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高年期[一学期編]
☆閑話休題...休んだ次の日
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~こちらは流依目線です~
風間先輩に薫風が拉致された次の日の八乙女家の出来事?の話です。
ラブ甘エロです。そして長文です。すみません・・・カットしようか悩みましたがこのまま載せました。もしかしたら消すか前編・後編と区切るかもしれません・・・
パッと浮かんだ話なので誤字あったら感想で指摘してください。
楽しんで読んで頂けると幸いです・・・!
*********
昔から薫風は誰にでも優しい・・・
昼は2人っきりでゆっくりご飯を食べれるかと思ったのに何故かあの強姦魔二人が乱入してきて何故か4人で食べる羽目になってしまった・・・
しかもあの二人に襲われて体調崩したにも関わらず許してしまうなんて・・・ほんと、薫風は誰かを嫌いになった事はないのだろうか?
この際、裏で薫風の周りを締め上げて行くしかないのか・・・?あの生徒会3人はなんとでもなる。風間理事長は・・・薫風にその気がなさそうだから放置するしかない。あの先生2人は、昔と違って先生と生徒だから今度何かあったら裁判沙汰にしてしまおう。
放課後、薫風を迎えに行くと庭師さんと仲良く土いじりしていた。庭師さんは相変わらずニコニコと人の良さそうな笑顔で薫風と作業している。・・・あの庭師さん、なんか二階堂に近い雰囲気を感じるんだよなぁ・・・気のせいならいいんだけど。無害の庭師さんの側に居れば割と安心できる。
薫風を呼ぶと満面の笑みを浮かべて僕に手を振ってくる。15になってあの仕草・・・注意したいけど可愛いから注意できない。薫風なら許せる。たとえ貴族の振る舞いじゃなくても可愛いから許せる。しかもその姿は僕にだけ向けられる仕草。独り占めしてるようで思わず顔が綻んでしまう・・・
家に帰るとすぐ薫風は部屋に入っていった。2日分の紫音さんの授業ノートを書き写すらしい。あーこれは同じクラスの紫音さんの特権だよなぁ・・・
それから夕食を家族で取り、僕は風呂に入り部屋に戻り、来年大学に進学するので受験勉強を始める。
日付が変わる頃、もう少しキリの良い所までやって、そろそろ寝ようとした時、小さなノック音が聞こえる。「どうぞ」と返事をすると、ドアから入って来たのは薫風だった。
「こんな遅くにどうしたんだい?」
「あの・・・兄さん、迷惑なのは重々承知の上でお願いしたい事があるんだけど・・・」
なんだろう?・・・机の上にあるランプしか付けてないから周りは薄暗いんだが、薫風の顔はほんのり赤くなってる気がする。・・・それに枕を持ってるって事は・・・もしかして?
「どうしたんだい?・・・眠れないのか?」
「・・・ん。」
「・・・あと少しで一段落する所なんだ。僕のベットで横になっても良いよ。僕も後で寝るから。」
「あ、ね、ねぇ兄さん・・・その、迷惑じゃない?・・・もう高校生にもなって・・・一緒に寝たい、とか・・・」
くうっ!なんだこの可愛い生き物は!!僕が兄弟以上の思いを寄せてる事を知らないとはいえ、こうやって甘えてくるのは素直に嬉しいに決まってる!
ゆっくり椅子から立ち上がり薫風に近付き頭を撫でてやる。すると少し驚いた顔をして僕を見上げてきたが、僕がニコッと笑ったら薫風も嬉しそうな笑顔で返してきた。うん、僕の弟は世界一可愛い!!
ベットに促し横に寝かせて布団をかける。
「もう少ししたら終わるから。先に寝てな、ね。」
「う、うん・・・」
ん?何でそんなに不安そうな顔をする?・・・とりあえず急いでキリの良い所まで終わらせなくては!
それから時間にして10分後、ふぅと一息ついて資料を整理してベットへ行く。
僕の為のスペースを取ってくれたのか薫風は隅の方で丸くなっていた。うわぁ・・・可愛い。
起こさないようゆっくりベットの中に入るとブワッと薫風独特の甘い匂いがしてきた。こ、これはヤバい・・・
ベットの中に入るのを一旦やめてトイレへ行こうとした時、パシッと僕の腕を薫風が掴んだ。え、何故?てか起きてたのか・・・
「・・・どうしたんだい薫風?」
「あ、・・・兄さん、何処に行くの?」
「・・・トイレだよ。」
・・・なにこの沈黙・・・なんか罪悪感が湧いてでて気まずいんですけど!てか薫風、手を離してほしい・・・
「に、兄さん・・・あの!す、すぐ帰って来て、ね。」
ナニコレ?
薫風いつからこんな甘えたになったんだ?てか少し様子が変?
「薫風、どうしたんだい?」
「・・・えっ?」
「様子が・・・まさかっ!?」
バサッと布団をひっぺがす。すると薫風は丸まったままだった。覆い被さるように薫風の上に行くと薄暗い部屋の中、薫風が顔が真っ赤なのがわかる。
「兄さん・・・あの、自分じゃ処理できなくて・・・ご、ごめんなさい!」
「薫風・・・」
顔を手で覆い隠して謝ってくる。うわぁナニコレ?こんな可愛い生き物この世に薫風以外存在しないよ!
「薫風、別に変な事じゃないんだから謝らなくて良いんだよ?・・・じゃあ僕が処理してあげるよ。」
「に、兄さん~・・・うっく。」
あらら~泣いちゃった・・・そんなに自分を卑下にしなくてもいいのに。僕は薫風の手をどかして目元にキスをしてペロッと涙を舐めた。
・・・お?キョトンとして固まっちゃったよ?可愛い~なぁ~!
「薫風、これは普通の現象なんだよ?むしろ反応がないと病院行って検査してもらわなくちゃならないよ。・・・そんな自分を卑下にするものじゃないよ?」
「に、にいさん・・・い、今なにして・・・??」
「・・・ん?薫風が泣いてたから慰めようとして、ね・・・」
ふふっと笑ってまた頬にキスを落とす。すると涙が引っ込んだらしく、変わりに赤くなりだした。初々しいなぁ・・・
「僕もね、寝る前とか起きた時とか無意識に反応してる時があるんだよ。だから今さっきトイレ行って処理しようと思ってたんだけど・・・」
「えっ、あ、兄さん、も・・・?」
「そうだよ。・・・触って確かめる?」
「!」
薫風の手を取り僕の下半身へと持っていく。そして僕の反応してるソレに手を置くと薫風の身体がビクッと肩が跳ねた。うん、気付いてもらえたかな。
「薫風が離れるなっていうなら僕もこのまま寝る事になるんだけど・・・薫風もその辛さわかるよね?反応したままじゃ寝れないし抜くのも手間がかかるからね。」
「あ、う・・・」
「だからね、僕と一緒に抜こうか、ね、薫風?」
「・・・・・・ん。」
少し沈黙したのち薫風が頷く。よしよし!これで心置き無く薫風に触れられる!
薫風の寝間着のボタンを外して前を開ける。薄暗くて見えにくいが薫風の肌が白い事がわかる。そして胸元にある桜色の実も・・・
そして僕も前だけ脱いで薫風にゆっくり覆い被さる。・・・すると薫風が僕の背中に腕を回してきた。・・・あーヤバい・・・
ゆっくり首からスススッと手を滑らせる。胸から腹部、そしてズボンの中へ。そして薫風の熱くなったものをパンツ越しにゆっくり上下に擦る。
「ん、ん、・・・ふぁ、ぁ・・・」
「薫風、気持ちいい?」
「んぅ、・・・うん、うんぁ・・・にいさん・・・」
「下、全部脱がすね。汚しちゃうから。」
「うぁ・・・うん。」
顔を横に反らしながらコクコクと頷く。目を閉じて快感に堪えてる薫風は凄くそそられた・・・
薫風が背中に回してた腕を下ろした。僕は少し体を起こし、スルスルと履き物を脱がせ薫風の露になった男性器をジッと見てしまう。そしてゆっくり上下に擦るとピクピクと脈打つ。
・・・そしてゆっくり体を薫風の下半身の方にずらし、思わずといった感じで薫風のものを舌でペロッと舐めてみる。
「ひゃああ!!?・・・ふぁ、ぁっ?えっ、何?」
「ごめんね・・・ちょっと濡らす為に、させて?」
「えっ、あ、き・・・汚いよ、ぉ・・・」
「大丈夫だよ。薫風はどこも綺麗だから。」
「えっ!?・・・あ、あ、んんっ!!」
軽く舐めてから口に含む。自分の唾液と薫風の先走りでヌルヌルのせいか吸いながら上下に頭を動かすとジュルとかクチュっと卑猥な音が漏れる。
暫くすると薫風が限界に近いのか両太股で僕の頭を挟みプルプル震えてるのがわかる。そろそろかな・・・
僕はわざとチュバッと音を鳴らし薫風のものを解放する。
「んあっ!?・・・?・・・っ?」
「ごめん薫風、僕のも限界なんだ・・・」
「っ!?・・・あ」
体を起こす。薫風が恐る恐る僕を見てくるので、僕はズボンを少しずらし自分のを外にだす。すると薫風はそれを凝視してきた。・・・うん、小学生以来だからねぇ。大きさは比べ物にもならないだろうね。
そして自分のを薫風のに合わせる。薫風のがビクンと反応した。
「薫風・・・僕のと一緒に触ってくれる?」
「っ!?・・・う、うん・・・んっ、ふあ・・・」
「僕も一緒にするから・・・」
薫風がおずおずと2つの男性器を握ってゆっくり動かす。僕は薫風の手の上に僕の手を被せ早く動かすよう促す。僕のより少し小ぶりのものを薫風の手と一緒に擦ると互いの先走りが混ざりクチュクチュと音が鳴る。
「はぁ、あっ・・・るい、にいさん・・・イきそう・・・」
「僕もだよ・・・ハァ・・・」
「あぁ・・・にいさん・・・ん、ん、んん~っ!!」
「・・・くっ。」
同時と言っていいほど互いのものが脈打ち白い液体が互いの手にまとわりつく。
そして互いに荒い息を吐く・・・そして僕は猫背になってた体を起こし白液まみれの下半身を見る。うわぁ・・・凄くエロい。これは想像以上にクる。絶景だ・・・
ぼぉ~となる頭の中でふと覚醒し、薫風を見やるとクタッとなって疲れ果てたのか意識が飛んだのか少し荒い息を吐きながら眠っていた。
薫風のも僕のも腹部がベトベトになってしまってるので軽くタオルでふいてパンツとズボンだけ履き洗面所へ行き暖かいお湯でタオルを濡らし薫風の体を拭いた。そして起こさないよう寝間着を着せて一旦ソファに寝かせシーツを交換し、また薫風を寝かせる。
そして 軽くシャワーを浴び寝間着に着替えてベットに潜る。ベットはシーツを変えたのに薫風が寝てるせいか甘い匂いが溢れていた。
なんとも幸せな気分になり、だいぶ落ち着いたのか静かな寝息をたてて眠ってる薫風の口にキスをして、こっそり腕枕をして眠りに付いた。
朝、先に薫風が起きたらしく僕の胸元でモソモソ動いていた。くすぐったく目を開けようかと思ったその時、薫風が何かブツブツ呟き始めたので少し狸寝入りしてみようと思う・・・
「どーしよう・・・兄さんと顔が合わせられない・・・」
「兄弟でこんな事しても良いのかな?日本じゃアウトじゃないの?いや同性愛なら兄弟関係ないのかな?」
「はぁ・・・気持ちよかったけど男性ってこうも敏感なの?わからない・・・」
「それより兄さん起こした方がいい?あー・・・兄さん見る度に思い出しそう・・・学校で反応したらどうしよう・・・」
「でも兄さん、よく気持ち悪がらずに受け入れてくれたなぁ~・・・はぁ、僕が女性のまま生まれ変われてたら兄さんと結婚したかったな・・・」
「う~・・・とりあえず今、どうしよう・・・学校・・・とりあえず起きなきゃ・・・でも兄さん・・・ううぅぅ~・・・」
・・・プッ。
途中、ニホン?とか意味がわからない言葉が聞こえたが凄く混乱してるみたいだな・・・
薫風も僕と結婚したいと思ってくれてるのかな?だと良いんだけどな・・・
もっと深く、最後までしたいけど、それは気持ちを確かめてからの方が絶対良いよね。うん、焦っちゃだめだな。
でも誰かに取られる前に先手を撃たなきゃな・・・薫風、モテるからな・・・
ふふ、まだブツブツ呟いてる。もう少し聞いていたいけど、このままじゃ学校遅刻しちゃうかもしれないから起きる、かな。
・・・薫風、どんな顔するかな。朝のチューとかスキンシップの一環だとか理由付けて習慣つけようかな・・・?
これはやっぱり家族ならではの特権だよね。キスから徐々に慣れさせようか・・・?
風間先輩に薫風が拉致された次の日の八乙女家の出来事?の話です。
ラブ甘エロです。そして長文です。すみません・・・カットしようか悩みましたがこのまま載せました。もしかしたら消すか前編・後編と区切るかもしれません・・・
パッと浮かんだ話なので誤字あったら感想で指摘してください。
楽しんで読んで頂けると幸いです・・・!
*********
昔から薫風は誰にでも優しい・・・
昼は2人っきりでゆっくりご飯を食べれるかと思ったのに何故かあの強姦魔二人が乱入してきて何故か4人で食べる羽目になってしまった・・・
しかもあの二人に襲われて体調崩したにも関わらず許してしまうなんて・・・ほんと、薫風は誰かを嫌いになった事はないのだろうか?
この際、裏で薫風の周りを締め上げて行くしかないのか・・・?あの生徒会3人はなんとでもなる。風間理事長は・・・薫風にその気がなさそうだから放置するしかない。あの先生2人は、昔と違って先生と生徒だから今度何かあったら裁判沙汰にしてしまおう。
放課後、薫風を迎えに行くと庭師さんと仲良く土いじりしていた。庭師さんは相変わらずニコニコと人の良さそうな笑顔で薫風と作業している。・・・あの庭師さん、なんか二階堂に近い雰囲気を感じるんだよなぁ・・・気のせいならいいんだけど。無害の庭師さんの側に居れば割と安心できる。
薫風を呼ぶと満面の笑みを浮かべて僕に手を振ってくる。15になってあの仕草・・・注意したいけど可愛いから注意できない。薫風なら許せる。たとえ貴族の振る舞いじゃなくても可愛いから許せる。しかもその姿は僕にだけ向けられる仕草。独り占めしてるようで思わず顔が綻んでしまう・・・
家に帰るとすぐ薫風は部屋に入っていった。2日分の紫音さんの授業ノートを書き写すらしい。あーこれは同じクラスの紫音さんの特権だよなぁ・・・
それから夕食を家族で取り、僕は風呂に入り部屋に戻り、来年大学に進学するので受験勉強を始める。
日付が変わる頃、もう少しキリの良い所までやって、そろそろ寝ようとした時、小さなノック音が聞こえる。「どうぞ」と返事をすると、ドアから入って来たのは薫風だった。
「こんな遅くにどうしたんだい?」
「あの・・・兄さん、迷惑なのは重々承知の上でお願いしたい事があるんだけど・・・」
なんだろう?・・・机の上にあるランプしか付けてないから周りは薄暗いんだが、薫風の顔はほんのり赤くなってる気がする。・・・それに枕を持ってるって事は・・・もしかして?
「どうしたんだい?・・・眠れないのか?」
「・・・ん。」
「・・・あと少しで一段落する所なんだ。僕のベットで横になっても良いよ。僕も後で寝るから。」
「あ、ね、ねぇ兄さん・・・その、迷惑じゃない?・・・もう高校生にもなって・・・一緒に寝たい、とか・・・」
くうっ!なんだこの可愛い生き物は!!僕が兄弟以上の思いを寄せてる事を知らないとはいえ、こうやって甘えてくるのは素直に嬉しいに決まってる!
ゆっくり椅子から立ち上がり薫風に近付き頭を撫でてやる。すると少し驚いた顔をして僕を見上げてきたが、僕がニコッと笑ったら薫風も嬉しそうな笑顔で返してきた。うん、僕の弟は世界一可愛い!!
ベットに促し横に寝かせて布団をかける。
「もう少ししたら終わるから。先に寝てな、ね。」
「う、うん・・・」
ん?何でそんなに不安そうな顔をする?・・・とりあえず急いでキリの良い所まで終わらせなくては!
それから時間にして10分後、ふぅと一息ついて資料を整理してベットへ行く。
僕の為のスペースを取ってくれたのか薫風は隅の方で丸くなっていた。うわぁ・・・可愛い。
起こさないようゆっくりベットの中に入るとブワッと薫風独特の甘い匂いがしてきた。こ、これはヤバい・・・
ベットの中に入るのを一旦やめてトイレへ行こうとした時、パシッと僕の腕を薫風が掴んだ。え、何故?てか起きてたのか・・・
「・・・どうしたんだい薫風?」
「あ、・・・兄さん、何処に行くの?」
「・・・トイレだよ。」
・・・なにこの沈黙・・・なんか罪悪感が湧いてでて気まずいんですけど!てか薫風、手を離してほしい・・・
「に、兄さん・・・あの!す、すぐ帰って来て、ね。」
ナニコレ?
薫風いつからこんな甘えたになったんだ?てか少し様子が変?
「薫風、どうしたんだい?」
「・・・えっ?」
「様子が・・・まさかっ!?」
バサッと布団をひっぺがす。すると薫風は丸まったままだった。覆い被さるように薫風の上に行くと薄暗い部屋の中、薫風が顔が真っ赤なのがわかる。
「兄さん・・・あの、自分じゃ処理できなくて・・・ご、ごめんなさい!」
「薫風・・・」
顔を手で覆い隠して謝ってくる。うわぁナニコレ?こんな可愛い生き物この世に薫風以外存在しないよ!
「薫風、別に変な事じゃないんだから謝らなくて良いんだよ?・・・じゃあ僕が処理してあげるよ。」
「に、兄さん~・・・うっく。」
あらら~泣いちゃった・・・そんなに自分を卑下にしなくてもいいのに。僕は薫風の手をどかして目元にキスをしてペロッと涙を舐めた。
・・・お?キョトンとして固まっちゃったよ?可愛い~なぁ~!
「薫風、これは普通の現象なんだよ?むしろ反応がないと病院行って検査してもらわなくちゃならないよ。・・・そんな自分を卑下にするものじゃないよ?」
「に、にいさん・・・い、今なにして・・・??」
「・・・ん?薫風が泣いてたから慰めようとして、ね・・・」
ふふっと笑ってまた頬にキスを落とす。すると涙が引っ込んだらしく、変わりに赤くなりだした。初々しいなぁ・・・
「僕もね、寝る前とか起きた時とか無意識に反応してる時があるんだよ。だから今さっきトイレ行って処理しようと思ってたんだけど・・・」
「えっ、あ、兄さん、も・・・?」
「そうだよ。・・・触って確かめる?」
「!」
薫風の手を取り僕の下半身へと持っていく。そして僕の反応してるソレに手を置くと薫風の身体がビクッと肩が跳ねた。うん、気付いてもらえたかな。
「薫風が離れるなっていうなら僕もこのまま寝る事になるんだけど・・・薫風もその辛さわかるよね?反応したままじゃ寝れないし抜くのも手間がかかるからね。」
「あ、う・・・」
「だからね、僕と一緒に抜こうか、ね、薫風?」
「・・・・・・ん。」
少し沈黙したのち薫風が頷く。よしよし!これで心置き無く薫風に触れられる!
薫風の寝間着のボタンを外して前を開ける。薄暗くて見えにくいが薫風の肌が白い事がわかる。そして胸元にある桜色の実も・・・
そして僕も前だけ脱いで薫風にゆっくり覆い被さる。・・・すると薫風が僕の背中に腕を回してきた。・・・あーヤバい・・・
ゆっくり首からスススッと手を滑らせる。胸から腹部、そしてズボンの中へ。そして薫風の熱くなったものをパンツ越しにゆっくり上下に擦る。
「ん、ん、・・・ふぁ、ぁ・・・」
「薫風、気持ちいい?」
「んぅ、・・・うん、うんぁ・・・にいさん・・・」
「下、全部脱がすね。汚しちゃうから。」
「うぁ・・・うん。」
顔を横に反らしながらコクコクと頷く。目を閉じて快感に堪えてる薫風は凄くそそられた・・・
薫風が背中に回してた腕を下ろした。僕は少し体を起こし、スルスルと履き物を脱がせ薫風の露になった男性器をジッと見てしまう。そしてゆっくり上下に擦るとピクピクと脈打つ。
・・・そしてゆっくり体を薫風の下半身の方にずらし、思わずといった感じで薫風のものを舌でペロッと舐めてみる。
「ひゃああ!!?・・・ふぁ、ぁっ?えっ、何?」
「ごめんね・・・ちょっと濡らす為に、させて?」
「えっ、あ、き・・・汚いよ、ぉ・・・」
「大丈夫だよ。薫風はどこも綺麗だから。」
「えっ!?・・・あ、あ、んんっ!!」
軽く舐めてから口に含む。自分の唾液と薫風の先走りでヌルヌルのせいか吸いながら上下に頭を動かすとジュルとかクチュっと卑猥な音が漏れる。
暫くすると薫風が限界に近いのか両太股で僕の頭を挟みプルプル震えてるのがわかる。そろそろかな・・・
僕はわざとチュバッと音を鳴らし薫風のものを解放する。
「んあっ!?・・・?・・・っ?」
「ごめん薫風、僕のも限界なんだ・・・」
「っ!?・・・あ」
体を起こす。薫風が恐る恐る僕を見てくるので、僕はズボンを少しずらし自分のを外にだす。すると薫風はそれを凝視してきた。・・・うん、小学生以来だからねぇ。大きさは比べ物にもならないだろうね。
そして自分のを薫風のに合わせる。薫風のがビクンと反応した。
「薫風・・・僕のと一緒に触ってくれる?」
「っ!?・・・う、うん・・・んっ、ふあ・・・」
「僕も一緒にするから・・・」
薫風がおずおずと2つの男性器を握ってゆっくり動かす。僕は薫風の手の上に僕の手を被せ早く動かすよう促す。僕のより少し小ぶりのものを薫風の手と一緒に擦ると互いの先走りが混ざりクチュクチュと音が鳴る。
「はぁ、あっ・・・るい、にいさん・・・イきそう・・・」
「僕もだよ・・・ハァ・・・」
「あぁ・・・にいさん・・・ん、ん、んん~っ!!」
「・・・くっ。」
同時と言っていいほど互いのものが脈打ち白い液体が互いの手にまとわりつく。
そして互いに荒い息を吐く・・・そして僕は猫背になってた体を起こし白液まみれの下半身を見る。うわぁ・・・凄くエロい。これは想像以上にクる。絶景だ・・・
ぼぉ~となる頭の中でふと覚醒し、薫風を見やるとクタッとなって疲れ果てたのか意識が飛んだのか少し荒い息を吐きながら眠っていた。
薫風のも僕のも腹部がベトベトになってしまってるので軽くタオルでふいてパンツとズボンだけ履き洗面所へ行き暖かいお湯でタオルを濡らし薫風の体を拭いた。そして起こさないよう寝間着を着せて一旦ソファに寝かせシーツを交換し、また薫風を寝かせる。
そして 軽くシャワーを浴び寝間着に着替えてベットに潜る。ベットはシーツを変えたのに薫風が寝てるせいか甘い匂いが溢れていた。
なんとも幸せな気分になり、だいぶ落ち着いたのか静かな寝息をたてて眠ってる薫風の口にキスをして、こっそり腕枕をして眠りに付いた。
朝、先に薫風が起きたらしく僕の胸元でモソモソ動いていた。くすぐったく目を開けようかと思ったその時、薫風が何かブツブツ呟き始めたので少し狸寝入りしてみようと思う・・・
「どーしよう・・・兄さんと顔が合わせられない・・・」
「兄弟でこんな事しても良いのかな?日本じゃアウトじゃないの?いや同性愛なら兄弟関係ないのかな?」
「はぁ・・・気持ちよかったけど男性ってこうも敏感なの?わからない・・・」
「それより兄さん起こした方がいい?あー・・・兄さん見る度に思い出しそう・・・学校で反応したらどうしよう・・・」
「でも兄さん、よく気持ち悪がらずに受け入れてくれたなぁ~・・・はぁ、僕が女性のまま生まれ変われてたら兄さんと結婚したかったな・・・」
「う~・・・とりあえず今、どうしよう・・・学校・・・とりあえず起きなきゃ・・・でも兄さん・・・ううぅぅ~・・・」
・・・プッ。
途中、ニホン?とか意味がわからない言葉が聞こえたが凄く混乱してるみたいだな・・・
薫風も僕と結婚したいと思ってくれてるのかな?だと良いんだけどな・・・
もっと深く、最後までしたいけど、それは気持ちを確かめてからの方が絶対良いよね。うん、焦っちゃだめだな。
でも誰かに取られる前に先手を撃たなきゃな・・・薫風、モテるからな・・・
ふふ、まだブツブツ呟いてる。もう少し聞いていたいけど、このままじゃ学校遅刻しちゃうかもしれないから起きる、かな。
・・・薫風、どんな顔するかな。朝のチューとかスキンシップの一環だとか理由付けて習慣つけようかな・・・?
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