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「凄いな!効率的なシステムを構築してるんだね。感心したよ。」
「そうだろ!もっと俺を褒めても良いぜ!」
「何よ!面倒くさい調整や指導法の確立はアチェがやってたんでしょ!確かにリョウは人望だけはあるけどね!」
「その人望が大事なんだよ!」
話しているところに、髪をぴっちりと分けた男が近付いてきた。
「ケイタ、噂をしてたらそのアチェよ。」
「アチェ、あのポーション屋の経営者のケイタだ。」
「おお!あの!初めまして。私は【エイジス】のサブリーダーを任されていますアチェと申します。以後お見知り置き下さい。」
「丁寧な挨拶感謝します。僕はナカムラケイタと申します。ケイタとお呼び下さい。」
「ほら、アチェ堅いんだよ。ケイタもノリは良いから大丈夫だよ。お互いケイタとアチェでオーケーな!」
アチェにも、僕の身の回りの話、僕にエイジスの話を教えていた事を伝えた。
「それはリョウの言う通り是非ケイタにも【エイジス】に参加して貰いたいですね。ケイタのポーションや武器や防具はエイジス所属の冒険者ならみんな知ってるし、かなりの者が使ってると思います。冒険者の本音の声を聞けるとケイタの道具作りにもプラスになるかと。我々も使い易い武器防具や道具があれば冒険の危険が減るし、お互い有益な情報交換が出来るのでは?」
アチェの言葉はいちいち納得出来た。
「って言うことを俺も言いたかったんだ。」とリョウが雰囲気を明るくする。
「確かにアチェの言う通りだと思います。でも僕は冒険には行かないつもりだし、僕のクランは今日初めて登録したばかりなんで少し実績を積んでからにさせて下さい。ズブの素人が高名な【エイジス】に入ったとなったら要らない注目を受けそうで……」
「ケイタの言う事も一理あるな。でもケイタ、冒険に出ないのかい?冒険は危険もあるけど楽しいぜ?ケイタのレベルも相当なもんだろ?」
僕は錬金術師なので、錬金術を使用した際のみに経験値が貯まりレベルアップしていた。がレベルアップした恩恵は、移動の時の足が早くなり疲れにくくなったぐらいしか実感がなかった。
「僕は錬金術師なんで、戦闘はした事ないんです。あ!1回ゴブリンを倒した事があったな。ゴブリンの頭上に大きな岩を出して、重力で押し潰した事が!」
「何だそりゃ!そんなゴブリンの倒し方見た事も聞いた事もないぜ!」
「それは貴重なお話ですね(笑)ゴブリンを岩でペチャンコにする倒し方と……」
「凄いというか、凄い発想というか。ケイタしか出来ないわね。」
「そうだろ!もっと俺を褒めても良いぜ!」
「何よ!面倒くさい調整や指導法の確立はアチェがやってたんでしょ!確かにリョウは人望だけはあるけどね!」
「その人望が大事なんだよ!」
話しているところに、髪をぴっちりと分けた男が近付いてきた。
「ケイタ、噂をしてたらそのアチェよ。」
「アチェ、あのポーション屋の経営者のケイタだ。」
「おお!あの!初めまして。私は【エイジス】のサブリーダーを任されていますアチェと申します。以後お見知り置き下さい。」
「丁寧な挨拶感謝します。僕はナカムラケイタと申します。ケイタとお呼び下さい。」
「ほら、アチェ堅いんだよ。ケイタもノリは良いから大丈夫だよ。お互いケイタとアチェでオーケーな!」
アチェにも、僕の身の回りの話、僕にエイジスの話を教えていた事を伝えた。
「それはリョウの言う通り是非ケイタにも【エイジス】に参加して貰いたいですね。ケイタのポーションや武器や防具はエイジス所属の冒険者ならみんな知ってるし、かなりの者が使ってると思います。冒険者の本音の声を聞けるとケイタの道具作りにもプラスになるかと。我々も使い易い武器防具や道具があれば冒険の危険が減るし、お互い有益な情報交換が出来るのでは?」
アチェの言葉はいちいち納得出来た。
「って言うことを俺も言いたかったんだ。」とリョウが雰囲気を明るくする。
「確かにアチェの言う通りだと思います。でも僕は冒険には行かないつもりだし、僕のクランは今日初めて登録したばかりなんで少し実績を積んでからにさせて下さい。ズブの素人が高名な【エイジス】に入ったとなったら要らない注目を受けそうで……」
「ケイタの言う事も一理あるな。でもケイタ、冒険に出ないのかい?冒険は危険もあるけど楽しいぜ?ケイタのレベルも相当なもんだろ?」
僕は錬金術師なので、錬金術を使用した際のみに経験値が貯まりレベルアップしていた。がレベルアップした恩恵は、移動の時の足が早くなり疲れにくくなったぐらいしか実感がなかった。
「僕は錬金術師なんで、戦闘はした事ないんです。あ!1回ゴブリンを倒した事があったな。ゴブリンの頭上に大きな岩を出して、重力で押し潰した事が!」
「何だそりゃ!そんなゴブリンの倒し方見た事も聞いた事もないぜ!」
「それは貴重なお話ですね(笑)ゴブリンを岩でペチャンコにする倒し方と……」
「凄いというか、凄い発想というか。ケイタしか出来ないわね。」
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