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15 鵺の骨の行進
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翌日、6の日の朝。
カム達はキーロの指示どおり、町長の屋敷へと向かった。
今日は急に冷え込み、普段の修服では耐えられないため、一週ぶりに毛皮を着込んでいる。
アライグマが2匹歩いている様にも見えるので、久々に住民からの冷たい視線を受ける。
でも暖かい。冷たい風の中、修服を下に着込んでいるのでとても暖かい。
背に腹は替えられない。
初日と同じように山手区の入り口で咎められる。
キーロの命令書を見せると指示は回っているようで、丁寧に道順を説明して貰える。
皆馬車を使う様で、歩いているのは二人だけである。
町長宅の門で咎められ、玄関で咎められる。
手創りの毛皮の靴の泥を払い、玄関に入ってから毛皮を脱ぐ。
修服姿の二人に視線が正常に戻る。
会議室に通され、お茶を飲みながら待つ。
窓にガラスがはめられ、室内が明るい。
子供二人に好奇の視線が集まる。
直にキーロが町長を伴って現れる。
最初にカム達がキーロから町長に紹介される。
60歳を超えた上品な老紳士である。
町長は山手区の住民、つまり滞在している貴族から選ばれる。
現役を退いて保養地で余暇を過ごす老人が持ち回りで務める名誉職である。
最初は、鵺の遺骸の発見者として、次はクルべの子として紹介される。
孫を見つめる様な視線が、クルべと聞いて驚愕に染まる。
周りで聞いていた老人たちも同様な驚きを表す。
多分今夜、秘書官に書かせた極秘文書が、各屋敷から一斉に放たれるだろう。
サラから聞いてはいたが、反応の強さにカムは改めて驚く。
暫く、老人たちの質問攻めに合うが、親から聞いた話としてそつ無く説明する。
宮廷作法も自然にこなしている二人を、キーロは無言で見つめていた。
探索隊の帰還を伝令が伝える。
長期間閉ざされていた北の入り口が開けられ、山手区の中央広場で探索隊が陣容を整える。
拾い集めた鵺の骨が組み立てられ、その、人の背の倍以上ある姿を現す。
大型の荷車に上の据え付けられ、巨大さを引き立てる。
カムとサラはその御者席に座る。
荷車の前に馬に乗ったキーロ、馬車の後ろに探索隊、その後ろに町長も含めた町の貴族。
正門まで表通りを行進する。
キーロの前の音楽隊が演奏を始め、行進がスタートする。
二人は寒いので毛皮姿、アライグマのフードは下ろしてある。
高い場所からの視線は見慣れた光景を変貌させる。
途中知り合いに手を振るが気が付かない。
狩猟民の子として思い込むと判別が付かないらしい。
正門前の広場に鵺の骨が飾られ、町長の安全宣言、その他大勢の挨拶の後、発見者への懸賞金の授与、ギルド、温泉区からの副賞金授与があり式が終わる。
賞金はすべてギルドに預かって貰い、人ごみに混じり食堂街へ向かう。
途中古着屋でコートを買い、毛皮から着替えると、知り合いに気付かれる様になる。
懸賞金は全部合わせると金貨50枚になった。
当面安心して暮らせる額に二人は喜びを噛みしめていた。
共同浴場へ行くと、鵺のパレードや骨の話題で持ちきりであった。
ただ、カムやサラに気付いた者はいなかったようである。
この鵺の骨や安全宣言が話題となり、ホグの町の景気が立ち直る。
カムとサラは、更に忙しい日々を過ごすこととなる。
サラは黙々と業務をこなす。
書物処では、他所から回ってくる文書の書式や書き方の間違いも指摘する。
このチェックを通らないと文書や書類は承認されない。
サラのチェックで戻される書類が多くなる。
子供のチェックと侮って、勢い込んで文句を言って来る職員が多くなるが、論理だった完璧な説明を辛辣な言葉で、子供の口から説明される。
書物処から、うなだれて帰る職員の姿が、日常茶飯事的な光景になる。
それでも、論理だった説明と職員の奮起により、戻される書類も減少し始める。
悔しさ混じりであったが、他部署でのサラの評判が上がる。
そんな状況が面白くない輩が数人、各部署の生き字引と言われるベテランの独身女子職員。
自分のチェックした書類に因縁を付けられプライドを傷つけられる。
そのうちの一人がサラを喫茶所に呼び出し、辛辣に脅しつけた。
が、この子供は、動じる事無く、上から目線で子供とは思えない辛辣な言葉で逆に脅かしてくる。
罵りあいになり、突然サラが泣きそうな顔をする。
背後に気配を感じて振り返ると、丁度、若い男性の5人組が通り過るところ、皆、そのベテラン女性に強い非難の眼差しを向けている。
再び視線を戻して目の前の“女”の顔を見る。
幼い顔に邪悪な笑みを浮かべて笑いを堪えている。
その次の日から、従来仲の悪かったベテラン女性同士の連絡網が構築され、サラに対する嫌がらせが始まった。
サラも黙ってはいない、本来が好戦的な魔女である。
“雛どもが、へっ”と嬉々として受けて立ち、逆ねじを食わせたり、逆に嫌がらせを仕掛けたりする。
メルにもベテラン女性陣から声が掛かったが、メルは彼女達よりも年が若い事に加え、面白がって遊んでいるサラの様子を見て、早めに戦略的撤退を選択していた。
しばらく嫌がらせの応酬が続いたが、有る時点で状況は大きく反転する。
ベテラン女性陣は8部署8名、サラは連名で呼び出しを受け、闘志満々で一人喫茶所に入っていった。
だが、何か雰囲気が違う。恥かしそうに、譲り合いながら、話を始めた。
「サラさん、若い子達が筆写してるの知ってますよね・・・」
皆書記なのだから当たり前である。
「持ち回りで、筆写してて・・・調べてみたら、サラさんから教わったとか・・・、私達も今更若い子に見せてとも言えなくて・・・」
“男を捕まえたいので避妊法を教えて欲しい、若いやつには今更恥ずかしくて聞けない、だから、発信源であるサラから教えて欲しい。切実なの、だから、お願い”
翻訳するとこうなる。
彼女達は既にサラが子供との認識を捨てている。
面白そうなので快諾する。
「いいですよ。明後日にでも写しをお渡ししますよ」
「ありがとー」
皆、安堵の表情を浮かべている。思い詰めていたらしい。
「今まで、意地悪してごめんなさいね」
「いえ、気にしてませんから」
休戦協定成立である。
その晩の夕食後、サラは勤務後に町で買い求めてきた土鍋に、これも、町のとある場所で買い求めた正規の薬草と非正規な材料を入れて煮込んでいた。
ヤモリの目玉や蝙蝠の羽等の、ある方面でスタンダードな材料を横目で見ながら、カムは邪悪な、楽しそうな表情で土鍋かき混ぜて微笑むサラを残して一人早めに寝た。
カム達はキーロの指示どおり、町長の屋敷へと向かった。
今日は急に冷え込み、普段の修服では耐えられないため、一週ぶりに毛皮を着込んでいる。
アライグマが2匹歩いている様にも見えるので、久々に住民からの冷たい視線を受ける。
でも暖かい。冷たい風の中、修服を下に着込んでいるのでとても暖かい。
背に腹は替えられない。
初日と同じように山手区の入り口で咎められる。
キーロの命令書を見せると指示は回っているようで、丁寧に道順を説明して貰える。
皆馬車を使う様で、歩いているのは二人だけである。
町長宅の門で咎められ、玄関で咎められる。
手創りの毛皮の靴の泥を払い、玄関に入ってから毛皮を脱ぐ。
修服姿の二人に視線が正常に戻る。
会議室に通され、お茶を飲みながら待つ。
窓にガラスがはめられ、室内が明るい。
子供二人に好奇の視線が集まる。
直にキーロが町長を伴って現れる。
最初にカム達がキーロから町長に紹介される。
60歳を超えた上品な老紳士である。
町長は山手区の住民、つまり滞在している貴族から選ばれる。
現役を退いて保養地で余暇を過ごす老人が持ち回りで務める名誉職である。
最初は、鵺の遺骸の発見者として、次はクルべの子として紹介される。
孫を見つめる様な視線が、クルべと聞いて驚愕に染まる。
周りで聞いていた老人たちも同様な驚きを表す。
多分今夜、秘書官に書かせた極秘文書が、各屋敷から一斉に放たれるだろう。
サラから聞いてはいたが、反応の強さにカムは改めて驚く。
暫く、老人たちの質問攻めに合うが、親から聞いた話としてそつ無く説明する。
宮廷作法も自然にこなしている二人を、キーロは無言で見つめていた。
探索隊の帰還を伝令が伝える。
長期間閉ざされていた北の入り口が開けられ、山手区の中央広場で探索隊が陣容を整える。
拾い集めた鵺の骨が組み立てられ、その、人の背の倍以上ある姿を現す。
大型の荷車に上の据え付けられ、巨大さを引き立てる。
カムとサラはその御者席に座る。
荷車の前に馬に乗ったキーロ、馬車の後ろに探索隊、その後ろに町長も含めた町の貴族。
正門まで表通りを行進する。
キーロの前の音楽隊が演奏を始め、行進がスタートする。
二人は寒いので毛皮姿、アライグマのフードは下ろしてある。
高い場所からの視線は見慣れた光景を変貌させる。
途中知り合いに手を振るが気が付かない。
狩猟民の子として思い込むと判別が付かないらしい。
正門前の広場に鵺の骨が飾られ、町長の安全宣言、その他大勢の挨拶の後、発見者への懸賞金の授与、ギルド、温泉区からの副賞金授与があり式が終わる。
賞金はすべてギルドに預かって貰い、人ごみに混じり食堂街へ向かう。
途中古着屋でコートを買い、毛皮から着替えると、知り合いに気付かれる様になる。
懸賞金は全部合わせると金貨50枚になった。
当面安心して暮らせる額に二人は喜びを噛みしめていた。
共同浴場へ行くと、鵺のパレードや骨の話題で持ちきりであった。
ただ、カムやサラに気付いた者はいなかったようである。
この鵺の骨や安全宣言が話題となり、ホグの町の景気が立ち直る。
カムとサラは、更に忙しい日々を過ごすこととなる。
サラは黙々と業務をこなす。
書物処では、他所から回ってくる文書の書式や書き方の間違いも指摘する。
このチェックを通らないと文書や書類は承認されない。
サラのチェックで戻される書類が多くなる。
子供のチェックと侮って、勢い込んで文句を言って来る職員が多くなるが、論理だった完璧な説明を辛辣な言葉で、子供の口から説明される。
書物処から、うなだれて帰る職員の姿が、日常茶飯事的な光景になる。
それでも、論理だった説明と職員の奮起により、戻される書類も減少し始める。
悔しさ混じりであったが、他部署でのサラの評判が上がる。
そんな状況が面白くない輩が数人、各部署の生き字引と言われるベテランの独身女子職員。
自分のチェックした書類に因縁を付けられプライドを傷つけられる。
そのうちの一人がサラを喫茶所に呼び出し、辛辣に脅しつけた。
が、この子供は、動じる事無く、上から目線で子供とは思えない辛辣な言葉で逆に脅かしてくる。
罵りあいになり、突然サラが泣きそうな顔をする。
背後に気配を感じて振り返ると、丁度、若い男性の5人組が通り過るところ、皆、そのベテラン女性に強い非難の眼差しを向けている。
再び視線を戻して目の前の“女”の顔を見る。
幼い顔に邪悪な笑みを浮かべて笑いを堪えている。
その次の日から、従来仲の悪かったベテラン女性同士の連絡網が構築され、サラに対する嫌がらせが始まった。
サラも黙ってはいない、本来が好戦的な魔女である。
“雛どもが、へっ”と嬉々として受けて立ち、逆ねじを食わせたり、逆に嫌がらせを仕掛けたりする。
メルにもベテラン女性陣から声が掛かったが、メルは彼女達よりも年が若い事に加え、面白がって遊んでいるサラの様子を見て、早めに戦略的撤退を選択していた。
しばらく嫌がらせの応酬が続いたが、有る時点で状況は大きく反転する。
ベテラン女性陣は8部署8名、サラは連名で呼び出しを受け、闘志満々で一人喫茶所に入っていった。
だが、何か雰囲気が違う。恥かしそうに、譲り合いながら、話を始めた。
「サラさん、若い子達が筆写してるの知ってますよね・・・」
皆書記なのだから当たり前である。
「持ち回りで、筆写してて・・・調べてみたら、サラさんから教わったとか・・・、私達も今更若い子に見せてとも言えなくて・・・」
“男を捕まえたいので避妊法を教えて欲しい、若いやつには今更恥ずかしくて聞けない、だから、発信源であるサラから教えて欲しい。切実なの、だから、お願い”
翻訳するとこうなる。
彼女達は既にサラが子供との認識を捨てている。
面白そうなので快諾する。
「いいですよ。明後日にでも写しをお渡ししますよ」
「ありがとー」
皆、安堵の表情を浮かべている。思い詰めていたらしい。
「今まで、意地悪してごめんなさいね」
「いえ、気にしてませんから」
休戦協定成立である。
その晩の夕食後、サラは勤務後に町で買い求めてきた土鍋に、これも、町のとある場所で買い求めた正規の薬草と非正規な材料を入れて煮込んでいた。
ヤモリの目玉や蝙蝠の羽等の、ある方面でスタンダードな材料を横目で見ながら、カムは邪悪な、楽しそうな表情で土鍋かき混ぜて微笑むサラを残して一人早めに寝た。
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