哀しい兎に笑ってほしくて

卵丸

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最悪な関係

弱者が生き延びるには ※性描写有り

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俺は自分の性が大っ嫌いだ。そのせいで小学生の時は最悪だった。

「おい、"1人でトイレ掃除しろ!!"」

「"ランドセルを持て!"」

「"宿題見せろ!!"」

などの命令をされた俺は全部やり遂げては馬鹿にされた。
それだけならまだマシな方だった。それは中学に上がってから最低最悪な夜になった。弟のせいで・・・・・

俺が五歳の頃に父親は家を出て離婚していて母親は夜勤で働いていた。
金曜日の夜に自宅のマンションに帰ると知らない靴が散乱していた。

『多分、アイツの友達が来てんだな・・・・。』

俺はため息を吐いて、気付かれないように自分の部屋に行こうとすると双子の弟である咲真さくまが自分の部屋から出てきて俺を呼び止めた。

圭兎けいとちょっと来てほしいんだけど?」

咲真から声をかけるのは珍しくて俺は怪訝としてアイツの部屋に入ると治安が悪そうなチャラい男性が2人居て俺をニヤニヤ眺めていて気味が悪かった。

「・・・・・どうも」

俺は顔を引き攣って笑って声をかけると茶髪のウルフカットのチャラ男が口元に手をやって俺を見つめて小さい声で呟いた。

「普通にイケそう」

俺はその声が聞こえなくて不思議に思っていたが友達の邪魔は良くないと思い部屋を出ていこうとするとDomの咲真が俺にCommandを放った。

「stop(止まれ)!!」

いきなりのCommandに驚きつつも俺は咲真の指示に従って足を止めた。俺は恐怖で嫌悪感を抱いた。

「本当に咲の兄ちゃんSubなんだな!」

「なぁなぁ、オレもCommandいいよな?」

短髪の金髪のチャラ男が咲真に確認するとアイツは女子が好きな爽やかな笑顔で頷いた。

「もちろん!」

金髪はやらしい目で俺を見つめながらニタァして口を開いた。

「じゃあ、ストリップ(服を脱いで)!!」

俺は初めてのCommandに戸惑っていると咲真がため息を吐いて俺に指示を出した。

「圭兎、"服を全部脱いで"」

咲真が分かりやすくCommandを放たれて俺は全身を震えさせながら服を脱いでいったが流石にトランクスは下ろせなくて手を離れさせると咲真は冷たい目で俺を睨みつけた。

「下着も脱がないと母さんがやってるお仕置きするよ?」

その言葉に俺は悪い点数を摂ると俺の背中を強く抓って無数に痣を作るお仕置きを思い出して俺は泣きながら下着に手を出した。俺は今、3人の男に全裸を見られていた。

「なぁ、本当に抱くのかよ?」

金髪が茶髪に話しかけた時、俺は分かってしまい服に手をかけると咲真に手をはたかれて服がまた床に落ちた。

「俺は全然、いけるぜ?だって咲の兄ちゃん可愛らしいじゃん」

「うわぁ~よく抱けるなぁ。」

「お前はネコだもんな。」

「そうそう、だからオレは見学~。」

「って訳でよろしくね・・・えっと~咲、兄ちゃんの名前なんて言うの?」

「圭兎、因みに珍しく「と」は兎で「と」ね。」

咲真はつまらなく言うと後付けのように俺のコンプレックスの兎を言うと茶髪は嫌な笑顔でCommandを放った。

「へぇ~名前も可愛いじゃん。じゃあ、ウサちゃん・・・Com(俺の近くに来い)。」

そこから地獄だった。孔後を見せるように四つん這いになってローションで慣らしてくれたがそれでもデカい性器を挿れる時はミチミチと音を立てて俺は痛みで泣きじゃくったが茶髪が止めてくれる訳がなくて息苦しい中、何とか性器は俺の中に入ってしまった。

「・・・・はぁ・・・・キッツ~・・・ウサちゃん、処女卒業おめでとう!」

「あ・・・・あぁ・・・うれちくない・・・・・。」

俺は顔をぐちゃぐちゃにさせて文句を言うと奴はギャハハと下品に爆笑し、俺の腰を持ってゆっくり動かした。

「・・・"あっ・・・ぎぃ・・・・ぎゃあっあっあ!!」

「はぁ・・・はぁ・・ウサちゃん、もうちょいエロく喘いでよ?」

茶髪の文句を無視をしていると金髪がジャージを下ろして俺に近づくと俺の頬に生臭い物が当たりビンタした。

「お前・・・見学じゃなかったのか?」

「なんか見るの飽きたから何となく兎ちゃんにフェラして貰おうかな~と思って・・・Lick(舐めろ)」

「・・・・え?」

俺はそのCommandも分からなくて固まっていると金髪がやれやれと呆れながら俺の口に性器を無理矢理突っ込んできた。

「んっ・・・んぶぅ!?」

金髪は楽しそうに俺の頭を抑えながら腰を振った。茶髪も羨ましそうに眺めながらも腰の動きは止まらず左右に動かしていた。

「兎ちゃん、本当に初めて?結構、才能有るんじゃない?」

「・・・んっ・・・あっ・・・・ウサちゃん、中に出すわ。」


俺は嫌だったが性器をぶち込まれて何も言えない中、茶髪はドピュドピュ精液を注いで俺の中で果てた。

「・・・・・ふぅ・・・やっぱ、生は気持ちいいなぁ~。」

「・・・・俺も・・・イク!」

金髪は俺の口から性器を出すと俺の顔面に精液をぶっかけたので俺は目を瞑った。生臭い匂いで吐きそうになっているとドアを開く音がした。

「終わった?」

咲真の声が聞こえたので目を瞑りながら上を向くとアイツが嘲笑う声が聞こえた。

「ははっ汚い」

「咲、何処に行ってたんだよ!」

「流石に兄のレイプ現場は見たくなかったからね。動画を見て時間を潰してたよ。」

咲真は金髪と茶髪をの方に両手を出すと「金」と一言だけ呟いた。すると二人は財布から一万円札を咲真に渡した。

「毎度ありー。」

咲真はにっこり笑いながらズボンのポケットに札を雑にぶち込むと俺を犯した二人は爽快に帰って行った。
この部屋で二人っきりになっていると咲真が嫌な笑みを浮かべて俺に話しかけてきた。

「Subのアンタの事は嫌いだったけど今は結構、好きかも。」

その笑顔に俺はただ怯える事しか出来なかった。

それから金曜日の夜は咲真のDomのゲイ仲間に犯され続けた。その度に咲真の財布が潤って夜遊びも増えて金曜日の夜以外は俺は一人の時が多かった。金曜日以外は俺はとある高校に合格する為に必死に受験勉強をする日々を過ごしていた。

そして自宅から三時間もかかる遠い寮付きの高校に合格出来た俺は夜の7時ぐらいに家を出て行く支度を楽しみながら鞄に詰めていると咲真が部屋に入ってきた。

「圭兎、少し散歩でもしようか?」

俺は断りたかったが咲真は自宅から近い高校に行くので会わなくなる可能性か高いので仕方なく着いて行った。 
同じ双子のはずなのに俺が漆黒な黒に対してアイツは金髪に染めて俺はツリ目だから睨まれていると勘違いされやすくて咲真も同じ群青色のツリ目だが奴は顔が柔らかくて笑顔を向けると女子は直ぐに頬を真っ赤に染めているのを何回も見てきた。身長も俺は174cmと小さい訳では無いが奴はそれに3cm足したぐらいの差があり俺が小さく見られた。
こんな見た目が完璧だが性格ゴミの弟と離れる事が出来て精々しながら夜の散歩に出掛けると咲真はとある古い一軒家に向かった。

「おっおい、勝手に入るなよ!」

俺が注意するとアイツは嫌な笑みをを向けて俺にCommandを放った。

「Come(おいで)」

「・・・・・っ!!」

俺は身体をガタガタ震わせながら家に入ると中から俺を散々犯した奴らが獲物を狩る肉食獣のように俺をやらしく眺めていた。
そして俺は気付いてしまった。今から行われる地獄を・・・・・。

***

「・・・う・・・・ぅ・・・・・ひっ・・・ひぐ」

「・・・ちょっと泣かないでよ、初めてじゃなかったでしょ?それにアイツらが兎と遊べなくなるのが寂しいってうるさかったから仕方なかったじゃない」

俺は犯した一人の家で散々犯され続けて深夜の一時に終わり今は咲真と一緒に帰っていた。

「あ~10万有ればバイトはゆっくり探していいかもね。ありがとう圭兎」

「・・・・・・。」

俺は何も言いたくなくて完全に無視をしながら歩いたが後孔からどろりと流れ出てる精液が気持ち悪くてまた泣いた。
そして今日がこの家から出ていく日で一時間ぐらい昨日の事を忘れるようにシャワー浴び続けコンビニで買ったハムパンを食べて何も言わずに重い鞄を持って出て行った。

***

俺はSubだとまた虐められると思い学園の書類には嘘を書いた。

柊 圭兎ひいらぎ けいとはNormalって書いた事。
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