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小話
デートとピロートーク
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「次の休み、映画行かないか? 昨日からやってるヤツ」
二人がベッドで事を終えるとリュウジがそう行った。
「ちょうどモールの映画館でもやるてってよ。その後この店行って」
裸で水を飲むシホにリュウジはスマホを見せる。
「それワタルやミウも誘うのか?」
「いやオレとお前だけ」
キョトンとするシホは一瞬何の話かわからなかったがすぐに気付いた。二人きりの映画が何を意味しているかは流石に分かる。
「……なんかそれデートみたいだな」
「何言ってんだ。デートだよ」
「え? そうなの?」
「付き合ってるんだからデートは当たり前だろ?」
デートだと理解したシホは顔を赤くする。
「ま、マジかぁ」
「嫌か?」
「嫌じゃねえよ、むしろ嬉しい……」
赤面のシホにリュウジはクスリと笑う。
付き合い出してからリュウジと二人きりになるのはかなり意識してしまう。
「大袈裟だなぁ、ただのデートなのに
」
「うるせぇ! 慣れてねぇんだよ!」
そう言いながら二人は手を握り合うのだった。
二人がベッドで事を終えるとリュウジがそう行った。
「ちょうどモールの映画館でもやるてってよ。その後この店行って」
裸で水を飲むシホにリュウジはスマホを見せる。
「それワタルやミウも誘うのか?」
「いやオレとお前だけ」
キョトンとするシホは一瞬何の話かわからなかったがすぐに気付いた。二人きりの映画が何を意味しているかは流石に分かる。
「……なんかそれデートみたいだな」
「何言ってんだ。デートだよ」
「え? そうなの?」
「付き合ってるんだからデートは当たり前だろ?」
デートだと理解したシホは顔を赤くする。
「ま、マジかぁ」
「嫌か?」
「嫌じゃねえよ、むしろ嬉しい……」
赤面のシホにリュウジはクスリと笑う。
付き合い出してからリュウジと二人きりになるのはかなり意識してしまう。
「大袈裟だなぁ、ただのデートなのに
」
「うるせぇ! 慣れてねぇんだよ!」
そう言いながら二人は手を握り合うのだった。
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