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俺の尻と小遣いの運命は!?
続 俺のテスト勉強生活
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学校から帰ってきたら学習ゲームをして、ご飯を食べ終わると直ぐに期末テストの勉強をして、最後に数学をした。徹夜は良くないので、夜の10時ぐらいに寝る生活を毎日続けた。勉強が嫌になると、歴史の漫画を読んだり、動画でアニメの英語版を見たり学習ゲームをして何とか勉強に繋がる事をした。
*
俺は今、ユキルになっていた。その時何故か俺は女の子座りをしていた。すると京お兄ちゃんが立っていて、俺の目の前に何枚もの紙を上に投げた。紙はヒラヒラと舞その一枚が俺の膝に乗った。
その紙を見ると、0点と書いてある紙だった。よく見ると全部の紙に0点と書いてあり、俺の顔は青白くなった。
京お兄ちゃんは爽やかな笑顔で俺の目の前で囁いた。
「お尻100叩きだね ユキル君」
*
「うわぁぁぁ」
と俺は顔を上げると、そこは自分の家の台所だった。
(・・・夢か・・・。)
俺が安心していると、ふと右手と俺の黒縁メガネが見えたので右手の方を振り向くと、驚いた顔をした兄さんがいた。
「何?俺が変な声出したから、気になったの?」
「いや、それもあるんだけど幸久が眼鏡かけて寝てたから、外ずしたら大きな声を出して起きたから、僕自身驚いた。」
「そっか」
その後、お互いの無言が続いた。
(普通に気まずい!)
俺の気持ちを読み取ったのか知らないけど、兄さんから俺に話しかけてきた。
「お前のこの眼鏡、度が入って無いから伊達眼鏡だよな?どうして、かけてるんだ?」
この話は母さんと昔の父さんと双子の兄の潤しか知らなかった事を思い出した。
せっかく兄さんが話してくれたので、その理由に答えることにした。
「俺が小学一年生の時だったかな?」
*
小学校の下校時間となり皆が帰っていく、そんな時に同じクラスの女子生徒がハンカチを落として、気づかずに友達とお喋りしていた。
俺はそれを拾い、女子生徒の方に走った。
俺が「おーい」と言って追いかけると女子生徒は「ひっ」と小さく叫んで、二人して逃げて行った。どうして逃げたのか当時分からなかった俺はひたすらに二人を追いかけた。 やっと、二人は止まってくれて、俺が安心してハンカチを渡そうとすると、二人共俺の顔を見て泣いていた。
「どうして泣くのさ?」
すると、ハンカチを落とした方が俺の方を見て、泣きながら怒鳴った。
「だって、寺島君が怖い顔で追いかけて来るんだもん!」
その言葉にショックを受けて、俺は彼女の前にハンカチを置き、逃げて帰った。
それを泣きながら母さんに話すと、少し考えた母さんは俺を眼鏡屋に連れていき、度が入ってない黒縁眼鏡を買ってくれたのだ。それから、鋭い目を黒縁メガネで隠して過ごす事になったのだった。
「って事があったんだよ」
すると兄さんは俺の前髪をするりと上に上げてきた。
「いきなり何?」
「いや、そこまで鋭い目をしてないと思って」
「そうなんだ」
また無言が続いた、すると俺のプリントを見た兄さんはいきなり赤ペンを出して、勝手に○や×をつけてきた。 数学のプリントで10問中2問正解していた。
「本当に数学が駄目なんだな」
「うるせえな苦手なんだから仕方ないだろ!」
俺は怒ると兄さんは俺のペンを勝手に取って式を書いて色んな数字を書いていた。
「さっき、お前がミスしてた所だけど ここを覚えたら簡単に解ける筈だ。今から僕が式を書くから答えてみて、ヒントの式を見ていいから」
と言われ仕方なく問題に挑んだ。
「やっと正解したね これで基礎は出来たよね」
「・・・・・うぃ」
兄さんの問題は普通に難しくて間違えたら、やり直しを何回もさせられた。この一つの問題を解くのに10分もかかった。 多分、今俺の頭からぷしゅーと白い煙が出てるだろう。
「諦めずに一人で解けたな 偉いぞ幸久」
兄さんが突然 俺の事を褒め出すと思いきや、次に頭を撫でてくれた。
その後、兄さんは部屋に戻って行ったが、俺は今心臓がドキドキしていた。 正直、正一お兄ちゃんに撫でられた時よりも嬉しかった。
(って何ドキドキしてんだ俺はー!?)
その後、流石に勉強をする気になれず、黒縁メガネを置いてもう一眠りをするのであった。
*
俺は今、ユキルになっていた。その時何故か俺は女の子座りをしていた。すると京お兄ちゃんが立っていて、俺の目の前に何枚もの紙を上に投げた。紙はヒラヒラと舞その一枚が俺の膝に乗った。
その紙を見ると、0点と書いてある紙だった。よく見ると全部の紙に0点と書いてあり、俺の顔は青白くなった。
京お兄ちゃんは爽やかな笑顔で俺の目の前で囁いた。
「お尻100叩きだね ユキル君」
*
「うわぁぁぁ」
と俺は顔を上げると、そこは自分の家の台所だった。
(・・・夢か・・・。)
俺が安心していると、ふと右手と俺の黒縁メガネが見えたので右手の方を振り向くと、驚いた顔をした兄さんがいた。
「何?俺が変な声出したから、気になったの?」
「いや、それもあるんだけど幸久が眼鏡かけて寝てたから、外ずしたら大きな声を出して起きたから、僕自身驚いた。」
「そっか」
その後、お互いの無言が続いた。
(普通に気まずい!)
俺の気持ちを読み取ったのか知らないけど、兄さんから俺に話しかけてきた。
「お前のこの眼鏡、度が入って無いから伊達眼鏡だよな?どうして、かけてるんだ?」
この話は母さんと昔の父さんと双子の兄の潤しか知らなかった事を思い出した。
せっかく兄さんが話してくれたので、その理由に答えることにした。
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「どうして泣くのさ?」
すると、ハンカチを落とした方が俺の方を見て、泣きながら怒鳴った。
「だって、寺島君が怖い顔で追いかけて来るんだもん!」
その言葉にショックを受けて、俺は彼女の前にハンカチを置き、逃げて帰った。
それを泣きながら母さんに話すと、少し考えた母さんは俺を眼鏡屋に連れていき、度が入ってない黒縁眼鏡を買ってくれたのだ。それから、鋭い目を黒縁メガネで隠して過ごす事になったのだった。
「って事があったんだよ」
すると兄さんは俺の前髪をするりと上に上げてきた。
「いきなり何?」
「いや、そこまで鋭い目をしてないと思って」
「そうなんだ」
また無言が続いた、すると俺のプリントを見た兄さんはいきなり赤ペンを出して、勝手に○や×をつけてきた。 数学のプリントで10問中2問正解していた。
「本当に数学が駄目なんだな」
「うるせえな苦手なんだから仕方ないだろ!」
俺は怒ると兄さんは俺のペンを勝手に取って式を書いて色んな数字を書いていた。
「さっき、お前がミスしてた所だけど ここを覚えたら簡単に解ける筈だ。今から僕が式を書くから答えてみて、ヒントの式を見ていいから」
と言われ仕方なく問題に挑んだ。
「やっと正解したね これで基礎は出来たよね」
「・・・・・うぃ」
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その後、兄さんは部屋に戻って行ったが、俺は今心臓がドキドキしていた。 正直、正一お兄ちゃんに撫でられた時よりも嬉しかった。
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