16 / 62
異世界初心者
村の発展
しおりを挟む
弟を母親だと思っているかのように、ピヨピヨと可愛らしい鳴き声の合唱だ。
「あっ!アキラ様やりました!僕達やりました!」
「ああ!2人ともよく頑張ったね。これからドンドン鶏が増えると思うよ。軌道に乗れば鶏肉や卵が安定して食べられるようになると思う。全部君達兄弟の功績だ!よくやった!!」
孵化するまでの21日間、幼い兄弟は睡眠もしっかり取れずに頑張ったのだろう。2人とも涙を流して喜んでいる。
餌はクズ野菜で良さそうだ。オスとメスの区別を調べて、確かめてみたが区別の鑑別は難しくオスかメスかはよく分からなかった……20匹も孵化しているのでオスもメスもいるだろう。
ヒヨコをちゃんと鶏まで育てる事が出来れば、次の世代の有精卵が産まれて、親鳥が孵すだろう。
「君達兄弟を鶏の担当にしたいのだけど、大丈夫かなぁ?もちろん僕が色々教えるつもりだけど。」
「もちろん僕達に任せて下さい!僕達も村の役に立てて嬉しいです!」
小さな兄弟はやる気に満ちた目をしていた。
【通販】で道具を購入してはいるが、やはり便利さでいうと電化製品である。孵化させるのも孵化機があればそんなに苦労もなく卵を孵せただろう。
発電機といえば、音がうるさくガソリンが必要な物と決め付けていたが、[通販カタログ]を見ているとポータブル電源という品物を発見した。
ソーラーパネルで充電する蓄電池のようだ。値段も5万バルしない安さだ。これだ!
【通販】で早速取り寄せた。
電気が使えるようになった事で村の開拓スピードは加速した。チェーンソーも8000バルで2台購入して木工作業を任せているシエル達に使い方を教える。
大きな木の切断から、加工まで今までと比べ物にならないほど効率的に行える。
さらに電動タイプの耕運機も購入する。これで一気に畑を拡張するのだ。大規模農業が可能となるため稲や種も購入して作付けを実行した。
これらが上手く収穫できれば、食料事情の心配はなくなり、税として食料を取られても村人達が食べていける。
村人達は、働けば働くほど村が発展していき生活が豊かになるのを実感していた。
今までのように明日に食べる物を心配しなくても良くなっているのだ。
廃墟のようになっていた村人の住居も順次新築させていき、村中に活気が溢れている。
川から川魚を獲ってきた者もおり、小さなため池を作り魚も飼う事になった。
◇ ◇ ◇ ◇
「領主様、以上がザルト村での報告となります。」
「ふむぅ……にわかには信じ難いが、その男とは何者なのだ?」
「あっ!アキラ様やりました!僕達やりました!」
「ああ!2人ともよく頑張ったね。これからドンドン鶏が増えると思うよ。軌道に乗れば鶏肉や卵が安定して食べられるようになると思う。全部君達兄弟の功績だ!よくやった!!」
孵化するまでの21日間、幼い兄弟は睡眠もしっかり取れずに頑張ったのだろう。2人とも涙を流して喜んでいる。
餌はクズ野菜で良さそうだ。オスとメスの区別を調べて、確かめてみたが区別の鑑別は難しくオスかメスかはよく分からなかった……20匹も孵化しているのでオスもメスもいるだろう。
ヒヨコをちゃんと鶏まで育てる事が出来れば、次の世代の有精卵が産まれて、親鳥が孵すだろう。
「君達兄弟を鶏の担当にしたいのだけど、大丈夫かなぁ?もちろん僕が色々教えるつもりだけど。」
「もちろん僕達に任せて下さい!僕達も村の役に立てて嬉しいです!」
小さな兄弟はやる気に満ちた目をしていた。
【通販】で道具を購入してはいるが、やはり便利さでいうと電化製品である。孵化させるのも孵化機があればそんなに苦労もなく卵を孵せただろう。
発電機といえば、音がうるさくガソリンが必要な物と決め付けていたが、[通販カタログ]を見ているとポータブル電源という品物を発見した。
ソーラーパネルで充電する蓄電池のようだ。値段も5万バルしない安さだ。これだ!
【通販】で早速取り寄せた。
電気が使えるようになった事で村の開拓スピードは加速した。チェーンソーも8000バルで2台購入して木工作業を任せているシエル達に使い方を教える。
大きな木の切断から、加工まで今までと比べ物にならないほど効率的に行える。
さらに電動タイプの耕運機も購入する。これで一気に畑を拡張するのだ。大規模農業が可能となるため稲や種も購入して作付けを実行した。
これらが上手く収穫できれば、食料事情の心配はなくなり、税として食料を取られても村人達が食べていける。
村人達は、働けば働くほど村が発展していき生活が豊かになるのを実感していた。
今までのように明日に食べる物を心配しなくても良くなっているのだ。
廃墟のようになっていた村人の住居も順次新築させていき、村中に活気が溢れている。
川から川魚を獲ってきた者もおり、小さなため池を作り魚も飼う事になった。
◇ ◇ ◇ ◇
「領主様、以上がザルト村での報告となります。」
「ふむぅ……にわかには信じ難いが、その男とは何者なのだ?」
84
あなたにおすすめの小説
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる