トラウマSubの愛し方

卵丸

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愛がないプレイ ※性描写有り

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「顔つきが男らしくなったね渚くん?」

辰己は和かに僕に近づいてきた。

「ちなみに三木ちゃんには手伝ってもらったんだよね?相手にしてあげる代わりにさ」

僕は頭が真っ白になりながら辰己から後ずさったが直ぐに壁にぶつかった。

「あ・・・ぁぁ・・・」

「まさか中学校を辞めるとは思わなかったかったよ。他のSubの相手をしたけど、全然つまらなくてさ、大体の奴は泣くけどゾクゾクしないんだよね。」

すると辰己は僕の前に立ちCommandを放った。

「久しぶりにしよっか!"Kiss"」

僕は思い切って手で辰己の肩を押して、safewordを放った。

「ク・・・クレーム!!!」

いつも瀬戸とする時はそれを言うと頭を撫でて褒めてくれる

『嫌な事を言えて偉いな。』

その時僕の左頬に痛みが走った。僕の頬を叩いた辰己は冷ややかな目で僕を睨んでいた。

「あのさ、Subに拒否権とかないから」

辰己は深呼吸してから残酷なCommandを放った。

「"strip"(服を脱いで)」

僕は息を荒くしながらブレザーを脱ぎシャツに手をかけ、上半身が裸になると辰己は「続けて」と口にしたので震えた手でズボンを脱いだ。

「ねぇ下着も脱ぎなよ」

僕は下唇を噛んで我慢した。もし脱いだら中学の時と一緒だと思ったからだ。それに瀬戸とのプレイのお陰で他のDomのCommandに体制が少しついた。

「・・・・大久保、もし人が嫌がるプレイがバレると君は退学になる可能性があるんだよ?それに僕には・・・もう・・パートナーが・・・いるんだ。」

『偽りだけど』

辰己が真顔で僕の前髪を掴んだ。凄く痛かったけど歯を食いしばって耐えた。

辰己が溜め息をついて予想外なこと言ってきた。

「それって瀬戸君?」

「・・・どうして」

「俺が見てるの知らなかっただろ?空き教室でプレイをしてたの見てたんだよね。しかも簡単なCommandしか放たない、しょぼいプレイをね!俺は残念だよ・・・運命のパートナーだと思って躾をしたら逃げられて別の奴にしっぽを振ってるなんてね!」

前髪を離すとまた僕の左頬を叩いた時に鉄の味がした。僕は痛いのを我慢しながら辰己の言っていた運命のパートナーが気になり聞いた。

「うんめ・・いの・・・パートナーって何?」

すると辰己はその答えを言わずに威嚇をする様にCommandを放った。

「Roll(仰向けになれ)!!」

僕は息を荒くしながら仰向けになってしまった。すると辰己は僕の下着をお母さんが子供にする様に脱がしてきた。

「いや!・・やめて・・・・!!」

僕は全裸になったことで混乱してしまい、いつの間にかSafewordを放っていた。

「クレーム!クレーム!クレー・・・むぐぅ!」

辰己が僕が履いていた下着を丸めて口の中に突っ込んできた。

「瀬戸君に言わなきゃ意味ないだろ?はぁ・・・・次は"Present"!」

僕は息苦しくなりながら尻たぶを持って後孔を辰己に見せるようにした。

「わぁちゃんと命令を聞いてくれるんだ!」

辰己はポケットから使い捨てローションを開けて指に絡ますと僕の後孔に入れてきた。

「さっき言ってた運命のパートナーってね渚君に命令すると俺の身体が温かくなって調教したい欲が溢れるんだよね!他の奴は調教したいとか無かったからね」

僕は後孔を弄られながら、辰己の言ってる事が分からなかった。運命のパートナーと言うのは命令された時、身体と心が温かくなってこの人なら大丈夫だと安心して身を任せることだと思う。

『例えば・・・瀬戸のような・・・・・。』

僕は瀬戸が恋しくて泣いてしまった。

「ふぅ・・・うう・・・ふうぅ・・・。」

「やっぱ・・・泣き顔いいね・・・自分の履いてたパンツの味は美味しい?」

美味しい訳がないのに辰己は嬉しそうに僕の顔を見ていた。すると指が僕のいい処を掠めた。

「"んん"・・・"ぐうぅ"!!」

「おっ前立腺!」

辰己は見つけると前立腺を攻めてきた。

「"んぐ"ぐむ"ぐうぅぇ"」

快楽が攻めてきて顔を降ると唾液で色が濃くなった下着がベチョリと口から落ちた。

「気持ち良さそうだね、でもパートナーより先に"イクな"」

僕は命令されてイキそうになったら、両手で性器をを握り我慢をしたが前立腺を攻めるのを止めてくれなかった。

「"あぁ"あぅあ"ひぎ"ひぐうぅぇう"」

「ちゃんと我慢出来んじゃん!じゃあご褒美タイムといこうかな?」

辰己が中から指を抜くと自分のズボンを脱いでコンドームを着けずに僕の後孔に性器を合わせて囁いた。

「一緒にイこうね」

『駄目だまた、あの時ようになってしまう嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!』

僕は辰己の下で我武者羅に暴れて"パートナー"の名前を叫んだ。

「助けて!壮真!たすけて!壮真!壮真 壮真 壮真!」

暴れて叫んだ事により、辰己が舌打ちをしてCommandを放った。

「"Shut Up!!"(うるさい)」

僕は怯えてしまって黙ってしまった。今から始まるプレイに涙が零れた。

「はぁ・・・本当に渚くんって躾がいがあるね。」

辰己が僕の一緒になろうとしたその時、倉庫のドアが開く音がした。音の方を振り向くと、青筋を立てている瀬戸が辰己の方を睨んでいた。

「・・・・・テメェ・・・渚に何してやがんだ?」


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