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番外編2
ジェミーはお嬢様が大好き①
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番外編・他視点を書かせていただきます。
楽しんでいただければと思います。
すみません、ここで報告します。
電子電子配信が正式に11月4日と決まりました。
よろしくお願いします。
※※※※※※※
まわりは拍手と歓喜で賑わっている。
今日、ついに私がお仕えしている方が結婚した。相手はこの国の次期国王であらせられる、ガブリエル・ラハーム・マリウルス王太子殿下。
私の仕える方はミヤルカーナ・ドルドムガン公爵令嬢。とても美しい方で、平民である私たちに気配りができて、尊敬する人。
私がドルドムガン公爵家の侍女として働けたのも、ミヤルカーナ様のお陰だった。
____________________
5歳で両親を失い、近所のおばさんたちに仕事をわけてもらいながらなんとか生きていた。だが7歳のとき、亡くなった両親の借金があるとわかり、家をほぼ破壊され私は売り飛ばされそうになった。だが運良く衛兵に助けられ悪者は捕まり私は助かった。そして住む家が無くなった私は衛兵の基地に預けられた。そこで悪者のことや両親のことなど色々聞かれたが何もわからず答えることができなかった。両親は死んだ、と話をすると衛兵の一人が「俺が引き取る」と言ってきた。そして私は新しい家に住むことになった。衛兵さんは祖母と二人暮らしで私は祖母の話し相手になってほしいと言われ迎え入れられた。
10歳になり、祖母が急に体調を崩し呆気なく亡くなってしまった。血の繋がりもないただの子供の私に家族のように優しく接してくれた祖母さんが好きだったので突然の別れで号泣してしまった。衛兵さんに慰めてもらい二人暮らしになった。
祖母さんが亡くなって数日後、衛兵さんと買い物をしていると後ろから声をかけられた。
「ダガー、買い物か?」
「こ、これは公爵様っ!………そうです、今日は非番でして、娘と買い出しをしているところです!」
繋いでた衛兵さんの手が強張った。ああ、この豪華な馬車は貴族が乗る物。そしてこの威厳のある方がこの領地を治めている方。
公爵家の当主、ヴィクタル・ドルドムガン様だ。
今、初めて知ったが衛兵(ダガー)さんは公爵家に雇われた衛兵らしく、領地の警護を担当しているんだって。それで領主様とは顔見知りみたい。衛兵さん凄いっ!
「あぁ、その子がお前の娘か。」
「そうです。………挨拶、できるか?」
軽くキュッと手を握られ促される。「初めまして、ジェミーです」と簡単に挨拶すると歳を聞かれたりと何個か質問された。
「ヴィクタル様っ、大変です!キャリー様がっ───」
「っ!」
衛兵さんがいつも着ている制服を来た人が何人か息を切らして公爵様のもとに走ってきた。キャリー様って、公爵様の奥様?
それから小声で会話をし始めたが「~様が………うい状況で……」や「今すぐ………視察を中断し………」と途切れ途切れ話が聞こえてきた。
衛兵さんと顔を見合わせてどうしようか悩んでると公爵様が「急用ができたので失礼する。ダガー親子、ゆっくり街を楽しみなさい」と言い、あの豪華な馬車に乗って去っていった。
そして二日後、公爵家に第二子が産まれたと報道があった。街は賑わいお祭りのように活気あふれた。
「ジェミー、話がある。」
「ん?なにかあったの?」
「公爵家で、新たに侍女を募集しているんだが、ジェミー受けてみないか?」
夕食の時間。衛兵さんが突然そんな話をふってきた。侍女募集の内容は「年齢は10~16の間」、「家事、育児、手先の器用な者」、「身分は問わない」、「3名募集している」と書いてあったらしい。
「ジェミーは家事が出来、手先も器用だし何でもできる。育児についても、大丈夫だろうと思う。どうだ?」
「え………わ、私この家にいれないの……?」
「は?なんでそんな話になる?侍女は住み込みもできるが普通に家からの通いだぞ?」
あ、先走りしてしまったみたい。そっか、衛兵さんが私を追い出そうとしてるわけじゃないんだ。でも、何でそんな話をしてくるんだろう?
聞いてみると「お前を見てれば何を考えてるかわかる」と言われ、一瞬何を言われたのかわからなかったが言葉の意味を理解した途端、顔に熱が溜まり真っ赤になって俯いた。
………気づいてたんだ。私が仕事を探してたの。
実は、衛兵さんに引き取られた時、私の両親が借金をしていたのは事実だったらしく、それを私の代わりに全額支払ってくれていたらしいのだ。偶然、衛兵さんの仲間が話してるのを聞いて働ける年齢になったら衛兵さんに恩を返すんだと心に決めてたの。
でも、衛兵さんが知ってたなんて………なんだかはずかしいわ。まだ何もしてないのに……居た堪れないわっ………!
とりあえず了承して面接の日まで衛兵さんにマナーの基本を教えてもらいながら過ごした。
そして当日。
何十人もの女性が面接に来ていた。ただ、私が一番年下のようで大体14歳前後が多かった。
そして私の出番。衛兵さんに見送られて応接間に入ると………白髪交じりの細身の燕尾服を着た男性と、淑やかそうなクリーム色の髪をした女性と、女性が赤子を抱えてソファーで寛いでいた。
え?面接官は?
「ダガーの娘ね。さぁ、お掛けになってください。」
「は、はいっ!ジェミーと申します!よろしくお願いします!あ、し、失礼します!」
赤子を抱いてる女性に声をかけられた。……公爵夫人と、第二子の子よね。緊張しすぎて気後れしちゃったわ。言葉が吃ってしまった……
えっと……なぜ公爵夫人が?
私の考えてる事が態度に出てたのか公爵夫人にクスクス笑われてしまった。うわっ、恥ずかしぃ!
「実はね、この子の専属侍女を探しててね。まだ見つからないのよ~。」
「あ、募集内容が「家事、育児、手先の器用な者」というのは、専属侍女を求めてるための事だったのですね。」
「そうなのよ。それでねジェミー、こちらに来てくれるかしら。」
「え」
こちらにって公爵夫人の側にって事?え、何故?
燕尾服を着た男性(多分、執事長かな)が私の側にきて公爵夫人の側にいけと促された。え、この人圧力強いんですけど………っ!
おずおずと公爵夫人の側に行く。すると母親の腕の中で眠ってた赤子がパチッと目を開けこっちを見てきた。え、なに?
「まぁ………!」
「おやおや。」
え、二人の反応がおかしいんですけど。てか、赤子がずっと私を見てるんですけど?
とりあえず目を話さないほうが良いのかなと思い赤子を見つめ返した。………わぁ、エメラルドグリーン色の瞳がキラキラ光って見えるわぁ~……
「決まりね。侍女長に一人決まったと伝えて。」
「畏まりました、奥様。」
にらめっこのように赤子と見つめ合ってると公爵夫人と執事長が何やら話をしている。決まったって何が?
それからソファーにかけてと言われたのでソファーに戻り、簡単な質問に答えた。いつも何をしてるか、何か好きな物や事はあるか、ダガーとの生活はどうかとか、ほんとうに簡単な質問をされた。
そして、結果は衛兵さんに伝えられると言われ、これで面接は終了した。
………結果は、みごと合格した!衛兵さんが呆然としてたが大丈夫だろうか?
衛兵さんに詳しく聞くと面接をした人数86人中たった一人、私だけが合格したらしい!
第二子の名前はミヤルカーナ・ドルドムガン様。実は人見知りらしく、面接の時に一緒にいたのはミヤルカーナ様の様子を基準にして審議していたらしいのだ。ミヤルカーナ様はとにかく神経質で両親と兄と侍女長、執事長以外が近付くとギャン泣きするらしく大変らしい。そんなミヤルカーナ様が私が目の前に来ても大人しく、しかも見つめてたので即採用だったらしい。
「すぐにでも侍女として働きに来てほしいと言われたのだが、どうする?」
「大丈夫だよ。………あ、通い、で良いんだよね?」
「そうだ。俺と同じように朝家を出て夜家に帰るんだ。毎日俺が迎えに行くぞ。」
「え!お迎えに?本当に?」
「ああ。」
わぁ………!なんだか、くすぐったいけど、なんか、嬉しい、な……っ。
実は、未だ衛兵さんの事「お義父さん」と呼べないでいた。もう引き取られて3年経つのに未だに言えてない。朝、言えるように頑張ろう。
そして、まだ産まれて間もないミヤルカーナお嬢様の専属侍女として私は毎日慌ただしい日を過ごすこととなった
楽しんでいただければと思います。
すみません、ここで報告します。
電子電子配信が正式に11月4日と決まりました。
よろしくお願いします。
※※※※※※※
まわりは拍手と歓喜で賑わっている。
今日、ついに私がお仕えしている方が結婚した。相手はこの国の次期国王であらせられる、ガブリエル・ラハーム・マリウルス王太子殿下。
私の仕える方はミヤルカーナ・ドルドムガン公爵令嬢。とても美しい方で、平民である私たちに気配りができて、尊敬する人。
私がドルドムガン公爵家の侍女として働けたのも、ミヤルカーナ様のお陰だった。
____________________
5歳で両親を失い、近所のおばさんたちに仕事をわけてもらいながらなんとか生きていた。だが7歳のとき、亡くなった両親の借金があるとわかり、家をほぼ破壊され私は売り飛ばされそうになった。だが運良く衛兵に助けられ悪者は捕まり私は助かった。そして住む家が無くなった私は衛兵の基地に預けられた。そこで悪者のことや両親のことなど色々聞かれたが何もわからず答えることができなかった。両親は死んだ、と話をすると衛兵の一人が「俺が引き取る」と言ってきた。そして私は新しい家に住むことになった。衛兵さんは祖母と二人暮らしで私は祖母の話し相手になってほしいと言われ迎え入れられた。
10歳になり、祖母が急に体調を崩し呆気なく亡くなってしまった。血の繋がりもないただの子供の私に家族のように優しく接してくれた祖母さんが好きだったので突然の別れで号泣してしまった。衛兵さんに慰めてもらい二人暮らしになった。
祖母さんが亡くなって数日後、衛兵さんと買い物をしていると後ろから声をかけられた。
「ダガー、買い物か?」
「こ、これは公爵様っ!………そうです、今日は非番でして、娘と買い出しをしているところです!」
繋いでた衛兵さんの手が強張った。ああ、この豪華な馬車は貴族が乗る物。そしてこの威厳のある方がこの領地を治めている方。
公爵家の当主、ヴィクタル・ドルドムガン様だ。
今、初めて知ったが衛兵(ダガー)さんは公爵家に雇われた衛兵らしく、領地の警護を担当しているんだって。それで領主様とは顔見知りみたい。衛兵さん凄いっ!
「あぁ、その子がお前の娘か。」
「そうです。………挨拶、できるか?」
軽くキュッと手を握られ促される。「初めまして、ジェミーです」と簡単に挨拶すると歳を聞かれたりと何個か質問された。
「ヴィクタル様っ、大変です!キャリー様がっ───」
「っ!」
衛兵さんがいつも着ている制服を来た人が何人か息を切らして公爵様のもとに走ってきた。キャリー様って、公爵様の奥様?
それから小声で会話をし始めたが「~様が………うい状況で……」や「今すぐ………視察を中断し………」と途切れ途切れ話が聞こえてきた。
衛兵さんと顔を見合わせてどうしようか悩んでると公爵様が「急用ができたので失礼する。ダガー親子、ゆっくり街を楽しみなさい」と言い、あの豪華な馬車に乗って去っていった。
そして二日後、公爵家に第二子が産まれたと報道があった。街は賑わいお祭りのように活気あふれた。
「ジェミー、話がある。」
「ん?なにかあったの?」
「公爵家で、新たに侍女を募集しているんだが、ジェミー受けてみないか?」
夕食の時間。衛兵さんが突然そんな話をふってきた。侍女募集の内容は「年齢は10~16の間」、「家事、育児、手先の器用な者」、「身分は問わない」、「3名募集している」と書いてあったらしい。
「ジェミーは家事が出来、手先も器用だし何でもできる。育児についても、大丈夫だろうと思う。どうだ?」
「え………わ、私この家にいれないの……?」
「は?なんでそんな話になる?侍女は住み込みもできるが普通に家からの通いだぞ?」
あ、先走りしてしまったみたい。そっか、衛兵さんが私を追い出そうとしてるわけじゃないんだ。でも、何でそんな話をしてくるんだろう?
聞いてみると「お前を見てれば何を考えてるかわかる」と言われ、一瞬何を言われたのかわからなかったが言葉の意味を理解した途端、顔に熱が溜まり真っ赤になって俯いた。
………気づいてたんだ。私が仕事を探してたの。
実は、衛兵さんに引き取られた時、私の両親が借金をしていたのは事実だったらしく、それを私の代わりに全額支払ってくれていたらしいのだ。偶然、衛兵さんの仲間が話してるのを聞いて働ける年齢になったら衛兵さんに恩を返すんだと心に決めてたの。
でも、衛兵さんが知ってたなんて………なんだかはずかしいわ。まだ何もしてないのに……居た堪れないわっ………!
とりあえず了承して面接の日まで衛兵さんにマナーの基本を教えてもらいながら過ごした。
そして当日。
何十人もの女性が面接に来ていた。ただ、私が一番年下のようで大体14歳前後が多かった。
そして私の出番。衛兵さんに見送られて応接間に入ると………白髪交じりの細身の燕尾服を着た男性と、淑やかそうなクリーム色の髪をした女性と、女性が赤子を抱えてソファーで寛いでいた。
え?面接官は?
「ダガーの娘ね。さぁ、お掛けになってください。」
「は、はいっ!ジェミーと申します!よろしくお願いします!あ、し、失礼します!」
赤子を抱いてる女性に声をかけられた。……公爵夫人と、第二子の子よね。緊張しすぎて気後れしちゃったわ。言葉が吃ってしまった……
えっと……なぜ公爵夫人が?
私の考えてる事が態度に出てたのか公爵夫人にクスクス笑われてしまった。うわっ、恥ずかしぃ!
「実はね、この子の専属侍女を探しててね。まだ見つからないのよ~。」
「あ、募集内容が「家事、育児、手先の器用な者」というのは、専属侍女を求めてるための事だったのですね。」
「そうなのよ。それでねジェミー、こちらに来てくれるかしら。」
「え」
こちらにって公爵夫人の側にって事?え、何故?
燕尾服を着た男性(多分、執事長かな)が私の側にきて公爵夫人の側にいけと促された。え、この人圧力強いんですけど………っ!
おずおずと公爵夫人の側に行く。すると母親の腕の中で眠ってた赤子がパチッと目を開けこっちを見てきた。え、なに?
「まぁ………!」
「おやおや。」
え、二人の反応がおかしいんですけど。てか、赤子がずっと私を見てるんですけど?
とりあえず目を話さないほうが良いのかなと思い赤子を見つめ返した。………わぁ、エメラルドグリーン色の瞳がキラキラ光って見えるわぁ~……
「決まりね。侍女長に一人決まったと伝えて。」
「畏まりました、奥様。」
にらめっこのように赤子と見つめ合ってると公爵夫人と執事長が何やら話をしている。決まったって何が?
それからソファーにかけてと言われたのでソファーに戻り、簡単な質問に答えた。いつも何をしてるか、何か好きな物や事はあるか、ダガーとの生活はどうかとか、ほんとうに簡単な質問をされた。
そして、結果は衛兵さんに伝えられると言われ、これで面接は終了した。
………結果は、みごと合格した!衛兵さんが呆然としてたが大丈夫だろうか?
衛兵さんに詳しく聞くと面接をした人数86人中たった一人、私だけが合格したらしい!
第二子の名前はミヤルカーナ・ドルドムガン様。実は人見知りらしく、面接の時に一緒にいたのはミヤルカーナ様の様子を基準にして審議していたらしいのだ。ミヤルカーナ様はとにかく神経質で両親と兄と侍女長、執事長以外が近付くとギャン泣きするらしく大変らしい。そんなミヤルカーナ様が私が目の前に来ても大人しく、しかも見つめてたので即採用だったらしい。
「すぐにでも侍女として働きに来てほしいと言われたのだが、どうする?」
「大丈夫だよ。………あ、通い、で良いんだよね?」
「そうだ。俺と同じように朝家を出て夜家に帰るんだ。毎日俺が迎えに行くぞ。」
「え!お迎えに?本当に?」
「ああ。」
わぁ………!なんだか、くすぐったいけど、なんか、嬉しい、な……っ。
実は、未だ衛兵さんの事「お義父さん」と呼べないでいた。もう引き取られて3年経つのに未だに言えてない。朝、言えるように頑張ろう。
そして、まだ産まれて間もないミヤルカーナお嬢様の専属侍女として私は毎日慌ただしい日を過ごすこととなった
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