、もう耐えられない……。
「頼む…… 止血だけでも 」
「無理…… 」
その瞬間、リアが現れた、そしてリアは
すぐに止血する処置を妹にした
「リア…… 何でお前がここに…… 」
アサはリアを見つめ、そして感動の再会
かと思っていたが、アサはリアを睨んだ
「お姉ちゃん、シンが死んだのも
自業自得だよ 」
「リア 何しに来たの? 」
そして、リアは睨んだアサを見て、落ちついた表情をした
「ねぇ お姉ちゃん ちょっとだけ昔話を
しない? 」
そして、リアは口を開け、昔の話をし始めた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私達姉妹は、アメリカの貧困街で
生まれたんだよね、そして二人でずっと
生きて来たんだよね……。
「ねぇお姉ちゃん お腹すいたよ 」
「リア ちょっと待ってて 」
お姉ちゃんはいつも勇敢で、私の為に
いつも身体張ってくれた、私はいつも
頼ってばかりで
「これ食べな 」
お姉ちゃんは服の裏に詰めるだけ、詰めた
パンを妹に食べさせてくれた
「お姉ちゃんだいすきっ 」
私もまたそのパンを食べた、だって
そうしないと生きてなんていけなかった
「クソッあのガキどこいった 」
いつも、いつも、追われていたけど
惨めだなんて一回も思わなかった、普通の
暮らしに憧れたりもしなかった、だって
私達は普通の人なんかに負けない程の
楽しさがあったんだから
毎日刺激的だったよね
「リア逃げるよ!! 」
いつもいつも走ってたけど。
「うん 」
ねぇお姉ちゃん ライさん覚えてる?
私達のお父さん。
「待てや、このガキ 」
「おい!見つけたぞ 」
私達が追い込まれて、行き止まりに
の方に行って、身動きが取れなかった
時
「これだから貧民街のガキは嫌いなんだ 」
「いつも迷惑ばかりかけやがって 」
そして、私達を殴ろうとした瞬間
ライさんが来てくれたんだよね
「フッ 大人が勢ぞろいで何をしている
のかと思えば…… ガキを追い込んで暴力か
本当汚い時代だよな 」
「ライは黙ってな 」
そして、その瞬間、ライと言う人物は
みんなにお金を配った
「欲をかいた 可哀想な人達に私は
お金をあげた、そして私はこう言う……
その金持って消えな 」
そう、ライが言うと、皆は消えた
「行くよ…… リア 」
「お姉ちゃんお礼言わないと 」
「ダメよ!私達を無償で助ける人なんて
居ないんだから 」
そして、ライの前から逃げ去ろうと
した瞬間
「おい!お前ら お礼も言えない程
零落してんのか? 」
「れいらく? 」
「あ、ごめん…… まぁ簡単に言うなら
お礼も出来ないぐらいのバカなのか? 」
そう言うと、お姉ちゃんはカチンと来て
そのままの勢いでお礼をしたよね
「ありがとうございました!! はい
これでいいんでしょ? 」
「お前なぁ…… 」
ライはお姉ちゃんを持ち、頭をグリグリ
した
「助けて貰ったら、お礼をするのが
当たり前なんだよ!! 」
出会いはいい感じでは無かったよね?
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