仕合せ屋捕物控

綿涙粉緒

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第壱章 蕎麦屋の父娘

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「じゃまするぜぇ」

 お江戸永代橋袂えどえいたいばしたもと、草木もじきに眠りにつこうかという刻限。

 そんな、あやかしの一つでも湧いて出そうな時と場所。小さなあかりをともす蕎麦屋台そばやたいに、ふらりと立ち寄る二本差しが一人。

 客が三人でも座ればたちまち満席になってしまうほどの狭い屋台に、人の良さそうな店主が一人、鍋の湯をかき回していた。

「へぇ、蕎麦しかお出しできませんが、よろしうございますか?」

 お客の二本差しを店主はじろりと舐め回すように見ると、やけに丁寧な口調でそう尋ねた。

「おう、かまわんよ。それより、酒はあるかい?」

「へぃ、燗でよろしいですか?」

「あっつくしてな」

 二本差しはそう言うと、屋台の腰掛けにどっかと腰を据え、ところどころつくろいいの糸が飛び出している粗末な着物の懐に肘までつっこむと二、三度身震いをした。

 ついこの間まで暑いの盛りだったのに何やら涼しくなってきたな。と思うやいなや、急に震えるほどに冷え込んできた昨今。どうやら、この二本差し、衣替えが間に合っていないらしい。

 ――独り身の浪人ってぇ所か。

 かぐわしい出汁の湯気の向こうで器用に蕎麦を束ねながら、店主は二本差しを探るように見つめその身の上を判じてみた。

 身なりから、とてものこと身分の高い侍には見えない。

 顔相がんそうの方も、顔の造作こそ悪くはないのだが、生活にきゅうしているのか手内職が忙しいのか、まちがっても健やかとは言い難い顔色で、やはり長屋の素浪人然すろうにんぜんとした風情を漂わせている。

 ただそれにしてはつるりとした月代さかやきは剃りたての艶があり、髪の乱れもほとんどない。そこだけを見れば城勤めのお役人のようにも見える。

 年の頃は、と、これまた判じづらい。

 人の良さそうに下がった目尻と顔色は見ようによって四十の坂を越えようかという店主と同年配にも見えるのだが、白目の濁りがどうにも薄い。多かれ少なかれ、人というのは歳とともに白目が濁ってくるのものなのだが、その白さは若侍のそれのようでもある。

 なんともわかりにくい御人だ。

 店主が心の内でつぶやきながら詮索をしていると、二本差しはいぶかしげな表情で眉のあたりをさわさわとなでながら言った。

「なんだおやじ、俺の顔に見覚えでもあるのかい」

 どことなく奇妙な二本差しの身なりに、必要以上に詮索のまなざしを向けていたことに気づいた店主は「いえ、すいません」とひどく恐縮して首を振った。

「ならよいのだが……で、おやじ、酒はまだかい」

「あ、そうでございました、しばしおまちを」

 店主はそう言うと慌てて足下のあたりを蹴飛ばした。

「おい、熱燗あつかんだ、早くしな」

 すると突然店主の足下から、年の頃なら十二、三といった娘が「ふぁい」と間の抜けた返事とともに起きあがってきた。

「おう、なんだ、こんな所にまだ人間がいたのか」

 二本差しは驚いた様子で、いましがたまで娘のしゃがんでいたあたりをのぞき込むと、そのまま目を上げて何か珍しい生き物でも見るようなまなざしで娘を見つめた。

 色の白い、役者絵から抜け出したような娘。

 あと四、五年もたてば、立派な小町娘にでもなりそうなその姿は、だいの大人が思わず見惚れてしまいそうな妖艶な色を持っていた。

 屋台担ぎの娘にしては、できすぎている。

「へぇすいません、こいつは手前の娘で、燗番かんばんの美代と申しますんで」

 店主は、思わず見惚れている二本差しの探るような視線を無視して、沸き立つ釜に蕎麦の束を放り込みながら恐縮した風情でそう言った。

 すると二本差しは、少し宙を睨んで何事か考えるような仕草をし、急に嬉しそうに表情を崩すと二人を交互に見つめて言った。

「そうかいそうかい、わけぇのに立派なことだ。しかしお美代とやら、それでは、これが本当の…」

 にやりと笑いながら言葉をためる。

「かんばんむすめ、だな」

 よほどそのくだらない洒落に自信があったのか、二本差しは芝居がかった声色でそう言うと、さあ笑えと言わんばかりに二人の顔を見つめる。

 得意満面の笑顔で、だ。

 そこはそれ、店主は大人である。しかも相手はお武家。あまり愛想のよい方ではない店主も精一杯の愛想笑いを浮かべた。

 ところが、そんな店主の苦労を尻目に、美代はしらっとしている。

 しかも言うに事欠いて。

「なにそれ、おじちゃん。ぜんぜんおもしろくもない」

 そう無愛想に発せられた美代の言葉に、二本差しは目を丸くして驚き、店主は慌てて美代の頭をぶった。

 それもそのはず、いくら目の前の二本差しがしがない浪人風情だったとしてもお武家はお武家である。

 いや、それこそ、家名や役職に縛られない浪人であるからこそ、滅多なことを言って気を損ねたらなにをされるかわかったものではない。

「ば、ばか野郎。この餓鬼、なんてこと言いやがるんだい。さぁ、お武家様にあやまりな!」

 そう言っていまにも美代につかみかかろうとする店主を、二本差しが慌てて真顔で止める。

「よい、よいのだ。おもしろくないものはおもしろくないのだからな。良いではないか、な、店主、きもわった見所のある娘ではないか」

 なぁ、と言って、二本差しは美代の顔をのぞき込んだ。

 しかしとうの美代は、そんな二本差しの顔に、冷たい射るような視線で一瞥をくれると、一言もしゃべることなくすっと奥の七輪の所に遠ざかり黙って銚子を湯につけた。そしてそのまま、二本差しがあきれ顔で見ているのも気にせず、美代は銚子の頭を黙って見つめると物憂げな表情のまま微動だにしなくなった。

 透き通るような白い肌に紅を引いたような真っ赤な唇。艶やかな黒髪、細いうなじ。

 その姿は、まるで手練手管てれんてくだに長けた吉原の大夫のように、しっとりとした色香を放っている。

 まるで、物の怪だ。

 二本差しは、そんな美代の姿を見つめながら小さくため息をつくと、今度は急に真顔になって店主の顔を睨むように見つめた。

 店主は凍り付いた。

 目の前の二本差しになんと言って咎められるのか……と考えただけで、背中に冷たいものが下りていくような心地がしたのだ。

「本当に申し訳ございませんです。へぇ、こいつは……このばか野郎は、ほんの小さい時分に母親を亡くしてしまったせいかしつけが行き届きませんで、ほんとに、申し訳…」

 店主は、絞った手ぬぐいのように縮こまり、小さな声で繰り言のような弁明を続ける。

 しかし二本差しは、そんなこと気にも留めていないかのように店主を睨み続け、そして低い声で尋ねた。

「それはよい、が、おやじ、その美代という娘、お前の娘であるのだな」

「へ、へぇ、あっしの娘でございますが」

 店主は、突然の質問に躊躇ちゅうちょしながらも不思議そうにそう答えた。

「ほんとうにほんとだな、間違いなくその娘は、お前の血を分けた娘であるともうすのだな」

 睨みつけたまま、二本差しが念を押す。

「それに間違いは……ないな?」

 あまりのしつこさに今度は店主が二本差しをにらみつけ、そしてじりじりと半歩後ずさった。

「旦那、旦那はいったいなにをしに来なすったんで」

 ピンと張りつめた空気が、店主の身体を包む。

 二本差しはそんな店主のあからさまな警戒の姿勢に、慌てて表情をゆるめ取りなした。

「いやすまん、そうではない、そうではないのだ。つい真顔になってしまったがの、なんと言うことではないのだ、ただ、一応念のためにだな」

 しかし店主は警戒を解かない。

 確かに、素性すじょうの知れない浪人風の二本差しに対してはそれも合点のいくことなのかも知れない。

 しかし、それでも店主の警戒ぶりは度が過ぎているように思われた。

「いってぇ、念のためとはどういうことですかい」

 今にも食らいつきそうな目つきで、二本差しを睨む。

「いや、そうでは……よいわかった、話そう。じつはな、最近この界隈かいわいで、その、かどわかしがあっての」

 突然の話の流れに、店主は少々面食らって答えた。

「かどわかし……でございますかい」

「うむ、子細しさいあって詳しくは言えないのであるがな、この俺が、その探索をしておったというわけなのだよ」

 店主は、二本差しの説明を聞いたとたん急に青ざめ、そして絞り出すようにつぶやいた。

「探索って……まさか、旦那、八丁堀の……」

 その言葉を受けて、二本差しは一つ小さな咳払いをすると、改まって名乗った。

「うむ、いかにも、拙者、定町廻じょうまちまわり同心、北川正五郎と申す」

 定町廻り同心。つまりそれは十手持ちのお役人のことだ。

 店主は相手の素性がわかるやいなや、飛び跳ねるように一間ほども後ずさると、その場に座り込み、頭が地面にめり込むのではないかという勢いで平伏した。

「そ、それは、なんて失礼なことを。そんなお方だったとは…知らねぇのを良いことにとんだ無礼な言葉をはきまして、なんとわびればいいのやら、本当に、もう…」

 それはたしかに、町人の身分を考えれば無礼なことなのだろうが、店主の狼狽ろうばいぶりは尋常ではなかった。

 ひとり大声でわびながら、米つきばったのように地面に頭を打ち付けている。

 これには、北川の方が大慌てで立ち上がり、店主に語りかけた。

「いや、よい、よいのだ。同心といえどただの木っ端役人。そのようにされてはかえってこちらが困るというものだ。な、よい、よいから頭を上げよ」

 北川は、心底困った様子で取りなす。しかし、店主としてもここまでしてしまった以上引っ込みがつかない。

 また、北川の方も、せっかく人目につかぬような格好できているところ、こんなことになっては台無しで、同じく引っ込みが付かない。

 そんなわけで、「申し訳ない、申し訳ない」「よいよい」と、いつ果てるともなく二人で言い合っていると、突然、美代がすっくと立ち上がった。そして、その白く細い指で銚子の頭をつかみすっと持ち上げると北川の前に進み出てて目の前にコトリと置いた。

「はい、おじちゃん熱燗」

 これには店主が青ざめる。

 美代にとっては、いままでのやりとりなどまったく心にとまっていないのだろう。

 しかし、いましがた無礼をはたらいたばかりの役人に、自らの娘が「おじちゃん」などと呼びかけては店主としては生きた心地もしない。

「ば、ばか野郎。なんてこと言いやがるんで……」

 そう怒鳴りつけて美代の頭をつかもうとした…そのとき、逆に美代が店主を睨みつけ、抑揚のない、それでいてひやりとするほど厳しい声で怒鳴りつけた。

「とおちゃん、そば」

 言われて店主もはっと我に返る。

「う、あ、い、いけねえ」

 見れば、釜の湯はぐつぐつと煮えたぎり、今にも吹きこぼれそうである。

「そばしかできやしないのに、そばをしくじるんじゃないよ」

 美代は切り捨てるように言い放つと、何を言われるでもなく店主の手元にすっと丼をおいた。

 その様子を見ていた北川は、こらえきれずに笑い出す。

「うははははは!いや、すまぬすまぬ、普段から節穴だと思っておった俺の目は、殊更、よほどに節穴だったと見えるわ」

 北川は愉快そうにそういって笑うと、さらに続けた。

「その息の合いようはまさに芯から父と娘。付け焼刃にはできようもない芸当よな」

 そういって北川は笑い続ける。

 あまりに北川が豪快に笑うので、恐縮しきりの店主もつられて表情をゆるめた。

「いま、あがりますんで、おまちを」

 店主はそういうと、器用に蕎麦を引き揚げ豪快に湯を切った。

 一瞬にしてむぁっと広がる白い湯気。

 その湯気と同時に、何ともいえない蕎麦の甘い香りがあたりを包んだ。

 店主はそのまま、神楽か何かの舞のように、流れるような体捌きで丼に蕎麦を落とすと、これまたすばらしく香る出汁つゆを上からかけそそいだ。

「へいおまち」

 北川は先ほどまでの騒ぎを忘れて、目の前に供じられた蕎麦を見て生唾を飲んだ。

「うむ、それではいただこう」

 そういって北川が、蕎麦に箸を滑らせたとき、美代が冷たく言いはなった。

「まずは一口酒を飲むもんだよ、わかってないなぁ」

 そんな美代の顔を、店主も北川も、目を丸くして見つめそして笑った。

 しかし美代は、我関せずといった風情で一つあくびをし、背中を向けて座り込む。

 墨田の川面に、なにかがぴちゃりと跳ね波紋を作った。

 なにやら、素敵な夜になるような気配がしていた。
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