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異世界転生
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魔道具に興味を持ってみると、ハクタの街でも、様々な場所で魔道具が使われていた事に気付いた。
ギルド登録時や街の入場審査を行う水晶も魔道具だ。街の街灯にも魔道具が使用されている。魔道具は高価なため、至る所にではないが、要所要所で設置されている印象だった。
魔道具には動力源として魔石が使われている。魔石から放出される魔力を動力源にしているようだ。
僕もゴブリンの魔石を1つ持っている。付与魔法のスキルも持っている。街灯をヒントに、ゴブリンの魔石に、魔法を付与してみた。
魔石からはまばゆいほどの灯りが発せられている。成功だ!
インゴッドを変形させ、鉄の剣を作製した時のように、球状の形である魔石も変形出来ないものか?
魔石を手に取り、変形した後の形をイメージしてみる。もごもごと魔石が動き出したかと思った瞬間、パッとメガネ状に変形した。
メガネ状の中心部から発光する、暗い所でも見やすいメガネの完成である。
古都ギオンに行く時に、カミヤさんに自作の魔道具を見て貰おう。ハクタの街を出るまでに可能な限り採取出来る素材を、集める事にした。
忙しく動き回っているとあっという間に時が過ぎ、古都ギオンに出発する日となっていた。
早朝にカミヤさんの店に到着すると、すでに店の前では従業員が待っていた。
「ナカムラケイタ様ですね。お待ちしておりました。主人のカミヤは店内で待っていますので、どうぞ中にお入り下さい。」
店のドアを開けると、そこには多くの荷物が高く積まれていた。
「ケイタ様、来て頂けましたか!荷物はこの様に大量となってしまっているのですが、大丈夫でしょうか?」
「カミヤさんお待たせ致しました。多分大丈夫だと思いますが、早速僕のアイテムボックスに収納致しますね。」
「ケイタ様お願いします。」
これだけの荷物を僕に任せるという事は、まだ知り合って間も無い僕をとても信用してくれているのだろう。
「荷物の一覧が分かる帳簿はありますか?収納する時に照らし合わせた方が良いかと思うのですが。」
いちいち帳簿を確認しながら、収納していくのは面倒臭いが、僕が荷物を盗らないようにというカミヤさん側への配慮、また僕が荷物を盗っていないという証拠のため、つまりお互いの身を守る為だ。
「凄いですね。これだけの荷物は一体どこに収納されてるのでしょう?」
確かにアイテムボックスの異空間はどこに繋がっているのであろう。
帳簿を確認しながらの収納作業だったため少し時間が掛かったが、予定時間に終える事が出来た。
ギルド登録時や街の入場審査を行う水晶も魔道具だ。街の街灯にも魔道具が使用されている。魔道具は高価なため、至る所にではないが、要所要所で設置されている印象だった。
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僕もゴブリンの魔石を1つ持っている。付与魔法のスキルも持っている。街灯をヒントに、ゴブリンの魔石に、魔法を付与してみた。
魔石からはまばゆいほどの灯りが発せられている。成功だ!
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