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兄弟デート(仮)
おもしろ兄弟
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映画を観にいった後に俺らは昼ご飯を食べにファミレスに来ていた。
「なんか、かっこ悪い所見せてごめんね」
「ううん、僕も気づかなくて、ごめんね お詫びにお兄ちゃんにあーんしてあげる!」
「あーん?」
俺はスプーンで デミグラスソースのオムライスを掬い、目の前に持っていった。
「嬉しいけど、兄弟はあーんするかな?」
(兄弟は尻叩きするかな!!!)
「え~僕 お兄ちゃんにオムライスの美味しさわかってほしいから、あーんしてるのに・・・ガッカリ。」
俺がわざと悲しそうに言うと兄さんは慌てて俺が掬ったオムライスを口にした。
「うん!卵がとろとろで、バターライスもしっかり味ついてて美味しいね!」
「でしょ でしょ!!」
すると兄さんはスプーンでガパオライスを掬い俺の方に向けた。
「はい あーん」
(眩し!爽やか笑顔であーんするなよ!)
俺はガパオライスを口にしたが、一口食べた途端口の中が辛くて 大混乱した。
「!!!????」
「ユキル君?」
俺は椅子から転げ落ち、水が欲しくて兄さんに訴えた。
「ひふはほふぃほー」(みずがほしいよー)
「皮膚?」
「みぶ!」(水!!)
「みぶって何?」
「みう!!」(水!!)
「みう?」
とコントみたいなことをしていると、水だとわかった店員さんが、来てくれて水を渡してくれた。
俺はその水を一気に飲み干して、何とか生き返った。
「はぁぁぁぁぁぁ死ぬかと思った!」
生き返った途端 、お客さんの視線と動揺している兄さんの姿が見えた。
(ヤバっ俺たち注目の的じゃん)
そして俺たちは一緒になって、店員さんとお客さんに謝った。 すると近くに座っていた女子大生あろう2人のひそひそ話が聞こえた。
「あの子達 映画館でも注目されてたよ」
「確か お兄ちゃんの方だよね」
「そうそう、次は弟くんが注目されてるね」
「面白い兄弟だね」
「だね」
と女子大生達はクスクス笑っていた。
(うぅぅぅー穴があったら入りたい!!)
その時、兄さんがクスクス笑いだした。
「お兄ちゃん?」
「あぁ ごめんね あの人達の会話が聞こえてきて 俺たち兄弟に見えてるのが嬉しくてさ
ユキル君と俺は兄弟じゃないのにね?」
(・・・血の繋がりはないけど、俺たち兄弟だよ・・・。)
俺はさっきまであった恥ずかしい事を一瞬忘れるぐらい何故か心が苦しくなった。
「なんか、かっこ悪い所見せてごめんね」
「ううん、僕も気づかなくて、ごめんね お詫びにお兄ちゃんにあーんしてあげる!」
「あーん?」
俺はスプーンで デミグラスソースのオムライスを掬い、目の前に持っていった。
「嬉しいけど、兄弟はあーんするかな?」
(兄弟は尻叩きするかな!!!)
「え~僕 お兄ちゃんにオムライスの美味しさわかってほしいから、あーんしてるのに・・・ガッカリ。」
俺がわざと悲しそうに言うと兄さんは慌てて俺が掬ったオムライスを口にした。
「うん!卵がとろとろで、バターライスもしっかり味ついてて美味しいね!」
「でしょ でしょ!!」
すると兄さんはスプーンでガパオライスを掬い俺の方に向けた。
「はい あーん」
(眩し!爽やか笑顔であーんするなよ!)
俺はガパオライスを口にしたが、一口食べた途端口の中が辛くて 大混乱した。
「!!!????」
「ユキル君?」
俺は椅子から転げ落ち、水が欲しくて兄さんに訴えた。
「ひふはほふぃほー」(みずがほしいよー)
「皮膚?」
「みぶ!」(水!!)
「みぶって何?」
「みう!!」(水!!)
「みう?」
とコントみたいなことをしていると、水だとわかった店員さんが、来てくれて水を渡してくれた。
俺はその水を一気に飲み干して、何とか生き返った。
「はぁぁぁぁぁぁ死ぬかと思った!」
生き返った途端 、お客さんの視線と動揺している兄さんの姿が見えた。
(ヤバっ俺たち注目の的じゃん)
そして俺たちは一緒になって、店員さんとお客さんに謝った。 すると近くに座っていた女子大生あろう2人のひそひそ話が聞こえた。
「あの子達 映画館でも注目されてたよ」
「確か お兄ちゃんの方だよね」
「そうそう、次は弟くんが注目されてるね」
「面白い兄弟だね」
「だね」
と女子大生達はクスクス笑っていた。
(うぅぅぅー穴があったら入りたい!!)
その時、兄さんがクスクス笑いだした。
「お兄ちゃん?」
「あぁ ごめんね あの人達の会話が聞こえてきて 俺たち兄弟に見えてるのが嬉しくてさ
ユキル君と俺は兄弟じゃないのにね?」
(・・・血の繋がりはないけど、俺たち兄弟だよ・・・。)
俺はさっきまであった恥ずかしい事を一瞬忘れるぐらい何故か心が苦しくなった。
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