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禁断の関係
四人で遊園地3
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『まさか、あっちゃんに嫉妬してしまうなんて・・・。』
皆がパレードを見ている中、俺は違う事を考えていた。兄さんとあっちゃんがチャペルに居てキャストが茶化した様に「カップル」って言った時、凄くモヤモヤして急いで兄さんの腕を掴んで、「恋人」と言いかけたけど「兄」と応えてたけれど本当は「恋人」って言いたかった。
『だけど、それはユキルだけしか許されない事なんだよな。』
俺は悲しい気持ちで乗り物に乗っている、うさぎ達を眺めていた。 するとロップイヤー夫婦が鼻にキスをするとハートの飾りがピンクに輝き出した。それを見て更に切なくなった。
『ユキルとならキスも出来るのにな。』
すると、ともやんがこっちを見て、慌てた表情で俺に言ってきた。
「ユッキー 泣いてる?」
その言葉に驚きながら俺は頬を触ると掌が濡れた。 ともやんが言っていた通り、俺は涙を流していた。
「・・・・・パレードが素晴らしすぎて・・・つい・・・あははは」
「確かに、凄く綺麗だよな。・・・・ユッキーハンカチ要る?」
「ありがとうでも、少ししか泣いてないから大丈夫。」
俺は手の甲で涙を拭ったが何回も涙は溢れるばかりだった。
『・・・・・幸久も恋人として見てよ・・・・・兄さん。』
俺の心の声は一生、兄さんに届かない。
*
「幸久今日は楽しかったな!」
「そうだね兄さん」
「二人共寝ちゃったね」
「だってこいつら、めっちゃ、はしゃいでたもん」
「それは幸久もだろ?」
「・・・・まぁね」
今、俺達は兄さんの車に乗っていて、ともやんとあっちゃんは後ろの席でぐっすり眠っていた。
「・・・・・・次もある?」
俺の問いに兄さん少し戸惑ったが直ぐに笑顔になり「あるよ」とあっさり言ってきた。
「あるんだ・・・・・ユキルとして?」
「・・・・・それも良いかも知れないけど、僕が暴走しそうだよ」
「暴走しないでよ!」
多分、兄さんの暴走はやばいと思った。そして俺はもう一回二人が寝てるのを確認して兄さんに告白をしてみた。
「・・・・俺のこと好き?」
兄さんは驚いた表情をした後、微笑んで俺にとって残酷な言葉を吐いた。
「兄として好きだよ。」
その言葉に目の前が真っ暗になった。
「・・・・・・。」
「幸久?」
俺は赤信号だと分かり、兄さんの顔を両手で挟んで唇に触れるだけのキスをした。
「・・・・俺は兄さんの事そう言う意味で・・・・・何でもない。」
頑張って言おうとしたが恥ずかしくなって言えなくなってしまった。
「・・・・僕のせいで難しい関係になってごめんな。」
「ちょっと謝らないでよ」
その後、俺達は何も話さずにともやん家とあっちゃ家に送り、家に帰宅した。
*
「恭ちゃん、幸ちゃん お帰りなさい!」
母さんが笑顔で迎えてくれたので、俺達は成る可く笑顔で返した。
「「ただいまー!」」
「二人共、楽しかった?」
「楽しかったよな、幸久」
兄さんが俺に言ってきたので話に合わせた。
「うん、また行きたいと思ったよ!」
『本当に来る日はあるんだろうか?』
俺は心がモヤモヤしながら母さんに遊園地の出来事を話した。
皆がパレードを見ている中、俺は違う事を考えていた。兄さんとあっちゃんがチャペルに居てキャストが茶化した様に「カップル」って言った時、凄くモヤモヤして急いで兄さんの腕を掴んで、「恋人」と言いかけたけど「兄」と応えてたけれど本当は「恋人」って言いたかった。
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『・・・・・幸久も恋人として見てよ・・・・・兄さん。』
俺の心の声は一生、兄さんに届かない。
*
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「だってこいつら、めっちゃ、はしゃいでたもん」
「それは幸久もだろ?」
「・・・・まぁね」
今、俺達は兄さんの車に乗っていて、ともやんとあっちゃんは後ろの席でぐっすり眠っていた。
「・・・・・・次もある?」
俺の問いに兄さん少し戸惑ったが直ぐに笑顔になり「あるよ」とあっさり言ってきた。
「あるんだ・・・・・ユキルとして?」
「・・・・・それも良いかも知れないけど、僕が暴走しそうだよ」
「暴走しないでよ!」
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「・・・・俺のこと好き?」
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「・・・・・・。」
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頑張って言おうとしたが恥ずかしくなって言えなくなってしまった。
「・・・・僕のせいで難しい関係になってごめんな。」
「ちょっと謝らないでよ」
その後、俺達は何も話さずにともやん家とあっちゃ家に送り、家に帰宅した。
*
「恭ちゃん、幸ちゃん お帰りなさい!」
母さんが笑顔で迎えてくれたので、俺達は成る可く笑顔で返した。
「「ただいまー!」」
「二人共、楽しかった?」
「楽しかったよな、幸久」
兄さんが俺に言ってきたので話に合わせた。
「うん、また行きたいと思ったよ!」
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