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【番外編】帰路の安宿にて ※
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夜会を終え、王都からエドエフェルト邸へと戻る道すがら、安宿に泊まることになったふたりは、またも壁の薄い部屋で、声を押し殺した情事にいそしんでいた。気持ちが通じあったばかりのふたりが、密室にこもって行為を我慢できるわけがなかったのだ。
だが、安宿では湯あみはできない。
アルヤを組み敷き、ぎっぎっと規則正しくベッドを揺らして奥を穿つエーギルに、彼女は声を抑えながらも訴える。
「ん……っえ、ーぎるさま……さいご、は……わたくし、が……は、ぁあ……ん、ふっ、く、口で……んんっ」
口で子種を受け入れるから、肉棒を抜いて交代して欲しい。そう伝えたつもりだった。
「ああ、そうだな」
ずるっと勢いよく抜けた肉棒に、連続の快楽を受けていた蜜壺は喪失を嘆いてきゅうっと揺れる。だが、がちがちに硬くなったエーギルがすでに限界近いのだから、アルヤがわがままを言っている場合ではない。挿入前にも何度も絶頂させられた身体は力が入りにくいが、よたよたと身体を起こそうとしたアルヤの腰が、がっしりとエーギルの腕につかまれた。
「こぼれないようにしよう」
「あ……っ?」
仰向けだった身体をうつ伏せにされて、アルヤの腰が高く持ち上げられる。
「ふっぅんん……っ」
ぐちゅんっと勢いよく肉棒をねじこまれた衝撃で、「違います」と言おうとしたアルヤは、嬌声を抑えるので必死になった。先ほどよりも激しくベッドが揺れて、アルヤの最奥ががつがつと揺らされる。幸いというべきか、枕に顔を預ける形になっているので、口から堪えきれない嬌声が漏れているが、大きな声になるほどではない。もはや、ベッドの軋む音で隣の部屋には情事が筒抜けかもしれないが。
「んっんふ……っぅ、んんん……っな、か……だめ……んぁああっ」
極限まで太く硬くなったエーギルのものが、アルヤのいいところを擦りあげ、胎を容赦なく揺らす。今、達してしまえば、それはもうエーギルの子種を絞り取ることになるだろう。だから必死にアルヤは絶頂へと至らないように我慢をしていたが、くりかえし与えられる強い快楽に、土台耐えられるわけがなかった。
不意にエーギルが彼女の背中にぴたりと寄り添った。そうして、腰を揺らしながら、アルヤの耳元に囁く。
「アルヤ……一緒に、イってくれ」
甘やかなおねだりと同時に、最後の強い一突きを与えられた。その刺激で、アルヤの腹がびくんびくんと強く痙攣を始める。
「ふ、ぁっ……んんん……っ!」
リズミカルに肉棒を締めつけるのと同時に、太い肉棒が合わせて強く脈打ち、アルヤの胎を熱い子種が叩きつけられる。それはいつも通りのたっぷりとした量で、エーギルが肉棒を引き抜けば、溢れた子種がたちまち彼女の股をつたって太ももを汚すだろう。
(汚したくなかったから、お口でして差し上げるつもりだったのに)
絶頂の余韻で呼吸をくりかえすアルヤは、その文句の言葉を口にできず、肩で息をしている。
「……怒ったか?」
耳元で荒い息を吐きながら、身体を繋いだままのエーギルが問うのに、アルヤは答えない。少し前だったらこんな態度をとることなどなかっただろう。彼女がむくれた姿を見せるのだって、きっとエーギルへの甘えだ。
「アルヤ。ちゃんと綺麗にするから、怒らないでくれ」
そうは言っても、湯あみをできないこの状況では、濡らした手ぬぐいで股を拭くのが関の山だ。娼館にいたころは翌朝かならず湯あみをしていたから以前の彼女は知らなかったが、中に子種を出された後は、湯あみで中までしっかりと洗っておかねば、翌日歩いているときなどに、不意に股から子種が溢れてドロワーズやドレスを汚してしまう。
そのことを知らなかった最初の旅のときは、ずいぶんとドレスを汚してしまったのだ。王都を出る前に、娼婦時代に他の男から貢がれたドレスは全て処分したので、今は手持ちの服が少なく、ドレスを汚すのは避けたいのだが。
(……汚れたドレス姿でエーギル様の隣に立ちたくないのに)
中に出したことや子種が垂れることそのものよりも、いじらしい乙女心から拗ねているのだとは、当の恋人は気づいていないのだろう。
「エーギル様は意地悪です……」
「だが、貴女はここじゃないと気持ちよくないだろう」
口では快楽を得られないアルヤのためにしているのだと言われれば、それ以上強く出られない。
「でも、ベッドも汚れてしまいます」
エーギルにもらったドレスを汚したくないのだ、とは言わずに、アルヤはあえてそんな言い訳をした。それがよくなかった。
「安心してくれ。汚させるつもりはない」
「え……?」
ぴったりとくっついていた背中を離れ、エーギルが繋がったままだった肉棒をずるりと抜いた。途端にどろりと子種が垂れて、アルヤの太ももにつぅっと伝う。その感触に腰を持ち上げたままの姿勢のアルヤの身体が、ふるりと揺れた。
「今綺麗にする」
「何を……ひぁああっ!?」
予想外の刺激だった。生暖かいものが、垂れた白濁を下から上へとなぞって拭い取る。ぬるん、と足の付け根までを拭ったそれは、すぐに割れ目へと進む。
「え、えーぎるさま、なに……やっぁあああんんんっ」
声を抑えようとしていたことも忘れて、アルヤは叫び声に似た嬌声をあげる。エーギルの指が割れ目を開くように支えて、じゅるじゅると音をたてて子種が吸い出される。つまり、エーギルが中に出した白濁を舐めとり吸っているのだ。
(どうしてこんなこと……!)
愛液を舐めとられたことは何度もある。だが、何を満たした子種を飲んで掃除されるのは初めてだった。言いようのない違和感を覚えているのに、舌が丹念にねぶって蜜壺の入り口を開いては奥に留まった子種をかきだしていくせいで、アルヤは蜜壺をきゅうっと揺らしてしまう。初めて彼に口でされたとき、まるで食べられているようだと感じたが、今はまさに白濁を食われている。とはいえそれは、アルヤではなくエーギル自身が出したものなのだが。
「あっああっだ、めぇ……! エーギル、さま、そんな、ぁあっ」
腰をよじって彼の舌から逃れようとするが、がっしりと尻をつかんだ彼の手には抗いきれない。しかも、舌で敏感なところをくりかえし舐められるせいで、やがてエーギルの子種とは別のものが割れ目に混ざり始める。これでは舐めても舐めても綺麗にならない。
「ン……ぁっああっ」
もう子種は蜜壺にないだろう。その彼女の割れ目を舌が責めるのが終わったかと思えば、すぐにエーギルはアルヤの快楽の芽をねぶりはじめた。ぢゅうっと吸いあげて、蜜壺には指を差しこんで、もはや掃除ではなくただの愛撫だ。
「えーぎ、んぁあっイっちゃ……あっは、ぁあんんっ」
これまでに何度も絶頂していた胎は、快感に弱い。先ほど肉棒で突かれていたにも関わらず、中と外とを同時に責めたてられれば、あっという間にアルヤは頂点までのぼりつめてしまった。エーギルの太い指をぎちぎちに締めあげて咥えこんで、太ももを震わせた彼女は脱力する。その彼女の股から最後に溢れだしたわずかに白濁の混ざった愛液を舐めとって、エーギルはようやくアルヤの秘部から口を離した。
「ほら、これで綺麗になっただろう」
「……だからって……ん……」
腰を押さえていた手も離されたので、ようやくアルヤが身体をよじって仰向けになった。
(声が大きくなってしまったわ……)
ここは娼館ではないのだから、声を抑えるべきなのに。そう文句を言ってやろうとエーギルを見て、アルヤはどきりとする。
「アルヤ」
目元を緩めて、とろりとエーギルは微笑む。
(あ……だめ)
きゅん、と胎の奥が疼いてしまう。それは彼がアルヤに向けた欲情の瞳のせいでもあるし、なんといってもアルヤはエーギルのこの甘えた笑顔が好きなのだ。だからといって彼を窘めようと思っていた気持ちがくじかれるのは、なんだかんだエーギルから受ける愛撫が好きだからだろう。彼の触れ方はいつだって甘くて、ずるい。そもそも声を気にするのだったら、この壁が薄いとわかりきっているこの部屋で、情事を始めなければよかったのだ。それを我慢できなかったのはアルヤも同じである。
「アルヤ?」
返事をしない彼女に、低くかすれた声がもう一度呼びかける。小さく息を吐いたアルヤは、いつものように両腕を伸ばして彼の抱擁を求めた。
「エーギル様。これでは綺麗になっても、また我慢できないのではありませんか?」
身を屈めてくれた彼の首に腕をかけながら、アルヤは小さい声で耳に囁く。彼女の指摘通り、身を寄せたせいで当たった下半身には、熱く猛ったものが押し当てられていた。
「そうだな……だが、何度でも綺麗にすればいいんじゃないか?」
エーギルの腕がアルヤの太もも開かせて、腰を押しつけてくる。先ほど子種をかきだしたばかりのそこは、次の快楽を求めてぐちゅ、と音をたてて彼を迎え入れた。
「仕方のない方」
そう言ってアルヤはエーギルと唇を重ねて、続きの情事にふけるのだった。
だが、安宿では湯あみはできない。
アルヤを組み敷き、ぎっぎっと規則正しくベッドを揺らして奥を穿つエーギルに、彼女は声を抑えながらも訴える。
「ん……っえ、ーぎるさま……さいご、は……わたくし、が……は、ぁあ……ん、ふっ、く、口で……んんっ」
口で子種を受け入れるから、肉棒を抜いて交代して欲しい。そう伝えたつもりだった。
「ああ、そうだな」
ずるっと勢いよく抜けた肉棒に、連続の快楽を受けていた蜜壺は喪失を嘆いてきゅうっと揺れる。だが、がちがちに硬くなったエーギルがすでに限界近いのだから、アルヤがわがままを言っている場合ではない。挿入前にも何度も絶頂させられた身体は力が入りにくいが、よたよたと身体を起こそうとしたアルヤの腰が、がっしりとエーギルの腕につかまれた。
「こぼれないようにしよう」
「あ……っ?」
仰向けだった身体をうつ伏せにされて、アルヤの腰が高く持ち上げられる。
「ふっぅんん……っ」
ぐちゅんっと勢いよく肉棒をねじこまれた衝撃で、「違います」と言おうとしたアルヤは、嬌声を抑えるので必死になった。先ほどよりも激しくベッドが揺れて、アルヤの最奥ががつがつと揺らされる。幸いというべきか、枕に顔を預ける形になっているので、口から堪えきれない嬌声が漏れているが、大きな声になるほどではない。もはや、ベッドの軋む音で隣の部屋には情事が筒抜けかもしれないが。
「んっんふ……っぅ、んんん……っな、か……だめ……んぁああっ」
極限まで太く硬くなったエーギルのものが、アルヤのいいところを擦りあげ、胎を容赦なく揺らす。今、達してしまえば、それはもうエーギルの子種を絞り取ることになるだろう。だから必死にアルヤは絶頂へと至らないように我慢をしていたが、くりかえし与えられる強い快楽に、土台耐えられるわけがなかった。
不意にエーギルが彼女の背中にぴたりと寄り添った。そうして、腰を揺らしながら、アルヤの耳元に囁く。
「アルヤ……一緒に、イってくれ」
甘やかなおねだりと同時に、最後の強い一突きを与えられた。その刺激で、アルヤの腹がびくんびくんと強く痙攣を始める。
「ふ、ぁっ……んんん……っ!」
リズミカルに肉棒を締めつけるのと同時に、太い肉棒が合わせて強く脈打ち、アルヤの胎を熱い子種が叩きつけられる。それはいつも通りのたっぷりとした量で、エーギルが肉棒を引き抜けば、溢れた子種がたちまち彼女の股をつたって太ももを汚すだろう。
(汚したくなかったから、お口でして差し上げるつもりだったのに)
絶頂の余韻で呼吸をくりかえすアルヤは、その文句の言葉を口にできず、肩で息をしている。
「……怒ったか?」
耳元で荒い息を吐きながら、身体を繋いだままのエーギルが問うのに、アルヤは答えない。少し前だったらこんな態度をとることなどなかっただろう。彼女がむくれた姿を見せるのだって、きっとエーギルへの甘えだ。
「アルヤ。ちゃんと綺麗にするから、怒らないでくれ」
そうは言っても、湯あみをできないこの状況では、濡らした手ぬぐいで股を拭くのが関の山だ。娼館にいたころは翌朝かならず湯あみをしていたから以前の彼女は知らなかったが、中に子種を出された後は、湯あみで中までしっかりと洗っておかねば、翌日歩いているときなどに、不意に股から子種が溢れてドロワーズやドレスを汚してしまう。
そのことを知らなかった最初の旅のときは、ずいぶんとドレスを汚してしまったのだ。王都を出る前に、娼婦時代に他の男から貢がれたドレスは全て処分したので、今は手持ちの服が少なく、ドレスを汚すのは避けたいのだが。
(……汚れたドレス姿でエーギル様の隣に立ちたくないのに)
中に出したことや子種が垂れることそのものよりも、いじらしい乙女心から拗ねているのだとは、当の恋人は気づいていないのだろう。
「エーギル様は意地悪です……」
「だが、貴女はここじゃないと気持ちよくないだろう」
口では快楽を得られないアルヤのためにしているのだと言われれば、それ以上強く出られない。
「でも、ベッドも汚れてしまいます」
エーギルにもらったドレスを汚したくないのだ、とは言わずに、アルヤはあえてそんな言い訳をした。それがよくなかった。
「安心してくれ。汚させるつもりはない」
「え……?」
ぴったりとくっついていた背中を離れ、エーギルが繋がったままだった肉棒をずるりと抜いた。途端にどろりと子種が垂れて、アルヤの太ももにつぅっと伝う。その感触に腰を持ち上げたままの姿勢のアルヤの身体が、ふるりと揺れた。
「今綺麗にする」
「何を……ひぁああっ!?」
予想外の刺激だった。生暖かいものが、垂れた白濁を下から上へとなぞって拭い取る。ぬるん、と足の付け根までを拭ったそれは、すぐに割れ目へと進む。
「え、えーぎるさま、なに……やっぁあああんんんっ」
声を抑えようとしていたことも忘れて、アルヤは叫び声に似た嬌声をあげる。エーギルの指が割れ目を開くように支えて、じゅるじゅると音をたてて子種が吸い出される。つまり、エーギルが中に出した白濁を舐めとり吸っているのだ。
(どうしてこんなこと……!)
愛液を舐めとられたことは何度もある。だが、何を満たした子種を飲んで掃除されるのは初めてだった。言いようのない違和感を覚えているのに、舌が丹念にねぶって蜜壺の入り口を開いては奥に留まった子種をかきだしていくせいで、アルヤは蜜壺をきゅうっと揺らしてしまう。初めて彼に口でされたとき、まるで食べられているようだと感じたが、今はまさに白濁を食われている。とはいえそれは、アルヤではなくエーギル自身が出したものなのだが。
「あっああっだ、めぇ……! エーギル、さま、そんな、ぁあっ」
腰をよじって彼の舌から逃れようとするが、がっしりと尻をつかんだ彼の手には抗いきれない。しかも、舌で敏感なところをくりかえし舐められるせいで、やがてエーギルの子種とは別のものが割れ目に混ざり始める。これでは舐めても舐めても綺麗にならない。
「ン……ぁっああっ」
もう子種は蜜壺にないだろう。その彼女の割れ目を舌が責めるのが終わったかと思えば、すぐにエーギルはアルヤの快楽の芽をねぶりはじめた。ぢゅうっと吸いあげて、蜜壺には指を差しこんで、もはや掃除ではなくただの愛撫だ。
「えーぎ、んぁあっイっちゃ……あっは、ぁあんんっ」
これまでに何度も絶頂していた胎は、快感に弱い。先ほど肉棒で突かれていたにも関わらず、中と外とを同時に責めたてられれば、あっという間にアルヤは頂点までのぼりつめてしまった。エーギルの太い指をぎちぎちに締めあげて咥えこんで、太ももを震わせた彼女は脱力する。その彼女の股から最後に溢れだしたわずかに白濁の混ざった愛液を舐めとって、エーギルはようやくアルヤの秘部から口を離した。
「ほら、これで綺麗になっただろう」
「……だからって……ん……」
腰を押さえていた手も離されたので、ようやくアルヤが身体をよじって仰向けになった。
(声が大きくなってしまったわ……)
ここは娼館ではないのだから、声を抑えるべきなのに。そう文句を言ってやろうとエーギルを見て、アルヤはどきりとする。
「アルヤ」
目元を緩めて、とろりとエーギルは微笑む。
(あ……だめ)
きゅん、と胎の奥が疼いてしまう。それは彼がアルヤに向けた欲情の瞳のせいでもあるし、なんといってもアルヤはエーギルのこの甘えた笑顔が好きなのだ。だからといって彼を窘めようと思っていた気持ちがくじかれるのは、なんだかんだエーギルから受ける愛撫が好きだからだろう。彼の触れ方はいつだって甘くて、ずるい。そもそも声を気にするのだったら、この壁が薄いとわかりきっているこの部屋で、情事を始めなければよかったのだ。それを我慢できなかったのはアルヤも同じである。
「アルヤ?」
返事をしない彼女に、低くかすれた声がもう一度呼びかける。小さく息を吐いたアルヤは、いつものように両腕を伸ばして彼の抱擁を求めた。
「エーギル様。これでは綺麗になっても、また我慢できないのではありませんか?」
身を屈めてくれた彼の首に腕をかけながら、アルヤは小さい声で耳に囁く。彼女の指摘通り、身を寄せたせいで当たった下半身には、熱く猛ったものが押し当てられていた。
「そうだな……だが、何度でも綺麗にすればいいんじゃないか?」
エーギルの腕がアルヤの太もも開かせて、腰を押しつけてくる。先ほど子種をかきだしたばかりのそこは、次の快楽を求めてぐちゅ、と音をたてて彼を迎え入れた。
「仕方のない方」
そう言ってアルヤはエーギルと唇を重ねて、続きの情事にふけるのだった。
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