ヤンデレの妹がマジで俺に懐きすぎてだるい。

クロエ マトエ

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最終決戦編

最終話 愛衣のこれから

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「脱げよヒャヒャヒャヒャ!!!!!」
そして、愛衣は鉄格子から出てきた
それはジャックが鍵で開けたから。

愛衣は健太を抱き締めた、久しぶり過ぎる
程のぬくもりを泣きながら肌に感じていた。

「お兄ちゃん…… 」

「愛衣…… 」

そして、ジャックはそれをイライラとした
表情で見つめていた。

「何で俺らがお前達のクダラナイ金にも
なりはしない兄妹劇を見ないといけない
訳!ヒャヒャヒャヒャ!!!!!」

ジャックはまた銃を出して、そしてそれを
二人に向けた、木山は愛衣を庇うように
前に出た。

愛衣の手は震えていた。

__


__

そして、夜風が肌寒く、風が吹き荒れて
いて、それでもアリスは突然と姿を消した
木山を探していた。

「どこいったんだ…… 」

アリスはただ無我夢中で探していた、
空はもう真っ暗だって言うのに
街灯の灯りだけを目指して。

「絶対に見つけるからな、待っておれ
お前は私を守ると言ったのだから」

__

__

ゴクハン

極悪犯罪課 改めてガイアナ対策室へと
移り変わる。

そして、突然に対策室の電話機が音を
鳴らす。

「はいこちらガイアナ対策室」

そして、少しが間が開くと。

「もしもし」

「五反田のB3区にある廃工場地帯の中の
一番大きいところにガイアナはいる」

と、言うとその通話は切れた。

「誰だ今のは」

「逆探は?」

「短過ぎて無理です!」

そう言うと、対策室の本部長

「とりあえず通報があった場所に全力武装で
立ち向かえ」

「了解!!」

__

__

玉城と高城はまだ戦っていた、そしてふと
高城はモニターの画面を見たそしたらそこは
完全なる地獄と化していた。

「何で服脱いでんだよ…… 」

と、余所見をしていると、玉城の蹴りを
顔面でくらう事になってしまった高城
だが、びくとも動かずに制止してしまった。

「どこ見てんの高城?」

そして、高城はまた別の異常にも気が付いた
誰だコイツら、この3人は誰なんだ?

「ンフフッ キニナルー?」

高城はガイアナを見つめ、そして玉城は
それを気にせずに蹴りだパンチだ仕掛け
て来る、そして高城は怒りか何かは
わからないが突然とした力で玉城の髪を
引っ張り床に顔面ごと叩き付けた。

「後でいくらでも相手してやるから
とりあえず玉城お前は動くな!!!」

火事場の馬鹿力と言った所だろう。

「アレハネ~カイガイのエリスグリノ
メンバー!」

「マルセスって野郎よりも強いのか?」

「ン!マルセスナンテカスダヨ!」

あの強さでカスとか何言ってんだ、じゃあ
あそこにいるのは怪物か?怪物なんかよりも
恐ろしい何かなのかそれは何なんのかすらも
分からないけど。

「…… 」

「ナイスナゼツボウフェイス!」

ガイアナは高城の肩をポンと叩いて
そして、木山達がいる場所へと向かおうと
したその時高城はそのガイアナの手を掴み
そのまま地面に投げた、綺麗に背負い投げが
決まった。

「トツゼンダネ~」

そして、高城はガイアナの胸ぐらを掴んだ。

「何をする気だ」

「ナンデショウ?」

「まだあの兄妹を危害を加えるのか、てかよ
最初の約束はどこにいったんだよ」

「シラナイ~ ダッテアイツラガカッテニ~
キタダケダカラ~!」

「そんな言い訳が通ると思ってんのかよ
ガイアナ!」

そしたらガイアナは高城手を払い、そして
頬をビンタした。

「アト キタナイテデフレルナ」

「玉城の血が服に付着したかそれは
すまない…… 汚ねぇ女には汚ねぇが似合う
かと思ったからさ」

「ハァ~ ナンデスカ?ソノバレバレナ
ケンカノウリカタハ?ソレデワタシガ
ドウニカナルトオモッテル~?」

「どうにかなるなんて思ってねーよ、
ただ、本当の事を言っただけだ、ガイアナ
お前はただの性格がひん曲がってるだけの
女だよ…… 怖くもなんともない」

「ンフフッ!」

そして、ガイアナはその部屋から去った
その後を追おうとしたら気絶しているかと
思ってた玉城が高城の足を掴んだ。

「まだ私死んでないよ」

「もう長いな…… 」

__

__


警察官が肩をポンと叩いた、そして白髪の
美女はそれに対して振り向いた。

「アサさんですね?」

「そうだけど…… 何ですか?」

「アサシンファミリーって現在どうなって
ますか?活動実態がわからないとこちらと
しても困るんですよね」

「サツに話す事なんか一つもねーよ」

そうすると、その警察官はニコニコと笑い

「話してくれないと困るんですよ!!」

ビリビリ ビリビリッ!!!!!

改造スタンガンを腹に当て、アサは気絶
した、

「何だよ、てかこいつらサツじゃない…… 」

そして、その警察官は黒いバンにアサを
乗せてその場から去った。

__

__

「いいからさっさと始めろよ俺はな探究心が
人一倍あるんだよ、何にでも興味がある!
死体の解剖から薬の効果も何もかもそれが
悪い事ならもっと!もっと!興味がある!
勃起しちまうくらいヒャヒャヒャヒャ!!!
!!」

愛衣の手は震えていた、木山の服を掴んで
そして離さないくらいに。

ガイアナが登場した。そしてガイアナは
兄妹を見て。

「ジャックガイッテタコトヤレヨ」

それを聞いているガランドは後ろで大爆笑
をしていた。

「ガイアナウッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!鬼畜だな!」

そして、愛衣は唾を飲み込み、服を脱いだ。

「愛衣何やってんだよ…… 」

泣くかと思っていた愛衣はそこには居なくて
覚悟だけがある愛衣がそこには居た。

「お兄ちゃんヤろ?」

これしか方法が無いのか、果たして妹と
性行為をしたとしてってやばい考えれば
考える程に気持ち悪くなって来る。

「ごめん…… 」

大粒の涙を流す兄、みっともないと言えば
そうなんだろうもうここに居るG連合の
メンバーを倒す程の力は残っていない。

「…… 私はお兄ちゃんが大好きだから」

愛衣は健太の服を脱がし始めた、そして
それを見た海外からの選りすぐりのメンバー
は大爆笑をしていたお笑い番組を見るような
感覚で。

「僕もだよ愛衣…… 」

そして、吐き気と不快感で今にでも口から
何かが飛び出しそうな勢いだけど。

「お兄ちゃん私綺麗?」

愛衣の身体は綺麗と言うには余りにも
程遠くて身体の至る場所には傷があって
そして、腕にも生々しいリスカ痕、だけど
綺麗以外に言う言葉も無かった。

「綺麗だよ」

そして愛衣は下着を脱いで、裸になり
健太も愛衣に脱がされるがままに裸がになり
愛衣は健太の腹の上に座り。

「いれるよ…… 」

うっ、気持ち悪いだけど。

なんかあたたかい。


「んっ! はいった…… アッ ン…… 」

__

__

玉城は起き上がりそして蹴りを入れようと
したその時に。

「いれやがった……!」

玉城もそのモニターを見ていた、そして
高城は涙を流す事しか出来なかった。

「木山ごめんなぁ…… ぅぅ」

何をやってんだよ、俺は、馬鹿野郎
人を守るどころかまた失うのか。

「泣いている暇はあるの?」

玉城は足を高城の顎を目掛けて高く蹴り上げ
ようとしたら玉城のその靴の先端部分を
手で掴み。

柚子…… リア…… 俺にもう失わなくても
いいくらいの力をくれ、この一度きりで
いいからだから頼むよ。

そしたら誰かが優しく高城の背中を押した。

「何だ今のは…… 」

「いつまで足を持ってんの高城お前もしかして足フェチなの?」

高城は足離した、そしてそのまま高くまるで
トランポリンに乗ったようなそれくらいの
何かに近いくらいに飛び玉城の顔に
パンチを決めた。

「これで終わりだあああああああ」

玉城はフラつきながら、そしてニヤッと
笑い。

「何だよこれでも倒れないのかよ」

その瞬間に玉城は前のめりに倒れた。

__


__


「本当にヤッてる!ヤッてる!!
ヒャヒャヒャヒャ!!!!!」


金髪の青目の爽やか系イケメンは冷たい目で。

「考えらんないし、なんかキモイわ!」

「うるせーよ!クロガレア!!!」

と、銃を向け、頭に撃ち
クロガレアは一瞬のうちに死んだ。

「ヒャヒャヒャヒャ!!!!!あーまた
俺は人を殺してしまった、しかも大切な
仲間をヒャヒャヒャヒャ!!!!!」

健太と愛衣は二人だけの空間を勝手に作り
音の一切を遮断した。

「……やばい気持ちいい」

「きてもっと…… ンンン」

それが20分近く続いた今、ジャックは
不快な顔をし始めた。

「飽きたな…… ヒャヒャヒャヒャ!!!!!
そろそろ死んで貰うか」

そして、ジャックは木山の頭に銃を向けて
放った。

そしたらその血が愛衣の顔にかかり

「お兄ちゃん…… お兄ちゃん!
いやああああああああ!!!!!」

ガイアナは笑っていた。

「ソロソロヨガアケルネ~ アッハッハッハ
ヒサビサニーイイモノガミレタ~」

と、なった瞬間に一斉に各方向の扉が
開いた。

「G連合おとなしくしろ!お前らは包囲
されている!!!」

「何だこの血生臭さは」

そしたら警察官が

「銃で撃たれてる仏が二体…… 全員
捕まえろ!!!」

そして警官と特殊部隊がガイアナ含む
幹部メンバーを全員逮捕して、そして
ガイアナをずっと追いかけていた本部長は。

「やっと捕まえたぞガイアナ!お前の余罪
はどれくらいあるんだろうな~?20年は
出れないと思えよ」

ガイアナが捕まる所を見た高城は安心した
のか、そしてそれでもこの事件の悲惨な
結末を高城は知ってしまった。

「俺が巻き込まなければ…… 俺が強かったら、こんなにも、木山ごめん……ぅぅ
ごめん ごめん ごめん 」

ただ謝る事しか出来なかった、そして高城は
その場から消えた、警察と話す事もしない
ままに。

警察官は、あたりを見回しながら。

「あれ?ここに誰かいなかったっけ?」

高城は去った。

玉城とシロはそのまま警察病院へと
運ばれた。

そして、そのサイレン音に駆けつけたのか
アリスがそこには立っていた。

「木山…… 何故お前が死んでいる?
守ると言ったではないか!!!」

そして、ガイアナはアリスを一瞬だけ見つめ
てそしてニヤッと笑って、パトカーの中へと
入っていた。

「事情聴取の為署まで御同行お願いします」

「…… はい」

女性捜査官が愛衣にタオルを被せて
事情聴取の為、署へと連れていく。

そして、木山とクロガレアの遺体が運ばれて行った。

一か月後。

「お爺ちゃん外寒いでしょ?」

「寒いな…… 」

ホームレスのお爺ちゃんに喋りかける
愛衣が居た。

「でもね、もうすぐで春が来るから
そしたら暖かくなるね!」

「そうか、桜がもう少しで見れるのか
ありがとうねお嬢ちゃん教えてくれて」

そして、愛衣は春を思いながらそして
家に帰る道の途中にアリスが立っていた。

「アリスちゃんだよね?」

「お前は誰だ?」

「木山の妹の愛衣です…… 」

「お前が木山の妹なのか」

そして、春の風が飛び、季節もまた
変わろうとする、鳥の囀りも木々の匂いも。

春という季節がまた新たな物語を運ぶ。

「ねぇ?アリスちゃん私と一緒に暮らさない?」

アリスは満面な笑みで。

「暮らす…… 」


お兄ちゃんが守りたいと思った子なんだよね?

なら私がお兄ちゃんの代わりになって
守るから。

だから、お兄ちゃん私達の事空の上から
見守っていてね。




















3年もの間、読んで頂けた事感謝致します。
本当にありがとうございました。
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感想 4

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みんなの感想(4件)

山代裕春
2022.03.02 山代裕春

お気に入りさせていただきます

解除
Misaka
2022.01.15 Misaka

遅くなりましたがお疲れ様でした。クロエさんの小説はやはりいいですね。ラストの木山の強さには驚かされました、高城も最後は決めてくれてよかったです。最高に面白い作品をありがとうございました。自作があれば期待して待っておきます。

解除
びーたー
2018.07.17 びーたー

ヤンデレは…いいですね

クロエ マトエ
2018.07.18 クロエ マトエ

ありがとうございます。
アニメでも最近ヤンデレを見なくなった
ので、自分が書いてみようと
思いました!

解除

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