怒らせてはいけない人々 ~雉も鳴かずば撃たれまいに~
ある夜、一人の少女が婚約を解消された。根も葉もない噂による冤罪だが、事を荒立てたくない彼女は従容として婚約解消される。
しかしその背後で爆音が轟き、一人の男性が姿を見せた。彼は少女の父親。
怒らせてはならない人々に繋がる少女の婚約解消が、思わぬ展開を導きだす。
なんとなくの一気書き。御笑覧下さると幸いです。
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すみません作者さま
かはらさんの仰る事に少し同調します。
周り全ての人間が騙しにかかる、てことならその証言者たちが信頼に値するのかを更に調査してみるのも、婚約破棄という重大な決断の前に必要ではないでしょうか?
なんか、たかが略奪狙い女に唆されてって、別に家族を人質にとられてパニクってるとかならともかく・・・
情けない父親をはじめ、国の守護者を舐めてる危機意識ゼロの連中でしょう。
というか最愛の女を公衆の面前で断罪しといて(しかもビッチと見なして)後から許してやるとか、やはり釈然としないのです。
あと、銀英伝も確かに素晴らしい作品ですけどたまにボコられ役が超低レベルなのをみるとちょっとおあつらえ向き?と思います。
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そういったことに無頓着な人間にしたら、かかずらわうだけ時間の無駄。もったいない。なんで、こんな茶番に労力を使わなきゃならないのよ。.....になります。
どうして自我を持つキャラクター達が、読者の予想するとおりに動きましょうか。それぞれ好き勝手しますよ。忖度なんてしませんし。
完璧超人みたいな人間こそあり得ない。誰だって得手不得手があり、抜けている部分だってある。
間違うし、狼狽えるし、後悔だってする。そしてそれをやり直せる生き物でもある。
そういった人間臭いキャラクターどもを、心より愛しているワニでございます。
ノブレス・オブリージュとか、めっちゃ近代近くの思想ですからね? ガチャ中世には、こういった愚か者がわらわらしてたんですよ。
でなきゃ魔女狩りを利用した財産剥奪とか起きませんて。
お後、ビッチだろうが何だろうが、王子はマチルダであれば何でも良いというだけで、彼女をビッチ扱いした連中を許してはいませんから。縊り殺してやりたいと思ってますから。
ワニの作品に出てくるキャラクターは、こんなんばっかです。我が道を往く自由人の集団。
なので、こういった結末をお好みでないのであれば、ワニの作品は読まない方が良いとお勧めしておきます。うん。
ここまで既読、ありがとうございました。
なるほど、勇者の子孫だったんですね!
長編があるんですね?
探します!!
とても面白かったです。
王太子が可哀想だなーって思ってたから良かった良かった。
いや、長編は執筆中です。御要望があったので応えようかなと。年内投稿目標にしています。うん。.....たぶん? (笑)
公爵って、王族の血が入ってるんだと思ってた
武勲で成り上がるのは侯爵だと思ってた
そうです、王公は王家の血を引いた者です。つまり勇者の御先祖が、この国の王家に迎えられたという意味で公爵にしました。
その辺も説明入れとくんでしたね。気になる方は気になるだろうし。長編の方には入れておきますか。うん。
既読、ありがとうございました。
優秀? え、王太子くんが? あっさり騙されたのに? そこだけモヤりますね。
そうですね、そこらは詳細な描写がなかったのでアレですが、周り全体が彼を騙しにきていた状況なので如何ともしがたい。
真偽を確かめるため、調べた相手がまた虚偽を語る。そんな嘘に嘘を重ねて塗り固められて、騙されない方がおかしい。
その辺も長編版で掘り下げてみましょう。
既読、ありがとうございました。
こちらでも読ませていただきました。 何度読んでも気持ちが良いです。
このお話は、爺ちゃん婆ちゃん&侯爵パパがツボです。 ワニ様のストーリーで主人公の令嬢にゾッコンにならなかったのは(嫌いじゃないですよ!好ましいです、愛でていますよ?)久しぶり・・・いや・・・初めてかな?
この話、リメイクしてロングランになりませんか? 推しますよ〜小人さん並みに!
毎度、おこしやす♪
小人さん並みとはなりませんが、長編希望の感想が幾つかあったんで、ただいま作成中です。
調子に乗せると、ひょいひょい軽い腰を上げるワニがいます。(笑)
既読、ありがとうございました。
いや笑
なんで王太子にお咎めなしなん笑
事実確認もしないで一方的に断罪劇披露した
こんな無能なのに優秀な王太子は片腹痛いな笑
周り全部が騙しにかかってきていて孤立無援でも、その虚偽な事実や証言、赤裸々な告白に激昂せず、多岐に調べる人間を無能とは呼ばないと思いますがねぇ。
その聴取した人間ら全てが口裏合わせて彼女を陥れようとしているのに、あなたは何の迷いもなく看破出来ると? 素晴らしい。まるで、ウミガメのスープをノーヒントで正解するがごときですね。
こうしたことは中世でよくあったことなんですよ。面会する人間の制限された上流階級では特に。
臣下によって情報を遮断され、スポイルされ、独自の判断など出来ない状況がね。
今のラノベにあるような、高尚な意識や特殊な組織、自由な行動は現代思考の産物です。実際の中世では稀にしか見られないもの。
それを当たり前のように語られてもねぇ? 銀英伝って読んだことあります? あれの初期から中期に書かれている帝国貴族の描写。かなりガチでリアル中世の特権階級像書けてます。
ああいう愚者が縦横闊歩していた時代で、この王太子はかなり優秀な方ですよ。
少なくとも歴史好きなワニは、そう思いますね。これを無能といわれて鼻で笑いたいワニがいます♪
既読、ありがとうございました。
100年くらいして、また同じことやらかす馬鹿が出て、また引っ越すのかな?
そんなんなったら、また引っ越すでしょうね。盛大な絨毯爆撃をかまして(笑)
まあ、勇者の系譜にとって、国など些細なことなのですよ。
なにしろ始祖は樹海深くにおわす勇者様の子供なので。生まれは魔族の国。人間の国のどこにも属さない一族です。
飄々と、あちらこちらへ移動しては好き勝手に暮らすでしょう。うん。
既読、ありがとうございました。
公爵の「女神の天罰・お仕置き版」は 罪の多さ、重さには関わらないものだったのでしょうか?
何人もに嘘をつかせ、自らも嘘つきなリナリア嬢の顔や手足、きっと元から黒いお腹も まっ黒焦げ、なのかな〜っと。
屋敷ごと転移(移転?)はスッキリですね。
使用人たちも賛同してくれる、かな?
罪の多さ重さによっては死ぬかもしれない。本文にもそのように書きました。まあ、自業自得ですよね。リナリアにいたっては悪因悪果なので救い様はなし。うん。
移動に関しては、普通の手続きがあったと思います。希望者は連れていくし、望まない者には紹介状を書いて再就職先を斡旋する。そんな感じだったと。うん。
既読、ありがとうございました。
冤罪のきっかけが隣国なら、移住先も隣国ですか?
本当に王女が横恋慕したのか、策略で勇者の系譜の移住を目論んだのか?
その後が読みたくなります。
おお、面白い発想ですね。そういうのも有りか。
長編希望も来てたし、後日談込みで考えてみましょうか。
既読、ありがとうございました。
面白かったです。長編で読んでみたいです。
長編ですか。少し考えてみましょうかね。うん。
既読、ありがとうございました。
第2王子「え、この後俺が継がなきゃならんの?勘弁してよぉ……」
うわ、知らない間に感想が。すいません、気づいてませんでした。
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まあ、王子として生まれた者の宿命と。弟は二人いますから、案外、棚ぼたと思っているかもしれませんよ?
楽しんでもらえて嬉しいです。既読、感謝します♪
お話は面白かったです。
でも、マチルダがビッチ扱いで断罪されたら、第2王子とも結婚できないのでは?
たんなる婚約解消であって、破棄でも断罪でもありません。なので別の王子との最婚約は相手しだい。王命には逆らえませんしね。
王はマチルダの悪評が冤罪と知っていましたから、王太子を隣国の姫と婚約させさえすれば、後は何とでもしたと思います。
まあ、その王太子本人がマチルダを諦める気ゼロなことを知らないからですが。
皮算用の当てが外れて、御愁傷様な国王陛下です。うん。
既読、ありがとうございました。
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ようは、マチルダを貶めるための戯れ言ですね。貴族に限りませんが、女性が複数の男性と深い関係を持つことを世間は良く思いません。
現代でもビッチなどと誹謗される行いです。貞節を重んじる中世ならなおさらです。
なのでマチルダが間違っても王太子の妃に望まれぬよう、そういった戯れ言を吹き込んだわけです。
男女の仲に不敬は持ち込まれません。無理やりならともかく、合意、あるいは誘われたなど、嘯く方法はいくらでもあります。
こういった時代、女性の立場は非常に弱いので。男性優位にことが進んでしまいますから。
誹謗中傷としては使い振るされた手段です。うん。
既読、ありがとうございました。
リナリア嬢は、婚約破棄後に自分と婚約してくれると思っていたのに、国王は隣国王女を娶わす気でいたから結局のところ、どう転んでもハッピーなかった。
残念ガールでしたね。
勇者と魔王カップル、公爵様サイコー!
面白かったでーす。
ありがとうございます。
リナリアに限らず、他の貴族達も狙っていたでしょうにね。ざまあみろです。うん。
既読、ありがとうございました。
いらぬ欲をかいて、全てを失う自業自得が爽快です!!
楽しく読ませていただきました🙂
ありがとうございます。
楽しんでいただけたようでなにより。読者の面白かったという一言は、物書き冥利に尽きますね。
既読、感謝です。
初っ端から読めない展開が最後まで楽しかったです。ここまで成敗できちゃうなんて、コミカライズされても読んじゃうかも!というくらいドツボりました。読めてよかったです!
ありがとうございます。
自業自得の見本みたいな茶番を思いついて、なんとなく書いたモノですが楽しんでいただけたようで嬉しいです。
既読、感謝します♪
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