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槇島城の戦い~高屋城の戦い
黒幕
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そしてその時はやって来た。
奥の部屋まで火が回り、視界一面が赤く染まっている。木の焼ける匂いと立ち込めた煙が鼻を刺激し、あちらこちらでバチバチと弾ける木が、外から届く音を全て遮断してしまっていた。
多少の違いはあれど。いつしか見た夢と、ほとんど同じ光景だった。
そして、隙間なく包囲された本能寺。圧倒的な数の違い。見込めない救援。
あの夢にはなかった、明確な敗北と死の条件が現実のものとなって存在し、恐怖の輪郭をよりはっきりと形成している。
帰蝶は悲しませてしまうだろうけど、お市や三姉妹たちは俺の死に対してどう思うのだろうか。
お市は実は優しい子なので、案外素直に悲しむのかもしれない。というのは俺の自惚れかな。気持ち悪いな、俺。三姉妹は……茶々は悲しむかもしれないけど、初や江はわからない。まだ「死」というものを理解出来ないんじゃないだろうか。
いずれにせよ、家族たちのことは心残りではある。特に帰蝶には、俺のことは忘れて早く新しい犬を飼って欲しいと思っている。
さて、気を紛らわすためにも、この短くも楽しかった生を諦める為にも……あれをやりますか。
人間五十年
下天のうちを比ぶれば
夢幻のごとくなり
一度生を得て
滅せぬもののあるべきか
いつか見た夢のように、「敦盛」の句を詠みながら適当に舞ってみる。誰も見ていないとはいえ、我ながらシュール絵面だ。
俺たちの世界での五十年は、下天という仏様の世界では一日でしかないという。今更だけど仏様の一生めちゃくちゃ長いな。
五十年で一日ってことは、一年はその三百六十五倍になるわけだから、え~と……一万八千二百五十年か? てことは五十歳まで生きるとして……いや、もうそこは考えるのをやめよう。
そんなに長い間何するんだよ。ニン〇ンドー〇イッチで遊んだとしても、長くて五、六年くらいしかもたないだろ。いや、俺のじいちゃんとか十年くらい〇トリスやってたから案外いけるのか?
でも、最初はゲームやアニメがなくて退屈だと思っていたこの世界でも、帰蝶や家族、そして六助たちに囲まれて、楽しくワイワイ過ごすことが出来た。だから仏様方も、皆で俺たちを見守りながら楽しくやっているのかもしれない。
そう思うと何かが救われる気がして、心のどこかが温かくなった気がした。
敦盛~プニ長ver~が終わって、部屋の中央に座り込む。いよいよ燃え方が激しくなり、もう死が目前まで迫っていた。
不思議と熱さも痛みも感じない。無の境地で、ただひたすらに燃え落ちていく本能寺を視界に収めている……。
なんてわけがなかった。
熱い。めちゃくちゃ暑くて熱いし、死ぬのも怖い。大切な人を巻き込みたくなかったからと言って、ここで大人しく死ねるかと言ったら話はまた別だ。
やはり、怖いものは怖い。まだまだ帰蝶とキャッキャウフフな生活を送りたいしお市も放っておけない。それに、浅井三姉妹の成長だって見守りたい。織田家は六助に任せて、皆でまったりと平和な余生を過ごしたい……。
それに今更気付いたけど、本能寺の変をここで起こす必要はあっても、生きることを諦める理由は特になかった。生き延びれば、後は六助たちを始めとした家臣たちが何とかしてくれるだろう。
でも、今更足掻こうとしても無駄なことも事実。建物から出たところで明智の大軍に囲まれているのだから。あいつだって、今襲撃すれば成功すると思ったからやってるわけだし。
とにかくこのままここにいても焼け死ぬだけだ。とりあえず外に出るくらいはしてみるか……。
そう思いながら、部屋の中を見回す。ますますその勢いを増した火の手だけど、何とか通れる道は残っていそうだ。最短ルートから若干迂回する形で外に出て、それから廊下を正門に向かって歩こう。
と、一歩を踏み出したその時だった。
ゆらゆらと炎の熱で揺れる景色の向こう側から、何者かが部屋に入って来るのが見えた。
六助か、それとも他のやつか。どちらにしろ服をまともに着ていないあいつらではここは危険なので早く戻った方がいい。助けに来てくれた可能性が高いので、俺もさっさと出るか。
いや待て、味方とは限らない。万が一にも敵ってことはある。戦の混乱に紛れて明智の兵がこちらに入って来たのかもしれない。そうなると迂闊に近寄るのは危険か……?
唾を呑み、相手の正体がわかるまでその場で見守る。
だけど、それは意外な人物だった。
微妙に痩せこけた頬。いかにも落ち武者といった感じの、頭頂部だけがハゲでその他は伸び放題な、乱雑な頭髪。数日剃られた形跡のない髭が、清潔感のない外見を引き立てるのに一役買っている。
右手には何に使うのか、大きめの木箱を提げていた。
そう、そこにいたのは……。
ただのおっさんだった。
えっ、ちょっと待って誰これ? 本当にわからないんだけど。
どう表現したらいいものか、とにかくただのおっさんだった。こんなやつ織田側にはいなかったし、明智の兵にしては武装が整っていない。鎧ではなく着物だし、それもまるで酔っ払いみたいに着崩れている。ん、酔っ払い?
何かを思い出しそうになったけど、俺が答えを出すよりも早く、その人物は下卑た笑みを浮かべながら口を開いた。
「げっへっへぇ。こんなところにいやがったのか」
「キュキュン(誰だお前は)」
「相変わらず尊い顔してやがるな。俺を覚えてるか?」
「キュウンキュ(いえ全く)」
わからない、という意思を伝える為に首を傾げてみる。きゅるりんビ~ムが発動しないように力(?)を抑えながら。
「覚えてねえのか。なら、教えてやる」
男は自らの顔を親指で示しながら答える。
「昨晩、街中で会っただろ。お前の側近、司寿玉子巻盛々……だったか? 野郎に脅されて立ち去った一領民様だ」
思い出した。そうだ、塀にもたれかかって寝てたやつか。俺を犬呼ばわりしたので、六助が刀を抜くふりをしたら去ったやつ。
酔っ払いみたい、じゃなくて酔っ払いだった。今も酒を飲んでいないかどうかは怪しいところだ。っていうか飲んでるだろ。
「思い出せねえか? ったく、尊いやつだぜ。あの時は世話になったなぁ……」
そう言いながら口の端が吊り上がる。
こいつが誰かはわかったけど、それでも疑問に思うところは多い。まず、その酔っ払いが何でこんなところに? この状況でこっそり侵入するなんてことはまず不可能なのに、どうやってここまで入ってきた?
そもそも、こいつがここに侵入する動機だって不明だ。
口ぶりからして、先日六助に脅されたことに腹を立て、周囲にお供が少ない今日を狙って襲撃してきたのか? だとすると、明智が謀反を起こしたのは偶然なのだろうか……。
俺が口を噤んだまま思索に耽っていると、男は衝撃的な発言をする。
「さて、時間もねえ。さっさとお前を連れて行くとするぜ」
……何だって?
「ぐおおっ!」
「キュ(あっ)」
男が手で両目を覆いながらのけ反る。さっきと違い、思わず首を傾げてしまったのできゅるりんビ~ムが発動したらしい。
連れて行く、ってのはどういうことだ? 誘拐して人質にでもする気だろうか。いずれにせよ嫌な予感しかしない。
逃げ場もないのに一歩後ずさると、男はこちらに詰め寄りながら言う。
「そう嫌がるなって。別に変なことをしようってわけじゃねえ。お前をどこか遠く離れた、織田家の領地じゃねえ場所で飼おうってだけだ」
「キュンキュキュン(充分変なことじゃねえか)」
いや、犬を飼いたいってとこだけを考えればそこまで変でもないか。
人間の時には気付かなかったけど、犬を飼うって行為は、犬からすればやはり恐怖なのかもしれない。それとも俺が元人間で、「飼う」という概念を理解しているからなのだろうか。
でも、何であろうとこいつに飼われるわけにはいかない。
「最初はこんな尊い生き物がこの世にいるのかよって思ってな。どうにかしてお前を飼えねえかと考えていたんだ」
いや、早くしないと二人とも焼け死にますけど……。
別に聞いてもいないのに、男はこの事件の真相を語り始めた。
奥の部屋まで火が回り、視界一面が赤く染まっている。木の焼ける匂いと立ち込めた煙が鼻を刺激し、あちらこちらでバチバチと弾ける木が、外から届く音を全て遮断してしまっていた。
多少の違いはあれど。いつしか見た夢と、ほとんど同じ光景だった。
そして、隙間なく包囲された本能寺。圧倒的な数の違い。見込めない救援。
あの夢にはなかった、明確な敗北と死の条件が現実のものとなって存在し、恐怖の輪郭をよりはっきりと形成している。
帰蝶は悲しませてしまうだろうけど、お市や三姉妹たちは俺の死に対してどう思うのだろうか。
お市は実は優しい子なので、案外素直に悲しむのかもしれない。というのは俺の自惚れかな。気持ち悪いな、俺。三姉妹は……茶々は悲しむかもしれないけど、初や江はわからない。まだ「死」というものを理解出来ないんじゃないだろうか。
いずれにせよ、家族たちのことは心残りではある。特に帰蝶には、俺のことは忘れて早く新しい犬を飼って欲しいと思っている。
さて、気を紛らわすためにも、この短くも楽しかった生を諦める為にも……あれをやりますか。
人間五十年
下天のうちを比ぶれば
夢幻のごとくなり
一度生を得て
滅せぬもののあるべきか
いつか見た夢のように、「敦盛」の句を詠みながら適当に舞ってみる。誰も見ていないとはいえ、我ながらシュール絵面だ。
俺たちの世界での五十年は、下天という仏様の世界では一日でしかないという。今更だけど仏様の一生めちゃくちゃ長いな。
五十年で一日ってことは、一年はその三百六十五倍になるわけだから、え~と……一万八千二百五十年か? てことは五十歳まで生きるとして……いや、もうそこは考えるのをやめよう。
そんなに長い間何するんだよ。ニン〇ンドー〇イッチで遊んだとしても、長くて五、六年くらいしかもたないだろ。いや、俺のじいちゃんとか十年くらい〇トリスやってたから案外いけるのか?
でも、最初はゲームやアニメがなくて退屈だと思っていたこの世界でも、帰蝶や家族、そして六助たちに囲まれて、楽しくワイワイ過ごすことが出来た。だから仏様方も、皆で俺たちを見守りながら楽しくやっているのかもしれない。
そう思うと何かが救われる気がして、心のどこかが温かくなった気がした。
敦盛~プニ長ver~が終わって、部屋の中央に座り込む。いよいよ燃え方が激しくなり、もう死が目前まで迫っていた。
不思議と熱さも痛みも感じない。無の境地で、ただひたすらに燃え落ちていく本能寺を視界に収めている……。
なんてわけがなかった。
熱い。めちゃくちゃ暑くて熱いし、死ぬのも怖い。大切な人を巻き込みたくなかったからと言って、ここで大人しく死ねるかと言ったら話はまた別だ。
やはり、怖いものは怖い。まだまだ帰蝶とキャッキャウフフな生活を送りたいしお市も放っておけない。それに、浅井三姉妹の成長だって見守りたい。織田家は六助に任せて、皆でまったりと平和な余生を過ごしたい……。
それに今更気付いたけど、本能寺の変をここで起こす必要はあっても、生きることを諦める理由は特になかった。生き延びれば、後は六助たちを始めとした家臣たちが何とかしてくれるだろう。
でも、今更足掻こうとしても無駄なことも事実。建物から出たところで明智の大軍に囲まれているのだから。あいつだって、今襲撃すれば成功すると思ったからやってるわけだし。
とにかくこのままここにいても焼け死ぬだけだ。とりあえず外に出るくらいはしてみるか……。
そう思いながら、部屋の中を見回す。ますますその勢いを増した火の手だけど、何とか通れる道は残っていそうだ。最短ルートから若干迂回する形で外に出て、それから廊下を正門に向かって歩こう。
と、一歩を踏み出したその時だった。
ゆらゆらと炎の熱で揺れる景色の向こう側から、何者かが部屋に入って来るのが見えた。
六助か、それとも他のやつか。どちらにしろ服をまともに着ていないあいつらではここは危険なので早く戻った方がいい。助けに来てくれた可能性が高いので、俺もさっさと出るか。
いや待て、味方とは限らない。万が一にも敵ってことはある。戦の混乱に紛れて明智の兵がこちらに入って来たのかもしれない。そうなると迂闊に近寄るのは危険か……?
唾を呑み、相手の正体がわかるまでその場で見守る。
だけど、それは意外な人物だった。
微妙に痩せこけた頬。いかにも落ち武者といった感じの、頭頂部だけがハゲでその他は伸び放題な、乱雑な頭髪。数日剃られた形跡のない髭が、清潔感のない外見を引き立てるのに一役買っている。
右手には何に使うのか、大きめの木箱を提げていた。
そう、そこにいたのは……。
ただのおっさんだった。
えっ、ちょっと待って誰これ? 本当にわからないんだけど。
どう表現したらいいものか、とにかくただのおっさんだった。こんなやつ織田側にはいなかったし、明智の兵にしては武装が整っていない。鎧ではなく着物だし、それもまるで酔っ払いみたいに着崩れている。ん、酔っ払い?
何かを思い出しそうになったけど、俺が答えを出すよりも早く、その人物は下卑た笑みを浮かべながら口を開いた。
「げっへっへぇ。こんなところにいやがったのか」
「キュキュン(誰だお前は)」
「相変わらず尊い顔してやがるな。俺を覚えてるか?」
「キュウンキュ(いえ全く)」
わからない、という意思を伝える為に首を傾げてみる。きゅるりんビ~ムが発動しないように力(?)を抑えながら。
「覚えてねえのか。なら、教えてやる」
男は自らの顔を親指で示しながら答える。
「昨晩、街中で会っただろ。お前の側近、司寿玉子巻盛々……だったか? 野郎に脅されて立ち去った一領民様だ」
思い出した。そうだ、塀にもたれかかって寝てたやつか。俺を犬呼ばわりしたので、六助が刀を抜くふりをしたら去ったやつ。
酔っ払いみたい、じゃなくて酔っ払いだった。今も酒を飲んでいないかどうかは怪しいところだ。っていうか飲んでるだろ。
「思い出せねえか? ったく、尊いやつだぜ。あの時は世話になったなぁ……」
そう言いながら口の端が吊り上がる。
こいつが誰かはわかったけど、それでも疑問に思うところは多い。まず、その酔っ払いが何でこんなところに? この状況でこっそり侵入するなんてことはまず不可能なのに、どうやってここまで入ってきた?
そもそも、こいつがここに侵入する動機だって不明だ。
口ぶりからして、先日六助に脅されたことに腹を立て、周囲にお供が少ない今日を狙って襲撃してきたのか? だとすると、明智が謀反を起こしたのは偶然なのだろうか……。
俺が口を噤んだまま思索に耽っていると、男は衝撃的な発言をする。
「さて、時間もねえ。さっさとお前を連れて行くとするぜ」
……何だって?
「ぐおおっ!」
「キュ(あっ)」
男が手で両目を覆いながらのけ反る。さっきと違い、思わず首を傾げてしまったのできゅるりんビ~ムが発動したらしい。
連れて行く、ってのはどういうことだ? 誘拐して人質にでもする気だろうか。いずれにせよ嫌な予感しかしない。
逃げ場もないのに一歩後ずさると、男はこちらに詰め寄りながら言う。
「そう嫌がるなって。別に変なことをしようってわけじゃねえ。お前をどこか遠く離れた、織田家の領地じゃねえ場所で飼おうってだけだ」
「キュンキュキュン(充分変なことじゃねえか)」
いや、犬を飼いたいってとこだけを考えればそこまで変でもないか。
人間の時には気付かなかったけど、犬を飼うって行為は、犬からすればやはり恐怖なのかもしれない。それとも俺が元人間で、「飼う」という概念を理解しているからなのだろうか。
でも、何であろうとこいつに飼われるわけにはいかない。
「最初はこんな尊い生き物がこの世にいるのかよって思ってな。どうにかしてお前を飼えねえかと考えていたんだ」
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