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39 昔の因縁と今の因縁
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篝火が炊かれた廊下で昔を思い出しながら大広間に向かう。
カムの知るアルサ伯は二十代後半の静かな青年である。
歳が近かかったこともあり他人の目の無い時には対等に話をする間柄であった。
大貴族でありながら謙虚な性格で自分は籠の中の鳥に過ぎず、世間知らずの青二才に過ぎないことを自覚していた。
このため、カムに助言を求めることが多く、カムの旅の土産話を毎回楽しみにしていた。
優しく素直で貴族に向かない性格とカムは評価し、本人に伝えていた。
安心したような笑みを浮かべて彼が礼を言っているような気がする。
”因縁かな”
大后を見たときから感じていた。
大広間に入ると、室内を見回して現在進行形の因縁の姿を捜す。
因縁はすっかり出来上がってミーナに絡んでいる。
カムが近づくと睨みつける。
「こら、何処へ行っていた。このでか乳が大后に攫われたと言ったから尋問してた所だ」
ミーナが安堵した顔をカムに向ける。
サラにスカートをしっかりと握られ往生していたらしい。
「この牛女が随分お前を弁護していたぞ」
カムがサラの手を取ってミルナから引き剥がすとサラが不満な気な表情を見せる。
その耳元に口を寄せ呟く。
「二百年前の自分と話をしてた」
サラが眉をしかめてカムの顔を覗き込む。
カムが見詰め返すとカムを蹴飛ばそうと足を上げてよろける。
カムが支えてやると顔をカムの胸に預けて寄りかかる。
「だっこ」
「へっ」
「だっこ。だっこ、もう歩けない」
諦めてカムはサラを抱き上げる。
サラが嬉しそうな顔をして身体の力を抜いて顔を擦り付ける。
そのままの姿勢で直に目を閉じて眠り付く。
ミーナに軽く頭を下げ、サラを抱えて部屋を出る。
その背中をミーナが複雑な表情で見送る。
再び長い廊下を大きな荷物を持って移動する。
大后の居住区画の守衛に断ると侍女長らしき年配の女性が現れ案内する。
長い棒を持った長身の侍女が立つ区画の前で侍女長が申し出る。
「お連れ様をお預りしてよろしいでしょうか」
「この成りですが僕ら一応夫婦なので同室にして頂けるとありがたいのですが」
侍女長が暫く考え込むが毅然とした表情で答える。
「真に申し訳ありませんが大后様のお住まいの風紀を預かる身と致しましては了承致し兼ねます。実質よりも人は外見で判断いたしますので」
理は相手に有る。
確かに子供二人の睦み合いを連想させるだけでも風紀上宜しくない。
カムはおとなしく引き下がる。
「失礼いたしました。ご迷惑をお掛けすると思いますがよろしくお願いします」
「とんでもございません。お連れ様は国に奉仕する御身分とお伺いしております。カム様は大后様のお客人でいらっしゃいますが私の職務に女性職員の教育も含まれておりますのでご迷惑で無ければ尽力させて頂きたいと思います」
とても面白そうなので頼んでみることにした。
「ありがとうございます。御存分にお願いいたします」
感謝の意思を込めて隙の無い正式な所作でお願いする。
要は侍女長として子供が酒飲んで酔っぱらうなぞ許し難い事なので油を絞りたいとの提案である。
興味深い提案なので断る選択肢は無い。
「それでは案内をお呼び致します。少々お待ち下さい」
侍女長が軽々とサラを持ち上げ廊下の奥へと消えて行く。
二人の棒を持った若い侍女が興味深気にカムを見ている。
少々行儀が悪いが若さの特権でもある。
「カムさんお待たせいたしました」
背後からトーラの声が聞こえると、二人は慌てて無表情を装い緊張に身を固くする。
「トーラさん案内よろしくお願いします」
トーラに案内されるカムを興味丸出しで見送る二人にカムは手を振ってあげる。
大后の居室は適度に中央大陸風の装飾が成された上品な部屋で既にアリサも待っていた。
「お待たせいたしました」
カムの声に振り向いたアリサが駆け寄る。
「ありがとうカムさん。あんなに嬉しそうな父と母を見るのは初めてです。それとミルサが生意気なこと言って御免なさい」
「解っているよ。ミルサはとても優しい子だろ。お父さんとお母さんのがっかりする姿が見たく無かっただけなのだろ」
「良く解ったわね、その通りなの。私達昔から何度も両親が落ち込む姿を見ているから。でもカムさんは凄いわ、何でも知っているみたいで」
「カムで良いよ。多分歳は同じ位だしね、僕もアリサって呼ばして貰うよ」
アリサが頷く。
「アリサ、その万華鏡にも秘密があるんだ。貸して貰って良いかい」
アリサが頷き、万華鏡をカムに渡す。
カムは受け取ると覗き見る端を上にして両端を掌で塞いで魔法を込める。
「サント ムル へスナ」
カムが手を離すと万華鏡の両端から赤い光が伸びている。
「金庫の右脇に幸運の女神像が有るよね。あの女神像の右手にこの状態の万華鏡を握らせるんだ。上下はどちらでも大丈夫だよ。すると金庫が沈んで階段に変わるからね。中身は階段の一番下の段に並んでいる筈だよ。万華鏡を抜いても大丈夫だから、忘れないで持っていってね。階段の先に通路が有るからこれをまっすぐに進むと裏の崖に有る洞窟に繋がっているよ」
大后とアリサが驚いて目を見開いている。
「洞窟を出ると川船が浮いているからそれに乗るんだ。そのままでケセラの町の地下水道に流れ着くからね。かもしか亭はまだ自家製のハムを送ってくれているかい」
話が飛んで戸惑っていたがアリサから何とか答えが返ってくる。
「ええ、毎年届けて呉れているけど」
「じゃ、大丈夫だ。船が着いた場所の階段を登るとかもしか亭の食糧庫に出るから、万華鏡を見せれば護ってくれるよ」
「かもしか亭のご主人が?」
「うんそうだよ。君の家に危機が迫って助けて欲しいときも万華鏡の魔法を見せれば助けてくれるよ。その時はアリサも驚くと思う。ウルムが残してくれた大きな遺産だからね。光が出ている万華鏡を持って、“時を越えて光の主が騎士に願う。忠誠を私に”って言うんだよ」
アリサが曖昧な顔をして頷く。
「それともう一つ。トルーサ イム メルサ」
カムが万華鏡に魔法を込めると全体が青く輝く。
その状態で、カムは万華鏡を縦に開いてみせる。
万華鏡の中から光り輝く髪飾りが二つ現れる。
それを見て大后が口に手を当てて驚く。
「アリサ、君はこの万華鏡を叔母さんから貰ったのだろ」
「カムなんで解るの」
「この万華鏡はね、代々アルス家の長女に引き継がれているんだよ。この青い方は叔母さんので、紫の方がアリサのものだよ。着けてあげるよ」
カムが椅子に腰かけたアリサの髪に髪飾りを着け、大后が手鏡で映してあげる。
プラチナブロンドの髪に紫の髪飾りが上品に映える。
「良く似合うよアリサ」
「ありがとうカム、私こんな物を貰うのは初めてなの。嬉しいわ」
「僕からじゃないよ。ウルムからの贈り物だよ」
頭を撫でてやると、カムの胸に顔を埋めて涙を流す。
「ごめんなさいアリサ。今まで子供の夢と思っていたの。私のお父様が出征前にこの髪飾りを万華鏡から出してくれた記憶があるの。でも私が五歳の時の記憶で、何度見ても継ぎ目は無かったので子供の夢と思ってたのよ。ほんとにごめんなさい」
大后がアリサの頭を撫でる。
アリサが涙を拭いて顔を上げる。
「いいえ、大叔母様。もし私が持っていたらとっくに売り払っていました。カム、これは何で出来ているの。凄く不思議な感じがするの。私これを昔から知っているような気がするの」
「正解だよアリサ。これは君自身の魔法なんだよ。アルス家の女性は目に魔力を持っていてね、君の家族で魔法が見えるのは君だけだろ」
アリサが驚きながら頷く。
「それはね、目から弱い魔法の光を出して戻って来る光を無意識に認識しているからなんだよ。練習すれば闇の中で目が見える様になるよ。この万華鏡はね、覗いた時にその魔力を集めて宝石に変える装置なのさ。だからそれは魔法石だよ」
アリサは驚いて髪飾りを外し、繁々と眺める。
知識はあるが実物を見るのは初めてである。
魔道具として宝石よりも高値で取引されている。
「カム、あなたって人は本当に、、、。アリサ、人に言ってはだめよ。両親や弟にもだめよ。人には水晶の飾りと説明なさい」
「はい、大叔母様」
「大后様、アリサ。これを常に身に着けて下さい。身に危険が迫ったら躊躇なく使って下さい。そのためにウルムが自分の子孫の女の子に作ったものですから。命があれば宝石も魔法石も手に入ります。命を守る刃を身に着けていると思って下さい」
「ありがとうカム。そのように使います。アリサもよ。でもあなたの説明ってウルム様からあなたが直接頼まれた様に聞こえるわ」
「いいえ、自分は師匠から教わっただけですから」
カムの脳裏には物静かに自分の思いを説明するウルムの顔が鮮明に浮かんでいた。
大后の面影にも、アリサの面影にもウルムの優しい容貌が引き継がれている。
二百年の歳月の不思議さを思いながらアリサの頭を再度撫でてあげると、アリサがはにかみながら頷いて見せる。
その笑みはウルムに良く似ていた。
カムの知るアルサ伯は二十代後半の静かな青年である。
歳が近かかったこともあり他人の目の無い時には対等に話をする間柄であった。
大貴族でありながら謙虚な性格で自分は籠の中の鳥に過ぎず、世間知らずの青二才に過ぎないことを自覚していた。
このため、カムに助言を求めることが多く、カムの旅の土産話を毎回楽しみにしていた。
優しく素直で貴族に向かない性格とカムは評価し、本人に伝えていた。
安心したような笑みを浮かべて彼が礼を言っているような気がする。
”因縁かな”
大后を見たときから感じていた。
大広間に入ると、室内を見回して現在進行形の因縁の姿を捜す。
因縁はすっかり出来上がってミーナに絡んでいる。
カムが近づくと睨みつける。
「こら、何処へ行っていた。このでか乳が大后に攫われたと言ったから尋問してた所だ」
ミーナが安堵した顔をカムに向ける。
サラにスカートをしっかりと握られ往生していたらしい。
「この牛女が随分お前を弁護していたぞ」
カムがサラの手を取ってミルナから引き剥がすとサラが不満な気な表情を見せる。
その耳元に口を寄せ呟く。
「二百年前の自分と話をしてた」
サラが眉をしかめてカムの顔を覗き込む。
カムが見詰め返すとカムを蹴飛ばそうと足を上げてよろける。
カムが支えてやると顔をカムの胸に預けて寄りかかる。
「だっこ」
「へっ」
「だっこ。だっこ、もう歩けない」
諦めてカムはサラを抱き上げる。
サラが嬉しそうな顔をして身体の力を抜いて顔を擦り付ける。
そのままの姿勢で直に目を閉じて眠り付く。
ミーナに軽く頭を下げ、サラを抱えて部屋を出る。
その背中をミーナが複雑な表情で見送る。
再び長い廊下を大きな荷物を持って移動する。
大后の居住区画の守衛に断ると侍女長らしき年配の女性が現れ案内する。
長い棒を持った長身の侍女が立つ区画の前で侍女長が申し出る。
「お連れ様をお預りしてよろしいでしょうか」
「この成りですが僕ら一応夫婦なので同室にして頂けるとありがたいのですが」
侍女長が暫く考え込むが毅然とした表情で答える。
「真に申し訳ありませんが大后様のお住まいの風紀を預かる身と致しましては了承致し兼ねます。実質よりも人は外見で判断いたしますので」
理は相手に有る。
確かに子供二人の睦み合いを連想させるだけでも風紀上宜しくない。
カムはおとなしく引き下がる。
「失礼いたしました。ご迷惑をお掛けすると思いますがよろしくお願いします」
「とんでもございません。お連れ様は国に奉仕する御身分とお伺いしております。カム様は大后様のお客人でいらっしゃいますが私の職務に女性職員の教育も含まれておりますのでご迷惑で無ければ尽力させて頂きたいと思います」
とても面白そうなので頼んでみることにした。
「ありがとうございます。御存分にお願いいたします」
感謝の意思を込めて隙の無い正式な所作でお願いする。
要は侍女長として子供が酒飲んで酔っぱらうなぞ許し難い事なので油を絞りたいとの提案である。
興味深い提案なので断る選択肢は無い。
「それでは案内をお呼び致します。少々お待ち下さい」
侍女長が軽々とサラを持ち上げ廊下の奥へと消えて行く。
二人の棒を持った若い侍女が興味深気にカムを見ている。
少々行儀が悪いが若さの特権でもある。
「カムさんお待たせいたしました」
背後からトーラの声が聞こえると、二人は慌てて無表情を装い緊張に身を固くする。
「トーラさん案内よろしくお願いします」
トーラに案内されるカムを興味丸出しで見送る二人にカムは手を振ってあげる。
大后の居室は適度に中央大陸風の装飾が成された上品な部屋で既にアリサも待っていた。
「お待たせいたしました」
カムの声に振り向いたアリサが駆け寄る。
「ありがとうカムさん。あんなに嬉しそうな父と母を見るのは初めてです。それとミルサが生意気なこと言って御免なさい」
「解っているよ。ミルサはとても優しい子だろ。お父さんとお母さんのがっかりする姿が見たく無かっただけなのだろ」
「良く解ったわね、その通りなの。私達昔から何度も両親が落ち込む姿を見ているから。でもカムさんは凄いわ、何でも知っているみたいで」
「カムで良いよ。多分歳は同じ位だしね、僕もアリサって呼ばして貰うよ」
アリサが頷く。
「アリサ、その万華鏡にも秘密があるんだ。貸して貰って良いかい」
アリサが頷き、万華鏡をカムに渡す。
カムは受け取ると覗き見る端を上にして両端を掌で塞いで魔法を込める。
「サント ムル へスナ」
カムが手を離すと万華鏡の両端から赤い光が伸びている。
「金庫の右脇に幸運の女神像が有るよね。あの女神像の右手にこの状態の万華鏡を握らせるんだ。上下はどちらでも大丈夫だよ。すると金庫が沈んで階段に変わるからね。中身は階段の一番下の段に並んでいる筈だよ。万華鏡を抜いても大丈夫だから、忘れないで持っていってね。階段の先に通路が有るからこれをまっすぐに進むと裏の崖に有る洞窟に繋がっているよ」
大后とアリサが驚いて目を見開いている。
「洞窟を出ると川船が浮いているからそれに乗るんだ。そのままでケセラの町の地下水道に流れ着くからね。かもしか亭はまだ自家製のハムを送ってくれているかい」
話が飛んで戸惑っていたがアリサから何とか答えが返ってくる。
「ええ、毎年届けて呉れているけど」
「じゃ、大丈夫だ。船が着いた場所の階段を登るとかもしか亭の食糧庫に出るから、万華鏡を見せれば護ってくれるよ」
「かもしか亭のご主人が?」
「うんそうだよ。君の家に危機が迫って助けて欲しいときも万華鏡の魔法を見せれば助けてくれるよ。その時はアリサも驚くと思う。ウルムが残してくれた大きな遺産だからね。光が出ている万華鏡を持って、“時を越えて光の主が騎士に願う。忠誠を私に”って言うんだよ」
アリサが曖昧な顔をして頷く。
「それともう一つ。トルーサ イム メルサ」
カムが万華鏡に魔法を込めると全体が青く輝く。
その状態で、カムは万華鏡を縦に開いてみせる。
万華鏡の中から光り輝く髪飾りが二つ現れる。
それを見て大后が口に手を当てて驚く。
「アリサ、君はこの万華鏡を叔母さんから貰ったのだろ」
「カムなんで解るの」
「この万華鏡はね、代々アルス家の長女に引き継がれているんだよ。この青い方は叔母さんので、紫の方がアリサのものだよ。着けてあげるよ」
カムが椅子に腰かけたアリサの髪に髪飾りを着け、大后が手鏡で映してあげる。
プラチナブロンドの髪に紫の髪飾りが上品に映える。
「良く似合うよアリサ」
「ありがとうカム、私こんな物を貰うのは初めてなの。嬉しいわ」
「僕からじゃないよ。ウルムからの贈り物だよ」
頭を撫でてやると、カムの胸に顔を埋めて涙を流す。
「ごめんなさいアリサ。今まで子供の夢と思っていたの。私のお父様が出征前にこの髪飾りを万華鏡から出してくれた記憶があるの。でも私が五歳の時の記憶で、何度見ても継ぎ目は無かったので子供の夢と思ってたのよ。ほんとにごめんなさい」
大后がアリサの頭を撫でる。
アリサが涙を拭いて顔を上げる。
「いいえ、大叔母様。もし私が持っていたらとっくに売り払っていました。カム、これは何で出来ているの。凄く不思議な感じがするの。私これを昔から知っているような気がするの」
「正解だよアリサ。これは君自身の魔法なんだよ。アルス家の女性は目に魔力を持っていてね、君の家族で魔法が見えるのは君だけだろ」
アリサが驚きながら頷く。
「それはね、目から弱い魔法の光を出して戻って来る光を無意識に認識しているからなんだよ。練習すれば闇の中で目が見える様になるよ。この万華鏡はね、覗いた時にその魔力を集めて宝石に変える装置なのさ。だからそれは魔法石だよ」
アリサは驚いて髪飾りを外し、繁々と眺める。
知識はあるが実物を見るのは初めてである。
魔道具として宝石よりも高値で取引されている。
「カム、あなたって人は本当に、、、。アリサ、人に言ってはだめよ。両親や弟にもだめよ。人には水晶の飾りと説明なさい」
「はい、大叔母様」
「大后様、アリサ。これを常に身に着けて下さい。身に危険が迫ったら躊躇なく使って下さい。そのためにウルムが自分の子孫の女の子に作ったものですから。命があれば宝石も魔法石も手に入ります。命を守る刃を身に着けていると思って下さい」
「ありがとうカム。そのように使います。アリサもよ。でもあなたの説明ってウルム様からあなたが直接頼まれた様に聞こえるわ」
「いいえ、自分は師匠から教わっただけですから」
カムの脳裏には物静かに自分の思いを説明するウルムの顔が鮮明に浮かんでいた。
大后の面影にも、アリサの面影にもウルムの優しい容貌が引き継がれている。
二百年の歳月の不思議さを思いながらアリサの頭を再度撫でてあげると、アリサがはにかみながら頷いて見せる。
その笑みはウルムに良く似ていた。
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