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京お兄ちゃんと一緒
京お兄ちゃん家にお泊まり
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『うぅぅぅ・・・複雑だな。』
俺は○○駅の噴水がある場所で京お兄ちゃん(兄さん)を待っていた。
昨日の夜に返事がきたのだか、見間違いじゃないか何回も見た。
☆ユキル君もし、良ければ俺の家でお泊まりする?
弟は友達の家に遊びに行くみたいなんだ。 だから、俺の部屋で兄弟プレイしてくれないかな?
『まさか、実家にお泊まりする事になるとは思わなかったな。』
俺は一応ヘマをしないように、ユキルになる日にあっちゃん家に泊まるという嘘をついたのだった。 それを家族の前で言った結果がまさかの弟が居ないから、好きな人(俺)と過ごしたいと思ったんだろう。
どうせ、今日と明日で京お兄ちゃんと別れるんだから、別にお泊まりしてもいいかと思い、返事はOKしといた。
『本当はユキルとしては断りたくないんだけどね』
すると、俺のスマホが鳴ったので見ると相手は兄さんからだった。
[泊まるのはいいが早く帰ってこいよ]
とメッセージがきていた。 俺は仕方なくOKのスタンプを返した。 次に京お兄ちゃんから、アプリでメッセージが届いた。
☆少し、サークルの事で遅くなります。 もう着いてたら他の場所で時間を潰しといてね。
兄さんは遅くなるみたいだから、駅のカフェで時間を潰す事にした。
『兄さん何サークルに入ってるんだろう・・・少し気になるな・・・。』
四十分後に、京お兄ちゃんからメッセージが届いた。
☆ 遅くなってごめんね 今噴水前にいます。
俺が噴水前まで、向かうと兄さんはいたが女の人が二人いて兄さんと話していた。
「ここの猫カフェの行き方は真っ直ぐに行って右を曲がれば直ぐに着きますよ」
「そうなんですか?でも、ちゃんと行けるか心配かも・・・。」
「宜しければ、一緒に行ってくれません?案内してくれたお礼にカフェで奢りますので!」
「お兄さんは猫大丈夫ですか?」
遂に二人は兄さんの両腕を掴んできた。兄さんは笑ってはいるが、何を言ったらいいのか、分からないまま困ってそうなので、俺は兄さん達の所まで行って兄さんの胸に抱きついた。
「お兄ちゃん何してるの僕との約束忘れちゃったの?」
いきなり俺の登場に兄さん達はキョトンとしてたが、兄さんは安心した顔をして俺に話しかけた。
「そうだな、あの約束があるもんな!すみませんが弟との約束があるので・・・。」
二人は残念そうな顔をしたが一人が俺に話しかけてきた。
「君のお兄ちゃん取ろうとして、ごめんね 私達で行こっか」
「そだね、お兄さん教えてくれてありがとね!弟君もじゃあね」
二人は行ったあと、兄さんは俺の手を握ってブンブン振った。
「ありがとうユキル君、あんまり女性と話さないから混乱してたんだよね」
「それなら良かったよ、京お兄ちゃんカッコイイもんね!」
俺が褒めると兄さんは爽やかな笑顔で照れくさそうにそっぽ向いた。
「ユキル君にカッコイイって言われるの嬉しいな」
なんか良い雰囲気になってしまったので俺は慌てて今日の事を確認した。
「今日はお兄ちゃん家にお泊まりする兄弟プレイでいいんだよね?」
「うん今日は宜しくねユキル君」
*
その後、俺達はスーパーに寄ってカレーの具材を買いに行った。
「京お兄ちゃん本当に甘口で良いの?」
「良いよ、だってユキル君辛口のガパオライス食べたら転げ落ちたからね」
「あの事は忘れてよ!」
「可愛かったから、忘れてあげない」
兄さんは悪戯っ子する様な顔でニヤリと笑ったので、不覚にもドキっとしてしまった。
『クソー イケメンって羨ましいな!』
その後 、京お兄ちゃん家(俺ん家)に着いた。 兄さんは鍵を開けて俺を招いてくれたが自分家なので変な感じがした。
「お邪魔しまーす。」
一応、初めて京お兄ちゃん家に来た設定なので周りをキョロキョロしてみた。
「昨日にお掃除したばかりだから、綺麗だと思うよ。」
『俺も手伝われたから、知ってるよ』
昨日、兄さんは家の大掃除をしていた。タイミング悪くゲームをしていた俺は
「どうせ暇だろ?」と言われ、全窓掃除をさせられたのだった。
『今だに腕が痛いんだよな・・・。』
「今から、飲み物出すけど何がいいかな?」
「苺みるくある?」
俺の大切な苺みるくを他人に出すか兄さんを試してみると、兄さんはあっさり言った。
「ちょうど、あるよ!弟のだけどね内緒だよ」
兄さんは人差し指を出してシーのポーズをして冷蔵庫から、俺の苺みるくを出した。
『・・・・・・・おい!』
兄さんはガラスコップに苺みるくを注いで、あっちゃんからのお土産であるサーターアンダギーを皿の上に乗せて、リビングのテーブルに置いた。
「わぁーい苺みるくとサーターアンダギーだ!」
『どっちも俺のだ~!勝手に出すな~!』
俺達はたわい無い話をした。
「京お兄ちゃんさ、今日遅れた理由ってサークルだよね?何サークル入ってるの?」
「俺は映画サークルに入ってるよ」
「えっ映画サークル!!」
「そんなに意外?」
「全然イメージ無いもん!」
「まぁ確かに友達に無理矢理入れられたってゆうのはあるかな?まぁ俺の役は大体ナレーションが多いね」
「へ~そうなんだ。」
『ユキルになると知らない事が多過ぎるよ』
俺達は先に晩御飯を作る事にしたが、実は二人共料理が苦手で人参やじゃが芋の皮は付いてて、具は変にデカくてゴロゴロしていて、煮込んだらじゃが芋もが全部溶けてなくなってしまって、カレーがサラサラのスープみたいになってしまった。ちゃんと出来たのはご飯だけだった。
「酷い仕上がりになちゃったね」
俺は無様なカレーを見て苦笑いをしたが兄さんは首を軽く左右に振った。
「でも、スープカレーになったけどユキル君と作れて良かったよ!」
兄さんの爽やか笑顔を見ると何でもいいやと思ってしまった。
「カレーも出来た事だし、ユキル君、兄弟プレイして良いかな?」
俺は普通のプレイかお仕置きプレイか分からなかったのでハラハラしながら、ゆっくり頷いた。
俺は○○駅の噴水がある場所で京お兄ちゃん(兄さん)を待っていた。
昨日の夜に返事がきたのだか、見間違いじゃないか何回も見た。
☆ユキル君もし、良ければ俺の家でお泊まりする?
弟は友達の家に遊びに行くみたいなんだ。 だから、俺の部屋で兄弟プレイしてくれないかな?
『まさか、実家にお泊まりする事になるとは思わなかったな。』
俺は一応ヘマをしないように、ユキルになる日にあっちゃん家に泊まるという嘘をついたのだった。 それを家族の前で言った結果がまさかの弟が居ないから、好きな人(俺)と過ごしたいと思ったんだろう。
どうせ、今日と明日で京お兄ちゃんと別れるんだから、別にお泊まりしてもいいかと思い、返事はOKしといた。
『本当はユキルとしては断りたくないんだけどね』
すると、俺のスマホが鳴ったので見ると相手は兄さんからだった。
[泊まるのはいいが早く帰ってこいよ]
とメッセージがきていた。 俺は仕方なくOKのスタンプを返した。 次に京お兄ちゃんから、アプリでメッセージが届いた。
☆少し、サークルの事で遅くなります。 もう着いてたら他の場所で時間を潰しといてね。
兄さんは遅くなるみたいだから、駅のカフェで時間を潰す事にした。
『兄さん何サークルに入ってるんだろう・・・少し気になるな・・・。』
四十分後に、京お兄ちゃんからメッセージが届いた。
☆ 遅くなってごめんね 今噴水前にいます。
俺が噴水前まで、向かうと兄さんはいたが女の人が二人いて兄さんと話していた。
「ここの猫カフェの行き方は真っ直ぐに行って右を曲がれば直ぐに着きますよ」
「そうなんですか?でも、ちゃんと行けるか心配かも・・・。」
「宜しければ、一緒に行ってくれません?案内してくれたお礼にカフェで奢りますので!」
「お兄さんは猫大丈夫ですか?」
遂に二人は兄さんの両腕を掴んできた。兄さんは笑ってはいるが、何を言ったらいいのか、分からないまま困ってそうなので、俺は兄さん達の所まで行って兄さんの胸に抱きついた。
「お兄ちゃん何してるの僕との約束忘れちゃったの?」
いきなり俺の登場に兄さん達はキョトンとしてたが、兄さんは安心した顔をして俺に話しかけた。
「そうだな、あの約束があるもんな!すみませんが弟との約束があるので・・・。」
二人は残念そうな顔をしたが一人が俺に話しかけてきた。
「君のお兄ちゃん取ろうとして、ごめんね 私達で行こっか」
「そだね、お兄さん教えてくれてありがとね!弟君もじゃあね」
二人は行ったあと、兄さんは俺の手を握ってブンブン振った。
「ありがとうユキル君、あんまり女性と話さないから混乱してたんだよね」
「それなら良かったよ、京お兄ちゃんカッコイイもんね!」
俺が褒めると兄さんは爽やかな笑顔で照れくさそうにそっぽ向いた。
「ユキル君にカッコイイって言われるの嬉しいな」
なんか良い雰囲気になってしまったので俺は慌てて今日の事を確認した。
「今日はお兄ちゃん家にお泊まりする兄弟プレイでいいんだよね?」
「うん今日は宜しくねユキル君」
*
その後、俺達はスーパーに寄ってカレーの具材を買いに行った。
「京お兄ちゃん本当に甘口で良いの?」
「良いよ、だってユキル君辛口のガパオライス食べたら転げ落ちたからね」
「あの事は忘れてよ!」
「可愛かったから、忘れてあげない」
兄さんは悪戯っ子する様な顔でニヤリと笑ったので、不覚にもドキっとしてしまった。
『クソー イケメンって羨ましいな!』
その後 、京お兄ちゃん家(俺ん家)に着いた。 兄さんは鍵を開けて俺を招いてくれたが自分家なので変な感じがした。
「お邪魔しまーす。」
一応、初めて京お兄ちゃん家に来た設定なので周りをキョロキョロしてみた。
「昨日にお掃除したばかりだから、綺麗だと思うよ。」
『俺も手伝われたから、知ってるよ』
昨日、兄さんは家の大掃除をしていた。タイミング悪くゲームをしていた俺は
「どうせ暇だろ?」と言われ、全窓掃除をさせられたのだった。
『今だに腕が痛いんだよな・・・。』
「今から、飲み物出すけど何がいいかな?」
「苺みるくある?」
俺の大切な苺みるくを他人に出すか兄さんを試してみると、兄さんはあっさり言った。
「ちょうど、あるよ!弟のだけどね内緒だよ」
兄さんは人差し指を出してシーのポーズをして冷蔵庫から、俺の苺みるくを出した。
『・・・・・・・おい!』
兄さんはガラスコップに苺みるくを注いで、あっちゃんからのお土産であるサーターアンダギーを皿の上に乗せて、リビングのテーブルに置いた。
「わぁーい苺みるくとサーターアンダギーだ!」
『どっちも俺のだ~!勝手に出すな~!』
俺達はたわい無い話をした。
「京お兄ちゃんさ、今日遅れた理由ってサークルだよね?何サークル入ってるの?」
「俺は映画サークルに入ってるよ」
「えっ映画サークル!!」
「そんなに意外?」
「全然イメージ無いもん!」
「まぁ確かに友達に無理矢理入れられたってゆうのはあるかな?まぁ俺の役は大体ナレーションが多いね」
「へ~そうなんだ。」
『ユキルになると知らない事が多過ぎるよ』
俺達は先に晩御飯を作る事にしたが、実は二人共料理が苦手で人参やじゃが芋の皮は付いてて、具は変にデカくてゴロゴロしていて、煮込んだらじゃが芋もが全部溶けてなくなってしまって、カレーがサラサラのスープみたいになってしまった。ちゃんと出来たのはご飯だけだった。
「酷い仕上がりになちゃったね」
俺は無様なカレーを見て苦笑いをしたが兄さんは首を軽く左右に振った。
「でも、スープカレーになったけどユキル君と作れて良かったよ!」
兄さんの爽やか笑顔を見ると何でもいいやと思ってしまった。
「カレーも出来た事だし、ユキル君、兄弟プレイして良いかな?」
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