8 / 89
Ⅰ 王都へ
7 温泉
しおりを挟む
翔・・・主人公、高1十五歳
彩音・・主人公の妹、中1十三歳
ニケノス・・・カルナの荷車の御者
メル(メルトス)・・・翔達の荷車の同乗者、小学生に見える少年。
ファラ(ファラデーナ)・・・メルの連れ合い、こちらも小学生に見える少女
カルメナ・・・翔達の荷車の同乗者、一番大人びた少女。
ユーナ・・・翔達の荷車の同乗者、カルメラと同郷の少女
カーナ・・・翔達の荷車の同乗者、カルメラと同郷の少女
カルナ・・・王命による地方から送られる少年少女の半強制移住者の呼び名、疫病の影響で減ってしまった都市部の少年少女を補充し、文化や技術を継承することを目的にしている。
ユニコ・・・眉間に輝く角を持つポニーくらいの馬。
タト・・・白金貨の単位
チト・・・金貨の単位
ツト・・・大銀貨の単位
テト・・・小銀貨の単位
トト・・・銅貨の単位
1タト=10チト=100ツト=1000テト=10000トト
1トトは日本円で100円位
ーーーーーーーーーー
四人で温泉に向かう、ファラと彩音が楽しそうに喋りながら前を歩いている。
その二人と意図的遅れる様に歩いてメルが小声で翔に話掛ける。
翔も片言なら理解出来る。
「カケル、オンセン、オンナ、ハダカ、ミル」
この数日、メルと話す機会も多かったので、翔はメルの意図を直ぐに察した。
この少年はその純真そうな可愛い顔に関わらず、結構助平なのだ。
「イケ、ヒトツ、オンナ、ハダカ」
翔の推測は正しかった、メルはこれから向かう温泉が混浴だと翔に伝えたかったのだ。
伝えた意図も推測できる。
翔は前を歩く二人を指差してメルに問う。
「ファラ、アヤ、コワイ」
メルが重々しく首を縦に振る。
「コワイ」
翔は合点した。メルと自身を指差してメルに問う。
「オンセン、イッショ」
メルが嬉しそうに頷いた。
四人は温泉と思われる場所に着いた。
彩音とファラは唖然として周囲を見回している。
河原の様な場所に、湯に煙る大きな池が一つ。
人々は適当な場所に服を脱いで、周囲に生えているメメ草を引っこ抜いてから池に向かって歩いて行く。
「彩、俺とメルはここで服を脱いで二人で温泉に行くけど、お前達はどうする。俺は構わないが、ファラは俺と一緒じゃ恥ずかしがると思うぞ。別行動にして一時間後くらいにここで落ち合うか」
彩音がファラと相談している。
「解ったわ、お兄ちゃん。私達あの岩陰で着替えるから一時間後くらいにここで待ち合わせね」
二人が岩陰に消えるのを見届けると、翔とメルは急いで服を脱ぎ捨てた。
メメ草なんて摘まない、目的が違うのだ。
十数分後、この世界の単位では十数琴後、翔とメルは安住の地を見付けて極楽気分を楽しいでいた。
二人で懸命に若い女性が通る眺めの良い場所を捜したのだが、結局年配の女性に見咎められ何度も怒鳴られながら逃げ回った。
だがここは、無防備に喋りながら通り過ぎて行く若い女性を正面から鑑賞できるのだ。
岩の多い場所に向かって延びている膝くらいの深さの浅瀬、その正面に深く掘れた窪みが有ったのだ。
普段は湯煙に覆われて視界が利かない。
だが風の通り道なっている様で、間欠的に冷たい風が吹いて湯煙を一瞬払う。
しかも丁度足元の深さが変わる場所らしく、女性達の視線と注意力は足元に向いている。
結構距離が近いにも関わらず、正面に窪みが有る事も、その窪みに首が二つ浮いていることにも気が付かない。
翔もメルも鼻の下を伸ばして弛緩しきっている。
薄目を明けて、近づいて来る影を眺めていた。
大分タイミングが掴めて来た。
風の動く気配がする、二人は目を見開いてその影を凝視する。
一瞬湯煙が晴れる、三人連れの若い少女達だった。
瑞々しい全裸の肢体が目の前に浮かび上がり、二人はぎくりと全身を強張らせる。
次の瞬間、湯煙が少女達の姿を覆い隠した。
二人は顔を見合わせた、荷車に同乗する三人の少女達だったのだ。
裸体が目に焼き付いた。
他人の裸ではなく、普段から接している見慣れた少女達である。
同じ裸でも知り合いの裸は心へのインパクトが違う。
後ろめたい興奮に困惑して、二人は腰を浮かせて逃げ出そうとした。
だがその瞬間、影が喋った。
「カケル」
窪みから半分身を乗り上げて、二人は固まった。
湯煙の中から現れたのはカルメナだった、堂々と全身を晒して近寄って来る。
均整の取れた引き締まった小麦色の肢体、普段は衣服に隠れて判らなかったが、胸も順調に育っている。
カルメナの背中に隠れる様に、同じく同乗者であるユーナとカーナが恥ずかしそうに付いてくる。
この二人も、カルメナに劣らず順調に育っている。
カルメナが挑むように胸を張って、二人の前に立つ。
翔もメルも口を半開きにしてカルメナを魂が抜けたように見上げている。
そしてカルメナは二人の入っている窪みの縁に腰を卸す。
腰の半分が湯に浸っており、見えそうで見えない。
翔もメルも目を皿のようにしてカルメナの足の合わせ目を凝視している。
カルメナは女の顔でそんな二人を見つめている。
そんな二人の様子を見て、ユーナとカーナが顔を見合わせて、くすりと肩を竦めると、カルメナを挟んで縁に腰を下ろす。
カルメナの肩の頭を保たれて、目を光らせながら、口を少し開いて、翔とメルを見つめる。
この二人も女の顔に変わっている。
翔とメルは魅せられた様に無意識に三人の方へ手を伸ばす。そして・・・。
”ガツン”
突然翔の脳天に衝撃が走り、物凄い勢いで耳たぶを引っ張られた。
翔は立ち上がって這うように窪みから引っ張り出された。
隣のメルも似たような状況だ。
「お兄ちゃんこんな所で何してるの」
「メル、●■◆××」
引かれて行く二人、窪みから立ち上がった二人の元気な股間を目前に見て、カルメナ達三人は目を見開いて口に両手を当てていた。
そして互いに顔を見合わせた後、小さく肩を震わせ笑い始めた。
そして徐々に笑いが大きくなり、三人は互いの肩を叩きながら、お腹を押さえて大笑いを始めた。
岩陰に連行された翔とメルは、離れた場所でそれぞれの連れ合いから説教を食らっていた。
もちろん砂利の上に正座である。
「覗いて回ってる変な兄弟がいるって噂が流れてたから詳しく聞いてみたらお兄ちゃんとメルにそっくりだし。ファナと二人で必死に探したら、あの三人とあんな場所で一緒にいるし。お兄ちゃん、ちゃんと訳を聞かせて」
「すまん、あの三人はそこで偶然会ったんだ」
「偶然?、偶然会って裸で一緒にいたの。嘘でしょ、約束してたんでしょ、だから私達と離れたんでしょ」
「いや、誤解だ。全く偶然だ」
「ふーん、じゃ、女の人を物色してて偶然会ったんでしょ。触ろうとしてたし。お兄ちゃんのエッチ、白状しなよ。目を逸らさないで、ちゃんと私の目を見て」
綾音は自分が全裸であることを忘れているようで、翔の前に仁王立ちしている。
翔は自分の股間を宥めるのに必死だった。
説教終了後、翔とメルは湯に浸かって、砂利の痕が付いた足を擦っていた。
「カル、ムネ、プルプル」
「オー、ユナ、カナ、ムネ、プルル」
「ヨイ」
「アー、ヨイ」
少し離れて湯に浸かっている彩音とファラに注意しながら、二人に聞こえないように、小声で先ほどの興奮を二人で分かち合う。
「シリアイ、ハダカ、ヨシ」
「ああ、シリアイ、ハダカ、コウフン」
「コシ、ホソイ。シリ、プヨン」
「ソー、プヨン、プヨン」
「スコシ、○○、××で△が□」
「うん、○○がツルツルで××が△で$%が□だった」
「△△、□□、▽▽、**、××」
「うん、**が□で▽▽が××で△△だった」
”ガツン”
翔の脳天を衝撃が襲う、メルも頭を押さえている。
知らない間に声が大きくなっていたようだ。
翔達の背後には、まだ胸が発展途上である連れ合い二人が拳を握って立っていた。
彩音・・主人公の妹、中1十三歳
ニケノス・・・カルナの荷車の御者
メル(メルトス)・・・翔達の荷車の同乗者、小学生に見える少年。
ファラ(ファラデーナ)・・・メルの連れ合い、こちらも小学生に見える少女
カルメナ・・・翔達の荷車の同乗者、一番大人びた少女。
ユーナ・・・翔達の荷車の同乗者、カルメラと同郷の少女
カーナ・・・翔達の荷車の同乗者、カルメラと同郷の少女
カルナ・・・王命による地方から送られる少年少女の半強制移住者の呼び名、疫病の影響で減ってしまった都市部の少年少女を補充し、文化や技術を継承することを目的にしている。
ユニコ・・・眉間に輝く角を持つポニーくらいの馬。
タト・・・白金貨の単位
チト・・・金貨の単位
ツト・・・大銀貨の単位
テト・・・小銀貨の単位
トト・・・銅貨の単位
1タト=10チト=100ツト=1000テト=10000トト
1トトは日本円で100円位
ーーーーーーーーーー
四人で温泉に向かう、ファラと彩音が楽しそうに喋りながら前を歩いている。
その二人と意図的遅れる様に歩いてメルが小声で翔に話掛ける。
翔も片言なら理解出来る。
「カケル、オンセン、オンナ、ハダカ、ミル」
この数日、メルと話す機会も多かったので、翔はメルの意図を直ぐに察した。
この少年はその純真そうな可愛い顔に関わらず、結構助平なのだ。
「イケ、ヒトツ、オンナ、ハダカ」
翔の推測は正しかった、メルはこれから向かう温泉が混浴だと翔に伝えたかったのだ。
伝えた意図も推測できる。
翔は前を歩く二人を指差してメルに問う。
「ファラ、アヤ、コワイ」
メルが重々しく首を縦に振る。
「コワイ」
翔は合点した。メルと自身を指差してメルに問う。
「オンセン、イッショ」
メルが嬉しそうに頷いた。
四人は温泉と思われる場所に着いた。
彩音とファラは唖然として周囲を見回している。
河原の様な場所に、湯に煙る大きな池が一つ。
人々は適当な場所に服を脱いで、周囲に生えているメメ草を引っこ抜いてから池に向かって歩いて行く。
「彩、俺とメルはここで服を脱いで二人で温泉に行くけど、お前達はどうする。俺は構わないが、ファラは俺と一緒じゃ恥ずかしがると思うぞ。別行動にして一時間後くらいにここで落ち合うか」
彩音がファラと相談している。
「解ったわ、お兄ちゃん。私達あの岩陰で着替えるから一時間後くらいにここで待ち合わせね」
二人が岩陰に消えるのを見届けると、翔とメルは急いで服を脱ぎ捨てた。
メメ草なんて摘まない、目的が違うのだ。
十数分後、この世界の単位では十数琴後、翔とメルは安住の地を見付けて極楽気分を楽しいでいた。
二人で懸命に若い女性が通る眺めの良い場所を捜したのだが、結局年配の女性に見咎められ何度も怒鳴られながら逃げ回った。
だがここは、無防備に喋りながら通り過ぎて行く若い女性を正面から鑑賞できるのだ。
岩の多い場所に向かって延びている膝くらいの深さの浅瀬、その正面に深く掘れた窪みが有ったのだ。
普段は湯煙に覆われて視界が利かない。
だが風の通り道なっている様で、間欠的に冷たい風が吹いて湯煙を一瞬払う。
しかも丁度足元の深さが変わる場所らしく、女性達の視線と注意力は足元に向いている。
結構距離が近いにも関わらず、正面に窪みが有る事も、その窪みに首が二つ浮いていることにも気が付かない。
翔もメルも鼻の下を伸ばして弛緩しきっている。
薄目を明けて、近づいて来る影を眺めていた。
大分タイミングが掴めて来た。
風の動く気配がする、二人は目を見開いてその影を凝視する。
一瞬湯煙が晴れる、三人連れの若い少女達だった。
瑞々しい全裸の肢体が目の前に浮かび上がり、二人はぎくりと全身を強張らせる。
次の瞬間、湯煙が少女達の姿を覆い隠した。
二人は顔を見合わせた、荷車に同乗する三人の少女達だったのだ。
裸体が目に焼き付いた。
他人の裸ではなく、普段から接している見慣れた少女達である。
同じ裸でも知り合いの裸は心へのインパクトが違う。
後ろめたい興奮に困惑して、二人は腰を浮かせて逃げ出そうとした。
だがその瞬間、影が喋った。
「カケル」
窪みから半分身を乗り上げて、二人は固まった。
湯煙の中から現れたのはカルメナだった、堂々と全身を晒して近寄って来る。
均整の取れた引き締まった小麦色の肢体、普段は衣服に隠れて判らなかったが、胸も順調に育っている。
カルメナの背中に隠れる様に、同じく同乗者であるユーナとカーナが恥ずかしそうに付いてくる。
この二人も、カルメナに劣らず順調に育っている。
カルメナが挑むように胸を張って、二人の前に立つ。
翔もメルも口を半開きにしてカルメナを魂が抜けたように見上げている。
そしてカルメナは二人の入っている窪みの縁に腰を卸す。
腰の半分が湯に浸っており、見えそうで見えない。
翔もメルも目を皿のようにしてカルメナの足の合わせ目を凝視している。
カルメナは女の顔でそんな二人を見つめている。
そんな二人の様子を見て、ユーナとカーナが顔を見合わせて、くすりと肩を竦めると、カルメナを挟んで縁に腰を下ろす。
カルメナの肩の頭を保たれて、目を光らせながら、口を少し開いて、翔とメルを見つめる。
この二人も女の顔に変わっている。
翔とメルは魅せられた様に無意識に三人の方へ手を伸ばす。そして・・・。
”ガツン”
突然翔の脳天に衝撃が走り、物凄い勢いで耳たぶを引っ張られた。
翔は立ち上がって這うように窪みから引っ張り出された。
隣のメルも似たような状況だ。
「お兄ちゃんこんな所で何してるの」
「メル、●■◆××」
引かれて行く二人、窪みから立ち上がった二人の元気な股間を目前に見て、カルメナ達三人は目を見開いて口に両手を当てていた。
そして互いに顔を見合わせた後、小さく肩を震わせ笑い始めた。
そして徐々に笑いが大きくなり、三人は互いの肩を叩きながら、お腹を押さえて大笑いを始めた。
岩陰に連行された翔とメルは、離れた場所でそれぞれの連れ合いから説教を食らっていた。
もちろん砂利の上に正座である。
「覗いて回ってる変な兄弟がいるって噂が流れてたから詳しく聞いてみたらお兄ちゃんとメルにそっくりだし。ファナと二人で必死に探したら、あの三人とあんな場所で一緒にいるし。お兄ちゃん、ちゃんと訳を聞かせて」
「すまん、あの三人はそこで偶然会ったんだ」
「偶然?、偶然会って裸で一緒にいたの。嘘でしょ、約束してたんでしょ、だから私達と離れたんでしょ」
「いや、誤解だ。全く偶然だ」
「ふーん、じゃ、女の人を物色してて偶然会ったんでしょ。触ろうとしてたし。お兄ちゃんのエッチ、白状しなよ。目を逸らさないで、ちゃんと私の目を見て」
綾音は自分が全裸であることを忘れているようで、翔の前に仁王立ちしている。
翔は自分の股間を宥めるのに必死だった。
説教終了後、翔とメルは湯に浸かって、砂利の痕が付いた足を擦っていた。
「カル、ムネ、プルプル」
「オー、ユナ、カナ、ムネ、プルル」
「ヨイ」
「アー、ヨイ」
少し離れて湯に浸かっている彩音とファラに注意しながら、二人に聞こえないように、小声で先ほどの興奮を二人で分かち合う。
「シリアイ、ハダカ、ヨシ」
「ああ、シリアイ、ハダカ、コウフン」
「コシ、ホソイ。シリ、プヨン」
「ソー、プヨン、プヨン」
「スコシ、○○、××で△が□」
「うん、○○がツルツルで××が△で$%が□だった」
「△△、□□、▽▽、**、××」
「うん、**が□で▽▽が××で△△だった」
”ガツン”
翔の脳天を衝撃が襲う、メルも頭を押さえている。
知らない間に声が大きくなっていたようだ。
翔達の背後には、まだ胸が発展途上である連れ合い二人が拳を握って立っていた。
2
お気に入りに追加
825
あなたにおすすめの小説
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。
老女召喚〜聖女はまさかの80歳?!〜城を追い出されちゃったけど、何か若返ってるし、元気に異世界で生き抜きます!〜
二階堂吉乃
ファンタジー
瘴気に脅かされる王国があった。それを祓うことが出来るのは異世界人の乙女だけ。王国の幹部は伝説の『聖女召喚』の儀を行う。だが現れたのは1人の老婆だった。「召喚は失敗だ!」聖女を娶るつもりだった王子は激怒した。そこら辺の平民だと思われた老女は金貨1枚を与えられると、城から追い出されてしまう。実はこの老婆こそが召喚された女性だった。
白石きよ子・80歳。寝ていた布団の中から異世界に連れてこられてしまった。始めは「ドッキリじゃないかしら」と疑っていた。頼れる知り合いも家族もいない。持病の関節痛と高血圧の薬もない。しかし生来の逞しさで異世界で生き抜いていく。
後日、召喚が成功していたと分かる。王や重臣たちは慌てて老女の行方を探し始めるが、一向に見つからない。それもそのはず、きよ子はどんどん若返っていた。行方不明の老聖女を探す副団長は、黒髪黒目の不思議な美女と出会うが…。
人の名前が何故か映画スターの名になっちゃう天然系若返り聖女の冒険。全14話+間話8話。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

豊穣の巫女から追放されたただの村娘。しかし彼女の正体が予想外のものだったため、村は彼女が知らないうちに崩壊する。
下菊みこと
ファンタジー
豊穣の巫女に追い出された少女のお話。
豊穣の巫女に追い出された村娘、アンナ。彼女は村人達の善意で生かされていた孤児だったため、むしろお礼を言って笑顔で村を離れた。その感謝は本物だった。なにも持たない彼女は、果たしてどこに向かうのか…。
小説家になろう様でも投稿しています。

崖っぷち令嬢の生き残り術
甘寧
恋愛
「婚約破棄ですか…構いませんよ?子種だけ頂けたらね」
主人公であるリディアは両親亡き後、子爵家当主としてある日、いわく付きの土地を引き継いだ。
その土地に住まう精霊、レウルェに契約という名の呪いをかけられ、三年の内に子供を成さねばならなくなった。
ある満月の夜、契約印の力で発情状態のリディアの前に、不審な男が飛び込んできた。背に腹はかえられないと、リディアは目の前の男に縋りついた。
知らぬ男と一夜を共にしたが、反省はしても後悔はない。
清々しい気持ちで朝を迎えたリディアだったが……契約印が消えてない!?
困惑するリディア。更に困惑する事態が訪れて……

城で侍女をしているマリアンネと申します。お給金の良いお仕事ありませんか?
甘寧
ファンタジー
「武闘家貴族」「脳筋貴族」と呼ばれていた元子爵令嬢のマリアンネ。
友人に騙され多額の借金を作った脳筋父のせいで、屋敷、領土を差し押さえられ事実上の没落となり、その借金を返済する為、城で侍女の仕事をしつつ得意な武力を活かし副業で「便利屋」を掛け持ちしながら借金返済の為、奮闘する毎日。
マリアンネに執着するオネエ王子やマリアンネを取り巻く人達と様々な試練を越えていく。借金返済の為に……
そんなある日、便利屋の上司ゴリさんからの指令で幽霊屋敷を調査する事になり……
武闘家令嬢と呼ばれいたマリアンネの、借金返済までを綴った物語
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる