君に噛み跡を遺したい。

卵丸

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噛み跡

触れ合い※性描写有り

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互いの下着は濃い色に濡れていて要は恥ずかしくなり右手で中心部を隠すと絢斗はキョトンと呆然としたが可笑しくて遂に吹き出してしまった。

「わっ笑わないで下さいよ!」

「・・・ふはっ・・・悪い悪い、なんか愛らしくてさ」

「愛らしくないです!!」

要がムキになって怒ってるのを絢斗は微笑んで彼の頭を撫でて慎重に聞いた。

「・・・触るぞ?」

「・・・・・・。」

要は恥ずかしさで顔を赤く染めて俯きながら無言で下着をゆっくりと下ろした。二人の性器は元気に勃っていてお互いに苦笑を零して絢斗はゆっくり要の性器を握るとフェロモンが反応して少しだけ出てしまった。要は恥ずかしくて顔を真っ赤にしてそっぽを向いてしまった。

「・・・すみません」

「・・・・・動かすけどいいか?」

絢斗は愛おしそうに見つめながら要の返事を待っていると彼は照れくさそうに小さく頷いた。それを合図に絢斗は要の性器を優しく丁寧に上下に動かした。

「・・・ん・・・・ふっ」

要は下唇を噛み締めて右手で口元を抑えて自分の喘ぎ声を絢斗に聞こえないようにした。絢斗はそれがつまらなくて左手で上下に動かし右手は先端を掌でグリグリと撫で回した。

「んっ・・・ぐぅぅ!?」

初めての快感に要は驚いて下唇離してしまい右手で抑えて喘がないように肩を震わせた。

「・・・無理に抑えなくていいんだぞ?」

余裕そうに慰めている絢斗に少し腹が立ち要は左手で彼の性器を優しく握ると親指で先端部分をグリグリと撫でた。

「・・・・んっ・・・・みのわ・・・・。」

「・・・んっ・・・ふふ」

『氷室さん・・・可愛い』

余裕がなくなった絢斗の表情を見ることが出来て要は満足そうな顔をしていたが要の腰が上がってきて息も荒くなって辛くなり絢斗のモノを触っていた左手を離すぐらい限界だった。

「・・・・イきそうか?」

「・・・んっふぅ・・・・」

要は涙を流しながらコクコク頷くと絢斗は優しく微笑むと更に両手を激しく動かした。

「・・・んっ・・・んぅ・・・・うう」

「・・・要、苦しいだろ?・・・・お前の声を聞かせて?」

絢斗の余裕の無いおねだりに要は可愛さで胸がいっぱいになり、ゆっくり右手を下ろした。

「・・・・・・ありがとう」

絢斗は嬉しくて要の右手耳を優しく甘噛みすると意外な快感にぶわりとフェロモンが反応して要は達してしまった。

「あっ・・・あああぁぁぁ!!」

どっぷりと精液は絢斗の右手にこびり付いていた。その色の濃さに絢斗はポツリと呟いた。

「慰めてないのか?」

要は恥ずかしさで頬を真っ赤に染めながら絢斗の頭に強くチョップを食らわせた。

「い"っで!?」

「早く拭いてください!!」

要は怒鳴って旅館のティッシュボックスを絢斗に渡すと彼は涙目になりながらもティッシュペーパーで精液がついた右手をしっかり拭いてごみ箱に丸めて捨てた。

「・・・触ってもいいですよね?」

要が遠慮がちに聞いてくるので絢斗は照れながら小さく頷くと要は恐る恐る絢斗の性器に手を伸ばした。

『僕のより大きい・・・。』

ガチガチに勃っていて優しく触れるだけでビクビク動いて要は自分にも付いて要るのに恐怖を覚えながらゆっくり焦れったく上下を動かした。

「・・・はぁ・・・んっ・・・・・!」

『氷室さんも感じてる・・・・・嬉しい。』

更に素早く動かすとぬちゃぬちゃと水音と共に絢斗の身体がビクついて絢斗は目を瞑り荒い息を零した。

「はぁ・・・・あぁ・・・・。」

それでも性器から精液が出る気配が無く要は焦っていると絢斗は彼に優しく微笑みながら囁いた。

「はぁ・・・・かなめ・・・・あせらなくていい・・・・。」

その時気づいたが絢斗は普段は「箕輪」と呼ぶのに下の名で呼んでいるので要は深呼吸をしてゆっくり上下に動かしながら顔を絢斗のモノに近づけて呟いた。

「・・・・絢斗さん、気持ちよくなって下さい・・・。」

「・・・・・・っ!!」

「・・・・・っわ!?」

「す・・・・すまない!!!」

要に下の名で呼ばれ微笑みながら暖かい眼差しを向けられ絢斗は身体中が熱くなり要の言葉だけで達してしまった。 勢いよく出た精液は要の顔にぶっかけてしまって絢斗は慌ててティッシュペーパーを取り出した。


「取り敢えず、目を瞑ってくれよ!」

絢斗は何とか拭き終えてごみ箱に入れると気まずくて俯いた。要はしおらしくなった絢斗を見てふっと吹き出すと場の空気と関係なく大爆笑をした。

「あはははは」

「なっ笑わなくてもいいだろ!」

「ふふっすみません、まさか言葉でイクとは思って無かったので・・・可愛くて」

「・・・・・・。」

要に笑われて絢斗は面白くなくて彼の両頬を優しく引っ張った。予想外だったのか要は驚いた表情をして絢斗の両腕を掴んで抵抗した。

ひゃ・・・ひゃめへくらはいや・・・やめてください

「・・・・ははっ変な顔」

「うう~・・・・。」

要が睨みつけると絢斗は満足して両頬を離すと間が空いてしまい絢斗は自分の頬をさすっている要に近づいた。

「・・・・なんです?」

「・・・いや、可愛いと思って」

仕返しとばかりに言い返すと要は頬を膨らませて絢斗の胸元をポカポカ叩いた。

『・・・またに子供っぽいところがあるよな』

絢斗は愛おしそうに眺めていると丁度、要の頭が近くにあったのでニヤリと微笑んで要の名前を呼んだ。

「要」

「なんでっ」

要が上を向いた瞬間に絢斗は唇にキスをした。絢斗が離れるといきなりのことで要はキョトンとしていて絢斗は微笑みながら要の頭を優しく撫でた。

「あはは、可愛い」

要は悔しかったが何も出来ないとわかり下着とズボンと靴を履いて一言だけ呟いた。

「・・・・結衣達のお土産を買いに行きます。」

「不貞腐れるなよ・・・少し待ってくれ」

絢斗も慌てて履いて要の隣に近づいた。要は呆れ笑いを零してドアを開けた。

「有名な羊羹が有るみたいですよ。」

「じゃあ、それを会社に持って行くか。」

二人は笑い合いながら手を繋いで外に出かけた。道を歩いている時、絢斗は要に真剣な声で話してきた。

「あのさ、要」

「はい」

「・・・・・近いうちに俺の親に会わないか?」

「・・・・・・。」

それだけで絢斗は番である要を紹介がしたいとわかり要は顔を赤く染めて手を強く握り返した。

「・・・・はい、よろしくお願いします・・・氷室さんも僕の親にまた会ってください。」

照れている要に絢斗は少しつまらなそうに聞いてきた。

「もう、絢斗って呼ばないのか?」

「・・・・あっあれは雰囲気で言ったというか・・・その・・・慣れなくて」

「ああ、また慣れたら呼んでくれ。」

絢斗は要を優しく見つめて微笑むと要は俯きかげんで呟いた。

「・・・分かりました。」

「後、触り合い以外の事もいつかしたい・・・。」

「!?」

いきなりの下品発言に要は繋いでた手を離して絢斗の脇腹を肘で強く小突いた。
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