弟にするプレイじゃないよね!?

卵丸

文字の大きさ
上 下
52 / 52
弟を愛してるっておかしいよね!?

番外編3恋人にするプレイじゃよね!? ※スパンキング有り

しおりを挟む
この頭痛薬は本当に凄くて一分後に頭の痛みが無くなった。

「すごっもう、痛くない!!」

「そっかなら、良かった。」

俺は肩を震わせ、恐る恐る振り向くと、さっきまで俺が寝ていたソファに兄さんがにこやかに微笑んで膝をポンポン叩いていた。

「昨日幸久は悪い子だなぁー・・・嘘をついて合コンに行って、みんなの前でやらしい事をして、お酒を飲んで、女の子達にあーんして貰ったり、膝枕して貰って遂には酔ってる僕の前で「お尻を叩いて」なんて淫乱になって・・・お仕置きしがいが有りまくりだよ!」

それを早口で言って真っ黒い目で笑って俺を見つめていた。

「・・・・・俺、大学生だよ?」

「うん、だから?」

「いやいや、流石に恥ずかしいってば!!」

「何を今更?」

笑顔で未だに膝をポンポン叩いて表情に「早くしろ」と書かれていたが俺は抵抗した。

「流石に大人なんだから今更、お仕置きは可笑しいだろ!!」

俺が叫ぶと兄さんは俺の腕を引っ張って逃がさないようにしてきた。

「あっやめっヤダヤダ!!」

俺は出来るだけ、じたばた暴れていると兄さんは俺を睨んで怒鳴った。

「暴れるな!!」

「ひっ!!」

「反省しなさい。・・・それに僕は悔しいんだよ。」

「えっ悔しい?」

兄さんは気まずそうに俺をチラチラ見つめながら呟いた。

「僕以外の人に食べさせて貰ったり、膝枕したり、恥ずかしい事をさせたり・・・初めは全部、僕が良かった。」

兄さんの落ち込んだ顔に同情したかったが「恥ずかしい事をさせたり」と言う言葉で戸惑った。

「恥ずかしい事って・・・・・。」

「取り敢えず、幸久はもう僕に嘘をつかないようにお仕置きするから膝の上にうつ伏せになりなさい!」

兄さんはハシビロコウのように睨んで膝をポンポン叩いたので逃げ場は無いと察して渋々兄さんに近づくともう一つ言葉を加えた。

「下は全部脱いでね。」

『・・・・・ですよね。』

俺は震える手でズボンを脱いでトランクスを脱ぐと恥ずかしくなって前をパーカーで隠すと兄さんは少し微笑んだ。

「何回も見てるんだから今更、隠さなくても良いよ。」

「・・・・うぅ~・・・。」

俺は顔を赤く染めながら兄さんの膝の上にうつ伏せになったが尻を叩く気配が無かった。

「・・・・兄さん?」

「・・・・・前まで桃みたいなお尻だったのにちゃんと男性のお尻なって寂しいな・・・。」

俺は呆れて何も言え無くなったが兄さんは俺の右尻を撫でると少し微笑んで遂には揉んできた。

「ひゃあ!にぃさん!?」

「でも少しの弾力はあるな・・・柔らかい所を叩こう。」

恐ろしい発言と共に右尻をピシャリと叩かれて肩を震わせたが兄さんは左手でスマホを操作し、タイマーのボタンを押した。

「幸久、10分間、反省しような。」

これから兄さんによる地獄のお仕置きが始まった。

パチィィン バチィィン バチィン ベチィン・・・・バチィィィン!!

「ぎゃう!!」

尻に痛みが走り熱くなり俺は声を出さないように我慢したが何回目かで思いっきり叩かれて間抜けな声を出してしまって顔も熱くなってしまった。
兄さんは無言で尻を叩いていたので不安になり涙目で兄さんの方を振り向き囁いたがその間も叩いてたので喘ぎながら言ってしまった。

「どぉして・・・ひぅ!!あぁ・・・なにぃも!!言わァないのおぉ!!いぎゃい!!」

すると兄さんはニヤリと嫌な顔で叩きながら言った。

「それは幸久の鳴き声が聞きたいからだよ。」

ベチン バチン ベチン

「いっ!!・・・さぁいてぇい!ぎゃあ!!」

「ほら、まだ三分しか経ってないよ。」

「そぉんな・・まだぁ・・さぁんぷぅん・・・・」

「そう、後、七分頑張ってね。」

バチィン ベチィン ペチィン!!

「あっ・・・あぁ・・・・あうぅ・・・!!」

『大学生なのに尻叩きは恥ずかしいって!?』

俺が恥ずかしくなっている頃、兄さんは満足そうな顔で俺の尻を叩いていた。

「・・・ふふ、熟成してきた。」

兄さんのうっとりとした表情に胸がドキドキしたが奴は俺の尻を見て和んでるのが分かってしまったので悔しい気持ちの方が勝った。

『何が熟成してきただよ!!』

そして、兄さんの手によって真っ赤かな熟成されたが出来上がった。



「うぅぅー・・・いたぁい・・・・・。」

10分間叩かれて、薬を取りに行こうとすると兄さんに腕を掴まれた。

「・・・何?」

すると兄さんはスマホを構えて恐ろしい事を言ってきた。

「"ごめんなさい、もうしません"って尻文字で僕に伝えて」

『えっ・・・尻文字で・・・・。』

「・・・・今・・・・?」

「今だよ!じゃないと、もう少しお仕置きするけど?」

兄さんの脅しに少し睨みつけた後、俺は恥ずかしさで身体を震わせながら兄さんの目の前で尻文字をした。

「・・・ご・・・めんな・・・さい」

兄さんは真っ赤に震える尻を微笑ましく見つめながら動画を撮っていて、遂に俺は泣いてしまった。

「うぅ・・・もう、じま・・ぜぇん・・・うぇ・・・。」

兄さんは動画を撮り終わると満足そうに確認してポケットに仕舞いこんだ。

「うぅ・・最低・・・・。」

「でも、恐ろしくて合コンなんて行きたくなくなっただろ?」

「・・・・まぁね。」

兄さんは爽やかな笑顔で薬箱から薬を出すと、また膝をポンポン叩いた。

「薬を塗るからおいで。」

兄さんの笑顔に負けて俺は膝にうつ伏せになって尻に薬を塗る恥ずかしいプレイをされた。

「あのさ、幸久・・・・」

「いっ!染みる!なっ何!?」

「今晩・・・・・」



夜になり、俺がお風呂から出てドライヤーで髪を乾かして兄さんの部屋に行くと兄さんは微笑んでベッドに行くように手招きした。

「・・・兄さんから誘うの珍しいね。」

「あぁ、幸久のお尻を見てたら僕達この家でまだ、一つになっていなかったから・・・今日は愛し合いたい・・・。」

兄さんは俺の右頬を優しく撫でて囁いた。俺は愛おしくなり兄さんの背中に腕を重ねて抱きしめて兄さんの唇に軽いキスをした。

「うん、愛し合おうね・・・恭弥。」

すると兄さんは微笑んで俺の唇に深いキスを落として口を離すと優しく口説いた。

「今日は沢山愛してあげるよ、僕の愛しい幸久。」

「ふふ・・・愛を受け止めるよ、愛しい恭弥。」

俺は兄さんに押し倒されて二人の長い夜が幕を開けた。

でも兄さん、恋人に尻叩きはどうかと思うんだよね!!

しおりを挟む
感想 5

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(5件)

雪白 ひな
2023.06.21 雪白 ひな
ネタバレ含む
卵丸
2023.06.21 卵丸

ご愛読ありがとうございます。
誤字報告の件ありがとうございました。確認して修正は致しました。これからも遅いですが更新したしますので、よろしくお願いします。

解除
yuna
2023.06.19 yuna
ネタバレ含む
卵丸
2023.06.19 卵丸

ご愛読ありがとうございます。
これからは兄弟プレイというより恭弥が暴走した恋愛プレイになりそうですが、これからも応援よろしくお願いします

解除
雪白 ひな
2023.06.14 雪白 ひな

更新ありがとうございます!!
まさかの幸久くんがユキルくんだとバレるとは…これからどんなお仕置が待っているのでしょう!
次の更新も頑張ってください!!

卵丸
2023.06.14 卵丸

ご感想ありがとうございます。仕事が忙しくて亀のような投稿ですが、これからもお仕置きをする予定ですのでゆっくりお待ちください。

解除

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

ナースコール

wawabubu
青春
腹膜炎で緊急手術になったおれ。若い看護師さんに剃毛されるが…

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!

霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。 でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。 けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。 同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。 そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

春ですね~夜道で出会った露出狂をホテルに連れ込んでみたら~

夏芽玉
BL
4月、第3週目の金曜日。職場の歓迎会のせいで不本意にも帰りが遅くなってしまた。今日は行きつけのハプバーのイベント日だったのに。色んなネコとハプれるのを楽しみにしていたのに!! 年に1度のイベントには結局間に合わず、不貞腐れながら帰路についたら、住宅街で出会ったのは露出狂だった。普段なら、そんな変質者はスルーの一択だったのだけど、イライラとムラムラしていたオレは、露出狂の身体をじっくりと検分してやった。どう見ても好みのど真ん中の身体だ。それならホテルに連れ込んで、しっぽりいこう。据え膳なんて、食ってなんぼだろう。だけど、実はその相手は……。変態とSMのお話です。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。