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槇島城の戦い~高屋城の戦い
本能寺の変
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その時は意外にあっさりと訪れた。
結局、コンパニオンみたいな人たちは俺を諦め、六助から逃げるようにして帰って行った。それから数時間が経つ。
本能寺の一室には寝息やいびきだけが響き渡り、おっさんたちが無残に畳の上に転がっていた。いつの間にか灯りが消されて部屋は薄暗く、提灯やろうそくの明かりに照らされて、あるおっさんの口から零れるよだれがきらりと輝く。
俺はいつの間にか寝てしまったらしい。目が覚めて顔を上げると、目の前には面白おかしい落書きを施された六助の腹がどでんと横たわっている。
どれぐらい寝ていたんだろう。ていうか本能寺の変はどうなったんだ?
正確な時刻はわからないけど、あと数時間もすれば日が昇ることは間違いない。本能寺の変は今日じゃなかったってことか……。あくまで異世界だし、このまま怒らないなんてこともあり得るのかもな。
寝ぼけ眼をこすり、立ち上がる。見渡した感じ、近衛何たらさんはすでに帰っているらしい。ここにいるのは織田家の人間……更に言えば、馬廻衆や六助の部下など数名で、別の部屋には護衛としてもう何百人か寝泊まりしているはずだ。
とりあえず外の空気でも吸おうかと、襖の空いている箇所から部屋を出て縁側へと静かに歩み出た。畳から木造の床に移った瞬間のきし、きし、という音が何だか少し気になってしまう。
伏せて中庭的な場所を眺める。
この分だと、もう一度帰蝶の顔は拝めそうだ。あわよくば何も起きずにこのままずっと、と行きたいけどこの先どうなるかはわからない。それに、あの子だって一生健康なままいられるとは限らないからな。
いや、今は暗いことを考えるのは止めよう。頭を何度か横に振って、中庭へと視線を戻した。
と、その時。
「……~~!」「~~!!」
……ん?
俺の、人間よりわずかに音をよく拾える耳が、明らかに虫の鳴き声や自然の生み出す喧騒などではない何かを捉えた。
「~~!」
人だ。人間の怒声だ。酔っ払いが外で喧嘩でもしているのだろうか。しかも、何やら鉄と鉄がぶつかり合う音や、何かがこの建物に当たるような音まで。
酔っ払いが何かいちゃもんをつけながらここに殴り込みにでも来た? いや、そんな理不尽かつ命知らずなやつがいるか?
まあいいや。直接この目で見ればわかることだし。
縁側をなぞるように歩いて部屋の外周を移動し、そのまま寺の正面入り口へと繋がる廊下を歩いていく。
すると、廊下の向こう側から慌ただしい足音が聞こえてくる。宵闇に慣れた目を凝らして見ると、司寿隊のやつがこちらに向かって走ってくるところだった。
相手は俺を発見するなり、息を切らしながら叫ぶ。
「プニ長様っ! お下がりください! あちらは危険ですっ!」
「キュ(えっ)」
どくん。と、心臓が強く脈打つのがわかった。にわかに手足が緊張に震え、妙な汗をかいているのが実感できる。
まさか。危機的な予感に支配された心が、続く言葉を聞くべきか聞かないべきか判断できず、身体を動かすことを躊躇わせた。
そして、その一言は発せられる。
「明智様、ご謀反!」
とっさに俺は駆けた。
何故? どうして? やはり、直前まで明智に裏切るような素振りはなかった。たしかにあいつはノリで謀反を起こしそうなやつではあるけど、そもそも今は備中高松城へと援軍に向かっている最中で、ここにいること自体がおかしい。
心は焦燥と動揺、そして安堵で混乱を極めていた。
謀反は起きた。ならば、大切な家族と潔く離れる選択肢を取ったことは正解だった。彼女らを巻き込まずに済んだことは幸いと言える。ただ、明智がこんなことをするというのがやはり信じられない。
この目で確かめなければと、そう思った。
警告したにも関わらず、自らとすれ違って正門方向へと走っていく俺に、六助の部下が必死で呼びかけている。
「プニ長様!? お待ちください、プニ長様!」
その声はすでに遠い。爪が床を捉える音がかしかしとうるさく、余計に焦燥を加速させている。段々と非日常な喧騒が近づき、今まで曖昧だった不安が、急速に輪郭を形成していった。
男は奥へと六助たちに報告へ向かうことを優先したのだろう。追ってくる気配はない。そして、前庭に面した縁側のある一室に到着。開いている襖の間から恐る恐る外を覗いてみる。
まず目に入ったのは、戦場に数多咲く水色桔梗。軍旗や武具に刻印された、明智家の家紋だ。
すでに前庭は戦場と化していて、怒号と共に矢が飛び交い、刀と両軍の視線があちらこちらで交錯している。こちらに矢が飛んでこないか注意しながらそれらを眺めていると、あるものが目に入った。
「プニ長様のお供の皆~! こ~んば~んは~!」
細身ながらも引き締まった体躯。中央で分けられたウェーブがかった青みのある黒髪からは、炎が宿っているのかと錯覚するほどに生気に輝く瞳が覗いている。
明智だ。見間違えるはずもない。何故かすでに上半身は裸で、武器の類は一つも持っていない。えっ、何で? どういう状況?
「あれれ~? 返事が聞こえないなぁ」
「こんばんは!」
兵士の一人が言った。いや返事するんかい。
それを聞いた明智は満足げな表情を浮かべてうなずき、右の拳を左手でぱちんと叩きながら問い掛けた。
「さあ! 教えて欲しい! プニ長様はどこかな!?」
「み、光秀様、どうしてこのようなことを!」
「どうしてだって!? そんなこと決まってるじゃないか!」
「覚悟っ!」
織田軍、というか護衛で来ていた馬廻衆の兵が明智に斬りかかる。
「はぁっ!」
明智はそれを真剣白刃取りとかいうアレで受け止めた。いや、その前に何で素手なんだよ、刀使えよ。
「ふんっ!」
そのままそれを相手の手から引っ張って抜き取り、横へ放り投げる。
「だめだよ! 武士の真剣勝負にそんなもの持ち込んじゃ!」
「何を仰るか! 武士といったら刀で」
「はぁっ!」
「ぐはっ!」
明智は有無を言わさず、みぞおちに一発拳を入れて気絶させ、文字通り拳で相手を黙らせてしまう。完全に武士関係ないし俺の居場所を聞き出すんじゃなかったのかよとツッコミは山ほどあるけど、今は忘れることにした。
こちらの兵が膝から崩れ落ちるのを放っておき、明智は顔をあげ、口元に手を添えながら寺に向かって叫んだ。
「プ~ニな~がくぅ~ん! あ~そ~ぼ~!」
あの明智は本物だ。あんなに頭のおかしい人間がこの世に二人といるはずはない……いたら怖すぎるからそうだと思いたい。
となれば、俺はこれからどうするべきか。それを考えてその場を動けずにいると明智と目が合ってしまう。しまった。
でもあいつからここまでは結構距離あるし、建物もあるし、偶然だろう。と思っていると、明智は途端に顔を輝かせ、吠える。
「プニ長君じゃないか! そこにいたんだね! 今すぐ迎えに行くよ!」
「キュ(なっ)」
ばれた!? そうか、犬の目が暗闇の中で、松明とかの灯りを反射して輝いているのかもしれないな。
「何ッ!」「プニ長様だと!?」
まさかここまで出て来ているとは思わなかったのか、明智の近くにいたこちらの兵が次々に俺のいる方向へと振り返った。
そして、明智がこちらに向かって地を蹴り、駆け出した。でも、それはすぐに織田兵に食い止められる。複数人で身体にしがみつき、それ以上の侵攻を防ごうとした。いや、だから刀は……。
「光秀様っ! なりません!」「そうはさせませんぞ!」
「うん、プニ長様を守ろうとするその気持ちはとっても大事だ! でもね……」
明智は「ふんっ!」と言いながら胴体を勢いよくひねり、全員をあっという間に引き剥がしてしまう。
うわー、とかぬわー、とか言いながら吹き飛んでいく兵士たち。
「大事なのは力! これがなきゃ、結局何も守れないんだよ! 良い子の皆、わかってくれたかな!?」
お前はどこかの漫画に出てくるラスボスか。
いや、ツッコんでる場合じゃない。このままだと明智に捕まるし、早く逃げないと……。と思い振り返る。
そしてその時、俺は信じられないものを見た。
結局、コンパニオンみたいな人たちは俺を諦め、六助から逃げるようにして帰って行った。それから数時間が経つ。
本能寺の一室には寝息やいびきだけが響き渡り、おっさんたちが無残に畳の上に転がっていた。いつの間にか灯りが消されて部屋は薄暗く、提灯やろうそくの明かりに照らされて、あるおっさんの口から零れるよだれがきらりと輝く。
俺はいつの間にか寝てしまったらしい。目が覚めて顔を上げると、目の前には面白おかしい落書きを施された六助の腹がどでんと横たわっている。
どれぐらい寝ていたんだろう。ていうか本能寺の変はどうなったんだ?
正確な時刻はわからないけど、あと数時間もすれば日が昇ることは間違いない。本能寺の変は今日じゃなかったってことか……。あくまで異世界だし、このまま怒らないなんてこともあり得るのかもな。
寝ぼけ眼をこすり、立ち上がる。見渡した感じ、近衛何たらさんはすでに帰っているらしい。ここにいるのは織田家の人間……更に言えば、馬廻衆や六助の部下など数名で、別の部屋には護衛としてもう何百人か寝泊まりしているはずだ。
とりあえず外の空気でも吸おうかと、襖の空いている箇所から部屋を出て縁側へと静かに歩み出た。畳から木造の床に移った瞬間のきし、きし、という音が何だか少し気になってしまう。
伏せて中庭的な場所を眺める。
この分だと、もう一度帰蝶の顔は拝めそうだ。あわよくば何も起きずにこのままずっと、と行きたいけどこの先どうなるかはわからない。それに、あの子だって一生健康なままいられるとは限らないからな。
いや、今は暗いことを考えるのは止めよう。頭を何度か横に振って、中庭へと視線を戻した。
と、その時。
「……~~!」「~~!!」
……ん?
俺の、人間よりわずかに音をよく拾える耳が、明らかに虫の鳴き声や自然の生み出す喧騒などではない何かを捉えた。
「~~!」
人だ。人間の怒声だ。酔っ払いが外で喧嘩でもしているのだろうか。しかも、何やら鉄と鉄がぶつかり合う音や、何かがこの建物に当たるような音まで。
酔っ払いが何かいちゃもんをつけながらここに殴り込みにでも来た? いや、そんな理不尽かつ命知らずなやつがいるか?
まあいいや。直接この目で見ればわかることだし。
縁側をなぞるように歩いて部屋の外周を移動し、そのまま寺の正面入り口へと繋がる廊下を歩いていく。
すると、廊下の向こう側から慌ただしい足音が聞こえてくる。宵闇に慣れた目を凝らして見ると、司寿隊のやつがこちらに向かって走ってくるところだった。
相手は俺を発見するなり、息を切らしながら叫ぶ。
「プニ長様っ! お下がりください! あちらは危険ですっ!」
「キュ(えっ)」
どくん。と、心臓が強く脈打つのがわかった。にわかに手足が緊張に震え、妙な汗をかいているのが実感できる。
まさか。危機的な予感に支配された心が、続く言葉を聞くべきか聞かないべきか判断できず、身体を動かすことを躊躇わせた。
そして、その一言は発せられる。
「明智様、ご謀反!」
とっさに俺は駆けた。
何故? どうして? やはり、直前まで明智に裏切るような素振りはなかった。たしかにあいつはノリで謀反を起こしそうなやつではあるけど、そもそも今は備中高松城へと援軍に向かっている最中で、ここにいること自体がおかしい。
心は焦燥と動揺、そして安堵で混乱を極めていた。
謀反は起きた。ならば、大切な家族と潔く離れる選択肢を取ったことは正解だった。彼女らを巻き込まずに済んだことは幸いと言える。ただ、明智がこんなことをするというのがやはり信じられない。
この目で確かめなければと、そう思った。
警告したにも関わらず、自らとすれ違って正門方向へと走っていく俺に、六助の部下が必死で呼びかけている。
「プニ長様!? お待ちください、プニ長様!」
その声はすでに遠い。爪が床を捉える音がかしかしとうるさく、余計に焦燥を加速させている。段々と非日常な喧騒が近づき、今まで曖昧だった不安が、急速に輪郭を形成していった。
男は奥へと六助たちに報告へ向かうことを優先したのだろう。追ってくる気配はない。そして、前庭に面した縁側のある一室に到着。開いている襖の間から恐る恐る外を覗いてみる。
まず目に入ったのは、戦場に数多咲く水色桔梗。軍旗や武具に刻印された、明智家の家紋だ。
すでに前庭は戦場と化していて、怒号と共に矢が飛び交い、刀と両軍の視線があちらこちらで交錯している。こちらに矢が飛んでこないか注意しながらそれらを眺めていると、あるものが目に入った。
「プニ長様のお供の皆~! こ~んば~んは~!」
細身ながらも引き締まった体躯。中央で分けられたウェーブがかった青みのある黒髪からは、炎が宿っているのかと錯覚するほどに生気に輝く瞳が覗いている。
明智だ。見間違えるはずもない。何故かすでに上半身は裸で、武器の類は一つも持っていない。えっ、何で? どういう状況?
「あれれ~? 返事が聞こえないなぁ」
「こんばんは!」
兵士の一人が言った。いや返事するんかい。
それを聞いた明智は満足げな表情を浮かべてうなずき、右の拳を左手でぱちんと叩きながら問い掛けた。
「さあ! 教えて欲しい! プニ長様はどこかな!?」
「み、光秀様、どうしてこのようなことを!」
「どうしてだって!? そんなこと決まってるじゃないか!」
「覚悟っ!」
織田軍、というか護衛で来ていた馬廻衆の兵が明智に斬りかかる。
「はぁっ!」
明智はそれを真剣白刃取りとかいうアレで受け止めた。いや、その前に何で素手なんだよ、刀使えよ。
「ふんっ!」
そのままそれを相手の手から引っ張って抜き取り、横へ放り投げる。
「だめだよ! 武士の真剣勝負にそんなもの持ち込んじゃ!」
「何を仰るか! 武士といったら刀で」
「はぁっ!」
「ぐはっ!」
明智は有無を言わさず、みぞおちに一発拳を入れて気絶させ、文字通り拳で相手を黙らせてしまう。完全に武士関係ないし俺の居場所を聞き出すんじゃなかったのかよとツッコミは山ほどあるけど、今は忘れることにした。
こちらの兵が膝から崩れ落ちるのを放っておき、明智は顔をあげ、口元に手を添えながら寺に向かって叫んだ。
「プ~ニな~がくぅ~ん! あ~そ~ぼ~!」
あの明智は本物だ。あんなに頭のおかしい人間がこの世に二人といるはずはない……いたら怖すぎるからそうだと思いたい。
となれば、俺はこれからどうするべきか。それを考えてその場を動けずにいると明智と目が合ってしまう。しまった。
でもあいつからここまでは結構距離あるし、建物もあるし、偶然だろう。と思っていると、明智は途端に顔を輝かせ、吠える。
「プニ長君じゃないか! そこにいたんだね! 今すぐ迎えに行くよ!」
「キュ(なっ)」
ばれた!? そうか、犬の目が暗闇の中で、松明とかの灯りを反射して輝いているのかもしれないな。
「何ッ!」「プニ長様だと!?」
まさかここまで出て来ているとは思わなかったのか、明智の近くにいたこちらの兵が次々に俺のいる方向へと振り返った。
そして、明智がこちらに向かって地を蹴り、駆け出した。でも、それはすぐに織田兵に食い止められる。複数人で身体にしがみつき、それ以上の侵攻を防ごうとした。いや、だから刀は……。
「光秀様っ! なりません!」「そうはさせませんぞ!」
「うん、プニ長様を守ろうとするその気持ちはとっても大事だ! でもね……」
明智は「ふんっ!」と言いながら胴体を勢いよくひねり、全員をあっという間に引き剥がしてしまう。
うわー、とかぬわー、とか言いながら吹き飛んでいく兵士たち。
「大事なのは力! これがなきゃ、結局何も守れないんだよ! 良い子の皆、わかってくれたかな!?」
お前はどこかの漫画に出てくるラスボスか。
いや、ツッコんでる場合じゃない。このままだと明智に捕まるし、早く逃げないと……。と思い振り返る。
そしてその時、俺は信じられないものを見た。
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