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1.君に夢中 ★

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※クールなSデレ×無邪気
※男×男ベースの両性具有(男ふたなり)
※受けはごついので筋肉受けです
※メイン二人がたくさんセックスしているだけです
※基本甘々溺愛系です
※以前書いたのを書き直したものです



 俺、シホは普通に男として育てきたけど、普通の男とは違う。いやなんというか男でもあり女でもある。男のソレと尻穴の間辺りに女の子のソレがある。普通はどっちかしかないのは知っているから俺は普通じゃないって時々悩む時がある。そんな俺は、ある男とセックスする関係になっている。
「シホ……」
俺を呼ぶコイツ、リュウジは今俺を抱いている。服を脱いで裸になった俺の女性器にリュウジの男性器が入ってて今はすごく体中が熱い。俺の男性器は勃起して女性器はヨダレを出している。手はリュウジに押さえられるように握られている。
「リュウジ、気持ちいいか?」
「当たり前だろ? それは僕のセリフじゃないか?」
「だって俺がイクの多くて……前だってお前は一回しか出してないだろ」
「気づいていたかぁ、そんなの気にするなよ。ちゃんと気持ちいいぞ」
「!」
軽くキスされて俺は驚く。いきなりされるのはいつも弱い。ゆっくりと女性器からリュウジの男性器が出し入れされると俺はぞくぞくする。
「あ! あああっ!」
膣内が狭くなって男性器からは精液じゃないヨダレがたくさん吹き出る。
「シホはゆっくり動かれて軽くイクの好きだな」
「言うな変態!」
俺は恥ずかしくなる。
「……たくさん動いてくれよ。俺が激しいのも好きなのも知ってるだろ?」
「ふー、やっぱりお前はエッチだな」
「だ、だからぁ、ひぁあああ!」
俺は言い出すとリュウジは動いて性器を出し入れさせる。ずっと膣内はヒクヒクしてて熱い。
「ひぐ!」
リュウジに乳首を舐められて吸われる。そのせいで体がもっと熱くなる。吸われていないほうの胸を強く掴む。男の胸にそれやってうれしいのか? 俺は女性器付いてるけど、女の子には見えないんだよな。
――じゅぷん! じゅ! ずぼぉ!
「あああ“~~!」
リュウジにたくさん動かれると俺は何も考えられないくらいに感じる。
「や、やだぁ! ああああっ!」
「お前の『やだ』はもっと、だろ」
俺の膣内はもっと狭くなり、男性器からは精液が吹き出す。それが俺の深イキのサインだ。
「ああああ!! ああぁあぁ~~!」
「ああっ……いいぞシホ」
リュウジもイッて射精する。ゴムしてるから中出しじゃねえけど。
「……もう一回いいか?」
「う、うん。今度は尻がいい……準備してるから」
俺達はまだ続ける。
リュウジは俺の体が珍しいからセックスしたいだけかもしれないけど、俺はリュウジに触られるのが好きでしょうがない。




人物・世界観解説

井守シホ
高校二年生。元気いっぱい。両性具有(男性ベース)ということ以外は普通。筋肉質
喜怒哀楽がハッキリしてて表情豊か。リュウジと肉体関係持つようになってから徐々に好意を持つようになっていったがリュウジが自分の体目当てでは?と思い悩む

田川リュウジ
高校二年生。成績の良い不良で問題児。クールでデレ多いSで普段は何考えているかわからない時もある。シホの事は可愛くてエッチだと思ってて好きだが、なかなか理解されない。他のクラスにも友人がいる

二人とも同じクラス他のクラス問わずに友人がいます
一応田舎の寮生の高校が舞台です。寮は二年・三年は個室でどっちかが夜這いに行きます
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