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槇島城の戦い~高屋城の戦い
浅井三姉妹
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「…………」
「プニ長様~、もう。そんなに怒らないでくださいよ~」
一乗谷を出発してから数日後。織田軍は小谷城近くにある虎御前山に築いた砦に戻って来ていた。俺はそこであの日ぶりに訪れたソフィアに対して拗ねている。だって、本当に怖かったんだもの。
人が斬られる様は何度か見て来たけど、それでも死体は怖い。また別の不気味さのようなものがあるからだ。それに慣れただけであって、人が斬られるところも平気というわけではない。
「生首近付けたくらいでもう~尊いんだからぁ~」
「……」
「そうですぞプニ長様! 男たるもの、生首くらいでびびってはいけません! 何なら私の首を献上して差し上げますぞ! がっはっは!」と六助が笑う。
「それはいいですね、わっはっは~!」
本当にこいつらの首を斬り落としてえ……何て不穏なことを考えてしまうくらいには腹立たしい。
何てやり取りをしているうちに、一人の足軽が丁寧に挨拶をしてから天幕に入って来た。
「失礼します。各隊、出陣の準備が整ったとのことです」
「よし。では全軍小谷城への総攻撃を命じると通達してくれ」
「了解致しました」
「いよいよですね」
指令を受けて帰っていく足軽の背中を見送りながら、ソフィアがつぶやく。
「キュキュン、キュンキュキュン(って言っても、俺は何もしないんだけどな)」
俺は前回も今回も、戦が終わるまでは本陣待機ということになっている。そりゃ犬の身体では何も出来ないのだからしょうがない。
「ではプニ長様、私も仕度がありますので」
「キュキュン(行ってらっしゃい)」
「行ってらっしゃい!」
「ぬふふ、行ってまいります」
気持ち悪い笑みを残しながら六助は戦の準備へと発った。
翌日、小谷城への総攻撃が開始された。すでに数時間が経過して日も暮れて来たものの大きく戦が動いたといったような報せは来ない。こちらの勝ちはほぼ決まっていると言っても、堅城を落とすのは容易ではないということだろう。
「さすがに暇ですねえ」
俺の横に座り、脚を投げ出してぷらぷらとさせながらソフィアが言った。
「キュンキュキュン(本当に待機してるだけだからな)」
たまに二人で散歩に行ったりもしてみるけど、あまり遠くに行こうとすると馬廻衆に止められるので楽しめはしない。そろそろ帰りたいけども皆が命懸けで戦ってる手前さすがにそれを言うのは申し訳なさ過ぎる。
結局のところぼんやりするしかなく、何度目かのあくびが出てしまった、そんな時に突然早馬がやってきた。
「秀吉殿が京極丸を占拠なさったとの由!」
「キュン? キュキュン(京極丸? 誰それ)」
「多分ですけどお城のどこかにある区画の名前だと思いますよ。占拠って仰ってるくらいですし」
それもそうか。ぼーっとし過ぎてあまり頭が回っていなかった。
「京極丸は久政がこもる本丸と家臣団の主力がこもる小丸をつなぐ曲輪であり、戦況は更に織田側が優勢となりました!」
「キュキュンキュン(つまりすごいってことか)」
「つまりすごい、ということなんですね?」
「はい、すごいです!」
簡潔にまとめてくれた足軽は、また忙しなく戦場へと戻っていく。まあ、すごいことらしいから戦が終わるのも時間の問題ということだろう。
しかしそう簡単にはいかなかった。というのも、小丸はすぐに落ちたものの、本丸は中々に落ちなかったらしい。戦は長引くに長引いて数日後、久政の自害にてようやく終結を迎える。
それから出発前に取り決めた「捕らえた兵は仏門に入らせる」を含めた戦後処理に数日を要した。その最中のことだ。
「プニ長様」
「キュ? (ん?)」
「御目通りをお願いしたい者たちがいるのですが」
「キュ(いいよ)」
「いいよ、だそうです!」
「ありがとうございます。それでは……」
そう言って六助は天幕の外に出て行った。
「誰なのか気になりますね!」
「キュン(別に)」
この状況で俺に会わせたいやつか。まあ浅井方の兵で家臣の誰かが気に入り、織田家入りをさせたいやつ、くらいしか思いつかない。でも、先日も六助が言っていた通り、浅井家は一応裏切り者だ。仮に屈強な兵がいたところで六助が織田家に引き入れようとするとは思えないけどな。
あれこれと思案しているうちに六助が戻って来た。そしてその後ろには「御目通りをお願いしたい者たち」がいた。それは……。
「し、しつれいします」
「しつれいします!」
「しつれいします……」
小さな女の子三人組だった。
「わぁ! プニ長様プニ長様! 美少女三人組ですよ!」
興奮したソフィアが俺の背中をバンバンと叩いてくる。
「さあ、プニ長様にお名前をお教えして差し上げて」
「茶々ともうします」
「初!」
「江に……」
六助に促され、三人は三者三様に挨拶をしてくれた。なるほど。
セミロングとショートカットの間位の長さの髪をしていて、丁寧ながらどこかぎこちなく一礼をして挨拶をしてくれたのが茶々。
元気一杯に挙手して名乗りをあげたのが初。ポニーテールで、どことなく誰かによく似ている気がする。
ロングヘアーで物静かかつミステリアスな雰囲気を纏っているのが江。か。よし覚えたぞ……多分。
しかし、尾張の街の子供みたいにあれこれいじくり回されるかと思ったけどそうでもないな。親の教育が行き届いている、のか? って、そう言えばこの子たちは誰の子供なんだろう。まさか。
「御存知かとは思いますが、この子たちがお市様の御息女に当たります」
やっぱりかー。初なんてお市そっくりだもんな。
六助からこの子らを引き受けた時の状況、そしてこれからどうなるのかの説明が入る。三人娘はまだそう言った話がわからないのか、まるで頭に入っていない様子でそわそわちらちらとこちらを見ていた。
まあ、俺も興味がないから頭に入っていないのは一緒だけどな、なんて思っているうちに六助の話が一段落したらしい。
「キュキュン、キュン(話はわかった、多分)」
「かしこまりました。では……ほら、こちらに来なさい」
そう言って六助が踵を返すも、三姉妹は俺と六助に視線を彷徨わせてそわそわしたまま一向にその場から動こうとしない。ああ、これはあれですね。
「どうした? 早くこちらに来なさい」
「はい! あの、プニ長様をさわってはだめですか!?」
「何っ?」
元気っこの初が挙手をしてお願いし始めた。やっぱり。
「だ、だめだよ初ちゃん。さっきいわれたでしょ? しつれいのないようにって」
「だって、さわってみたいじゃん! ぷにぷにとかもふもふっていうんでしょ」
茶々が初の着物の袖を引っ張り制止するも、言う事を聞く気配はない。
「けいいをもってさわれば、しつれいにはあたらない……とおもう」
「ほら! 江もそういってるじゃん!」
「で、でもぉ」
「姉上だってさわりたいでしょ!?」
「それは……うぅ」
「ぬふふ、可愛いですねぇ。眼福眼福」
そんな三姉妹のやり取りを、おっさん女神が邪な目で見ていた。
「ここは私が一肌脱ぎますか!」
と言いながら、ソフィアは三姉妹の元へ勢いよく飛んでいく。
「可愛い子ちゃんたち、プニ長様は寛容な方なので、プニプニとモフモフをお許しになるそうですよ!」
「やったー!」
「ほ、ほんとうによろしいのですか?」
初が手放しで喜ぶ一方、茶々は恐る恐る確認をとる。妖精様という存在に対して特に驚いたりしないのは、あらかじめ六助から説明があったのだろう。
「まあ、プニ長様がそう仰るのであれば……」
「やったー!」
「しつれいします」
早速初と江がプニプニとモフモフを堪能し始めた。
「ほら、姉上もはやく!」
「…………」
初に促されて、茶々はそろりと近づき、きらきらと輝いた目で俺の空いた方の手を取った。
「し、しつれいします」
そして何回かプニプニを堪能すると。
「わぁ……!」
そう言って頬を紅潮させた。血が繋がってないはずなのに、茶々はどことなく帰蝶に雰囲気が似てるなあ。
「ぷにぷに!」
「もふもふ……」
その後も下町の子供たちとは違い、上品にプニプニとモフモフを堪能する三姉妹を堪能するソフィアを眺めながら時が過ぎるのを待った。
「プニ長様~、もう。そんなに怒らないでくださいよ~」
一乗谷を出発してから数日後。織田軍は小谷城近くにある虎御前山に築いた砦に戻って来ていた。俺はそこであの日ぶりに訪れたソフィアに対して拗ねている。だって、本当に怖かったんだもの。
人が斬られる様は何度か見て来たけど、それでも死体は怖い。また別の不気味さのようなものがあるからだ。それに慣れただけであって、人が斬られるところも平気というわけではない。
「生首近付けたくらいでもう~尊いんだからぁ~」
「……」
「そうですぞプニ長様! 男たるもの、生首くらいでびびってはいけません! 何なら私の首を献上して差し上げますぞ! がっはっは!」と六助が笑う。
「それはいいですね、わっはっは~!」
本当にこいつらの首を斬り落としてえ……何て不穏なことを考えてしまうくらいには腹立たしい。
何てやり取りをしているうちに、一人の足軽が丁寧に挨拶をしてから天幕に入って来た。
「失礼します。各隊、出陣の準備が整ったとのことです」
「よし。では全軍小谷城への総攻撃を命じると通達してくれ」
「了解致しました」
「いよいよですね」
指令を受けて帰っていく足軽の背中を見送りながら、ソフィアがつぶやく。
「キュキュン、キュンキュキュン(って言っても、俺は何もしないんだけどな)」
俺は前回も今回も、戦が終わるまでは本陣待機ということになっている。そりゃ犬の身体では何も出来ないのだからしょうがない。
「ではプニ長様、私も仕度がありますので」
「キュキュン(行ってらっしゃい)」
「行ってらっしゃい!」
「ぬふふ、行ってまいります」
気持ち悪い笑みを残しながら六助は戦の準備へと発った。
翌日、小谷城への総攻撃が開始された。すでに数時間が経過して日も暮れて来たものの大きく戦が動いたといったような報せは来ない。こちらの勝ちはほぼ決まっていると言っても、堅城を落とすのは容易ではないということだろう。
「さすがに暇ですねえ」
俺の横に座り、脚を投げ出してぷらぷらとさせながらソフィアが言った。
「キュンキュキュン(本当に待機してるだけだからな)」
たまに二人で散歩に行ったりもしてみるけど、あまり遠くに行こうとすると馬廻衆に止められるので楽しめはしない。そろそろ帰りたいけども皆が命懸けで戦ってる手前さすがにそれを言うのは申し訳なさ過ぎる。
結局のところぼんやりするしかなく、何度目かのあくびが出てしまった、そんな時に突然早馬がやってきた。
「秀吉殿が京極丸を占拠なさったとの由!」
「キュン? キュキュン(京極丸? 誰それ)」
「多分ですけどお城のどこかにある区画の名前だと思いますよ。占拠って仰ってるくらいですし」
それもそうか。ぼーっとし過ぎてあまり頭が回っていなかった。
「京極丸は久政がこもる本丸と家臣団の主力がこもる小丸をつなぐ曲輪であり、戦況は更に織田側が優勢となりました!」
「キュキュンキュン(つまりすごいってことか)」
「つまりすごい、ということなんですね?」
「はい、すごいです!」
簡潔にまとめてくれた足軽は、また忙しなく戦場へと戻っていく。まあ、すごいことらしいから戦が終わるのも時間の問題ということだろう。
しかしそう簡単にはいかなかった。というのも、小丸はすぐに落ちたものの、本丸は中々に落ちなかったらしい。戦は長引くに長引いて数日後、久政の自害にてようやく終結を迎える。
それから出発前に取り決めた「捕らえた兵は仏門に入らせる」を含めた戦後処理に数日を要した。その最中のことだ。
「プニ長様」
「キュ? (ん?)」
「御目通りをお願いしたい者たちがいるのですが」
「キュ(いいよ)」
「いいよ、だそうです!」
「ありがとうございます。それでは……」
そう言って六助は天幕の外に出て行った。
「誰なのか気になりますね!」
「キュン(別に)」
この状況で俺に会わせたいやつか。まあ浅井方の兵で家臣の誰かが気に入り、織田家入りをさせたいやつ、くらいしか思いつかない。でも、先日も六助が言っていた通り、浅井家は一応裏切り者だ。仮に屈強な兵がいたところで六助が織田家に引き入れようとするとは思えないけどな。
あれこれと思案しているうちに六助が戻って来た。そしてその後ろには「御目通りをお願いしたい者たち」がいた。それは……。
「し、しつれいします」
「しつれいします!」
「しつれいします……」
小さな女の子三人組だった。
「わぁ! プニ長様プニ長様! 美少女三人組ですよ!」
興奮したソフィアが俺の背中をバンバンと叩いてくる。
「さあ、プニ長様にお名前をお教えして差し上げて」
「茶々ともうします」
「初!」
「江に……」
六助に促され、三人は三者三様に挨拶をしてくれた。なるほど。
セミロングとショートカットの間位の長さの髪をしていて、丁寧ながらどこかぎこちなく一礼をして挨拶をしてくれたのが茶々。
元気一杯に挙手して名乗りをあげたのが初。ポニーテールで、どことなく誰かによく似ている気がする。
ロングヘアーで物静かかつミステリアスな雰囲気を纏っているのが江。か。よし覚えたぞ……多分。
しかし、尾張の街の子供みたいにあれこれいじくり回されるかと思ったけどそうでもないな。親の教育が行き届いている、のか? って、そう言えばこの子たちは誰の子供なんだろう。まさか。
「御存知かとは思いますが、この子たちがお市様の御息女に当たります」
やっぱりかー。初なんてお市そっくりだもんな。
六助からこの子らを引き受けた時の状況、そしてこれからどうなるのかの説明が入る。三人娘はまだそう言った話がわからないのか、まるで頭に入っていない様子でそわそわちらちらとこちらを見ていた。
まあ、俺も興味がないから頭に入っていないのは一緒だけどな、なんて思っているうちに六助の話が一段落したらしい。
「キュキュン、キュン(話はわかった、多分)」
「かしこまりました。では……ほら、こちらに来なさい」
そう言って六助が踵を返すも、三姉妹は俺と六助に視線を彷徨わせてそわそわしたまま一向にその場から動こうとしない。ああ、これはあれですね。
「どうした? 早くこちらに来なさい」
「はい! あの、プニ長様をさわってはだめですか!?」
「何っ?」
元気っこの初が挙手をしてお願いし始めた。やっぱり。
「だ、だめだよ初ちゃん。さっきいわれたでしょ? しつれいのないようにって」
「だって、さわってみたいじゃん! ぷにぷにとかもふもふっていうんでしょ」
茶々が初の着物の袖を引っ張り制止するも、言う事を聞く気配はない。
「けいいをもってさわれば、しつれいにはあたらない……とおもう」
「ほら! 江もそういってるじゃん!」
「で、でもぉ」
「姉上だってさわりたいでしょ!?」
「それは……うぅ」
「ぬふふ、可愛いですねぇ。眼福眼福」
そんな三姉妹のやり取りを、おっさん女神が邪な目で見ていた。
「ここは私が一肌脱ぎますか!」
と言いながら、ソフィアは三姉妹の元へ勢いよく飛んでいく。
「可愛い子ちゃんたち、プニ長様は寛容な方なので、プニプニとモフモフをお許しになるそうですよ!」
「やったー!」
「ほ、ほんとうによろしいのですか?」
初が手放しで喜ぶ一方、茶々は恐る恐る確認をとる。妖精様という存在に対して特に驚いたりしないのは、あらかじめ六助から説明があったのだろう。
「まあ、プニ長様がそう仰るのであれば……」
「やったー!」
「しつれいします」
早速初と江がプニプニとモフモフを堪能し始めた。
「ほら、姉上もはやく!」
「…………」
初に促されて、茶々はそろりと近づき、きらきらと輝いた目で俺の空いた方の手を取った。
「し、しつれいします」
そして何回かプニプニを堪能すると。
「わぁ……!」
そう言って頬を紅潮させた。血が繋がってないはずなのに、茶々はどことなく帰蝶に雰囲気が似てるなあ。
「ぷにぷに!」
「もふもふ……」
その後も下町の子供たちとは違い、上品にプニプニとモフモフを堪能する三姉妹を堪能するソフィアを眺めながら時が過ぎるのを待った。
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