98 / 137
第一章 希望と欲望の街、シャングリラ 前編
第13話04 少年
しおりを挟む
状況が状況だ、のんびりしてられない。
薄笑いを貼り付けた後処理係を睨みつけ、
大怪我したビッグケットに肩を貸し、
半ば引きずるように。
なんとか二人で歩き出した。
通路が果てしなく長く感じる。
一歩一歩、重たいビッグケットを庇いつつ
魔法の絨毯、そして途中で拾った荷物を抱えて歩くのは
なかなか重労働だった。
(魔法……回復魔法を使える誰かがこの街にいれば……)
最悪今日から明日にかけて、
これを探すか呼ぶかに時間をとられるかもしれない。
脚を折られただけじゃビッグケットは死なない。
かなり苦痛を伴うだろうが、
適切な処置をしながら待って、
明日の17時までに回復魔法を使える誰かに巡り会えれば
こちらの勝ちだ。
(でも…そんなん可哀想すぎる)
隣をちらりと見れば、
今既にかなり消耗している様子だ。
いつも勝ち気で軽口を叩いてばかりのビッグケットが
黙り込んでいる。
……どうか、どうか。
無事治りますように。
いや、それを出来るのは俺だけだ……
なんとしても!全快させてやる!
サイモンが決意を新たにする。
顔を上げれば、出口に繋がる小さな扉が見えてきた。
もう少し!
『ヨシ、ビッグケット!
コレニ座レ、飛バスゾ!!』
急いで扉を開ける。
ようやく広い空間、階段の底に辿り着いた。
ビッグケットから肩を外し、魔法の絨毯を広げる。
すると、なんだろう。
目の前に誰かが立っている。
脚、素足。
半ズボン?を履いている細い脚だ。
「わーーっ、お姉さん痛そう!大丈夫??」
この場においては呑気な、しかし実際はただ細く高い声。
こ、子供…!?
慌てて顔を上げると、
二人を見下ろすように小さい人間が立っていた。
身長は150センチほどだろうか。
ぽこんと膨らんだキャスケット帽、
そしてよく似たシルエットの膝丈ズボンを履いた
子供。に見える人間が立っていた。
さも心配そうに胸の前で拳を握りしめている。
「脚、折れてるの?これから治療しにいくの?
アテあるの??」
矢継ぎ早に質問されて面食らう。
そもそもここは成人済の大人しか来れないはず。
こいつどうやって迷い込んだんだ。
サイモンが思わず上から下まで値踏みするように眺め回すと、
少年?はにっこり笑って
キャスケット帽のツバを掴んだ。
「あ、オイラ?
父ちゃんがここにしょっちゅう通ってて。
賭博で遊んでる間、いつもここで待たされてるんだ。
ここ子供は入っちゃいけないんだよな、知ってるよ。
約束を破ったことなんかない、
いつもちゃんと最後まで待ってるから安心してよ」
……なんだ、ヒデェ父親もいたもんだな。
こいつはギャンブル好きの父親の付き合いで
待たされているらしい。
母親は?いない、のかな。
可哀想に。
……って、世間話してる暇はないんだよ。
こちとら急いでるんだ。
「あーそりゃご愁傷さま。
お前も大変だな。
で、俺ら急いでるからごめんな。
こいつの怪我を治せる奴を探さなきゃいけないから」
「だからそれ。オイラ知ってるよ。
その脚綺麗に治したいなら、
東部の南にある黒の魔法協会に行くといい。
この街の教会はヤブだ、
高等魔法を誰も使えない」
「えっ……?」
突然投げかけられた言葉。
なんだって、黒の魔法協会……ってなんだ?
少年は得意げに満面の笑みを浮かべている。
「シャングリラは軍事開発された元田舎だから、
腕のいい回復師は全部軍が囲ってる。
この街の教会は見た目こそ綺麗だけど、
田舎の聖職者をスライドで置いてるだけだから、
大した腕じゃないんだ。
行こうとしてるなら無駄脚になるぜ、
まっすぐ黒の魔法協会に行った方がいい。
……ああ」
少年がちらりと視線を落とし、
サイモンが広げた魔法の絨毯を見つめる。
そして苦しげに息をするビッグケットを見て、
一層目を細めた。
「お兄さんいいもん持ってるじゃん♪
これのすごい使い方知ってる?
行き先を教えると勝手に連れてってくれるんだよ。
急いでるんでしょ、もう行きなよ」
「あ、ああ……ありがとな」
矢継ぎ早に情報を叩き込まれて面食らった。
子供は黙って手を振っている。
えーと、黒の魔法協会、だっけ。
それを魔法の絨毯に教えると
勝手に連れてってくれる……だって?
「着いたらピクシーのドニって男を呼び出して。
変わり者だけど凄腕の回復師だからさ。
じゃ、いってらっしゃい」
「おう」
なんとかビッグケットを絨毯に乗せ、荷物を下ろし、
サイモンも腰を下ろす。
半信半疑だが、魔法の絨毯に話しかけた。
「えっと、黒の魔法協会まで連れて行って」
すると魔法の絨毯がふわりと光った。
浮かび上がる。
……本当に反応した!
「あ、あの、どこの誰かわかんねーけどありがとな!!
恩に着るよ!!」
そのまま滑るように動き出すから、
もう後ろなんて見てられなかった。
よくわからんけど助かった。
ここからどれだけかかるかわからないが、
この街にいる凄腕の回復師ってことは、
余裕で今夜中に治るだろう。
……あのガキの言うことが正しければ、だけど。
サイモンは高鳴る胸を押さえ、
ぐったり倒れかかるビッグケットの身体を支えた。
……こうなりゃあのガキに賭ける。
どうせ明日の捜索も視野に入れてたんだ、
仮に今夜が無駄足になっても大丈夫……!
螺旋の軌道を描き、
ぐんぐん階段を駆け上がる魔法の絨毯。
その小さくなる様子を見上げる少年は、
帽子のツバを上げて満足げな。
いや、酷薄と呼べる笑みを浮かべた。
「……大丈夫、絶対治るよその脚。だから……
また明日ここで会おうぜ、ビッグケット」
その小さなつぶやきは深い深い地底の闇に呑まれて。
「……あの!ピクシーのドニって方はいますか……!!」
すっかり闇に包まれたシャングリラ、東部の南端。
飲食店街に紛れるように佇むこの建物を、
サイモンは一度も見たことがなかった。
何せシャングリラはものすごく治安が悪い。
何も知らず何も持たずほいほい奥まで入り込むと、
ロクでもない事に巻き込まれる可能性が高い。
それ故恐ろしくて、
安全が確認されている範囲までしか行ったことがなかったのだ。
古い城のような、砦のような四角い建造物。
風に煽られ、三本脚のカラスが描かれた
真っ黒な旗がたなびいている。
魔法の絨毯はこの建物の前で飛ぶのをやめた。
黒の魔法協会。
なんだか窓が小さくおどろおどろしい雰囲気もあるし、
恐らくここで間違いない。
扉を叩いて呼びかけるが反応がない。
……入っていいのか?
小さな木戸のノブを押すと、……開いた。
鍵はかかっていないようだ。
あるいは魔法協会って名前だし、
魔法使いの職業組合的な物……
その地方支部なのかもしれない。
サイモンはとりあえず玄関前にビッグケットを置いたまま、
そろそろと中に入った。
薄暗いが灯りがついている。
ぐるりと掲げられた松明。
せっかく悪趣味な闘技場から出たのに、
あまり変わらない印象の場所だ。
「……あの、ピクシーのドニって方はいますか……?」
思わず小声になってしまう。
奥の暗がりに向かって話しかけると、
「お呼びかな?」
すぐ後ろから声がした。
飛び上がりそうになりながらサイモンが振り返ると、
小さな小さな老人がそこにいた。
黒いローブを纏い、フードを目深に被ったその顔からは、
白く長い髭だけが覗いている。
超小柄なエルフ。
端的に言うなら、ピクシーという種族の外見はそんな感じだ。
被ったフードの両耳あたりが横に突っ張っている。
長い耳が引っかかっているんだろう。
薄笑いを貼り付けた後処理係を睨みつけ、
大怪我したビッグケットに肩を貸し、
半ば引きずるように。
なんとか二人で歩き出した。
通路が果てしなく長く感じる。
一歩一歩、重たいビッグケットを庇いつつ
魔法の絨毯、そして途中で拾った荷物を抱えて歩くのは
なかなか重労働だった。
(魔法……回復魔法を使える誰かがこの街にいれば……)
最悪今日から明日にかけて、
これを探すか呼ぶかに時間をとられるかもしれない。
脚を折られただけじゃビッグケットは死なない。
かなり苦痛を伴うだろうが、
適切な処置をしながら待って、
明日の17時までに回復魔法を使える誰かに巡り会えれば
こちらの勝ちだ。
(でも…そんなん可哀想すぎる)
隣をちらりと見れば、
今既にかなり消耗している様子だ。
いつも勝ち気で軽口を叩いてばかりのビッグケットが
黙り込んでいる。
……どうか、どうか。
無事治りますように。
いや、それを出来るのは俺だけだ……
なんとしても!全快させてやる!
サイモンが決意を新たにする。
顔を上げれば、出口に繋がる小さな扉が見えてきた。
もう少し!
『ヨシ、ビッグケット!
コレニ座レ、飛バスゾ!!』
急いで扉を開ける。
ようやく広い空間、階段の底に辿り着いた。
ビッグケットから肩を外し、魔法の絨毯を広げる。
すると、なんだろう。
目の前に誰かが立っている。
脚、素足。
半ズボン?を履いている細い脚だ。
「わーーっ、お姉さん痛そう!大丈夫??」
この場においては呑気な、しかし実際はただ細く高い声。
こ、子供…!?
慌てて顔を上げると、
二人を見下ろすように小さい人間が立っていた。
身長は150センチほどだろうか。
ぽこんと膨らんだキャスケット帽、
そしてよく似たシルエットの膝丈ズボンを履いた
子供。に見える人間が立っていた。
さも心配そうに胸の前で拳を握りしめている。
「脚、折れてるの?これから治療しにいくの?
アテあるの??」
矢継ぎ早に質問されて面食らう。
そもそもここは成人済の大人しか来れないはず。
こいつどうやって迷い込んだんだ。
サイモンが思わず上から下まで値踏みするように眺め回すと、
少年?はにっこり笑って
キャスケット帽のツバを掴んだ。
「あ、オイラ?
父ちゃんがここにしょっちゅう通ってて。
賭博で遊んでる間、いつもここで待たされてるんだ。
ここ子供は入っちゃいけないんだよな、知ってるよ。
約束を破ったことなんかない、
いつもちゃんと最後まで待ってるから安心してよ」
……なんだ、ヒデェ父親もいたもんだな。
こいつはギャンブル好きの父親の付き合いで
待たされているらしい。
母親は?いない、のかな。
可哀想に。
……って、世間話してる暇はないんだよ。
こちとら急いでるんだ。
「あーそりゃご愁傷さま。
お前も大変だな。
で、俺ら急いでるからごめんな。
こいつの怪我を治せる奴を探さなきゃいけないから」
「だからそれ。オイラ知ってるよ。
その脚綺麗に治したいなら、
東部の南にある黒の魔法協会に行くといい。
この街の教会はヤブだ、
高等魔法を誰も使えない」
「えっ……?」
突然投げかけられた言葉。
なんだって、黒の魔法協会……ってなんだ?
少年は得意げに満面の笑みを浮かべている。
「シャングリラは軍事開発された元田舎だから、
腕のいい回復師は全部軍が囲ってる。
この街の教会は見た目こそ綺麗だけど、
田舎の聖職者をスライドで置いてるだけだから、
大した腕じゃないんだ。
行こうとしてるなら無駄脚になるぜ、
まっすぐ黒の魔法協会に行った方がいい。
……ああ」
少年がちらりと視線を落とし、
サイモンが広げた魔法の絨毯を見つめる。
そして苦しげに息をするビッグケットを見て、
一層目を細めた。
「お兄さんいいもん持ってるじゃん♪
これのすごい使い方知ってる?
行き先を教えると勝手に連れてってくれるんだよ。
急いでるんでしょ、もう行きなよ」
「あ、ああ……ありがとな」
矢継ぎ早に情報を叩き込まれて面食らった。
子供は黙って手を振っている。
えーと、黒の魔法協会、だっけ。
それを魔法の絨毯に教えると
勝手に連れてってくれる……だって?
「着いたらピクシーのドニって男を呼び出して。
変わり者だけど凄腕の回復師だからさ。
じゃ、いってらっしゃい」
「おう」
なんとかビッグケットを絨毯に乗せ、荷物を下ろし、
サイモンも腰を下ろす。
半信半疑だが、魔法の絨毯に話しかけた。
「えっと、黒の魔法協会まで連れて行って」
すると魔法の絨毯がふわりと光った。
浮かび上がる。
……本当に反応した!
「あ、あの、どこの誰かわかんねーけどありがとな!!
恩に着るよ!!」
そのまま滑るように動き出すから、
もう後ろなんて見てられなかった。
よくわからんけど助かった。
ここからどれだけかかるかわからないが、
この街にいる凄腕の回復師ってことは、
余裕で今夜中に治るだろう。
……あのガキの言うことが正しければ、だけど。
サイモンは高鳴る胸を押さえ、
ぐったり倒れかかるビッグケットの身体を支えた。
……こうなりゃあのガキに賭ける。
どうせ明日の捜索も視野に入れてたんだ、
仮に今夜が無駄足になっても大丈夫……!
螺旋の軌道を描き、
ぐんぐん階段を駆け上がる魔法の絨毯。
その小さくなる様子を見上げる少年は、
帽子のツバを上げて満足げな。
いや、酷薄と呼べる笑みを浮かべた。
「……大丈夫、絶対治るよその脚。だから……
また明日ここで会おうぜ、ビッグケット」
その小さなつぶやきは深い深い地底の闇に呑まれて。
「……あの!ピクシーのドニって方はいますか……!!」
すっかり闇に包まれたシャングリラ、東部の南端。
飲食店街に紛れるように佇むこの建物を、
サイモンは一度も見たことがなかった。
何せシャングリラはものすごく治安が悪い。
何も知らず何も持たずほいほい奥まで入り込むと、
ロクでもない事に巻き込まれる可能性が高い。
それ故恐ろしくて、
安全が確認されている範囲までしか行ったことがなかったのだ。
古い城のような、砦のような四角い建造物。
風に煽られ、三本脚のカラスが描かれた
真っ黒な旗がたなびいている。
魔法の絨毯はこの建物の前で飛ぶのをやめた。
黒の魔法協会。
なんだか窓が小さくおどろおどろしい雰囲気もあるし、
恐らくここで間違いない。
扉を叩いて呼びかけるが反応がない。
……入っていいのか?
小さな木戸のノブを押すと、……開いた。
鍵はかかっていないようだ。
あるいは魔法協会って名前だし、
魔法使いの職業組合的な物……
その地方支部なのかもしれない。
サイモンはとりあえず玄関前にビッグケットを置いたまま、
そろそろと中に入った。
薄暗いが灯りがついている。
ぐるりと掲げられた松明。
せっかく悪趣味な闘技場から出たのに、
あまり変わらない印象の場所だ。
「……あの、ピクシーのドニって方はいますか……?」
思わず小声になってしまう。
奥の暗がりに向かって話しかけると、
「お呼びかな?」
すぐ後ろから声がした。
飛び上がりそうになりながらサイモンが振り返ると、
小さな小さな老人がそこにいた。
黒いローブを纏い、フードを目深に被ったその顔からは、
白く長い髭だけが覗いている。
超小柄なエルフ。
端的に言うなら、ピクシーという種族の外見はそんな感じだ。
被ったフードの両耳あたりが横に突っ張っている。
長い耳が引っかかっているんだろう。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる