人質同然だったのに何故か普通の私が一目惚れされて溺愛されてしまいました

ツヅミツヅ

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 着ていたドレスは剥ぎ取られ、すっかり生まれたままの姿になったレイティアは、秘部の露わにする様、脚を開かされた。
「あ……ダメ……見ちゃ…はっ……恥ずかしい……」
 ひと月抱かれ続けて、何度も何度も何度も見られていても、脚を閉じてしまいたい衝動に駆られる。
 先に熟れた蕾は赤く充血し、2枚の花唇の間からは蜜が滴っている。
「お前も儂を求めるか」
「……アナバスさま……見ないでください……おねがいです……」
 両の手で顔を覆い涙で瞳を潤ませながら懇願する。

 アナバスは、レイティアの髪を撫でる。
「何故だ? 淫らで可愛いお前をいつまでも眺めていたいがな」
「やめてぇ……どうにかなってしまいます……」
「そうか。ならば早く満足させてやろう」
「……! ちっ違います! そういう意味じゃ……! あんっ! あっ!……やっ……やぁ……っ!」

 熟れた蕾にアナバスの舌が這うとレイティアの嬌声が一気に大きくなる。

「そ……っそこはさっき、……っ! あん! ああ~! もうダメェ~~!」

 脚を閉じたいがアナバスに力強く抑えられているのでどうにもならない。
 過剰に与えられる快楽になす術なく、ただ嬌声を上げ、耐える。
 両手がついアナバスの頭に触れる。
 彼は決して傷つけてはいけない人で、傷つけたくない男だから、振り払うなんて出来ない。
 長らく続いた責苦が止み、そっとレイティアの手にアナバスの手が触れた。

「ふむ。先日の様にまた縛るか?」
「ダメです! おねがいします! やめて……」
 先日は手首を縛られ、抵抗出来ないのをいい事に限界まで責めあぐねられ、抱き潰された。
「そうか。なら今日は許してやろう」
 そう言いながら蜜の滴る花唇に舌をやる。
 秘芯の溢れる蜜を舐め尽くし、長い指先で秘壷へ行きレイティアの良い処を刺激する。

 ヌルヌルと指が這い、自分でもよくわかっていない箇所に無遠慮に快楽が与えられる。
 本人以上にアナバスはレイティアの弱点を知り尽くしている。
 的確に与えられる刺激に快感が抑えられない。意思とは関係なしに上り詰めていく

「あっ! ダメ! やぁ……っおねがいっ! まって……っ! あぁ! んっ! あぁ……あっ!」

 息を弾ませ、押し寄せた快楽の余韻に横たわる、ぼんやりした頭で蜜壺に硬いものを感じる。
 まるで身体がこの硬いものに与えられる快感を覚えている様に、襞の壁がきゅんと締まる。

「あ…… んんっ……ああ……」

 襞の壁に硬直した熱い雄茎が侵入する。
 壁が蠢動するのがわかる。
 レイティアの身体の全てに快楽が駆け抜ける。
 すっかり全てを飲み込むとアナバスはレイティアを見つめる。

「っ……あっ……はぁ……ぁ……」

 到頭、涙も溢れ、足の先から手のひらまで甘い快感に痺れる様に小さく喘ぐ。縋る様にアナバスにしがみつく。
 快楽が走る度にギュッと強く抱きしめてしまう。
 それに合わせて秘壷も締まる。
「っ…くっ…キツいな… あまり締めるな」

「あ……あ……ふっ……はぁ……」

 返答出来ず、喘ぎ声が漏れ出すレイティアをアナバスは満足気に見つめる。
 ゆっくりゆっくり、突き上げる。

「あっ……! やっ……! あんっ! はっ……!」
 大きくもなく小さくもない形の良い乳房を揉みしだきながら、更に突き上げるスピードが上がる。
 レイティアは快楽を逃がそうと身体を捩ってみるが、アナバスはレイティアの頭を抱え込み、しっかり組み敷いてしまう。

 ピクンピクンとレイティアが身体を仰け反らせると、余計に蜜壺の更に奥にある子宮の入り口を刺激して快楽が増す。結果的に気持ちの良い処に自分から当ててしまっていた。

 嬌声をあげるレイティアを見て更に熱を帯びるアナバス。
 自分の与える刺激にレイティアが反応する事が嬉しく、更に加虐心も煽られる。

 耳元に唇を寄せて、耳輪を優しく喰む。
「あっ……!」
 ぞくりとした感覚が身体を走り、キュンと襞の壁が蠢く。
 そのまま舌を這わせ、首筋にキスをする。
「はぁ……っ!」

 アナバスは面白い様に自分に嬌声で応えるレイティアを心底可愛く感じる。
 15も歳下の小娘にすっかり骨抜きになったしまった自分に自嘲しながらも、今のこの瞬間が生来持っていた渇きを潤し、一時の満ち足りた時間に悦びを感じている。

 熱く濡れそぼった雄茎を引き抜く。
「あっ……」
 レイティアが小さく切な気な嬌声をあげる。
「後ろを向け」
 レイティアは責苦でグッタリする身体をノロノロと持ち上げ、アナバスの命じるまま、後ろを向く。
 四つ這いになり、尻を持ち上げる。
 こう命じられたらこの格好をしなければ余計に辱めを受ける。
 言葉でも、行為でも。

 アナバスの熱棒が再びレイティアに押し込まれる。
 激しいピストン運動で肌と肌の打ち付け合う音が艶かしく鳴る。
「はっ……! あっ! あぁん! いっ……! ら……っ! らめっ……! ああぁぁん……!」
 顎を掴まれ、指を口に差し込まれる。
 アナバスの指はレイティアの舌を優しく犯す。それに従う様にアナバスの指に舌を這わせる。

 二人の繋がる処は熱く滾り、より激しく打ち合う。
「ああっ! もうっ……! わ……わたし……っもう……ダメぇ~……っ!」
「くっ……儂もそろそろだ。いいか、レイティア」
「あああ…っ! はあぁぁぁぁぁぁぁんっ!」

 二人を快楽が貫く。

 精を出されたレイティアは子宮に熱いものが叩きつけられるのを感じる。
 と、同時に深い悦びに打ち震える。身体を仰け反らせ、全身でその歓びを表現した。
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