弟にするプレイじゃないよね!?

卵丸

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俺の尻と小遣いの運命は!?

運命の期末テスト

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今日、期末テストの日がやってきた。俺はゲームと勉強を教えてもらう以外の兄弟プレイを止めてまで、勉強をしたんだ。酷い結果だと、小遣いは千円だし、尻を沢山叩かれてしまう。
俺は台所に行って朝ごはんを食べようとしたら、今日は食パンと俺の好きなベーコンエッグだった。
「おはよう幸ちゃん、今日は頑張ってね!」
そこには母さんが笑顔で「ファイト」とガッツポーズをしていた。
「ありがとう母さん」
俺が母さんに御礼を言った後に、「そうだ!」と言い出し母さんがスカートのポケットから、メモ帳をちぎった物を渡してきた。
そこに書いてあったのは

[幸久が頑張ってるのは知ってるよ 全力を出し切って頑張れよ!  恭弥]

兄さんからの応援メッセージだった。
「あっ幸ちゃんニヤニヤしてる!お兄ちゃんの応援がそんなに嬉しかったんだ。」
「はぁ!?別にそんなんじゃねーし!」
「もう 照れないの」
確かに、兄さんからの応援は凄く嬉しかった。このメッセージをお守りとしてシャツの胸元ポケットに入れた。


学校に着くと、ともやんの苦痛な叫びが聞こえた。
「今日は地獄の日だー!!!」
「・・・そっか」
「ユッキーもこっち側だろーが!」
俺はともやんを無視して、ギリギリまで、勉強した。
「うぅぅぅ裏切り者! もう、俺にはあっちゃんしかいないよ!」
ともやんがあっちゃんに同意を求めようとしたが、あっちゃんも、ともやんを無視して、勉強をしていた。
「あっちゃん?どうして勉強してんの?」
あっちゃんはともやんにボソッと答えた。
「赤点取ったら沖縄行けない」
確か、数日前にあっちゃんは夏休みに家族と沖縄に行く事を俺らに言っていた。
あっちゃんをよく観察すると目に隈が出来ていた。
「うぅぅぅぅぅぅ裏切り者達めー!!!!!!!」
本日二回目のともやんの苦痛の叫びが教室中に響いた。

そして、テストが始まった。テスト勉強は毎日していたので、何とかスラスラと問題を解く事が出来た。
『よし!小遣いと尻叩きは回避出来そうだ!』



今日は期末テストの返却日だ。
ともやんは返されたテストを見ると、白目になって、席に着いた。
あっちゃんはテストを見て、ホッと息をついていた。
そして、俺の名前が呼ばれた。
「八雲幸久さん」
「はい!」
俺はロボットの様に歩いてしまったので、皆に笑われた。
そして先生は小さい声で「よく頑張ったな」と褒めてくれた。 席に着いて、返されたテストの確認すると、大体の教科は90~80点で嬉しかったが数学の点数だけは・・・。
『小遣いは何とかなるけど、尻は結構叩かれるな・・・。』
俺は誰も気づかない様なため息をついた。
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