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93、閑話 -喝破2-
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俺は頬杖をついて2杯目の樽杯を手に取る。
「でも、少しでも隙見せたら貰って行こうって決めてるけどね」
「え⁈ なにそれ⁇ 逆臣発言聞いちゃった⁈」
さも楽しそうに外相が囃す。
「正直ティア様の立場って相当危ういんだよね。そりゃそうだよ、たかだか『地の民の姫』で後ろ盾は実質ご寵愛のみ。それが原因で女を敵に回し兼ねない。更にそれに加えてティア様の主張そのものがこれまた敵を作り易いんだよ」
「ま、世の理よね、『真っ当なもの程潰される』ってか?」
「そ。だからこそ、寵愛する御本人にキッチリ守ってもらわないとね」
外相が2杯目の葡萄酒を呷る。
「女一人守れない様な甲斐性なしに何も惚れた女譲ってやる気はないからね。その時は逆臣とでも何とでも言えばいいよ」
「トコロが‼︎その甲斐性があるから、これまたタチが悪いのよね~~。残念でした」
「そうなんだよね、いや、まぁその方がいいんだけどね」
「まぁ、なんだかんだ言って私達のご主人様だもの」
「ホントに」
「まぁでもそもそもがさ? アナバス様も悪いのよ。今までの素行が悪過ぎる。
あんたと違って女に対するフォローなんて全くないもんね、鬼畜の所業よ、あれは。アガターシェ撒いちゃうくらいには恨むってもんよ。
今まで誰一人として特別扱いしなかったから保ってた均衡だった訳でしょ?
もう少しこう……上手くは出来なかったのかしらね?」
「そこはさっきの言葉をそのままお返しするよ。わかってないね」
「へぇ~~?聞かせてみせなさいよ」
「アナバス様が妾妃様方にフォローしなかったのは、彼女達が愛してるのが「国王」だからだよ」
「て、言うと?」
「だって王は奉仕されて当然でしょう? 彼女達は王の子供を産む為にそこにいる訳だから。お渡りがあってそれで互いの役割は成立してる。その代わりに王は民に対して責任を果たす。それでいいでしょ? だって王は全ての民の物だからね。俺の女遊びとは根本的に違うよ。」
俺は葡萄酒で唇を潤す。
「ティア様と妾妃様方との大きな違いは、『王族の苦悩』を理解してるか、してないか、なんだよね。
ティア様はアナバス様が『王である事』を誰よりも理解したその上で、『人間としての苦悩』も理解してるんだと思うよ。
ティア様はやっぱり『王女』なんだよ。
王として接されるなら、民と対峙すれば良い。でもティア様は人として接してくる。
そりゃ人として愛おしくもなるでしょ。そんな人初めてだろうしさ。
まぁ、何が凄いって、これらの事をティア様が無意識でやってる所だね」
外相は頬杖をついて俺に向き直る。
「それってさ? あんたも同じ理由でティア様に惹かれたって事でしょ?」
「ん~~……まぁ、そうだね」
「名家に産まれるってそんなに煩わしいもん?」
「そりゃもう‼︎ 爺婆共がどうだとか関係ねぇっての!」
「ごめん、言ってる事はわかったけど、理解は出来ないわ。それが惚れる理由になるなんてホントわかんない。
所詮私は地方官吏の娘だからねぇ。家も何もないもの。結婚せっつかれる事もないし」
はたと思いついた様に外相が人差し指を立てる。
「あ! 結婚って言えばさ? あの御家騒動まだ続いてんの? 結婚して家継ぐとかなんとか」
「ああ~~~~……あれ? 続いてるよぉ~~……? 何で三男坊が家継がなきゃなんねぇんだっての‼︎」
外相は満面の笑顔だ。この話題は楽しくて仕方ないらしい。
「勝手気儘な三男坊なんかになーーーーんも期待なんかしてなかっただろうに、中将で宰相なんて大出世だもの。そりゃ掌も返すってなもんよ。あんたの母上、現金ね~~。超下品」
「だろ? そりゃ長兄殿は大佐だけども俺より堅実で良い仕事するよ? 俺の仕事なんてギリギリ帳尻合わせの連続だよ?
うちはさ、ヴィスト家の中でも武門色が強くてねぇ~~。陰では色々言われてる訳だ。
俺が宰相になった事で狂喜乱舞だよ。母上殿は一番欲しかった肩書きを手に入れたって訳だ。
挙句、陛下に御子がいないから、変な野心抱いちゃってるし。俺の継承権なんか一体何番目だよってくらい遠いっての‼︎
そもそも俺はアナバス様が王じゃなきゃさっさと全部やめて出奔するわ」
外相はカラカラと笑い出す。
「あんたの母上、あんたが宰相になった理由、ジャンケンで負けて嫌々だって知ったら卒倒するんじゃない⁈」
「いや……寧ろ誰か伝えて下さいって感じだよ……
それ以来長兄殿はよそよそしいしさぁ~~……。あの人真面目だからなぁ。きっとクソ真面目に色んな事考えてんだろうなぁ~~……。
家なんてもん束ねるのは長兄殿の方がよっぽど向いてるっての」
「確かにあんたに御当主様なんて向いてないわね。私だったらあんたは除外だわ。でも長兄さん、そんな塩梅だったら仕事やりにくいんじゃない?」
「やりにくいなんてもんじゃないよ。そりゃ俺今は宰相職がほぼメインだから?
直に長兄殿に指示する事なんかないからさ、いいケド。」
俺は頬杖ついてチーズを口に運ぶ。
2杯目の樽杯はもう半分もない。
「たまーーーーに外殿で会うとさ、頭とか下げられちゃって尊称で敬語だよ?どんだけ微妙な気分になるか……。次兄も似た様なもんだしさ……」
「やっぱりそうなんだぁ~~。私、兄姉居なくてホントよかった」
外相も半分もない葡萄酒を呷った。
「ホント……職場に兄弟いるなんて最悪だよ。これこそあの家に産まれて損した事の一つだよ。
たまに暇貰って帰ったら見合い相手が見つかっただの何だのってさぁ~~。もういいってのっ‼︎」
「…………それで、家に帰るのも居館にいてアナバス様に呼びつけられるのも嫌で、娼館行って女漁ってるって訳ね」
話の雲行きが怪しい。
これは話が逆戻ってしまう流れだ……。
「挙句、女の子丸々買い上げて他の客取らせないんでしょ? 娼婦って商売してる娘にとって、それがどんだけ残酷な事かあんたわかってんの?」
俺は外相から目を逸らす。
「……はい……」
俺は溜息をつく。天井を仰いで呟く。
「勝手だって、わかってる。でも……絶対嫌なんだよ、俺以外の誰かに触れられるのは。
俺と別れる時自由にしてあげるから、その代わり苦界にいる間くらいは、俺にだけ縛られて欲しいんだ。身も心も」
「自分は他の女に惚れてる癖に娼婦には俺に惚れろですって?
ホント勝手もいいトコね。あんたフォロー間違えたら刺されても文句言えないわよ?」
「わかってるよ。だからその覚悟はしてるってば」
「ああ! 女の子達が『宰相に騙された会』とか作らないかなぁ~~? 面白い事になるわよぉ~~」
「残念でしたぁ。そんな事考える女選びませ~~ん」
「そうなのよ! あんたのその『人を見る目』! それだけは確かなのよ‼︎ あーーーー! つまんない!」
「……そんなにトラブルが起きて欲しいデスか?」
「まぁ? 起きたら面白いけど、弱味握れてて、こうやってたまに酒飲ませてくれる宰相様が失脚したら面倒だから、起きなくてもいいわ」
「……さり気無く褒めてくれてるのはなんとな~~くわかったよ……。ありがとう」
「おじさん! 葡萄酒!」
まだ呑むのかよ……と思いつつ、俺も便乗する。
宴も酣、外相のいつ差し込まれるかわからない説教を聞く催し物はまだまだ続く……。
「でも、少しでも隙見せたら貰って行こうって決めてるけどね」
「え⁈ なにそれ⁇ 逆臣発言聞いちゃった⁈」
さも楽しそうに外相が囃す。
「正直ティア様の立場って相当危ういんだよね。そりゃそうだよ、たかだか『地の民の姫』で後ろ盾は実質ご寵愛のみ。それが原因で女を敵に回し兼ねない。更にそれに加えてティア様の主張そのものがこれまた敵を作り易いんだよ」
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「トコロが‼︎その甲斐性があるから、これまたタチが悪いのよね~~。残念でした」
「そうなんだよね、いや、まぁその方がいいんだけどね」
「まぁ、なんだかんだ言って私達のご主人様だもの」
「ホントに」
「まぁでもそもそもがさ? アナバス様も悪いのよ。今までの素行が悪過ぎる。
あんたと違って女に対するフォローなんて全くないもんね、鬼畜の所業よ、あれは。アガターシェ撒いちゃうくらいには恨むってもんよ。
今まで誰一人として特別扱いしなかったから保ってた均衡だった訳でしょ?
もう少しこう……上手くは出来なかったのかしらね?」
「そこはさっきの言葉をそのままお返しするよ。わかってないね」
「へぇ~~?聞かせてみせなさいよ」
「アナバス様が妾妃様方にフォローしなかったのは、彼女達が愛してるのが「国王」だからだよ」
「て、言うと?」
「だって王は奉仕されて当然でしょう? 彼女達は王の子供を産む為にそこにいる訳だから。お渡りがあってそれで互いの役割は成立してる。その代わりに王は民に対して責任を果たす。それでいいでしょ? だって王は全ての民の物だからね。俺の女遊びとは根本的に違うよ。」
俺は葡萄酒で唇を潤す。
「ティア様と妾妃様方との大きな違いは、『王族の苦悩』を理解してるか、してないか、なんだよね。
ティア様はアナバス様が『王である事』を誰よりも理解したその上で、『人間としての苦悩』も理解してるんだと思うよ。
ティア様はやっぱり『王女』なんだよ。
王として接されるなら、民と対峙すれば良い。でもティア様は人として接してくる。
そりゃ人として愛おしくもなるでしょ。そんな人初めてだろうしさ。
まぁ、何が凄いって、これらの事をティア様が無意識でやってる所だね」
外相は頬杖をついて俺に向き直る。
「それってさ? あんたも同じ理由でティア様に惹かれたって事でしょ?」
「ん~~……まぁ、そうだね」
「名家に産まれるってそんなに煩わしいもん?」
「そりゃもう‼︎ 爺婆共がどうだとか関係ねぇっての!」
「ごめん、言ってる事はわかったけど、理解は出来ないわ。それが惚れる理由になるなんてホントわかんない。
所詮私は地方官吏の娘だからねぇ。家も何もないもの。結婚せっつかれる事もないし」
はたと思いついた様に外相が人差し指を立てる。
「あ! 結婚って言えばさ? あの御家騒動まだ続いてんの? 結婚して家継ぐとかなんとか」
「ああ~~~~……あれ? 続いてるよぉ~~……? 何で三男坊が家継がなきゃなんねぇんだっての‼︎」
外相は満面の笑顔だ。この話題は楽しくて仕方ないらしい。
「勝手気儘な三男坊なんかになーーーーんも期待なんかしてなかっただろうに、中将で宰相なんて大出世だもの。そりゃ掌も返すってなもんよ。あんたの母上、現金ね~~。超下品」
「だろ? そりゃ長兄殿は大佐だけども俺より堅実で良い仕事するよ? 俺の仕事なんてギリギリ帳尻合わせの連続だよ?
うちはさ、ヴィスト家の中でも武門色が強くてねぇ~~。陰では色々言われてる訳だ。
俺が宰相になった事で狂喜乱舞だよ。母上殿は一番欲しかった肩書きを手に入れたって訳だ。
挙句、陛下に御子がいないから、変な野心抱いちゃってるし。俺の継承権なんか一体何番目だよってくらい遠いっての‼︎
そもそも俺はアナバス様が王じゃなきゃさっさと全部やめて出奔するわ」
外相はカラカラと笑い出す。
「あんたの母上、あんたが宰相になった理由、ジャンケンで負けて嫌々だって知ったら卒倒するんじゃない⁈」
「いや……寧ろ誰か伝えて下さいって感じだよ……
それ以来長兄殿はよそよそしいしさぁ~~……。あの人真面目だからなぁ。きっとクソ真面目に色んな事考えてんだろうなぁ~~……。
家なんてもん束ねるのは長兄殿の方がよっぽど向いてるっての」
「確かにあんたに御当主様なんて向いてないわね。私だったらあんたは除外だわ。でも長兄さん、そんな塩梅だったら仕事やりにくいんじゃない?」
「やりにくいなんてもんじゃないよ。そりゃ俺今は宰相職がほぼメインだから?
直に長兄殿に指示する事なんかないからさ、いいケド。」
俺は頬杖ついてチーズを口に運ぶ。
2杯目の樽杯はもう半分もない。
「たまーーーーに外殿で会うとさ、頭とか下げられちゃって尊称で敬語だよ?どんだけ微妙な気分になるか……。次兄も似た様なもんだしさ……」
「やっぱりそうなんだぁ~~。私、兄姉居なくてホントよかった」
外相も半分もない葡萄酒を呷った。
「ホント……職場に兄弟いるなんて最悪だよ。これこそあの家に産まれて損した事の一つだよ。
たまに暇貰って帰ったら見合い相手が見つかっただの何だのってさぁ~~。もういいってのっ‼︎」
「…………それで、家に帰るのも居館にいてアナバス様に呼びつけられるのも嫌で、娼館行って女漁ってるって訳ね」
話の雲行きが怪しい。
これは話が逆戻ってしまう流れだ……。
「挙句、女の子丸々買い上げて他の客取らせないんでしょ? 娼婦って商売してる娘にとって、それがどんだけ残酷な事かあんたわかってんの?」
俺は外相から目を逸らす。
「……はい……」
俺は溜息をつく。天井を仰いで呟く。
「勝手だって、わかってる。でも……絶対嫌なんだよ、俺以外の誰かに触れられるのは。
俺と別れる時自由にしてあげるから、その代わり苦界にいる間くらいは、俺にだけ縛られて欲しいんだ。身も心も」
「自分は他の女に惚れてる癖に娼婦には俺に惚れろですって?
ホント勝手もいいトコね。あんたフォロー間違えたら刺されても文句言えないわよ?」
「わかってるよ。だからその覚悟はしてるってば」
「ああ! 女の子達が『宰相に騙された会』とか作らないかなぁ~~? 面白い事になるわよぉ~~」
「残念でしたぁ。そんな事考える女選びませ~~ん」
「そうなのよ! あんたのその『人を見る目』! それだけは確かなのよ‼︎ あーーーー! つまんない!」
「……そんなにトラブルが起きて欲しいデスか?」
「まぁ? 起きたら面白いけど、弱味握れてて、こうやってたまに酒飲ませてくれる宰相様が失脚したら面倒だから、起きなくてもいいわ」
「……さり気無く褒めてくれてるのはなんとな~~くわかったよ……。ありがとう」
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