人質同然だったのに何故か普通の私が一目惚れされて溺愛されてしまいました

ツヅミツヅ

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 アナバスとレイティアは王の間の寝室にて、語り合う。
「で、王太子殿達とはどんな話をした?」
 アナバスはベッドに横たわり、頬杖をついてレイティアに問いかけた。
「主にマグダラスの現状とグリムヒルトの内陸部について、詳しくお訊ねしました。……他国の王太子殿下から自国の実情をお聞きするなんて恥ずかしい事ですけど……」
 レイティアはそう言いながらアナバスの横に薄い羽根布団を捲って潜り込んだ。
「お前は輿入れしてから日も浅く視察にもまだ出た事がない。国情を全て見知るには時間がかかる。焦る事はない」
 いつもの様にアナバスは横になったレイティアの頬に触れた。
「……あ、あの、……アナバス様?」
「なんだ?」
「今夜は……どうかお許し下さいませんか……?」
何故なにゆえだ? まだ月のものには早いだろう?」
 レイティアは顔を真っ赤にして逸らした。
「……その、し、神獣様の気配を凄く近くに感じて……、み、見られている様な気分になるので、は、恥ずかしいのです……」
 巫女としての素養の強いレイティアは神獣の放つ気配に敏感で、その存在を強く感じる。
 アナバスは構わず背けられたレイティアの顎を優しく引き戻し、そして口付けた。
「……ん……んんっ……」
 アナバスの舌はレイティアの口腔内に侵入していく。今夜はいつもよりもじっくりねっとりと侵す。
 何度も角度を変えて、唇を吸われ、舌を吸われる。
 胸の前に握られていた両手もいつの間にか顔の横に連れて行かれてしっかり指同士が絡み合う様に握られている。
 クチュクチュと舌の絡み合う水音が室内に響いて、レイティアはその音と自分の息継ぎだか吐息だか喘ぎ声だかわからない声とを、その耳に拾って恥辱感が込み上げた。
「……ん……んふぅ……ん……」
 長いキスがやっと終わったと思ったら、レイティアの耳元にアナバスの唇が寄せられる。
 アナバスはレイティアの耳朶を軽く喰み、舌を耳輪に沿わせた。
 レイティアにゾクリと悪寒にも似た快感が軽く走る。
 そのまま耳元で囁きかける。
「見せてやれば良い。なぁ? アナティアリアス」
 レイティアの身体がピクリと反応する。
「あ……、ダメ……。真名は呼ばないで……」
 アナバスはレイティアのローブの腰紐を片手で器用に解く。
 ローブを捲ると大きくも小さくもない、形の良い胸が顕になる。
「アナティアリアス。お前は儂のものだ。その魂までも」
 その胸をいつもの様に揉みしだいていく。
「あ……あ……ダメ……。真名は呼ばないで……」
「お前は儂だけ感じておればいい。儂を求めろ」
 アナバスのその言葉を耳元で受け止めたレイティアの瞳はとろりと色に溺れる様に蕩け始める。
 いつもとはちがう顔つきのレイティアにアナバスは気がついた。
 いつもなら、恥ずかしそうに顔を背け、涙目で上目遣いに覗き見る。
 こんなに早く色に溺れてしまう事など今までにはなかった。
 可愛い胸の双丘の先端にある小さな蕾はもう既にツンと勃っている。
 アナバスはそれを口に含んで舌でゆっくり転がし始めた。
「……あ、は……、ぅん……」
 指を絡め繋いだ左手に力を込めると、レイティアも握り返す。
 アナバスの右手はもう片方の双丘へ進む。そして揉みしだいて先端の勃ったピンク色の小さな蕾を探り当てる。
 蕾を摘んでやるとレイティアは吐息に似た喘ぎ声を吐いた。
「……は……、あん……あ、あぁ……」
 いつもならこの段階では小さく抵抗する様に脚を擦り合わせ、侵入を拒む。
 しかし今日は自ら脚を開いてアナバスの脚が挟み込まれるのを受け入れた。
 じっくりとレイティアの双丘を堪能して、蕾を吸い上げた舌をそのまま下腹部へとゆっくり這わせる。
 脇へ、腹へ、臍へ、腰へと、順々に感じさせて、焦らす。
「あん……、ああぁ……、あ、あん……」
 レイティアはシーツを握りしめてその焦らされる快楽に身悶える。
「あ……ア、アナバスさまぁ……」
 ウットリとした瞳でアナバスを見つめる。その瞳は扇状的で、アナバスを大いに煽り立てた。
 邪魔なローブを脱がし、レイティアの足首を掴み、これ以上はない程拡げてやると、もうレイティアの花弁からはぬるりとした、蜜が溢れそうになっている。
「今夜のお前はいつも以上に可愛いな」
 蜜壺と化したレイティアの花襞に指を一本だけ入れてやった。
「あっ……ん……んん……」
 指を動かしてやるとほんの少しだけレイティアの身体がピクンと跳ねる。
 そして指の動きに合わせて腰も小さく動かされる。
「ああぁ……、あ……、ア、アナバスさまぁ? もっとぉ……」
 とろりとした瞳を向けて、アナバスに快楽をねだる。
 初めて見る快楽を貪欲に求めるレイティアにアナバスの身体中にゾクリとした欲求が駆け巡った。
 今すぐにでもメチャクチャにしてやりたい衝動を抑えて、じっくりゆっくり焦らして焦らして乱れさせてからメチャクチャにしてやる事に決めた。
 指をもう一本増やしてやると、指に吸い付く様にレイティアの花襞はキュンと蠢動した。
「っあっ……!」
 そして更に花襞のざらついた膨らみを指で撫でてやる。
「あんっ! そこっ……! そこっ……!」
 ギュッとシーツを握りしめるレイティア。快楽を貪る扇状的なその姿はアナバスを満足させた。
 そのままじっくり撫でて、快楽に導く。
 レイティアの腰は少しずつ浮き始めて、花襞からぴゅしゅりと小さく潮が吹かれた。
「ああぁぁあ……っ!!」
「達したか。どうだ? もう欲しいか?」
 レイティアはアナバスのその言葉に眉を下げて瞳に涙を溜め、懇願する様に答える。
「はい……、欲しいです……、アナバス様が、欲しいんです……」
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