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第一章 希望と欲望の街、シャングリラ 前編
第15話01 ハーフエルフとエルフ
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『というわけで、
僕の知人に来てもらいました。
ハーフエルフのジュリアナちゃんです!』
『展開早イナ!!?』
『だって、そこそこ急いでるんでしょ?
せっかくさっき連絡鏡使ったから、
ついでに……と思って』
『「ついでの定義とハ」』
呆れるサイモンを
まっすぐ見据えたジルベールが
えへんと笑う。
涙の再会から30分ほど経っただろうか。
サイモンはずっと気になっていたことを
口に出した。
『「あの魔導鳩とかいうのは
なんなんダ?」』
さっき連絡を取ります、となった時、
ギルド職員が颯爽と取り出した物。
……いや、物と呼んでいいのかわからないが、
とにかく見た目はごちゃごちゃ装飾具をつけた
白い鳩だった。
それに手紙をくくりつけて外に放つ。
しばらくして鳩と共に戻ってきたのが、
件のジュリアナとやらだった。
『あの鳩はねぇ、
特定の住所もしくは拠点を登録すると、
そこに手紙を届けてくれる
マジックアイテムだよ』
え、アイテム?あれが?
動いてたけど?
しかしこの間約15分ほど。
あっという間に本人が現れてしまったため、
『マサカりあくしょんガかっとサレルトハ』
『メタ発言はよして下さい』
『ソウダケド……』
展開が、あまりにもスピーディー。
いやありがたいけどさ。
そして改めてジュリアナを見て。
ジルベールに言いたいことがある。
『アノサ、』
「……お前ロリコンだったのか?」
「違いますうううう、
彼女はハーフエルフだから
普通の人と
肉体年齢の流れ方が違うんですぅ!!!」
サイモンの目の前に立っている女性は、
てっきり女性だと思っていた魔法使いは、
まず間違いなく少女と呼べる外見をしていた。
灰がかったアッシュブロンドの直毛を
耳下くらいの高さでぱつりと切り落とし、
三日月の髪飾り。
フード付きのマント。
膝丈のワンピースを身に着けている。
ハーフエルフと言われて
思わず耳を見てしまったが、
丁度人間とエルフの中間。
短い耳の先が尖っていて、
サイモンは内心
(おお……)
と感嘆してしまった。
とろりと半分伏せられた
蒼碧の瞳が印象的だ。
知的にもだるそうにも見える。
その、どう見ても10歳くらいの少女が……
魔法使い、だって?
「あの、名前、ジュリアナだっけ。
来てくれてありがとう。
でもその、えーと……もしかして、
見た目は子供でも中身は大人とか
そういう感じです?」
サイモンは色々考えたあげく
そう聞いた。
彼女が子供ではなく立派な魔法使いだとしたら、
正解はそれしかない。
呼びかけられたジュリアナは
いかにも。と言いたげな顔で頷いた。
「はい、一目で当てていただき
ありがとうございます。
いつも子供だと思われるのがめんどくさくて……
すっかり敬語で話すのが
癖になってしまいました」
そう言うなりすっと居住まいを正し、
スカートの両端を摘む。
ジュリアナは良家の娘のごとき
優雅なお辞儀をした。
「私はジュリアナ。
……というのは冒険者としての登録名で、
エルフ語の名前がジュリエット、
共通語の名前がダイアナで、
2つを合わせてジュリアナと名乗っています。
人間の父、
エルフの母から生まれたハーフエルフで、
今年62歳になります」
「62歳……!!!」
人間なら
ぼちぼち天からお迎えが来る年齢……
つまり普通なら死んでる。
なのに、このジュリアナは
まだ子供の見た目でしかない。
ハーフエルフ、凄まじい。
「父は私が大人の見た目になる前に
死んでしまいました。
美しい娘となった姿、見せてあげたかった。
今はそれだけが心残りです……」
うわーーっ切ねええええ……!
サイモンは内心冷や汗をかくが、
もう何も言えない。
しかしなるほど、
追放されたエルフと
普通の人間とは同じ時を歩めない
ハーフエルフか。
親しい知人になった理由がわかった気がした。
ついでに一瞬会話が途切れたので、
ビッグケットの方をちらりと見る。
『コノ人、ジュリアナッテ名前。
ハーフエルフノ魔法使いデ、
62歳ダッテ』
『へーっ、ハーフエルフ面白いな~』
ビッグケットは
彼女の外見に対する感想を
一言で終わらせた。
この清々しさ、ちょっと見習った方がいいかもしれない……。
サイモンが薄く苦笑したところで。
「さて、ジルベールさん。
突然呼び出したと思ったらなんなんです?
この方たち。
私の変身魔法が要ると聞きましたが」
「ああその。
彼が今回の依頼人的な人で、
サイモン君っていうんだけど。
……とりあえず状況説明してもらおうか」
「ああ、えっと……」
ジルベールに片手で指し示されたサイモンが、
これまでの経緯をかいつまんで説明すると。
「……つまり、
お二人の見た目を入れ替えればいいんですね?」
ジュリアナがうんうんと頷いた。
一行は長話になりそうなので、
ギルド一階の歓談スペースの隅、
一番奥のテーブルセットに移動した。
四角い机。
壁を背にした一方がジルベールとジュリアナ、
その向かいがサイモンとビッグケットという形だ。
ギルド職員が運んできた蜂蜜水をすすりつつ、
喧々囂々今後の予定を詰めていく。
「そう、なんだけど!出来れば!
サイモン君が危ない事をする時には
僕の見た目じゃない方がいいなぁ!
途中で元の身体に戻るとか出来る……!?」
「うーん、
舞台と原理とタイミング次第ですけど……
それって、運営の魔法使いの元に迫った
見た目ジルベールさん、中身サイモンさんの見た目を
サイモンさんに戻すってことですよね。
それは……厳しいかなぁ……」
「なんで?!」
今、淡々と話すジュリアナに
半泣きのジルベールが縋り付いている。
ジルベール曰く危険なことには巻き込まれたくない。
よって替え玉自体は了承するが、
出来れば土壇場で元の状態に戻りたい、
つまりいざ魔法使いやら主催者やらを急襲するのは
サイモン本人がやってくれという話。
なのだが……
「ざっくり魔法の理論の話をすると、
身体に魂を戻すのは簡単です。
魂は肉体に惹かれるものなので……
つまり、ジルベールさんの肉体に
ジルベールさんの魂を戻すなら
私だけでも容易に出来るのですが、
その逆……
魂の方に肉体を合わせるとなると、
私の魔法の範囲外になってしまいますね」
「そんな!!」
「何せ、私の本業は
人間の肉体を弄ることなので。
研究の結果魂の移動も
出来るようになりましたが、
それはあくまで
『魂という人体を切ったりくっつけたりの範疇』。
『肉体の物理的移動』じゃないんですよね」
「辛辣だけど
わかりやすい説明ありがとう……!」
そこでジルベールががくりと机にうつ伏せる。
えーと、要するに……
いかにジュリアナが手助けしてくれたとしても、
替え玉作戦を決行すると
見た目ジルベール、
つまり観衆にとってジルベールが
魔法使いを襲って脅すように見えるわけで。
話してる内容から
中身がビッグケットのオーナー、
要はサイモンだとわかっても、
まぁ最終的に衆目に晒されるのは
ジルベールの見た目って事だな。
「……やだぁ!そんなのやだぁ!!
ねぇジュリアナちゃん、なんとかならない!?
この際他の魔法使いとタッグ組んでもいいよ、
サイモン君弩級の金持ちだよ、
いくらでも払ってくれるよ!?」
「ちょっと待て、
俺はそんなことに金払うとか
言ってないんだけど!」
「やだー、この条件が揃わないとやだーー!!
そりゃ君には恩が出来たけど、
それとこれとは違う……ッていうか、
無事生き残る予定なら
なおさら僕のその後を気にしてほしいな!?」
「そりゃそうだけど……!」
僕の知人に来てもらいました。
ハーフエルフのジュリアナちゃんです!』
『展開早イナ!!?』
『だって、そこそこ急いでるんでしょ?
せっかくさっき連絡鏡使ったから、
ついでに……と思って』
『「ついでの定義とハ」』
呆れるサイモンを
まっすぐ見据えたジルベールが
えへんと笑う。
涙の再会から30分ほど経っただろうか。
サイモンはずっと気になっていたことを
口に出した。
『「あの魔導鳩とかいうのは
なんなんダ?」』
さっき連絡を取ります、となった時、
ギルド職員が颯爽と取り出した物。
……いや、物と呼んでいいのかわからないが、
とにかく見た目はごちゃごちゃ装飾具をつけた
白い鳩だった。
それに手紙をくくりつけて外に放つ。
しばらくして鳩と共に戻ってきたのが、
件のジュリアナとやらだった。
『あの鳩はねぇ、
特定の住所もしくは拠点を登録すると、
そこに手紙を届けてくれる
マジックアイテムだよ』
え、アイテム?あれが?
動いてたけど?
しかしこの間約15分ほど。
あっという間に本人が現れてしまったため、
『マサカりあくしょんガかっとサレルトハ』
『メタ発言はよして下さい』
『ソウダケド……』
展開が、あまりにもスピーディー。
いやありがたいけどさ。
そして改めてジュリアナを見て。
ジルベールに言いたいことがある。
『アノサ、』
「……お前ロリコンだったのか?」
「違いますうううう、
彼女はハーフエルフだから
普通の人と
肉体年齢の流れ方が違うんですぅ!!!」
サイモンの目の前に立っている女性は、
てっきり女性だと思っていた魔法使いは、
まず間違いなく少女と呼べる外見をしていた。
灰がかったアッシュブロンドの直毛を
耳下くらいの高さでぱつりと切り落とし、
三日月の髪飾り。
フード付きのマント。
膝丈のワンピースを身に着けている。
ハーフエルフと言われて
思わず耳を見てしまったが、
丁度人間とエルフの中間。
短い耳の先が尖っていて、
サイモンは内心
(おお……)
と感嘆してしまった。
とろりと半分伏せられた
蒼碧の瞳が印象的だ。
知的にもだるそうにも見える。
その、どう見ても10歳くらいの少女が……
魔法使い、だって?
「あの、名前、ジュリアナだっけ。
来てくれてありがとう。
でもその、えーと……もしかして、
見た目は子供でも中身は大人とか
そういう感じです?」
サイモンは色々考えたあげく
そう聞いた。
彼女が子供ではなく立派な魔法使いだとしたら、
正解はそれしかない。
呼びかけられたジュリアナは
いかにも。と言いたげな顔で頷いた。
「はい、一目で当てていただき
ありがとうございます。
いつも子供だと思われるのがめんどくさくて……
すっかり敬語で話すのが
癖になってしまいました」
そう言うなりすっと居住まいを正し、
スカートの両端を摘む。
ジュリアナは良家の娘のごとき
優雅なお辞儀をした。
「私はジュリアナ。
……というのは冒険者としての登録名で、
エルフ語の名前がジュリエット、
共通語の名前がダイアナで、
2つを合わせてジュリアナと名乗っています。
人間の父、
エルフの母から生まれたハーフエルフで、
今年62歳になります」
「62歳……!!!」
人間なら
ぼちぼち天からお迎えが来る年齢……
つまり普通なら死んでる。
なのに、このジュリアナは
まだ子供の見た目でしかない。
ハーフエルフ、凄まじい。
「父は私が大人の見た目になる前に
死んでしまいました。
美しい娘となった姿、見せてあげたかった。
今はそれだけが心残りです……」
うわーーっ切ねええええ……!
サイモンは内心冷や汗をかくが、
もう何も言えない。
しかしなるほど、
追放されたエルフと
普通の人間とは同じ時を歩めない
ハーフエルフか。
親しい知人になった理由がわかった気がした。
ついでに一瞬会話が途切れたので、
ビッグケットの方をちらりと見る。
『コノ人、ジュリアナッテ名前。
ハーフエルフノ魔法使いデ、
62歳ダッテ』
『へーっ、ハーフエルフ面白いな~』
ビッグケットは
彼女の外見に対する感想を
一言で終わらせた。
この清々しさ、ちょっと見習った方がいいかもしれない……。
サイモンが薄く苦笑したところで。
「さて、ジルベールさん。
突然呼び出したと思ったらなんなんです?
この方たち。
私の変身魔法が要ると聞きましたが」
「ああその。
彼が今回の依頼人的な人で、
サイモン君っていうんだけど。
……とりあえず状況説明してもらおうか」
「ああ、えっと……」
ジルベールに片手で指し示されたサイモンが、
これまでの経緯をかいつまんで説明すると。
「……つまり、
お二人の見た目を入れ替えればいいんですね?」
ジュリアナがうんうんと頷いた。
一行は長話になりそうなので、
ギルド一階の歓談スペースの隅、
一番奥のテーブルセットに移動した。
四角い机。
壁を背にした一方がジルベールとジュリアナ、
その向かいがサイモンとビッグケットという形だ。
ギルド職員が運んできた蜂蜜水をすすりつつ、
喧々囂々今後の予定を詰めていく。
「そう、なんだけど!出来れば!
サイモン君が危ない事をする時には
僕の見た目じゃない方がいいなぁ!
途中で元の身体に戻るとか出来る……!?」
「うーん、
舞台と原理とタイミング次第ですけど……
それって、運営の魔法使いの元に迫った
見た目ジルベールさん、中身サイモンさんの見た目を
サイモンさんに戻すってことですよね。
それは……厳しいかなぁ……」
「なんで?!」
今、淡々と話すジュリアナに
半泣きのジルベールが縋り付いている。
ジルベール曰く危険なことには巻き込まれたくない。
よって替え玉自体は了承するが、
出来れば土壇場で元の状態に戻りたい、
つまりいざ魔法使いやら主催者やらを急襲するのは
サイモン本人がやってくれという話。
なのだが……
「ざっくり魔法の理論の話をすると、
身体に魂を戻すのは簡単です。
魂は肉体に惹かれるものなので……
つまり、ジルベールさんの肉体に
ジルベールさんの魂を戻すなら
私だけでも容易に出来るのですが、
その逆……
魂の方に肉体を合わせるとなると、
私の魔法の範囲外になってしまいますね」
「そんな!!」
「何せ、私の本業は
人間の肉体を弄ることなので。
研究の結果魂の移動も
出来るようになりましたが、
それはあくまで
『魂という人体を切ったりくっつけたりの範疇』。
『肉体の物理的移動』じゃないんですよね」
「辛辣だけど
わかりやすい説明ありがとう……!」
そこでジルベールががくりと机にうつ伏せる。
えーと、要するに……
いかにジュリアナが手助けしてくれたとしても、
替え玉作戦を決行すると
見た目ジルベール、
つまり観衆にとってジルベールが
魔法使いを襲って脅すように見えるわけで。
話してる内容から
中身がビッグケットのオーナー、
要はサイモンだとわかっても、
まぁ最終的に衆目に晒されるのは
ジルベールの見た目って事だな。
「……やだぁ!そんなのやだぁ!!
ねぇジュリアナちゃん、なんとかならない!?
この際他の魔法使いとタッグ組んでもいいよ、
サイモン君弩級の金持ちだよ、
いくらでも払ってくれるよ!?」
「ちょっと待て、
俺はそんなことに金払うとか
言ってないんだけど!」
「やだー、この条件が揃わないとやだーー!!
そりゃ君には恩が出来たけど、
それとこれとは違う……ッていうか、
無事生き残る予定なら
なおさら僕のその後を気にしてほしいな!?」
「そりゃそうだけど……!」
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