甘々に夢中でいたい!―クールなアイツは両性具有を溺愛する―

湊戸アサギリ

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8.友達から恋人に

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シホ視点。


 俺はリュウジの事は普通に友達だと思っていたけど、リュウジは気付いたら俺を好きになっていたらしい。リュウジに告白された時は本気でびっくりした。断る理由は特に無くそのまま受け入れたけど……俺はまだ、恋人だって意識が無い。
『別に無理に好きにならなくていい。付き合ってみて嫌になったら元のダチに戻ればいい』
『無理に恋人になろうとしなくていい。お前は今まで通りでいてくれ』
付き合うとかは避けてきたのとそもそも恋愛に疎いから「付き合ってみる」ってのがなぁ……。俺の身体の事知って珍しがってるようにも見えるんだよ。
ーージュプッ!! ジュププッ
「あああ!! あああ!!」
部屋のベッドの上で四つん這いになってリュウジにアナルを犯される。前立腺と腹の奥を触れられて喘ぐ。リュウジは俺に覆い被さり、俺の胸や乳首に触る。
「やらぁ! あああっ!」
「乳首と胸、ギュウギュウに触られるの好きだろ? 尻の中めちゃくちゃ締まってるぞ」
「ああああっ!!」
「おあっ、」
胸を揉みつつ乳首を指で摘まれる。それをされていると俺はアナルの中でイッて射精する。陰部もヒクヒクして愛液を垂らしていく。俺がうつ伏せに倒れていると、リュウジにぐるんと仰向けにされる。
「お、こっちも濡れてるな」
「ひああっ!」
陰部にリュウジの指が入る。入口を撫でるだけでも愛液が溢れたのが自分でも分かる。
「……リュウジはその、俺とセックスしたいから付き合ってるのか?」
俺はちょっと聞いてみる。リュウジは一瞬唖然となったように見えた。
「……そう思わるのは、心外だな。ただの性欲処理で誰かを抱く程オレも不良じゃねえ」
「!?」
鋭い目線を向けられる。それを見ていると、心臓が煩くなって身体が熱い。
「お前の身体の事を知らない時からお前が好きだった。例えお前が完全な男でも女でも同じように好きになった、と本気で思っている。ただ珍しいってだけで触れるわけないだろ」
「リュウジ……ひぐっ!」
リュウジは俺の陰部に指をゆっくり四本入れ出す。好きなトコ触られて中が熱くなる。
「オレがお前を好きなのを理解するまで、沢山抱いてやる」
「ええっ!?」
リュウジはまだイッてなくて勃起したままのゴムをした陰茎を俺の陰部に挿入する。
「ああぁーっ!!」
徐々に中に入ってた子宮口に届くのが分かる。それだけでももう身体中トロトロだ。
「シホ、好きだ」
そう言われて俺はキスされた。
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