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駆け出し冒険者
初依頼達成
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資料室で《薬草入門》という本を見つけた。椅子に腰掛け本を開く。
ナホリの街から15分ほどの距離の所に[薬草]の群生地があるようだ。
[薬草]をそのまま食べる事で、体力が回復する。[薬草]を材料に製造する[ポーション]はより回復効果が高いようだ。
群生地には、薬草の他、毒を中和する効果のある[毒消し草]、魔力を回復する効果がある[魔力草]も自生しているようだ。
それぞれの外見も絵で覚える事が出来た。
採取方法は、根元から引き抜くか、根元を刃物で切り取るか、いずれにせよ茎の部分をある程度残す必要があるみたいだ。
ひと通りの、薬草の知識を得た僕は、1階に降り依頼掲示板の前に行った。
《薬草の採取》
という依頼書が貼ってある。依頼主は、ナホリギルドだ。
[薬草10本1セット]銀貨1枚
何セットでも可能、採取状態が悪い物は買取不可と記載されてあった。
[毒消し草]、[魔力草]も同じレートで依頼がある。
それぞれの依頼書を受付に持っていき、依頼を受注した。
「頑張ってくださいね!」
受付嬢から応援の声を貰い、僕の冒険者としての第一歩を踏み出した!!
街の外に出て、資料室で見た、群生地に向かう。
15分ほど歩き、群生地辺りに到着した。本で見た草がある。
これかな?と思い草を引き抜き、草を観察してみると、
ピコン♪
『鑑定魔法レベル1を習得しました。』
という音声が頭の中で聞こえた。
《薬草》
そのまま食べる事で体力が回復する。
刻んで、水から煮込む事でポーションが製造出来る。
頭の中に、薬草入門で得た情報のようなものが浮かんできた。
物の情報を得る【鑑定】を覚えたようだ。
【鑑定】があれば、情報を得る事が簡単になる!
やる気が向上した僕は、さぁ探すぞと思った瞬間
ピコン♪
『探索レベル1を習得しました。』
物を探す魔法である【探索】も習得した。
【探索:薬草】
と念じるとマップ画面が現れ、薬草が生えている場所を点で表示してくれている。
頭で思い浮かべた事を具現化するという【創造魔法】により、魔法を編み出す事が出来たのだ!
レベル1と聞こえたので、レベルを上げると、さらに能力が上昇するのだろう。
さらにやる気が向上した僕は、【探索:薬草】で薬草の自生した場所を的確に探し効率良く採取していった。
さらに【探索:毒消し草】【探索:魔力草】も行い、[毒消し草][魔力草]も採取していった。
採取した薬草類は、アイテムボックスの中に収納していった。
アイテムボックスを表示してみると、
[木材✖️2]
[薬草✖️148]
[毒消し草✖️142]
[魔力草✖️144]
と表示されている。
さらに採取作業をしている時に、対象物を直接触れなくても、2メートル程度の距離であれば収納出来る事に気付いた。これによりいちいち屈まなくとも採取でき、効率がさらに向上したのである。
成果に満足した僕は、ナホリの街に戻る事にした。入場審査では、首に掛けたプレートネックレスのギルドカードを見せて入場審査を受けた。
ギルドの受付に行き、依頼を達成してきた事を報告すると、カウンターの上に[薬草][毒消し草][魔力草]をそれぞれ✖️140並べて置いた。
「ちょ……ちょっとこんなに一杯ですか?」
受付嬢は驚いていたが、全て買取可能であるらしい。10本1セットだったので、それぞれ14セットという事だ。
「素晴らしい成果ですね!本当にお一人で?信じられませんが、採取方法も問題ありません。こちらが報酬です。」
と銀貨42枚を受け取った。
初依頼達成であった!
ナホリの街から15分ほどの距離の所に[薬草]の群生地があるようだ。
[薬草]をそのまま食べる事で、体力が回復する。[薬草]を材料に製造する[ポーション]はより回復効果が高いようだ。
群生地には、薬草の他、毒を中和する効果のある[毒消し草]、魔力を回復する効果がある[魔力草]も自生しているようだ。
それぞれの外見も絵で覚える事が出来た。
採取方法は、根元から引き抜くか、根元を刃物で切り取るか、いずれにせよ茎の部分をある程度残す必要があるみたいだ。
ひと通りの、薬草の知識を得た僕は、1階に降り依頼掲示板の前に行った。
《薬草の採取》
という依頼書が貼ってある。依頼主は、ナホリギルドだ。
[薬草10本1セット]銀貨1枚
何セットでも可能、採取状態が悪い物は買取不可と記載されてあった。
[毒消し草]、[魔力草]も同じレートで依頼がある。
それぞれの依頼書を受付に持っていき、依頼を受注した。
「頑張ってくださいね!」
受付嬢から応援の声を貰い、僕の冒険者としての第一歩を踏み出した!!
街の外に出て、資料室で見た、群生地に向かう。
15分ほど歩き、群生地辺りに到着した。本で見た草がある。
これかな?と思い草を引き抜き、草を観察してみると、
ピコン♪
『鑑定魔法レベル1を習得しました。』
という音声が頭の中で聞こえた。
《薬草》
そのまま食べる事で体力が回復する。
刻んで、水から煮込む事でポーションが製造出来る。
頭の中に、薬草入門で得た情報のようなものが浮かんできた。
物の情報を得る【鑑定】を覚えたようだ。
【鑑定】があれば、情報を得る事が簡単になる!
やる気が向上した僕は、さぁ探すぞと思った瞬間
ピコン♪
『探索レベル1を習得しました。』
物を探す魔法である【探索】も習得した。
【探索:薬草】
と念じるとマップ画面が現れ、薬草が生えている場所を点で表示してくれている。
頭で思い浮かべた事を具現化するという【創造魔法】により、魔法を編み出す事が出来たのだ!
レベル1と聞こえたので、レベルを上げると、さらに能力が上昇するのだろう。
さらにやる気が向上した僕は、【探索:薬草】で薬草の自生した場所を的確に探し効率良く採取していった。
さらに【探索:毒消し草】【探索:魔力草】も行い、[毒消し草][魔力草]も採取していった。
採取した薬草類は、アイテムボックスの中に収納していった。
アイテムボックスを表示してみると、
[木材✖️2]
[薬草✖️148]
[毒消し草✖️142]
[魔力草✖️144]
と表示されている。
さらに採取作業をしている時に、対象物を直接触れなくても、2メートル程度の距離であれば収納出来る事に気付いた。これによりいちいち屈まなくとも採取でき、効率がさらに向上したのである。
成果に満足した僕は、ナホリの街に戻る事にした。入場審査では、首に掛けたプレートネックレスのギルドカードを見せて入場審査を受けた。
ギルドの受付に行き、依頼を達成してきた事を報告すると、カウンターの上に[薬草][毒消し草][魔力草]をそれぞれ✖️140並べて置いた。
「ちょ……ちょっとこんなに一杯ですか?」
受付嬢は驚いていたが、全て買取可能であるらしい。10本1セットだったので、それぞれ14セットという事だ。
「素晴らしい成果ですね!本当にお一人で?信じられませんが、採取方法も問題ありません。こちらが報酬です。」
と銀貨42枚を受け取った。
初依頼達成であった!
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