76 / 207
伝説の武器編 後編 ドキッ! 男だらけの試練の迷宮
さよならジョゼフィーヌ
しおりを挟む
「で、レイナルド。『試練の迷宮』についての説明を頼む」
自己紹介を終えて数分後、俺たちは長老の用意してくれたお茶を前にして各自テーブルの席についていた。
配置は俺とティナ、向かいに長老とレイナルドだ。
早速話を進めようとそう聞くと、レイナルドは無駄に凛々しい声音でゆっくりと言葉を紡いだ。
「試練を課す迷宮です」
「だろうな」
「…………」
「…………え、終わり?」
何その頭痛とは頭が痛いということですみたいな説明。と思っていると、長老がほっほっほと笑いながら喋り出す。
「『試練の迷宮』とは何かと聞けばそりゃそうなるじゃろうて。ぶっほっほ!」
終いには腹を抱えてこちらを指差しながら笑いだす長老。
天界なら間違いなく爆裂剣でもぶっ放しているところだけど、そういうわけにもいかない。
そもそも派手に暴れるわけにはいかないし、そうでなくても俺が何か騒ぎを起こして迷惑を被るのはティナなのだ。
それに伝説の武器の入手がグランドクエストになっているから無視するわけにもいかず、大人しく聞き方を変えることにした。
「あー悪い。それじゃあ『試練の迷宮』ってのはどういうところなんだ?」
「ダンジョンです」
「ぶっほっほ!」
「えっと。じゃあそこで何をするんだ?」
「試練です」
「ぶっほっほぶ……!?」
立ち上がり一瞬で距離を詰めて持ち上げてから投げると、長老は真っすぐに飛んで壁に叩きつけられた。
そのままその身体はずるずると床に滑り落ちて動かなくなる。
「ちょ、ちょっとだめだよジン君……!」
それを見て慌てて俺に注意をするティナエル。こんなクソ老人にも優しい、愛と慈悲を司る俺の大天使だ。
そんな大天使の声で我に返った俺は長老の元へ歩み寄り、身体を揺さぶりながら声をかけた。
「おい、おい長老。大丈夫か。くそっ、だめだ。誰がこんなひどいことを……」
「ジン君だよ……」
ティナの悲しそうな声を聞きながら席に戻ると、長老を放置したままで話し合いが再開された。
辛抱強く質問を続けに続けた結果、どうやら「試練の迷宮」を攻略していけば伝説の武器が手に入るらしいことがわかった。
結局色んな部分が曖昧だけど、これだけわかれば何とかなる。
恐らく「試練の迷宮」に出現するのは「守護者」と呼ばれる「イベントモンスター」の一種だ。
各ダンジョン専用のモンスターで、つまりそのダンジョンにしか出現しない。外見は石でできた人間のような形をしている。
どうやら今回はティナと一緒に堂々とダンジョンを攻略できるみたいだ。
椅子から立ち上がり、親指で世界樹の方向を示しながら二人に言った。
「よし、それじゃさっさと行ってこようぜ」
「お待ちを」
レイナルドが椅子から立ち上がってそんな風に言う。
ティナは不思議なものを見る目でおっさんを見ながら首を傾げている。
視線をやりながら問いかけてみた。
「どうした?」
「おやつを」
「おやつ?」
するとレイナルドは、こちらへの返答はせずに無言で奥に行って何やらがさごそとやり始めた。何かを探しているらしい。
何となく暇になってしまったので、もう一度席についた。
やがてレイナルドは、クッキーみたいなものを持ってこちらへと戻ってくる。
そして俺と同じようにもう一度席に着いてぼりぼりとやり始めた。
「ぼりっぼりっむしゃっむしゃっ」
「…………」
「…………」
静かな家の中に、おっさんがクッキーを咀嚼する音だけが響き渡る。
俺もティナも黙ってそれを見つめて時が経つのを待った。
やがてクッキーを食べ終わると、おっさんがゆっくりと口を開く。
「えー失礼いたしました恥ずかしながらお腹が減ると口数も減る性分でしてこの度はミツメの王様より勇者様に技を伝授するようにと仰せつかっておりますので迷宮へ入る前にまずは我が家へとお越しくださいますようお願い申し上げます改めまして案内役はこの私不肖レイナルドが務めさせていただきますので重ねてよろしくお願い申し上げます」
「お、おお。何だこいつ」
「あ、でもちょっとわかるかも。お腹が減ると喋りたくなくなりますよね」
いやそりゃティナならそれでも可愛いけどよ、と喉まで出かかったところで何とか我慢した。
えーと? つまり今まで口数が異常に少なかったのは全部空腹のせいだったってことでいいんだよな。
「ていうかそれなら最初からそう教えてくれよ」
「無念」
「無念?」
長老はわかっててわざと黙ってたんだろうな。まあ一発いい投げを入れさせてもらったし許してやるか。
時間を無駄にするのもなんだということで、早速俺たちは長老の家を出てレイナルドの家へと向かう。
さっき長老が行って帰ってきた時間で何となく予想はしてたけど、ここからそんなに遠くはないらしい。
レイナルドが満腹の今は迂闊に喋りかけるとまたあの猛烈な語りが始まってしまうので、下手に手は出さずに後ろをついていく。
だけど、不意におれたちの目の前をちびっこエルフが横切った時の出来事だ。
ティナが通り過ぎていくちびっこの背中を指差しながら言った。
「あっ、ねえねえジン君今の子かわい……」
「むうあれはこの里に住む子供ですなしかし親はどうしたのでしょうかこんなところで一人で遊んでいるというのは別におかしいところがあるというわけではないのですがやはりあまりよろしくないので親を探して迎えに来てもらうのがいいかもしれませんなガッハッハ」
「ご、ごめん……」
なぜかティナに謝られてしまったので、俺は尚も続くおっさんの喋りを遮るようにして言った。
「おいおっさん、いいから早く行こうぜ」
「かしこまりましたいやあ申し訳ありませんなこの歳になると口数も多くなるものでして女房にもよく怒られておりますとはいってもその女房も五年ほど前に他界してしまって娘も里から出て行きましたからこの里に一人暮らしをしておりますのでよろしくお願いいたしますうほほほ」
「何気に話の内容重いな」
そんな感じでますます調子をあげていく喋りをどうにか聞き流しながら歩いていると、おっさんの家に着いた。
長老の家みたいに特に装飾などもない、素材そのままの素朴な家屋だ。
大きさ的には家屋というより小屋と言った方が近いかもしれない。ただ、里にある他の家とは違って少し広めの庭がある。
そこには人形のようなものがいくつか立ててあって、テイマーズの宿舎にある訓練場を思わせるような光景だ。
庭の真ん中辺りまで来ると、レイナルドが俺たちの方を振り向いて口を開く。
「少々ここでお待ちいただけますかな」
「おう」
どうやら満腹状態から小腹が空いた状態になったらしい。ほどよい会話ができるので、できれば一生このままでいて欲しいところだ。
家に入っていくおっさんの背中を見送ると、庭に立てられた人形に興味津々なティナはそちらにとてとてと走っていった。
その姿にほっこりしながら後を追うと、ティナが人形を指で突きながら言う。
「ねえねえ、これ何かな? もしかして特殊なアイテムだったりするのかな」
「これはただ単に殴るためだけのものだと思うぜ。これを標的にして技とか魔法を練習するんだよ」
「へえ~」
と、感心した様子で人形つんつんを続けるティナ。
俺もティナのほっぺをつんつんしたい……別に変な意味じゃねえよばかやろぉ!
とかやっていると、おっさんが槍を携えて戻ってきた。
レイナルドが俺たちの近くまで来てから口を開く。
「勇者殿にはその訓練用人形を気に入っていただけたようですな。さて」
おっさんはそう言って槍を構えると、その体勢のままで続けた。
「これから私の技をお見せしますので、ジョゼフィーヌから離れてご覧ください」
「ジョゼフィーヌ?」
「その訓練用人形の名前です」
「名前つけてんのかよ」
聞くとレイナルドは沈痛な面持ちをして答えた。
「五年前に他界した妻の名前なのです……」
「妻の名前をつけた人形をボコスカ殴ってんだな」
そして指示通りに俺とティナは人形から離れると、それを確認したレイナルドが声をあげる。
「それではいきます……はあああっ……」
そう言って気合をいれると、レイナルドは槍を構えたまま地を蹴った。
一瞬で人形との距離を詰めると、スキル名の宣言と共に槍を振りぬく。
「『八双突き』!!」
おっさんの手によって高速の突きが繰り出される。
それは槍が何本もあるのかと錯覚してしまうほどだった。
衝撃音。
見れば、無数に繰り出されたレイナルドの突きによって、ジョゼフィーヌが粉々に砕け散ってしまっている。
気付けば俺は叫んでいた。
「ジョゼフィーヌゥゥゥゥ!!!!!」
この日。世界から、ジョゼフィーヌが消えた。
自己紹介を終えて数分後、俺たちは長老の用意してくれたお茶を前にして各自テーブルの席についていた。
配置は俺とティナ、向かいに長老とレイナルドだ。
早速話を進めようとそう聞くと、レイナルドは無駄に凛々しい声音でゆっくりと言葉を紡いだ。
「試練を課す迷宮です」
「だろうな」
「…………」
「…………え、終わり?」
何その頭痛とは頭が痛いということですみたいな説明。と思っていると、長老がほっほっほと笑いながら喋り出す。
「『試練の迷宮』とは何かと聞けばそりゃそうなるじゃろうて。ぶっほっほ!」
終いには腹を抱えてこちらを指差しながら笑いだす長老。
天界なら間違いなく爆裂剣でもぶっ放しているところだけど、そういうわけにもいかない。
そもそも派手に暴れるわけにはいかないし、そうでなくても俺が何か騒ぎを起こして迷惑を被るのはティナなのだ。
それに伝説の武器の入手がグランドクエストになっているから無視するわけにもいかず、大人しく聞き方を変えることにした。
「あー悪い。それじゃあ『試練の迷宮』ってのはどういうところなんだ?」
「ダンジョンです」
「ぶっほっほ!」
「えっと。じゃあそこで何をするんだ?」
「試練です」
「ぶっほっほぶ……!?」
立ち上がり一瞬で距離を詰めて持ち上げてから投げると、長老は真っすぐに飛んで壁に叩きつけられた。
そのままその身体はずるずると床に滑り落ちて動かなくなる。
「ちょ、ちょっとだめだよジン君……!」
それを見て慌てて俺に注意をするティナエル。こんなクソ老人にも優しい、愛と慈悲を司る俺の大天使だ。
そんな大天使の声で我に返った俺は長老の元へ歩み寄り、身体を揺さぶりながら声をかけた。
「おい、おい長老。大丈夫か。くそっ、だめだ。誰がこんなひどいことを……」
「ジン君だよ……」
ティナの悲しそうな声を聞きながら席に戻ると、長老を放置したままで話し合いが再開された。
辛抱強く質問を続けに続けた結果、どうやら「試練の迷宮」を攻略していけば伝説の武器が手に入るらしいことがわかった。
結局色んな部分が曖昧だけど、これだけわかれば何とかなる。
恐らく「試練の迷宮」に出現するのは「守護者」と呼ばれる「イベントモンスター」の一種だ。
各ダンジョン専用のモンスターで、つまりそのダンジョンにしか出現しない。外見は石でできた人間のような形をしている。
どうやら今回はティナと一緒に堂々とダンジョンを攻略できるみたいだ。
椅子から立ち上がり、親指で世界樹の方向を示しながら二人に言った。
「よし、それじゃさっさと行ってこようぜ」
「お待ちを」
レイナルドが椅子から立ち上がってそんな風に言う。
ティナは不思議なものを見る目でおっさんを見ながら首を傾げている。
視線をやりながら問いかけてみた。
「どうした?」
「おやつを」
「おやつ?」
するとレイナルドは、こちらへの返答はせずに無言で奥に行って何やらがさごそとやり始めた。何かを探しているらしい。
何となく暇になってしまったので、もう一度席についた。
やがてレイナルドは、クッキーみたいなものを持ってこちらへと戻ってくる。
そして俺と同じようにもう一度席に着いてぼりぼりとやり始めた。
「ぼりっぼりっむしゃっむしゃっ」
「…………」
「…………」
静かな家の中に、おっさんがクッキーを咀嚼する音だけが響き渡る。
俺もティナも黙ってそれを見つめて時が経つのを待った。
やがてクッキーを食べ終わると、おっさんがゆっくりと口を開く。
「えー失礼いたしました恥ずかしながらお腹が減ると口数も減る性分でしてこの度はミツメの王様より勇者様に技を伝授するようにと仰せつかっておりますので迷宮へ入る前にまずは我が家へとお越しくださいますようお願い申し上げます改めまして案内役はこの私不肖レイナルドが務めさせていただきますので重ねてよろしくお願い申し上げます」
「お、おお。何だこいつ」
「あ、でもちょっとわかるかも。お腹が減ると喋りたくなくなりますよね」
いやそりゃティナならそれでも可愛いけどよ、と喉まで出かかったところで何とか我慢した。
えーと? つまり今まで口数が異常に少なかったのは全部空腹のせいだったってことでいいんだよな。
「ていうかそれなら最初からそう教えてくれよ」
「無念」
「無念?」
長老はわかっててわざと黙ってたんだろうな。まあ一発いい投げを入れさせてもらったし許してやるか。
時間を無駄にするのもなんだということで、早速俺たちは長老の家を出てレイナルドの家へと向かう。
さっき長老が行って帰ってきた時間で何となく予想はしてたけど、ここからそんなに遠くはないらしい。
レイナルドが満腹の今は迂闊に喋りかけるとまたあの猛烈な語りが始まってしまうので、下手に手は出さずに後ろをついていく。
だけど、不意におれたちの目の前をちびっこエルフが横切った時の出来事だ。
ティナが通り過ぎていくちびっこの背中を指差しながら言った。
「あっ、ねえねえジン君今の子かわい……」
「むうあれはこの里に住む子供ですなしかし親はどうしたのでしょうかこんなところで一人で遊んでいるというのは別におかしいところがあるというわけではないのですがやはりあまりよろしくないので親を探して迎えに来てもらうのがいいかもしれませんなガッハッハ」
「ご、ごめん……」
なぜかティナに謝られてしまったので、俺は尚も続くおっさんの喋りを遮るようにして言った。
「おいおっさん、いいから早く行こうぜ」
「かしこまりましたいやあ申し訳ありませんなこの歳になると口数も多くなるものでして女房にもよく怒られておりますとはいってもその女房も五年ほど前に他界してしまって娘も里から出て行きましたからこの里に一人暮らしをしておりますのでよろしくお願いいたしますうほほほ」
「何気に話の内容重いな」
そんな感じでますます調子をあげていく喋りをどうにか聞き流しながら歩いていると、おっさんの家に着いた。
長老の家みたいに特に装飾などもない、素材そのままの素朴な家屋だ。
大きさ的には家屋というより小屋と言った方が近いかもしれない。ただ、里にある他の家とは違って少し広めの庭がある。
そこには人形のようなものがいくつか立ててあって、テイマーズの宿舎にある訓練場を思わせるような光景だ。
庭の真ん中辺りまで来ると、レイナルドが俺たちの方を振り向いて口を開く。
「少々ここでお待ちいただけますかな」
「おう」
どうやら満腹状態から小腹が空いた状態になったらしい。ほどよい会話ができるので、できれば一生このままでいて欲しいところだ。
家に入っていくおっさんの背中を見送ると、庭に立てられた人形に興味津々なティナはそちらにとてとてと走っていった。
その姿にほっこりしながら後を追うと、ティナが人形を指で突きながら言う。
「ねえねえ、これ何かな? もしかして特殊なアイテムだったりするのかな」
「これはただ単に殴るためだけのものだと思うぜ。これを標的にして技とか魔法を練習するんだよ」
「へえ~」
と、感心した様子で人形つんつんを続けるティナ。
俺もティナのほっぺをつんつんしたい……別に変な意味じゃねえよばかやろぉ!
とかやっていると、おっさんが槍を携えて戻ってきた。
レイナルドが俺たちの近くまで来てから口を開く。
「勇者殿にはその訓練用人形を気に入っていただけたようですな。さて」
おっさんはそう言って槍を構えると、その体勢のままで続けた。
「これから私の技をお見せしますので、ジョゼフィーヌから離れてご覧ください」
「ジョゼフィーヌ?」
「その訓練用人形の名前です」
「名前つけてんのかよ」
聞くとレイナルドは沈痛な面持ちをして答えた。
「五年前に他界した妻の名前なのです……」
「妻の名前をつけた人形をボコスカ殴ってんだな」
そして指示通りに俺とティナは人形から離れると、それを確認したレイナルドが声をあげる。
「それではいきます……はあああっ……」
そう言って気合をいれると、レイナルドは槍を構えたまま地を蹴った。
一瞬で人形との距離を詰めると、スキル名の宣言と共に槍を振りぬく。
「『八双突き』!!」
おっさんの手によって高速の突きが繰り出される。
それは槍が何本もあるのかと錯覚してしまうほどだった。
衝撃音。
見れば、無数に繰り出されたレイナルドの突きによって、ジョゼフィーヌが粉々に砕け散ってしまっている。
気付けば俺は叫んでいた。
「ジョゼフィーヌゥゥゥゥ!!!!!」
この日。世界から、ジョゼフィーヌが消えた。
0
お気に入りに追加
100
あなたにおすすめの小説
王女殿下は家出を計画中
ゆうゆう
ファンタジー
出来損ないと言われる第3王女様は家出して、自由を謳歌するために奮闘する
家出の計画を進めようとするうちに、過去に起きた様々な事の真実があきらかになったり、距離を置いていた家族との繋がりを再確認したりするうちに、自分の気持ちの変化にも気付いていく…
異世界転生!ハイハイからの倍人生
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は死んでしまった。
まさか野球観戦で死ぬとは思わなかった。
ホームランボールによって頭を打ち死んでしまった僕は異世界に転生する事になった。
転生する時に女神様がいくら何でも可哀そうという事で特殊な能力を与えてくれた。
それはレベルを減らすことでステータスを無制限に倍にしていける能力だった...
【完結】結婚式前~婚約者の王太子に「最愛の女が別にいるので、お前を愛することはない」と言われました~
黒塔真実
恋愛
挙式が迫るなか婚約者の王太子に「結婚しても俺の最愛の女は別にいる。お前を愛することはない」とはっきり言い切られた公爵令嬢アデル。しかしどんなに婚約者としてないがしろにされても女性としての誇りを傷つけられても彼女は平気だった。なぜなら大切な「心の拠り所」があるから……。しかし、王立学園の卒業ダンスパーティーの夜、アデルはかつてない、世にも酷い仕打ちを受けるのだった―― ※神視点。■なろうにも別タイトルで重複投稿←【ジャンル日間4位】。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
婚約者は、今月もお茶会に来ないらしい。
白雪なこ
恋愛
婚約時に両家で決めた、毎月1回の婚約者同士の交流を深める為のお茶会。だけど、私の婚約者は「彼が認めるお茶会日和」にしかやってこない。そして、数ヶ月に一度、参加したかと思えば、無言。短時間で帰り、手紙を置いていく。そんな彼を……許せる?
*6/21続編公開。「幼馴染の王女殿下は私の元婚約者に激おこだったらしい。次期女王を舐めんなよ!ですって。」
*外部サイトにも掲載しています。(1日だけですが総合日間1位)
異世界で買った奴隷が強すぎるので説明求む!
夜間救急事務受付
ファンタジー
仕事中、気がつくと知らない世界にいた 佐藤 惣一郎(サトウ ソウイチロウ)
安く買った、視力の悪い奴隷の少女に、瓶の底の様な分厚いメガネを与えると
めちゃめちゃ強かった!
気軽に読めるので、暇つぶしに是非!
涙あり、笑いあり
シリアスなおとぼけ冒険譚!
異世界ラブ冒険ファンタジー!
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる