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50、折レタ心 ※
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二人はバイクに乗って壱弥の家へと帰って来た。
美優は怯えた様子で口数もめっきり減ってしまう。
「美優、入って?」
「……うん」
玄関に入ってジャケットとヘルメット、革手袋などのバイク用品をシューズボックスにしまうと、二人は部屋に上がってソファに座った。
壱弥は何も言わずにコーヒーを淹れ始め、美優は鞄を抱きしめる様に抱えてソファに腰かけている。
コーヒーが入って自分のブラックと美優の好きなカフェオレをカップに注いでテーブルの上に置いた。
「はい、美優のカフェオレ。甘くしてあるから」
美優はその言葉にやはりまだ緊張した様子で壱弥を見上げた。
「美優? もう大丈夫だから。俺が守るから安心していいんだよ」
壱弥は美優の頭を優しく撫で、そのまま頬を撫でた。
壱弥のいつもの優し気な笑みを見て美優は何かぷつりと糸の様なものが切れた様な気がした。
ホッと安心すると、ボロボロと涙が溢れて来る。もう止められる気がしなかった。
理性も何も保っていられない。美優は子供の様にわんわんと泣き出した。
「お、とおさんもおかあさんも、しんじゃったのぉ~~っ……、…て、店長もぅぐっ、変な事いうっのぉ~~……、ひぐっ就職もぜんぜんっうまくいかなくて……、学校でもいっぱい色々言われてっ……、おきゃっくさんっがストーカーしてて……ぅっくっ、高梁君が怖い事するのぉ~~っ!」
美優の中の張りつめていた意地が完全に崩れてしまった。
両親が事故死して以来悲しさも寂しさも悔しさも憤りも何もかも自分の中で必死に閉じ込めて来た美優は、ここで初めて泣き明かした。
目一杯泣いて泣いて、もう涙と鼻水でぐちゃぐちゃの顔を隠す事も出来ない位、今回の事は堪えた。
壱弥はそんな美優の事を抱きしめた。
「大丈夫。大丈夫だから」
「こわいよぉ~~っ! っわたし、もうこわいよっ 、ヒックっ……、だって、高梁君、ずっと会ってなかったのにぃ……っ」
顔だけではなく、頭の中ももうぐちゃぐちゃで、自分が何を言ってるのかよくわかっていない。
壱弥が自分を抱きしめてくれている安心感で心に溜まっていた全てを吐き出してしまっていた。
壱弥はそんな美優をただ大丈夫だと、抱き寄せている。
美優は長く泣き喚いていたけれど、徐々に落ち着いて、それが嗚咽に変わって来た頃、壱弥は美優の耳元で囁いた。
「大丈夫。俺が美優を守るから。だから、安心して俺に身を委ねて? ね?」
もう、何かを考える事は苦しかった。この半年近く、本当に必死に自分を鼓舞して強がって意地を張って、一人で生きようともがいてきたけれど、美優にはその意地を張れるだけの自信も勇気ももう持てなかった。
(……もう、いいよね……。もう壱弥に全部委ねちゃってもいいよね……)
弱り切った心で意地だけを供にして闘い続けて来た美優はもう疲れ果てていた。そこに起こった今回の恐怖の体験は自分の無力さを自分自身に知らしめた。
泣き濡れた瞳で壱弥を見つめると、いつもの様に優しく笑っている。
壱弥は美優の瞼にキスをし、美優の頬に流れ落ちそうになる涙を舐めとった。頬にキスをして、唇にキスをして、そして濃厚なキスが始まる。
それを瞳を閉じて受け入れる。壱弥に身を委ねた美優は、その場に押し倒されてもどこか気の抜けてしまった瞳で壱弥を見つめていた。
美優はもう、壱弥に抱かれる快楽も、その一瞬の忘却の快楽も知ってしまっていたから、簡単に流されてしまった。
「大丈夫。全部俺が守るから。全部忘れさせてあげるから」
壱弥のその言葉にまたジワリと瞳に涙が浮かんでしまう。
本当に怖かったこの体験を忘れられるなら、自分の意地なんてもう捨ててしまっても良かった。
「美優、可愛いね。大好きだよ、美優」
その言葉が嬉しくて、安心して、壱弥の首に腕を回す。ぎゅっと抱きしめ合った。
そして壱弥は美優の首筋に愛撫をして、美優もぐすぐすとした泣き声が艶やかな声に少しずつ変わっていく。
「ん……、あ……っ……、あん……」
壱弥の唇が美優の耳朶を食み、耳輪をなぞると、ぞくりとくすぐったい様な悪寒の様な感覚が美優を撫でた。
服の中に壱弥の両手が入って、美優の双丘の膨らみの優しく揉みしだく。次第に固くなる先端の実を壱弥の指が探り当てる。
「あ……、あっ……、ぅん……っ、い、いちや……」
「美優、感じてる。可愛い」
じっくりと胸を揉みしだいた壱弥は、美優のトップスを脱がしてブラを捲ってその二つの実を摘まみ上げた。
「ひゃ……っんっ、あ、あん……、んぅ……」
露わになった美優の胸の先端を壱弥は摘まみ捏ねながら美優に口づけした。
「ん……んっ! ん……っ」
壱弥の舌が淫靡に美優の口内を犯していく。壱弥の首に回した腕にどんどん力が入って壱弥のキスを求める様に壱弥をもっと引き寄せてしまう。
キスをしたまま壱弥の指先が美優の背中に回されて器用にブラが外される。
解放感を感じた直ぐ後、壱弥の手が美優の豊満な胸を支え、再び優しく揉みしだく。
壱弥の手が今度は美優の腰のくびれをなぞる様に撫で、もっと降りて行き美優のジーンズのボタンを外した。
ジーンズも脱がされてしまって下着姿になった美優はいつものとは違って、どこか夢見心地で恥ずかしさはあまりない。
ただ優しく笑いかけて自分を熱っぽく求めてくれる壱弥にだけ集中すれば、怖い事は忘れる事が出来た。
壱弥の手がショーツに潜り込み、美優の秘苑を器用な指が弄る。
陰核を撫でる様に弄られた後、もっと奥の二枚の花弁に指を滑らせた。
「もうぱっくり開いて溢れてるね」
美優の耳元でそう囁いた壱弥の声はどこか意地悪で、耳にかかる壱弥の甘い吐息と共に美優をぞくっと感じさせた。
「ああ……、いちや……」
「美優、可愛い。ホントに大好きなんだ」
壱弥の指は美優の蜜を掬い取り、陰核に塗りたくって潤滑液にした。
滑らかに撫で回されて美優の腰はどんどん反り上がって脚も自然と開いてしまう。
「ああぁぁ……っ、あぁんっ! あ、あ、ああ、はっ! ああああああああぁぁぁぁぁっ!」
やはりすぐに達してしまった美優の頬に壱弥はキスをする。
わななき少し舌の出た美優の唇に吸い付く。
美優は無意識に壱弥の舌が自分の口内を犯すのを待ち侘びていた様に自分から艶めかしいキスをしていた。
そんな美優の反応に壱弥は気を良くして、更に激しくその熱情をその舌と指で表現した。
壱弥は美優の唇を犯しながら美優の淫靡な隘路を掘り始めると、あっという間に蜜壺へと化して壱弥の指の動きに合わせてくちゅくちゅといやらしい水音を奏でた。
壱弥はもう我慢出来なかったので美優の下着を全てはぎ取っていつもよりも早く一番奥の美優の最も歓ぶ処へと指を入れていく。
「あああっ! あああ゛あ゛あ゛っ!!! そこっ……わ……っ! あ゛あ゛あ゛っぁぁぁぁっ!!」
いつもより強引に少し乱暴とも言っていい位の指使いで美優をすぐに快楽に沈めて、自分もさっさと服を脱いで美優の蜜穴に自身の猛茎を押し付けた。
「ねえ、美優。入れていい?」
快楽に沈んでぼんやりとしていた美優は、壱弥が入って来るともっと気持ち良くなる事を知っていたので自然とこくりと頷いた。
壱弥が美優の蜜穴に侵入すると、美優は艶めかしい声を上げてしまう。
「ああっ……っ!! んふぅ……っっ、ああああぁぁ……っっ!!」
壱弥の猛茎は美優の最奥の一番好い処を押し付けて圧迫する。
その度に美優は切なげな嬌声を上げて壱弥に縋りついてきた。
そんな美優の様子を見つめていたい壱弥は何度も何度もぐりぐりと最奥をに自身を押し付けた。
「ああっ! ひゃん……っ! ダメ……っ! そこっ……、きもちぃっ……!」
「気持ちいい? ならいいじゃん。美優キュンキュン締め付けて来て俺も気持ちいい。」
「あ、あああああっ……! そこはぁ……っ! はぅ……っ!」
壱弥は上体を起こして美優の両の手首をぎゅっと押さえつける。
そして激しく腰を動かし始める。
その動きに合わせて美優も甘く切ない嬌声を我慢出来ずに上げてしまう。
「あっ……! はぁんっ……! ああああっ……!! い、いちやっ! ダメっ……!! はげしっ……!」
「ごめん。美優が可愛すぎてちょっと我慢出来ない」
「ああ……っ!! ああぁぁんっ! そこ……っ!」
いつもの優しい突き上げ方ではなく激情に任せた様な愛され方だったがそれでも身体はそんな壱弥の激情に歓んでいる事が自分でもわかったしそんな自分にも戸惑いが沸いた。
それでも思考の止まった今の美優はその戸惑いに向き合えなくて壱弥の与える快楽に簡単に身も心も沈んでいった。
自分から腰を振り、自分から快楽を貪っていく。
快楽に溺れ、泣き濡れる美優の顔を満足げに眺めながら壱弥は腰を打ち付けて来る。
「ああ……、ああああ……っ! ダメ、イク……っ、イッちゃう……っ、いちや、ダメっ!」
「いいよ、イッて。何回も何回もイかせてあげる」
「あああああっ! あああぁぁぁっ!! あ゛あ゛あああぁぁぁぁっっ!!!」
「イッたね。もっとイッていっぱい可愛い声聞かせて?」
「あ゛あ゛あ゛あああっ!!! はぁあ゛あ゛っ! ダメ! ああ゛! まって、いちっやっっ!!」
「いっぱいイッていいんだよ?」
「あああ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁっ! い、イクっ……!! また、イクっ……!! ダメっ!! またイッちゃうっ~~!!」
再び美優の身体を稲妻の様な快楽が這う様に流れる。
その余韻は全身に流れてぎゅっと脚を閉じたいけれど、そこには壱弥が入っているからそれも叶わず、足先を組む。
「……っ! 美優っ、凄い締め付け……、中うねってるよ?」
壱弥は更に美優の最奥を自身の猛茎で突き始めた。
「ダメっ!! もうっ! ダメダメダメっ! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
何度も何度も達した最奥に壱弥の猛茎は当てられて、美優はもう狂いそうだった。
際限なく快楽が押し寄せて気持ちいいのに苦しくて、逃げたくて腰をうねらせると壱弥がそれに合わせて腰を打ち付けて来る。
余計に気持ちいい所に当たってまた快楽がやって来る。
がっしりと掴まれた手首も、奥深くに嵌められた猛茎も決して美優を逃しはしまいと食い込んでいる。
「も……、ダメ……っ! ゆ、ゆるし……っ、いちや……ぁぁ~~……」
涙にぐっしょりと濡れた瞳をどこか意地悪に見つめた壱弥は美優を攻め続けながら笑った。
「じゃ、このまま出していい?」
「だして……っ! いいからっ!!! も、おわってぇぇぇ……」
「わかった。いい子だね、美優」
壱弥の腰の動きが一段と早く激しくなって、美優の最奥の好い処に当てていく。
美優はその度に得も知れない快楽に見舞われて、声も出ない。
掴まれた手首の先のぎゅっと握った手の平をこじ開ける様に握られる。
美優はその大きな壱弥の手の平を縋りつく様に握りしめた。
また大きな快楽が身体を走っていき、頭が真っ白になり身震いするほどだった。
その瞬間、自分の中に深く食い込む壱弥の逞しい猛茎が大きくなってドクンと脈打つのを感じる。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あああぁぁ~~!!」
「……っ、美優、ビクンってしてるね。可愛いよ」
快楽の余韻がまだ身体を舐めている様にビクンと痙攣する。
茫然とその余韻に身を任せていると睡魔が襲ってきて、壱弥に抱かれながら眠りに着いた。
その胸は温かくて優しくて、もう心の折れてしまった美優には唯一の安心できて身を委ねられる場所だった。
美優は怯えた様子で口数もめっきり減ってしまう。
「美優、入って?」
「……うん」
玄関に入ってジャケットとヘルメット、革手袋などのバイク用品をシューズボックスにしまうと、二人は部屋に上がってソファに座った。
壱弥は何も言わずにコーヒーを淹れ始め、美優は鞄を抱きしめる様に抱えてソファに腰かけている。
コーヒーが入って自分のブラックと美優の好きなカフェオレをカップに注いでテーブルの上に置いた。
「はい、美優のカフェオレ。甘くしてあるから」
美優はその言葉にやはりまだ緊張した様子で壱弥を見上げた。
「美優? もう大丈夫だから。俺が守るから安心していいんだよ」
壱弥は美優の頭を優しく撫で、そのまま頬を撫でた。
壱弥のいつもの優し気な笑みを見て美優は何かぷつりと糸の様なものが切れた様な気がした。
ホッと安心すると、ボロボロと涙が溢れて来る。もう止められる気がしなかった。
理性も何も保っていられない。美優は子供の様にわんわんと泣き出した。
「お、とおさんもおかあさんも、しんじゃったのぉ~~っ……、…て、店長もぅぐっ、変な事いうっのぉ~~……、ひぐっ就職もぜんぜんっうまくいかなくて……、学校でもいっぱい色々言われてっ……、おきゃっくさんっがストーカーしてて……ぅっくっ、高梁君が怖い事するのぉ~~っ!」
美優の中の張りつめていた意地が完全に崩れてしまった。
両親が事故死して以来悲しさも寂しさも悔しさも憤りも何もかも自分の中で必死に閉じ込めて来た美優は、ここで初めて泣き明かした。
目一杯泣いて泣いて、もう涙と鼻水でぐちゃぐちゃの顔を隠す事も出来ない位、今回の事は堪えた。
壱弥はそんな美優の事を抱きしめた。
「大丈夫。大丈夫だから」
「こわいよぉ~~っ! っわたし、もうこわいよっ 、ヒックっ……、だって、高梁君、ずっと会ってなかったのにぃ……っ」
顔だけではなく、頭の中ももうぐちゃぐちゃで、自分が何を言ってるのかよくわかっていない。
壱弥が自分を抱きしめてくれている安心感で心に溜まっていた全てを吐き出してしまっていた。
壱弥はそんな美優をただ大丈夫だと、抱き寄せている。
美優は長く泣き喚いていたけれど、徐々に落ち着いて、それが嗚咽に変わって来た頃、壱弥は美優の耳元で囁いた。
「大丈夫。俺が美優を守るから。だから、安心して俺に身を委ねて? ね?」
もう、何かを考える事は苦しかった。この半年近く、本当に必死に自分を鼓舞して強がって意地を張って、一人で生きようともがいてきたけれど、美優にはその意地を張れるだけの自信も勇気ももう持てなかった。
(……もう、いいよね……。もう壱弥に全部委ねちゃってもいいよね……)
弱り切った心で意地だけを供にして闘い続けて来た美優はもう疲れ果てていた。そこに起こった今回の恐怖の体験は自分の無力さを自分自身に知らしめた。
泣き濡れた瞳で壱弥を見つめると、いつもの様に優しく笑っている。
壱弥は美優の瞼にキスをし、美優の頬に流れ落ちそうになる涙を舐めとった。頬にキスをして、唇にキスをして、そして濃厚なキスが始まる。
それを瞳を閉じて受け入れる。壱弥に身を委ねた美優は、その場に押し倒されてもどこか気の抜けてしまった瞳で壱弥を見つめていた。
美優はもう、壱弥に抱かれる快楽も、その一瞬の忘却の快楽も知ってしまっていたから、簡単に流されてしまった。
「大丈夫。全部俺が守るから。全部忘れさせてあげるから」
壱弥のその言葉にまたジワリと瞳に涙が浮かんでしまう。
本当に怖かったこの体験を忘れられるなら、自分の意地なんてもう捨ててしまっても良かった。
「美優、可愛いね。大好きだよ、美優」
その言葉が嬉しくて、安心して、壱弥の首に腕を回す。ぎゅっと抱きしめ合った。
そして壱弥は美優の首筋に愛撫をして、美優もぐすぐすとした泣き声が艶やかな声に少しずつ変わっていく。
「ん……、あ……っ……、あん……」
壱弥の唇が美優の耳朶を食み、耳輪をなぞると、ぞくりとくすぐったい様な悪寒の様な感覚が美優を撫でた。
服の中に壱弥の両手が入って、美優の双丘の膨らみの優しく揉みしだく。次第に固くなる先端の実を壱弥の指が探り当てる。
「あ……、あっ……、ぅん……っ、い、いちや……」
「美優、感じてる。可愛い」
じっくりと胸を揉みしだいた壱弥は、美優のトップスを脱がしてブラを捲ってその二つの実を摘まみ上げた。
「ひゃ……っんっ、あ、あん……、んぅ……」
露わになった美優の胸の先端を壱弥は摘まみ捏ねながら美優に口づけした。
「ん……んっ! ん……っ」
壱弥の舌が淫靡に美優の口内を犯していく。壱弥の首に回した腕にどんどん力が入って壱弥のキスを求める様に壱弥をもっと引き寄せてしまう。
キスをしたまま壱弥の指先が美優の背中に回されて器用にブラが外される。
解放感を感じた直ぐ後、壱弥の手が美優の豊満な胸を支え、再び優しく揉みしだく。
壱弥の手が今度は美優の腰のくびれをなぞる様に撫で、もっと降りて行き美優のジーンズのボタンを外した。
ジーンズも脱がされてしまって下着姿になった美優はいつものとは違って、どこか夢見心地で恥ずかしさはあまりない。
ただ優しく笑いかけて自分を熱っぽく求めてくれる壱弥にだけ集中すれば、怖い事は忘れる事が出来た。
壱弥の手がショーツに潜り込み、美優の秘苑を器用な指が弄る。
陰核を撫でる様に弄られた後、もっと奥の二枚の花弁に指を滑らせた。
「もうぱっくり開いて溢れてるね」
美優の耳元でそう囁いた壱弥の声はどこか意地悪で、耳にかかる壱弥の甘い吐息と共に美優をぞくっと感じさせた。
「ああ……、いちや……」
「美優、可愛い。ホントに大好きなんだ」
壱弥の指は美優の蜜を掬い取り、陰核に塗りたくって潤滑液にした。
滑らかに撫で回されて美優の腰はどんどん反り上がって脚も自然と開いてしまう。
「ああぁぁ……っ、あぁんっ! あ、あ、ああ、はっ! ああああああああぁぁぁぁぁっ!」
やはりすぐに達してしまった美優の頬に壱弥はキスをする。
わななき少し舌の出た美優の唇に吸い付く。
美優は無意識に壱弥の舌が自分の口内を犯すのを待ち侘びていた様に自分から艶めかしいキスをしていた。
そんな美優の反応に壱弥は気を良くして、更に激しくその熱情をその舌と指で表現した。
壱弥は美優の唇を犯しながら美優の淫靡な隘路を掘り始めると、あっという間に蜜壺へと化して壱弥の指の動きに合わせてくちゅくちゅといやらしい水音を奏でた。
壱弥はもう我慢出来なかったので美優の下着を全てはぎ取っていつもよりも早く一番奥の美優の最も歓ぶ処へと指を入れていく。
「あああっ! あああ゛あ゛あ゛っ!!! そこっ……わ……っ! あ゛あ゛あ゛っぁぁぁぁっ!!」
いつもより強引に少し乱暴とも言っていい位の指使いで美優をすぐに快楽に沈めて、自分もさっさと服を脱いで美優の蜜穴に自身の猛茎を押し付けた。
「ねえ、美優。入れていい?」
快楽に沈んでぼんやりとしていた美優は、壱弥が入って来るともっと気持ち良くなる事を知っていたので自然とこくりと頷いた。
壱弥が美優の蜜穴に侵入すると、美優は艶めかしい声を上げてしまう。
「ああっ……っ!! んふぅ……っっ、ああああぁぁ……っっ!!」
壱弥の猛茎は美優の最奥の一番好い処を押し付けて圧迫する。
その度に美優は切なげな嬌声を上げて壱弥に縋りついてきた。
そんな美優の様子を見つめていたい壱弥は何度も何度もぐりぐりと最奥をに自身を押し付けた。
「ああっ! ひゃん……っ! ダメ……っ! そこっ……、きもちぃっ……!」
「気持ちいい? ならいいじゃん。美優キュンキュン締め付けて来て俺も気持ちいい。」
「あ、あああああっ……! そこはぁ……っ! はぅ……っ!」
壱弥は上体を起こして美優の両の手首をぎゅっと押さえつける。
そして激しく腰を動かし始める。
その動きに合わせて美優も甘く切ない嬌声を我慢出来ずに上げてしまう。
「あっ……! はぁんっ……! ああああっ……!! い、いちやっ! ダメっ……!! はげしっ……!」
「ごめん。美優が可愛すぎてちょっと我慢出来ない」
「ああ……っ!! ああぁぁんっ! そこ……っ!」
いつもの優しい突き上げ方ではなく激情に任せた様な愛され方だったがそれでも身体はそんな壱弥の激情に歓んでいる事が自分でもわかったしそんな自分にも戸惑いが沸いた。
それでも思考の止まった今の美優はその戸惑いに向き合えなくて壱弥の与える快楽に簡単に身も心も沈んでいった。
自分から腰を振り、自分から快楽を貪っていく。
快楽に溺れ、泣き濡れる美優の顔を満足げに眺めながら壱弥は腰を打ち付けて来る。
「ああ……、ああああ……っ! ダメ、イク……っ、イッちゃう……っ、いちや、ダメっ!」
「いいよ、イッて。何回も何回もイかせてあげる」
「あああああっ! あああぁぁぁっ!! あ゛あ゛あああぁぁぁぁっっ!!!」
「イッたね。もっとイッていっぱい可愛い声聞かせて?」
「あ゛あ゛あ゛あああっ!!! はぁあ゛あ゛っ! ダメ! ああ゛! まって、いちっやっっ!!」
「いっぱいイッていいんだよ?」
「あああ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁっ! い、イクっ……!! また、イクっ……!! ダメっ!! またイッちゃうっ~~!!」
再び美優の身体を稲妻の様な快楽が這う様に流れる。
その余韻は全身に流れてぎゅっと脚を閉じたいけれど、そこには壱弥が入っているからそれも叶わず、足先を組む。
「……っ! 美優っ、凄い締め付け……、中うねってるよ?」
壱弥は更に美優の最奥を自身の猛茎で突き始めた。
「ダメっ!! もうっ! ダメダメダメっ! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
何度も何度も達した最奥に壱弥の猛茎は当てられて、美優はもう狂いそうだった。
際限なく快楽が押し寄せて気持ちいいのに苦しくて、逃げたくて腰をうねらせると壱弥がそれに合わせて腰を打ち付けて来る。
余計に気持ちいい所に当たってまた快楽がやって来る。
がっしりと掴まれた手首も、奥深くに嵌められた猛茎も決して美優を逃しはしまいと食い込んでいる。
「も……、ダメ……っ! ゆ、ゆるし……っ、いちや……ぁぁ~~……」
涙にぐっしょりと濡れた瞳をどこか意地悪に見つめた壱弥は美優を攻め続けながら笑った。
「じゃ、このまま出していい?」
「だして……っ! いいからっ!!! も、おわってぇぇぇ……」
「わかった。いい子だね、美優」
壱弥の腰の動きが一段と早く激しくなって、美優の最奥の好い処に当てていく。
美優はその度に得も知れない快楽に見舞われて、声も出ない。
掴まれた手首の先のぎゅっと握った手の平をこじ開ける様に握られる。
美優はその大きな壱弥の手の平を縋りつく様に握りしめた。
また大きな快楽が身体を走っていき、頭が真っ白になり身震いするほどだった。
その瞬間、自分の中に深く食い込む壱弥の逞しい猛茎が大きくなってドクンと脈打つのを感じる。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あああぁぁ~~!!」
「……っ、美優、ビクンってしてるね。可愛いよ」
快楽の余韻がまだ身体を舐めている様にビクンと痙攣する。
茫然とその余韻に身を任せていると睡魔が襲ってきて、壱弥に抱かれながら眠りに着いた。
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飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
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彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
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