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第九章
第二百十四話 繋がり
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「ーーお待たせしました。こちらが神塔星教からリオン様へお贈り致します、此度の試練達成の祝いの品でございます」
場所は神迷宮都市アルヴァアインの教会エリアにある大神殿内の一室。
大神殿にて、神の試練である特殊徘徊主〈神の使影〉が達成されたことを祝う祭事と、その試練達成者である俺への歓待が行われた後、世話役の女性神官に此処に案内された。
入室してきた光神派ーー神々の中でも主に光の神を信仰しているという意味ーーの大司教の合図を受け、初老の彼と共にやってきたお付きの神官達がテーブルの上に複数のアイテムを並べていく。
一つ目は、光神派の秘蔵の品である光の神の祝福が込められた叙事級の短剣型魔剣〈光駆ける閃刃〉。
命名・製作したのは、過去に光神派と所縁のあった異界人の鍛治師で、魔剣自体のコンセプトと光の神の力の親和性が高かったものの、癖が強い武器だったため扱える者がいなかったアイテムとのこと。
称号〈光神の加護〉とジョブスキル【剣聖】を持つ俺ならば扱えるだろうと考えたそうだ。
普通に短剣として使ってもいいし、投擲しても自動的に手元に戻ってくるので投擲用として使っても良いかもしれない。
二つ目は、神塔星教で保管されている希少霊薬の一つである〈天の聖露〉。
この霊薬には、服用した者の存在力を増幅する効能があるらしく、戦闘能力がない教会の超重要人物が戦場などの危険地帯に赴かなければならない時に、少しでも生存率を上げるために使用されるんだとか。
説明を聞く限りでは、服用するだけで全能力値が増大し、少量の経験値まで得られるようだ。
絶大な効能ではあるが、効果があるのは服用した最初の一回のみらしい。
解析・研究すれば、人生で一度のみという効能の制限を外せる可能性がある。
今の俺にとっては大した効能ではないが、研究材料としては格別なものであることには間違いない。
三つ目は、神塔星教の総本山であるエリュシュ神教国にある中央神殿にて保管されている数多あるアイテムの一つ、叙事級迷宮秘宝〈否弾の護符〉。
遠距離攻撃対策のアイテムとしては絶大と言っても過言ではない能力を有しており、このアイテムが選ばれたのは、俺が倒したアンブラムアポストル〈光舞のクーレルス〉の情報が原因かもしれない。
光線や光槍などの攻撃を無視出来たならば、終盤以外では確かに楽だっただろう。
他にも細々とした物があったが、主な祝いの品はこの三つになる。
わざわざエリュシュ神教国からやってきてくれた光神派の大司教による直々のアイテムの説明を聞きつつ、この大神殿に来てからずっと感じている視線に意識を向ける。
正確な視線の数は分からないが、此処ではない別の場所……違う次元から向けられてくる視線というと、何となく背筋がゾワゾワするモノを感じるが、少なくとも敵意は無いようだ。
少し前に、ファロン龍煌国にいるSSランク冒険者からの【神通力】というスキルを用いた探知を受けて以降、その対策として【隠神権能】による探知阻害を常に行なっている。
実際に干渉された経験と、眷属ゴーレムを通して彼女が【神通力】を行使している様子を観察したことによって阻害が出来ているのだが、どうも今感じている別次元からの視線も防げているみたいだ。
完全にではないが、本来受けていたであろう干渉よりも軽減できている気がする。
これで【無限宝庫】に収納している神器ステラトゥスを装備すれば、その能力も合わさって大神殿の中であろうとも完全に視線を遮断できそうだ。
まぁ、完全に遮断してしまったら、視線の主達からどんな反応が返ってくるか分からないのでやらないけど。
「おお、そういえば。我が国の熾剣王がリオン様にお会いしたそうにしておられましたよ」
「〈熾剣王〉と言いますと、エリュシュ神教国に二人いるSSランクの一人でしたか?」
「左様でございます。〈天弓王〉ジークベルト様と同じく、世界より〈熾剣王〉の称号を賜わりました英雄使徒ヴィクトリア様です」
「確か、種族は墜天族の上位種である熾天族でしたね?」
「はい、その通りです」
「そうでしたか……」
「どうかされましたか?」
「いえ、SSランクの方にも興味を持っていただけるとは、身に余る光栄だと思っただけですよ。そうですね……エリュシュ神教国の近くに寄る機会がありましたら、お会いしたいと思いますとお伝えください」
熾天族のヴィクトリア、か。
称号からして剣の扱いに長けてるんだろうな。
俺が知っている彼女と共通している点が多くて気にはなっていたが、向こうも俺に会いたがっていたとは。
普通に考えるなら同じ【剣聖】持ちであることや、今回の試練達成の件が理由なんだろうが……うん、いつになるか分からないが、実際に会ったら分かることか。
決して、万が一にも俺が知っている彼女だった時が恐いから、先延ばしにして避けているわけではない。
ガタガタと震えそうになる心身を【真善美の徳】や【明鏡止水】といった精神強化系のスキルで抑えつつ、光神派の大司教と会話を続けた。
◆◇◆◇◆◇
「ふぅ、今日は疲れたな……」
「お疲れ様です。やはり教会は性に合いませんか」
アルヴァアインの屋敷へ帰宅後、屋敷で待っていたリーゼロッテと共に固有領域〈強欲の神座〉内の卵部屋にやってきていた。
元マグナアヴィスの卵が孵るまでもう少しであるため、最近は時間が空く度にこうして魔力を供給しに来るようにしている。
「今回みたいに得られるモノが無い限りは行きたくないぐらいには合わないな」
「そうですね。神官達からしてもリオンは色々と魅力的な相手でしょうから、出来る限り関わらないほうがいいでしょう」
「そうだな、関わらないほうが無難だよな……」
「……」
「……」
「……昔の女ですか?」
「……えっ、何がだ?」
「昔を思い出しているような顔をしていましたので。あとは女の勘です」
いや、普通に怖いんだが……。
「うーん、確証はないから何も言えないな」
「言っているようなモノですね」
そう言うと、リーゼロッテは俺が彼女への誕生日プレゼントに贈った元マグナアヴィスの卵に魔力を注ぎ出した。
注ぎ込まれる魔力の動きが少し乱れているので、今夜はいつも以上に構って機嫌をとったほうが良さそうだ。
頭を掻きながら自分の分の元マグナアヴィスの卵の前に移動し、同じように卵に魔力を注ごうとしたが、その前に今回の戦利品を処理しておくことにした。
いつものように【複製する黄金の腕環】で複製した後に、複製品から【強奪権限】で能力を剥奪する。
[アイテム〈光駆ける閃刃〉から能力が剥奪されます]
[スキル【飛光閃剣】を獲得しました]
[スキル【因果応報】を獲得しました]
[アイテム〈天の聖露〉から能力が剥奪されます]
[スキル【能力値増大】を獲得しました]
[スキル【経験値増大】を獲得しました]
[アイテム〈否弾の護符〉から能力が剥奪されます]
[スキル【否弾の加護】を獲得しました]
[スキル【矢避けの加護】を獲得しました]
[スキル【投擲完全耐性】を獲得しました]
あとは、スキルの合成でもしておくか。
大神殿にて多少なりとも神の力を感じるという経験を得たからか、今なら良いのができる気がする。
[スキルを合成します]
[【天導覇射】+【万魔弾装の射手】+【全弾発射】+【射出】=【神穿つ魔弾の理】]
[【神舞光槍】+【星焔雷聖の光煌剣】+【飛光閃剣】+【陽光因子】+【月光因子】=【神煌天星の極光剣槍】]
[【貧質宝換】+【確率変動】+【星の雫】=【星の天秤】]
[【天避の翼理】+【有翼制御】=【天翼の理】]
[【刀身浄化】+【鋭刃維持】=【不朽浄刃】]
[【魔氣収斂】+【魂喰い】=【世界喰い】]
名称からして、一目でコレは良いモノだと分かるスキルができた。
最近はSSランクの超越者達と関わる予兆がチラチラと見えるので、どんな事態が起こっても対処ができるように能力を向上させることの優先順位は高い。
レンタルスキルによる知名度と収入によって覚醒称号〈黄金蒐覇〉もその効果を発揮しており、日々能力値が増大しているのを感じる。
現状では、今日の自分よりも明日の自分のほうが強いことが確定しているとはいえ、やれることはやっておくに限る。
「あ、そういえば、クラン加入試験の日ってそろそろだったか」
「忘れていたんですか?」
「告知を出したのが迷宮から帰ってきてすぐの頃だったし、その後もレンタルスキルのサービス開始やらでずっと忙しくてな。完全に忘れてた」
一ヶ月半ほど前にヴァルハラクランの加入試験を行うことを発表したのだが、俺の分の準備はとっくに終わっていたので今の今まで忘れていた。
本来なら、雪が溶けて人の往来が活発になる春頃に実施するのが一番良いんだろうが、春になったら大陸オークションやら隣国との戦争やらで忙しくなるので今やるしかない。
「シャルロットから報告は無かったのですか?」
「他のことで忙しかったから、試験の準備が終わったら教えてくれと言ってあるからな。今日も何も無かったし、まだ終わってないんだろうよ。ま、明日にでも確認してみるさ」
ドラウプニル商会のほうで試験参加の受付をしているので、俺みたいに忘れているということは無いだろう。
どれほど集まっているかは知らないが、使える人材が少しでも多いと良いんだがな。
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