哀しい兎に笑ってほしくて

卵丸

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最悪な関係

最悪なゲーム ※性描写有り

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あれから何時間経っただろうか・・・アイツからの最低最悪なゲームに・・・。

「ふっ・・・うぅ・・・・。」

「まだ、6分しか経ってないよ?・・・・・。」

俺は今、後孔に太くて長いバイブをぶち込まれて四つん這いになっていた。

***

「今から我慢ゲームしよっか!」

「・・・・・・はぁ?」

中村陸は爽やかな笑顔でヴヴヴヴと激しく動いている黒いバイブを右手で握っていた。

「今から30分間圭兎君のケツにバイブをぶち込んでイクのを我慢出来たらお前の勝ちでイッてしまったら俺の勝ち」

理解不能な説明に固まっていると奴は猫のように細い目をして綺麗な口を開いて命令した。

「"下を全部脱いで"」

俺はドクンと体が熱くなるのを感じながら震える手でズボンと下着を脱いでいた。

「・・・・・・・見んなボケ!」

「口が悪いなぁ・・・・じゃあ、四つん這いになって?」

俺はまたアイツの命令に従ってしまい中村陸に尻を向ける無様な姿をしてる自分が情けなくて少しだけ泣いてしまった。

「うんうん、良い子じゃん。」

恐る恐る振り向くとよく見たら左手はローションボトルを持っていて本気だとわかり身体がさらに震えてしまった。無駄な抵抗は分かっているが俺は口を震わせながらアイツを宥めた。

「・・・・なぁ、お前ってノンケじゃないのか?俺なんか構うより可愛い女子にプレイしたらいいじゃねーか!」

するとアイツはキョトンと不思議そうな顔をした後にこの状況に相応しくない顔で優しく微笑んで近づいて俺の右臀部に思いっきり平手打ちを食らわせた。

「・・・・っいった!!」

「圭兎君は一つ勘違いしてるな・・・・俺は気が強い奴をいじめるのが好きなんだよ・・・だから、気が強そうで負けず嫌いな女子とプレイして泣かして、たまにその女子の彼氏に喧嘩を売られたらSubの場合はいじめて泣かしてDomとかNormalなら理事長の孫のことを話したら避けてくれた・・・少し冷たいよ。」

するとアイツは俺の尻にローションを垂らしてきて冷たさで間抜けな悲鳴をあげてしまった。

「ひうっ!?」

「それに圭兎君は気が強くて躾がいが有る惨めで可愛いSubだから俺は好都合な訳。指入れるよ?」

「い・・・・ぎぃ」

アイツは躊躇無く指を3本も入れて奥まで進み俺の中を掻き回して解していたが卑猥な水音に俺は耳を塞ぎたくて仕方がなかった。

「・・・ねぇ、気になってたんだけど普通に中が緩いけど、もしかして抱かれてた?」

その言葉に俺は怒りで身体が熱くなり振り向いてアイツに睨みつけて怒鳴った。

「お前なんかに言う筋合いねーよ!!」

「・・・・・ふーん・・・そうだよね・・・・まぁ、精々ゲームを楽しんでね。非処女童貞君?」

アイツは指を抜くと直ぐにバイブを後孔にぶち込んでスイッチを押すとヴヴヴと鳴り響き俺のいい所にバイブの先端が当たり危うくイキそうになり性器を力強く握った。

「あ・・・・・ぎぃぃ・・・・・。」

「おっ耐えた!頑張ってね~。」

こうして俺しか負担がかからない地獄のゲームが幕を開けた。

***

陸side

「ふぅ・・・んん・・・・・はぁはぁ・・・・・・・くぅぅん・・・・んっ!?」

俺は荒い息を洩らしているアイツの熱さで桃色に染まったケツを眺めながらスマホで動画を撮っていた。結構、粘り強くてバイブを突っ込んでから12分が経過していたが未だにイッてなかった。

『まぁ、性器握ってるから狡いけど・・・。』

アイツは異様に身体を震わせてたまにやらしく喘いで汗をかきながらイキそうになる度に性器を力強く握っていた。

『つまんな・・・そうだ!!』

俺は一旦、スマホをベッドに置いて圭兎君に近づきアイツの右臀部に優しく触れると「ひぃん!?」と情けない声で鳴いたので少し吹き出しながらアイツに話しかけた。

「今から、ソレを握ったらペナルティーとしてケツを叩くね?」

「・・・うぇ・・・しょんなの・・・・むりぃ・・・・・・。」

アイツは涙や涎で汚い顔で振り向いて弱弱しく首を振るとまたイキそうになったのか反射的に性器を握ったのでペナルティーで右臀部を思いっきり叩くとバチンと痛々しい音が部屋に響いた。

「あっぎゃ!?」

いきなりの叩かれて驚いたのか両手を離すとアイツの性器からビシャアと生き良いよく精液が床に飛び散った。

「・・・あっ・・・・あ・・・・・・・あぁ・・・・・。」

イッた圭兎君は余韻に浸っていたが一応ゲームに負けたし俺は楽しくなってバイブを「中」から「強」にした。

「あっ・・・まっぁってぇ・・・・あっあ・・・・・ひやぁぁぁぁ」

圭兎君は目を見開きながら涙を流して喘いで性器からビシュビシュと精液を放っていて床が悲惨な事になっていた。

「負けた圭兎君には罰ゲームが待ってまーす。」

俺はアイツの両臀部を強く叩いて罰ゲームを実行するとアイツは歯を食いしばって鳴くのを我慢したが相変わらず薄い精液を床に撒き散らしながら身体を震えさせていた。

「あはは、圭兎君の名前に兎が付いてるのにケツが真っ赤になって猿みたいになってんね?」

すると、圭兎君が俺の方に振り向き涙を流しながら睨みつけて掠れた声で暴言を吐いた。

「うるへぇ・・・・しねぇ・・・・。」

「・・・・・・・・。」

俺は暴言が気に入らなくて無言で左臀部を叩くとまた喘ぎ声を出したので俺は鼻で笑った。

***

30分が経過したスマホが鳴り響くと俺はバイブのスイッチを切って圭兎君の無様に痙攣してぶっ倒れてる写真を撮り、アイツの顔を見ながら親切な俺は宿泊の事を説明した。

「他の奴の部屋に泊まる時は一階の透明の引き出しにある宿泊届けを書いて寮長に渡さないと駄目なんだよ。もし、書かなかったらペナルティーとして一週間の全部屋のゴミ出し係になるからね?」

圭兎は虚ろな瞳で俺を見つめていたが完全に意識がどっかに行っていたのでため息を吐いて俺はアイツの頬を撫でるとふわりとあどけない顔をして嬉しそうに微笑んでいた。

「ふ・・・ふふ」

「・・・・・圭兎君って可哀想な子だよね?」

「・・・・・・・ん?」

理解していない表情に呆れ笑いを零すと俺は仕方なく圭兎君をお姫様抱っこしてベッドに運び不本意に思いながら床掃除をした。

「・・・・・・・もう寝てる。」

圭兎君はスヤスヤと気持ちよさそうに寝ていたのでそれも写真を撮って晩御飯を食べる為に食堂に向かおうとすると泣きそうな寝言が聞こえた。

「さくまぁ・・・やめへぇ・・・・。」

『・・・抱かれてた彼氏か?』

俺はあまり気にせずにさっき撮った寝ている写真を眺めていつの間にか微笑んでいた。

『また、遊びたいな・・・圭兎君また、俺に喧嘩を売って欲しいな』

俺は鼻歌を歌いながら食堂に向かった。その時に気づいた事があった。

「・・・アイツ、ご飯食べてないよね?」
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