風に通わす記憶 ~語ろう、夜もすがら~


 幼い頃に凄惨な事件の生き残りとなった百香は、その記憶を自ら封じ、何も思い出せないまま成長した。

 そして彼女は見つかる。響という青年に。

 彼は過去の百香と交流があり、記憶を失った彼女に急接近する。

 「なぜ忘れている?」

 響を知らない百香。

 忘れているなら思い出させよう。
 炯眼を不気味に光らせる響と、それに全く気づかぬ百香のドタバタ物語が始まった。

 ☆R十五は保険です。
24h.ポイント 28pt
342
小説 23,278 位 / 194,639件 青春 196 位 / 7,063件

あなたにおすすめの小説

【完結】失いかけた君にもう一度

暮田呉子
恋愛
偶然、振り払った手が婚約者の頬に当たってしまった。 叩くつもりはなかった。 しかし、謝ろうとした矢先、彼女は全てを捨てていなくなってしまった──。

花瓶の支え〜「形成された花」Another story

岡本羅太
青春
完璧なアイドルを目指した古屋瞳。 表舞台で踊る彼女を、シンガーソングライターでプロデューサーの西條は裏でどう動き、どう泣いてきたのか。 花をたてる花瓶のように支え続けた彼女の五年間を覗く。 (※本作を読む前に同作者の前作「形成された花」を読むことをおすすめします)

データな彼女は、いじめられっ子。

小住人(こすみひと)
青春
いじめられっ子の早乙女千冬は俺の幼馴染だ。 決してクラス全員にいじめられている訳ではない。可愛らしい見た目と男子にも気軽に接するその姿勢が女子から反感を勝っているだけなのだ。 そんな千冬を助けるべく、俺は様々な作戦を亮介と共に練っていく。 しかし、そんなことは現状を悪化されるだけだった。 散々な結果で心が病んでいた俺は何となく、とあるQ&Aサイトで相談した。別にネット上でいじめを解決できる策が生まれるとは思っていない、ただそうでもしないと心が落ち着かなかったのだ。 すると返信が来た。そこには何のコメントも書かれていない名無しからのURLが。 俺は自暴自棄だったので、何も考えずそれを開く。 すると何にもない部屋が画面に映しだされた。 「写真を写してね?」 そう、コメントを添えられて。 どうするか、迷ったが取り敢えず、幼馴染を写真撮ることに――。 これが全ての始まりだった。

彼とプリンと私と。

入海月子
青春
大学生の真央は広斗と同棲している。 でも、彼とは考え方も好みもなにもかも違って、全然合わない。 ある日、広斗から急に留学をすると聞かされて……。 Twitterのお題で書いてみました!

恋とは落ちるもの。

藍沢咲良
青春
恋なんて、他人事だった。 毎日平和に過ごして、部活に打ち込められればそれで良かった。 なのに。 恋なんて、どうしたらいいのかわからない。 ⭐︎素敵な表紙をポリン先生が描いてくださいました。ポリン先生の作品はこちら↓ https://manga.line.me/indies/product/detail?id=8911 https://www.comico.jp/challenge/comic/33031 この作品は小説家になろう、エブリスタでも連載しています。 ※エブリスタにてスター特典で優輝side「電車の君」、春樹side「春樹も恋に落ちる」を公開しております。

暴走♡アイドル ~ヨアケノテンシ~

雪ノ瀬瞬
青春
アイドルになりたい高校1年生。暁愛羽が地元神奈川の小田原で友達と暴走族を結成。 神奈川は横浜、相模原、湘南、小田原の4大暴走族が敵対し合い、そんな中たった数人でチームを旗揚げする。 しかし4大暴走族がにらみ合う中、関東最大の超大型チーム、東京連合の魔の手が神奈川に忍びより、愛羽たちは狩りのターゲットにされてしまう。 そして仲間は1人、また1人と潰されていく。 総員1000人の東京連合に対し愛羽たちはどう戦うのか。 どうすれば大切な仲間を守れるのか。 暴走族とは何か。大切なものは何か。 少女たちが悩み、葛藤した答えは何なのか。 それは読んだ人にしか分からない。 前髪パッツンのポニーテールのチビが強い! そして飛ぶ、跳ぶ、翔ぶ! 暴走アイドルは出てくるキャラがみんなカッコいいので、きっとアイドルたちがあなたの背中も押してくれると思います。

私の隣は、心が見えない男の子

舟渡あさひ
青春
人の心を五感で感じ取れる少女、人見一透。 隣の席の男子は九十九くん。一透は彼の心が上手く読み取れない。 二人はこの春から、同じクラスの高校生。 一透は九十九くんの心の様子が気になって、彼の観察を始めることにしました。 きっと彼が、私の求める答えを持っている。そう信じて。

結婚30年、契約満了したので離婚しませんか?

おもちのかたまり
恋愛
恋愛・小説 11位になりました! 皆様ありがとうございます。 「私、旦那様とお付き合いも甘いやり取りもしたことが無いから…ごめんなさい、ちょっと他人事なのかも。もちろん、貴方達の事は心から愛しているし、命より大事よ。」 眉根を下げて笑う母様に、一発じゃあ足りないなこれは。と確信した。幸い僕も姉さん達も祝福持ちだ。父様のような力極振りではないけれど、三対一なら勝ち目はある。 「じゃあ母様は、父様が嫌で離婚するわけではないんですか?」 ケーキを幸せそうに頬張っている母様は、僕の言葉にきょとん。と目を見開いて。…もしかすると、母様にとって父様は、関心を向ける程の相手ではないのかもしれない。嫌な予感に、今日一番の寒気がする。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 20年前に攻略対象だった父親と、悪役令嬢の取り巻きだった母親の現在のお話。 ハッピーエンド・バットエンド・メリーバットエンド・女性軽視・女性蔑視 上記に当てはまりますので、苦手な方、ご不快に感じる方はお気を付けください。