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槇島城の戦い~高屋城の戦い
終わりの始まり
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気が付けば、炎に飲み込まれた寺の中に一人で立っていた。
狭い和室の一角。寺だとわかるのは、目の前で開けている襖の先に、本堂のような場所が見えたからだ。
周りには誰もいない。六助も秀吉も、柴田も明智も、丹羽も佐久間も滝川も九鬼も……その配下ですらも見当たらなかった。
この場所が本能寺だということを直感する。俺はこれから死ぬのだろう。
特に根拠はないし、本能寺も一度入っただけで詳細な内装なんて覚えていない。けど何となくそう思う。
そしてそれを悟った時、側に帰蝶がいなくて本当に良かったと思った。
あんなに可愛くて賢くて、ちょっとだけ不器用なところはあるけど優しくて、真面目で。そんな俺にはもったいないくらいの女性がこんなところで死ぬなんてのはあってはならないことだ。
帰蝶やお市、そして三姉妹たちには元気に生きていて欲しい。信ガルやモフ政ももちろん一緒だ。このまま消えていくのは自分だけ……そう思えば、自然と運命を受け入れられる気がした。
心は静かで、波の一つすらも立っていない水面のようだ。
死ぬのが怖くないと言えば嘘になる。でも、妙に納得している自分がいた。
この世界に転生してきて、今までたくさんいい思いをさせてもらった。おバカだけど楽しい仲間たちに囲まれて、お世話してもらって。だからここで終わりを迎えたところで後悔や未練なんてあるはずもない。
帰蝶の泣き顔が脳裏に浮かぶ。悲しませてしまうのは心が痛むけど、これだけは譲れないんだ。死ぬなら一人で。最後にわがままを言って、ごめんな。
火が自分のところまで回りきるのにはもう少し時間がかかりそうだ。だからそれらしい道具は何もないけど、あれをやることにした。
人間五十年
下天のうちを比ぶれば
夢幻のごとくなり
一度生を得て
滅せぬもののあるべきか
犬語でそれらの言葉を口にしながら適当に舞ってみる。
これは、幸若舞の演目の一つ「敦盛」その中の一節である。ドラマだったかゲームの中のムービーだったか、桶狭間の戦い前や、本能寺で自害する前に信長が舞っているのを見たことがあった。
出陣前に鎧を纏って舞う信長。炎の中、白装束で舞う信長。この人は今どんな気持ちでこんなことをしているんだろう、とか、死がすぐそこまで迫ってきているのに怖くないのかな、とか考えて、俺は映像に釘付けになった。それで興味を惹かれてこれについて調べたのだ。
ちなみに本能寺の変で自害する前に舞ったというのは創作の可能性が高いとされているものの、誰も彼の最期を見届けた者がいないから、真実は闇の中らしい。
「人間の世界での五十年は、下天で言えば一日でしかなく、夢幻のようなもの。一度生まれれば、滅びないものなんてあるはずがない」。うろ覚えだけど、そんな感じの意味だったと思う。
下天というのは仏様が住む世界のうちの一つとかだったような気がする。
仏様にとってはどれだけ儚い一生であろうと、大切な人たちにはそれを全うして欲しいものだ。さっきから似たようなことばっかり言ってるな。でも、本当にそう思っている。
そんなことを考えているうちに、火の手はもう足下まで来ていた。
不思議と熱さも痛みも感じない。無の境地で、ただひたすらに燃え落ちていく本能寺を視界に収めている。
あっ、そういえば皆に「ありがとう」を言い忘れてしまった。
薄れゆく意識の中で、木がばちばちと弾け、天井が崩れる音を、何に抗うこともなくただ聞いていた。
〇 〇 〇
「……様」
ゆさゆさ。ゆさゆさ。
「……様、プニ長様」
ゆさゆさ。鈴の音が鳴るような声と共に、身体が優しく揺さぶられる。
「プニ長様」
そこでようやく意識がはっきりしてきた。寝ぼけまなこで顔を上げると、大切な人の見慣れた笑顔がこちらを見つめている。
鳥のさえずりと、窓から漏れる暖かな陽射し。適度に心地よく冷ややかな空気が朝であることを教えてくれた。
「お休みのところ申し訳ありません。六助殿がお見えになっております」
適当に返事をしつつ確認しようといつもの方向に首を回すが、出入り口はない。そういえば今俺がいるのは安土城だった。
一日が経過している。昨日はあれから目が覚めて、帰蝶が戻って来たら二人で家族の住む本丸に行って三姉妹と遊んで、ご飯を食べて……。そんな、美濃にいた時と大して変わらない一日だった。
開いた襖の前では六助が座ったまま待機をしている。帰蝶がそちらを振り向いてから声をかける。
「プニ長様がお目覚めになりました。どうぞお入りになってください」
「忝い。失礼致します」
六助は丁寧に一礼をしてから立ち上がり、敷居をまたいで入って来た。そしてもう一度座ってから話始める。
伏せの体勢になっている俺の横に帰蝶。それに対峙する形で六助。
「プニ長様。安土城竣工、おめでとうございます」
座ったまま礼をする。何だ、そんなことをわざわざ言いに来たのか……という俺の心の内を察したのか、六助は苦笑しながら語った。
「お休みのところを起こしてまで申し上げることではないかと思ったのですが」
「私が是非にと」
帰蝶がゆるやかに、でもしっかりとした声で割って入る。
「お祝いと言うのはとても大切です。それに、六助殿も今や多忙の身。せっかくここまで参られたのに追い返すというのは、プニ長様としても本意ではないと、私は思いましたので」
何か二人共気遣ってくれてるけど、別に寝てたところを起こされたくらいで怒りはしないのに。
ソフィアがいないのでとりあえず尻尾を振っていると、気持ちが伝わったのか、六助は少し安堵したような顔をしてから話を振った。
「どうですか、安土城は」
「とても華やかで、住みやすいお城かと存じます。プニ長様もとてもお気に召したご様子ですよ」
「恐悦至極にございます。と言っても、安土城普請に関して最もよく働いてくださったのは丹羽殿なのですが」
総奉行は丹羽だったと聞いている。それもそうだろうな、と思った。
正直、まだそこまで住み心地とか諸々のことは良くわかっていないけど、帰蝶がそう言うのなら気に入ったということにしておこう。
プニ長包囲網もほぼ瓦解したからか、最近は六助が俺のところに来ても、このようにのんびりとした空気のままなことが多い。俺は話に入れないし何だか眠くなってきたな……と思っていた頃だった。
話が一区切りを迎え、六助が思い出したように話題を切り替える。
「時に、本日プニ長様の下へ参上したのにはもう一つ用件がありまして」
「もう一つ、でございますか」
「はい」
「対本願寺軍として畿内の勢力を率いていた佐久間殿が、この度一線を退いて隠居したいと申しておられます。本願寺との戦いも終わったことですし、私としてはこれを承認する方向で考えています」
そういえば本願寺が降参して和睦を申し入れてきたとか報告があったな~。なんてぼんやりと聞いていたけど、俺は次の瞬間、まるで冷や水を頭から被ったかのように意識が覚醒する。
「つきましては、その後継者として明智殿に畿内方面軍の司令官を担当していただこうかと」
「キャンキャン! (何だって!?)」
「うおっ」
「きゃっ」
突然に立ち上がって吠えたので、二人をびっくりさせてしまった。
つまり、今まで佐久間が率いていた大軍勢を明智に渡すということ。それは本能寺の変が起きるのに必要な条件の一つ、「明智が自分で動かせる大きな兵力を手にする」が整ってしまうことを意味する。
聞き慣れない俺の怒号に動揺した六助は、言葉を詰まらせながら謝罪した。
「も、申し訳ありません、プニ長様。佐久間殿の引退を承認すべきではないでしょうか、それとも、明智殿ではなく別の方に……?」
さすがは六助、こういうことには察しがいい。そうしてくれると助かる。
いや待て、本当にそれでいいのか?
焦燥で失われていた冷静さが、その時にふと思考の中へと舞い戻ってきた。
狭い和室の一角。寺だとわかるのは、目の前で開けている襖の先に、本堂のような場所が見えたからだ。
周りには誰もいない。六助も秀吉も、柴田も明智も、丹羽も佐久間も滝川も九鬼も……その配下ですらも見当たらなかった。
この場所が本能寺だということを直感する。俺はこれから死ぬのだろう。
特に根拠はないし、本能寺も一度入っただけで詳細な内装なんて覚えていない。けど何となくそう思う。
そしてそれを悟った時、側に帰蝶がいなくて本当に良かったと思った。
あんなに可愛くて賢くて、ちょっとだけ不器用なところはあるけど優しくて、真面目で。そんな俺にはもったいないくらいの女性がこんなところで死ぬなんてのはあってはならないことだ。
帰蝶やお市、そして三姉妹たちには元気に生きていて欲しい。信ガルやモフ政ももちろん一緒だ。このまま消えていくのは自分だけ……そう思えば、自然と運命を受け入れられる気がした。
心は静かで、波の一つすらも立っていない水面のようだ。
死ぬのが怖くないと言えば嘘になる。でも、妙に納得している自分がいた。
この世界に転生してきて、今までたくさんいい思いをさせてもらった。おバカだけど楽しい仲間たちに囲まれて、お世話してもらって。だからここで終わりを迎えたところで後悔や未練なんてあるはずもない。
帰蝶の泣き顔が脳裏に浮かぶ。悲しませてしまうのは心が痛むけど、これだけは譲れないんだ。死ぬなら一人で。最後にわがままを言って、ごめんな。
火が自分のところまで回りきるのにはもう少し時間がかかりそうだ。だからそれらしい道具は何もないけど、あれをやることにした。
人間五十年
下天のうちを比ぶれば
夢幻のごとくなり
一度生を得て
滅せぬもののあるべきか
犬語でそれらの言葉を口にしながら適当に舞ってみる。
これは、幸若舞の演目の一つ「敦盛」その中の一節である。ドラマだったかゲームの中のムービーだったか、桶狭間の戦い前や、本能寺で自害する前に信長が舞っているのを見たことがあった。
出陣前に鎧を纏って舞う信長。炎の中、白装束で舞う信長。この人は今どんな気持ちでこんなことをしているんだろう、とか、死がすぐそこまで迫ってきているのに怖くないのかな、とか考えて、俺は映像に釘付けになった。それで興味を惹かれてこれについて調べたのだ。
ちなみに本能寺の変で自害する前に舞ったというのは創作の可能性が高いとされているものの、誰も彼の最期を見届けた者がいないから、真実は闇の中らしい。
「人間の世界での五十年は、下天で言えば一日でしかなく、夢幻のようなもの。一度生まれれば、滅びないものなんてあるはずがない」。うろ覚えだけど、そんな感じの意味だったと思う。
下天というのは仏様が住む世界のうちの一つとかだったような気がする。
仏様にとってはどれだけ儚い一生であろうと、大切な人たちにはそれを全うして欲しいものだ。さっきから似たようなことばっかり言ってるな。でも、本当にそう思っている。
そんなことを考えているうちに、火の手はもう足下まで来ていた。
不思議と熱さも痛みも感じない。無の境地で、ただひたすらに燃え落ちていく本能寺を視界に収めている。
あっ、そういえば皆に「ありがとう」を言い忘れてしまった。
薄れゆく意識の中で、木がばちばちと弾け、天井が崩れる音を、何に抗うこともなくただ聞いていた。
〇 〇 〇
「……様」
ゆさゆさ。ゆさゆさ。
「……様、プニ長様」
ゆさゆさ。鈴の音が鳴るような声と共に、身体が優しく揺さぶられる。
「プニ長様」
そこでようやく意識がはっきりしてきた。寝ぼけまなこで顔を上げると、大切な人の見慣れた笑顔がこちらを見つめている。
鳥のさえずりと、窓から漏れる暖かな陽射し。適度に心地よく冷ややかな空気が朝であることを教えてくれた。
「お休みのところ申し訳ありません。六助殿がお見えになっております」
適当に返事をしつつ確認しようといつもの方向に首を回すが、出入り口はない。そういえば今俺がいるのは安土城だった。
一日が経過している。昨日はあれから目が覚めて、帰蝶が戻って来たら二人で家族の住む本丸に行って三姉妹と遊んで、ご飯を食べて……。そんな、美濃にいた時と大して変わらない一日だった。
開いた襖の前では六助が座ったまま待機をしている。帰蝶がそちらを振り向いてから声をかける。
「プニ長様がお目覚めになりました。どうぞお入りになってください」
「忝い。失礼致します」
六助は丁寧に一礼をしてから立ち上がり、敷居をまたいで入って来た。そしてもう一度座ってから話始める。
伏せの体勢になっている俺の横に帰蝶。それに対峙する形で六助。
「プニ長様。安土城竣工、おめでとうございます」
座ったまま礼をする。何だ、そんなことをわざわざ言いに来たのか……という俺の心の内を察したのか、六助は苦笑しながら語った。
「お休みのところを起こしてまで申し上げることではないかと思ったのですが」
「私が是非にと」
帰蝶がゆるやかに、でもしっかりとした声で割って入る。
「お祝いと言うのはとても大切です。それに、六助殿も今や多忙の身。せっかくここまで参られたのに追い返すというのは、プニ長様としても本意ではないと、私は思いましたので」
何か二人共気遣ってくれてるけど、別に寝てたところを起こされたくらいで怒りはしないのに。
ソフィアがいないのでとりあえず尻尾を振っていると、気持ちが伝わったのか、六助は少し安堵したような顔をしてから話を振った。
「どうですか、安土城は」
「とても華やかで、住みやすいお城かと存じます。プニ長様もとてもお気に召したご様子ですよ」
「恐悦至極にございます。と言っても、安土城普請に関して最もよく働いてくださったのは丹羽殿なのですが」
総奉行は丹羽だったと聞いている。それもそうだろうな、と思った。
正直、まだそこまで住み心地とか諸々のことは良くわかっていないけど、帰蝶がそう言うのなら気に入ったということにしておこう。
プニ長包囲網もほぼ瓦解したからか、最近は六助が俺のところに来ても、このようにのんびりとした空気のままなことが多い。俺は話に入れないし何だか眠くなってきたな……と思っていた頃だった。
話が一区切りを迎え、六助が思い出したように話題を切り替える。
「時に、本日プニ長様の下へ参上したのにはもう一つ用件がありまして」
「もう一つ、でございますか」
「はい」
「対本願寺軍として畿内の勢力を率いていた佐久間殿が、この度一線を退いて隠居したいと申しておられます。本願寺との戦いも終わったことですし、私としてはこれを承認する方向で考えています」
そういえば本願寺が降参して和睦を申し入れてきたとか報告があったな~。なんてぼんやりと聞いていたけど、俺は次の瞬間、まるで冷や水を頭から被ったかのように意識が覚醒する。
「つきましては、その後継者として明智殿に畿内方面軍の司令官を担当していただこうかと」
「キャンキャン! (何だって!?)」
「うおっ」
「きゃっ」
突然に立ち上がって吠えたので、二人をびっくりさせてしまった。
つまり、今まで佐久間が率いていた大軍勢を明智に渡すということ。それは本能寺の変が起きるのに必要な条件の一つ、「明智が自分で動かせる大きな兵力を手にする」が整ってしまうことを意味する。
聞き慣れない俺の怒号に動揺した六助は、言葉を詰まらせながら謝罪した。
「も、申し訳ありません、プニ長様。佐久間殿の引退を承認すべきではないでしょうか、それとも、明智殿ではなく別の方に……?」
さすがは六助、こういうことには察しがいい。そうしてくれると助かる。
いや待て、本当にそれでいいのか?
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