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何日かして痛みが引くと、マイネの薬草湿布が効いたのかアベルの身体はどんどん回復していった。
家の中は好きに歩き回っていいと許可が下り、鍵のかかったヴィルフリートの部屋以外には自由に立ち入ることができる。
窓の外は真っ暗で、時折目の光る鹿やイタチなどの動物たちが走り去っていくのが見える。外は危険だから家から出ないようにと言われ、アベルは一日中をマイネとピムとともに過ごしている。
「では、あなたの街の主要産業は宝石の産出と貴金属の加工なのですか?」
マイネはアベルの話に目を輝かせている。
テーブルで温かな茶を飲みながら、マイネがアベルの身の上話を聞きたいとねだったのだ。
女のいない環境下、自分に尽くしてくれる見目麗しい少年に愛らしく小首を傾げて頼まれれば、たとえ同性でも嫌な気はしない。
アベルはぽつぽつと家族のこと、仕事のこと、故郷のことを語ってやる。
暖炉の火は絶えず赤々と燃え、ピムは尾をパタパタさせながら絨毯に丸まり目を閉じている。ピムはすっかり無害で、アベルを威嚇するようなことはないが頭を撫でてやっても何の反応も示さない。
「大きな鉱山があって、もともとはそこの鉱夫たちが住みついてできた街なんだ。宝石の加工と、宝飾品にするための金銀細工が発達したんだよ」
「素敵ですね。きっとあなたも美しいものをたくさん見てきたんでしょうね」
「ちょっと待ってて」
うっとりと頬杖をつくマイネにそう言い、アベルは玄関に走る。そして行商で売る商売道具の入った大きな木箱を背負ってきて、テーブルの横に置いた。
「中、開けた?」
「いいえ。大切なお荷物を勝手に開けたりはしません」
「ありがとう」
きちんと教育された良い少年だ。こんな子を育てたヴィルフリートはやはりそんなに恐ろしい人物ではないのではーーと考えたところでその考えを打ち消す。
触らぬ神に祟りなし、だ。何事も用心、用心。
アベルは木箱の蓋を開け、中の二つの飾り箱を取り出す。
ビロード張りの引き出しになっている飾り箱の中には、女性用の首飾りや耳飾り、腕輪はもちろん、男性用のカフスボタンや美しい色の羽があしらわれた帽子飾りといった品物が、それぞれ収められている。
「わあ、すごい……」
マイネは呟き、引き出しの前に座り込んだ。
「主な商売相手はお金持ちの家の奥さんとか娘さんなんだけどね。君はこういうの好き?」
「好きです! ここにいると、こういうのって見ることがなくて……」
品物を見つめる目がキラキラ輝いている。
「ヴィルフリートの宝物は?」
「そんなものはありません。この家に金目のものは鉄の鍋くらいです。慎ましやかに暮らしています」
言いながら、マイネは品物に顔を近づけ一つ一つをうっとりと眺めている。
本当にこういうものを見る機会がないのだろうなあと、アベルはなんだか彼が哀れに思えてきた。
「宝石って、綺麗なんですね。どの色もキラキラして、石だというのに不思議だ」
「ありがとう。俺の家は一族で採掘から加工までやってるんだ。だからどれが誰の作品だかすぐにわかる」
これを磨いたのは兄、これを採ってきたのが従兄、この細工は父の技……と一つ一つ指差して教えてやる。マイネは相槌を打ちながら目を丸くして見ている。
「……本当に、すごいです。こんな綺麗なものを人間の力で作れるなんて、魔法みたいだ」
「魔法?」
「ええ。ヴィルフリートだってこんな綺麗なものは作れません。魔法は0から物質を作り出すことはできないですから」
商品に関しては自分はこれらを作らず売り歩くだけの役割だけれど、みんなで誇りを持って、力を合わせてやっている家業だ。こんな風に褒められれば嬉しい。
素直に感動を言葉にしてくれる少年に、無性に何かしてやりたくなった。それでなくても、傷の手当てから寝食の世話まで何から何まで世話になっている。
「よかったらこれ、あげるよ」
アベルは帽子飾りを一つ手に取る。東方産山鳥の艶やかな飴色の尾羽を二枚使い、カボションカットの紅玉を添えたものだ。紅玉は小ぶりだが、兄が手を抜かず丁寧に研磨するところを隣で見ていた。
「宝石は小さいが質は良い。羽も傷みがなく、しかもこの国にはあまり流通していないものだよ」
「そんな、受け取れません。こんな高価そうなもの、とんでもない。着けていく場所もないし、ご家族の方が一生懸命作られたものを対価もなしにいただくことなんてできません」
マイネは慌てて拒否する。やっぱりなとアベルは苦笑した。
「俺は君に世話になりっぱなしなんだ。身体の怪我はピムのせいだけれど、それでも君に出会わなければ俺は今頃まだ夜ノ森をぐるぐる彷徨っていたかもしれない。俺を助けてくれた恩人になら、家族も喜んで商品の一つや二つ贈ると思うんだ」
たしなめるように説く。ほとんど懇願に近い。どうか受け取って欲しい。きっとこれは彼にならよく似合うはずだ。
「でも……」
「いいから」
帽子飾りを、半ば無理やりに彼のジレの左胸に着けてやった。
羽も紅玉も小さく嫌味のない大きさなので、胸に着けていてもあまり違和感がない。
「やっぱり、よく似合う!」
思った通り、自分の見立ては正しかった。
「え……」
困惑するマイネを立たせ、暗い窓の前に引っ張って行った。
眉尻を下げた可愛らしい少年の胸から上がガラスに映る。彼の服装は地味で貧しげだが、胸の飾りは彼の上品な雰囲気と王子様然とした顔立ちによく合っている。
「うわあ……」
マイネはまた見開いた目をうるうると輝かせている。
「ね、似合ってるだろ? すべての宝飾品は回り回って、結局最後はそれぞれに相応な人間の元へ落ち着くってばあちゃんが言ってたよ。この帽子飾りは、君に出会うべくして生まれたのかもね」
「出会うべくして……」
マイネは白く細い指でちょこんと紅玉に触れた。ほの赤く染まり、ぼうっとした顔でそれを見下ろす。
「本当に、いいのかな。僕がこれをもらっちゃっても」
「だから、いいんだよ! 俺は、君にこれをもらってほしいんだ」
語気を強めて言うと、マイネは一瞬びっくりしたような顔をした。そして、またふにゃりと眉毛を下げた。なんだか泣きそうな、無防備な表情だ。
「嬉しい。嬉しいな、ありがとう。綺麗でかっこいい宝物だ。大切にするね」
彼なら本当にこれを大切にしてくれる。そう直感した。
「うん。こちらこそ、もらってくれてありがとう」
マイネは赤い顔でアベルを見上げ、にっこり笑ってくれた。
(なんだこれ。すっごく可愛い)
アベルもなんだか顔が熱くなり、不自然だよなと自覚しながら視線を窓の外へ逸らした。
家の中は好きに歩き回っていいと許可が下り、鍵のかかったヴィルフリートの部屋以外には自由に立ち入ることができる。
窓の外は真っ暗で、時折目の光る鹿やイタチなどの動物たちが走り去っていくのが見える。外は危険だから家から出ないようにと言われ、アベルは一日中をマイネとピムとともに過ごしている。
「では、あなたの街の主要産業は宝石の産出と貴金属の加工なのですか?」
マイネはアベルの話に目を輝かせている。
テーブルで温かな茶を飲みながら、マイネがアベルの身の上話を聞きたいとねだったのだ。
女のいない環境下、自分に尽くしてくれる見目麗しい少年に愛らしく小首を傾げて頼まれれば、たとえ同性でも嫌な気はしない。
アベルはぽつぽつと家族のこと、仕事のこと、故郷のことを語ってやる。
暖炉の火は絶えず赤々と燃え、ピムは尾をパタパタさせながら絨毯に丸まり目を閉じている。ピムはすっかり無害で、アベルを威嚇するようなことはないが頭を撫でてやっても何の反応も示さない。
「大きな鉱山があって、もともとはそこの鉱夫たちが住みついてできた街なんだ。宝石の加工と、宝飾品にするための金銀細工が発達したんだよ」
「素敵ですね。きっとあなたも美しいものをたくさん見てきたんでしょうね」
「ちょっと待ってて」
うっとりと頬杖をつくマイネにそう言い、アベルは玄関に走る。そして行商で売る商売道具の入った大きな木箱を背負ってきて、テーブルの横に置いた。
「中、開けた?」
「いいえ。大切なお荷物を勝手に開けたりはしません」
「ありがとう」
きちんと教育された良い少年だ。こんな子を育てたヴィルフリートはやはりそんなに恐ろしい人物ではないのではーーと考えたところでその考えを打ち消す。
触らぬ神に祟りなし、だ。何事も用心、用心。
アベルは木箱の蓋を開け、中の二つの飾り箱を取り出す。
ビロード張りの引き出しになっている飾り箱の中には、女性用の首飾りや耳飾り、腕輪はもちろん、男性用のカフスボタンや美しい色の羽があしらわれた帽子飾りといった品物が、それぞれ収められている。
「わあ、すごい……」
マイネは呟き、引き出しの前に座り込んだ。
「主な商売相手はお金持ちの家の奥さんとか娘さんなんだけどね。君はこういうの好き?」
「好きです! ここにいると、こういうのって見ることがなくて……」
品物を見つめる目がキラキラ輝いている。
「ヴィルフリートの宝物は?」
「そんなものはありません。この家に金目のものは鉄の鍋くらいです。慎ましやかに暮らしています」
言いながら、マイネは品物に顔を近づけ一つ一つをうっとりと眺めている。
本当にこういうものを見る機会がないのだろうなあと、アベルはなんだか彼が哀れに思えてきた。
「宝石って、綺麗なんですね。どの色もキラキラして、石だというのに不思議だ」
「ありがとう。俺の家は一族で採掘から加工までやってるんだ。だからどれが誰の作品だかすぐにわかる」
これを磨いたのは兄、これを採ってきたのが従兄、この細工は父の技……と一つ一つ指差して教えてやる。マイネは相槌を打ちながら目を丸くして見ている。
「……本当に、すごいです。こんな綺麗なものを人間の力で作れるなんて、魔法みたいだ」
「魔法?」
「ええ。ヴィルフリートだってこんな綺麗なものは作れません。魔法は0から物質を作り出すことはできないですから」
商品に関しては自分はこれらを作らず売り歩くだけの役割だけれど、みんなで誇りを持って、力を合わせてやっている家業だ。こんな風に褒められれば嬉しい。
素直に感動を言葉にしてくれる少年に、無性に何かしてやりたくなった。それでなくても、傷の手当てから寝食の世話まで何から何まで世話になっている。
「よかったらこれ、あげるよ」
アベルは帽子飾りを一つ手に取る。東方産山鳥の艶やかな飴色の尾羽を二枚使い、カボションカットの紅玉を添えたものだ。紅玉は小ぶりだが、兄が手を抜かず丁寧に研磨するところを隣で見ていた。
「宝石は小さいが質は良い。羽も傷みがなく、しかもこの国にはあまり流通していないものだよ」
「そんな、受け取れません。こんな高価そうなもの、とんでもない。着けていく場所もないし、ご家族の方が一生懸命作られたものを対価もなしにいただくことなんてできません」
マイネは慌てて拒否する。やっぱりなとアベルは苦笑した。
「俺は君に世話になりっぱなしなんだ。身体の怪我はピムのせいだけれど、それでも君に出会わなければ俺は今頃まだ夜ノ森をぐるぐる彷徨っていたかもしれない。俺を助けてくれた恩人になら、家族も喜んで商品の一つや二つ贈ると思うんだ」
たしなめるように説く。ほとんど懇願に近い。どうか受け取って欲しい。きっとこれは彼にならよく似合うはずだ。
「でも……」
「いいから」
帽子飾りを、半ば無理やりに彼のジレの左胸に着けてやった。
羽も紅玉も小さく嫌味のない大きさなので、胸に着けていてもあまり違和感がない。
「やっぱり、よく似合う!」
思った通り、自分の見立ては正しかった。
「え……」
困惑するマイネを立たせ、暗い窓の前に引っ張って行った。
眉尻を下げた可愛らしい少年の胸から上がガラスに映る。彼の服装は地味で貧しげだが、胸の飾りは彼の上品な雰囲気と王子様然とした顔立ちによく合っている。
「うわあ……」
マイネはまた見開いた目をうるうると輝かせている。
「ね、似合ってるだろ? すべての宝飾品は回り回って、結局最後はそれぞれに相応な人間の元へ落ち着くってばあちゃんが言ってたよ。この帽子飾りは、君に出会うべくして生まれたのかもね」
「出会うべくして……」
マイネは白く細い指でちょこんと紅玉に触れた。ほの赤く染まり、ぼうっとした顔でそれを見下ろす。
「本当に、いいのかな。僕がこれをもらっちゃっても」
「だから、いいんだよ! 俺は、君にこれをもらってほしいんだ」
語気を強めて言うと、マイネは一瞬びっくりしたような顔をした。そして、またふにゃりと眉毛を下げた。なんだか泣きそうな、無防備な表情だ。
「嬉しい。嬉しいな、ありがとう。綺麗でかっこいい宝物だ。大切にするね」
彼なら本当にこれを大切にしてくれる。そう直感した。
「うん。こちらこそ、もらってくれてありがとう」
マイネは赤い顔でアベルを見上げ、にっこり笑ってくれた。
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