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槇島城の戦い~高屋城の戦い
お市の憂鬱
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「もういいです! どうせ皆私のことが嫌いなのでしょう! これからの戦も今回と同様に私抜きで行ったらいいではないですか!」
「六助殿、頼むから落ち着いてくだされ」
もはや六助は、一体何に憤りを感じているのか、自分でも良くわかっていない様に見えた。震える拳をどこに振り上げることもなく、ただ言葉を当てもなく彷徨わせ続けている。
まあ、人が怒る時なんてのはそんなものだろう。怒りたいから怒るのであって、そこに自分で理由付けをするのは難しい。むしろ、他人がそれを分析した方が早かったりするものだ。
恐らくだけど、六助は義昭を勝手に討伐されたことに怒ってはいない。「嫌いな義昭を倒すという楽しいイベント」を、「自分を含めた皆で一緒に遂行出来なかった」ことに強く寂しさを感じ、その心が揺れ動いたエネルギーを怒りに変換している、のだと思われる。
「んもおおおお! 柴田殿んもおおおお! ああああああ!」
悠長にあれこれと考えているうちに、六助の混乱は頂点に達していた。既に泣き出してしまい、鼻水やら何やかんやがあちこちから噴き出している。お市がここに居れば「何やってんのよ汚いわね!」と説教してくれたに違いない。いなくて良かったのか、良くなかったのか。
とにかく、このままではまずい。階下では今頃家臣たちが、やはりだめだったかとか、とりあえず人を送って六助が静まるまで抑えつけるかとか、そういう相談が行われているに違いない。
ひとまずこの場、というか六助を落ち着かせなくては。
そう考えたのは帰蝶も一緒だったらしい。
「プニ長様、またお力をお借りしてもよろしいですか?」
「キュン……キュキュン、キュンキュン(もちろん……君の為なら俺、何だって出来るよ)」
「ありがとうございます」
言葉が通じないからこそ言える、ちょっとキザな恥ずかしい台詞も見事にスルーされてしまう。
帰蝶は俺を抱っこして立ち上がると、後ろから両前足の付け根辺りを持つような感じで六助の前に差し出した。
「ほら六助様、プニ長様も怖いから落ち着いて欲しいな、と仰ってますよ?」
「キュウ~ン(キュるリンビ~ム)」
自分でも良く分からない必殺技の名前をつぶやきながら、出来る限り可愛いと思える顔を作ってみた。すると、
「ぐわああああぁぁぁぁっ!」
「六助様!?」
六助は両目を手で押さえながらのけ反るという予想外の反応を見せた。帰蝶がその体勢のままで六助の方に歩み寄る。
「六助様、一体どうなされたのですか!?」
「目が、目がああああぁぁぁぁっ!」
「キュン、キュキュンキュン(俺、別に目潰しとかしてないんだけど)」
「あまりの尊さに目がやられ申したああああぁぁぁぁっ!」
「えっ?」
背後からは間の抜けた帰蝶の声。何を言っているかわからないといった表情がありありと思い浮かんで来た。
そのまま倒れ込んでごろごろと悶絶した六助を見て、帰蝶と柴田は今の内にとその場に腰を落ち着けて一息をつく。
しばらくして六助も落ち着くと座って、柴田が城の者に言って持ってこさせた茶を飲みながら、照れたように語った。
「いやぁ、恥ずかしいところを見られてしまいました」
「結局、尊さに目がやられた、というのはどういうことだったのでござるか?」
「プニ長様の普段にも増して尊いお顔を拝見した瞬間、怒りで濁っていた私の視界が真っ白になり、傷口に塩を塗った時のような痛みが走ったのです」
「なるほど……説明を聞いても全く意味がわからないでござるな」
「要は、プニ長様は日の本一の尊い存在であるということです」
恐らくは未だに理解出来ていないのだろう、柴田は「そ、そうでござるな」とぎこちなく笑いながら答えた。そして六助はぐぐっと熱いお茶を飲み干し、それが喉を通過していくと、ふうと一息ついてから口を開く。
「それで、義昭を討伐したという話でしたか」
「うむ。勝手に討伐してしまい、誠に申し訳ござらん」
「いえ、もういいのです。プニ長様のお陰で私の中の悪しき心も浄化され、そもそも義昭をどうして憎んでいたのかさえ忘れてしまいました」
「よっぽど心を病んでいたのでござるな……」
冷静に聞けばくだらない話をしているような気もするけど、柴田の表情は存外深刻になっている。腕を組みながらううむ、と唸り声をあげていた。
そこに、穏やかな手つきで膝に置いた俺の身体を撫でる、帰蝶の声が混じる。
「本当に、プニ長様の尊さは向かうところ敵なしでございますね」
「うむ。今回も、結局最後はプニ長様のお力を借りてしまったでござる」
柴田が嬉しそうに何度も首肯している。そんな和やかな雰囲気で場をリセットした後、六助が膝をぱんと叩いてから立ち上がった。
「それでは論功行賞もせねばなりませんし、下に降りましょうか」
それから下の大広間にて俺と六助への報告や論功行賞やらが行われる。家臣たちは皆、六助が落ち着いていることに安堵していた。
それが終わると、次にどこと戦うか、という議論が始まった。最初に切り出したのは六助だ。
「して、次はどこの勢力を撃破するのが良いと思うか?」
「といっても、もはやプニ長包囲網盟主の義昭が追放、武田信玄も死去したと思われる以上、残るは石山本願寺に浅井朝倉くらいのものでござるが」
俺たちが温泉に行っている最中、宿に来た足軽の報告で、武田信玄が死去したであろうことは織田家中に伝わっていた。何でも家康との戦の最中に急に不自然な撤退をしたらしく、予測の域は出ないもののその可能性は非常に高いのだとか。
「石山本願寺よりは先に浅井朝倉を攻めたいところですが、浅井は……」
と言いながら、光秀がちらとお市の方を見た。
「うちはもう長政もいないし姉川の戦いで家臣団も減ったから、私が説得すれば降伏すると思うわよ」
「ですね。ということは必然と朝倉攻めということになり候」
「いえお市様に光秀殿。浅井家は仮にも織田家を裏切ったのです。降伏で済ますとなれば納得しない者もいるでしょう」
まあお市に直接言うようなことでもないけど、六助の言うことももっともだ。金ヶ崎での裏切りによって織田家は危機に晒されたし、死者も出た。それをこの戦国の世で「降伏するので命までは」と言われて許すわけにもいかないだろう。
「何よ。それじゃあ殺すわけ?」
「…………」
「…………」
お市が潤んだ目で睨むのを、六助は平然とした顔で受け止めている。彼女も自身の抗議が無意味だということはわかっているはずだ。
そこで柴田が無理な笑顔を作って割り込んで来た。
「ま、まあまあ六助殿。確かにお市様の仰る通り、皆殺しまではしなくてもいいではござらぬか。特に名もなき足軽や、今も城に居るお市様の子供などは」
お市に子供がいるというのは何度か聞いたことがある。もちろんお市は会いたがっていたが、仮にも人質の身であって浅井は敵国、そうそう願いが実現するはずもない。
とはいえこういう世の中だし、これを機に子供たちがおじいちゃんである浅井久政と触れ合う機会が増えることもあり、そこまで会えないことを悲観してもしていなかった。そういうところは強い娘である。
柴田の説得を受けた六助は、少しだけ考えるような間を空けた。
「……そうですね。不要な殺しまでする必要がないというのは同意見です。その辺りはまた後日話し合うとしましょうか」
そして軍議は締めくくられた。家臣たちがぞろぞろと退出していくのを眺めながら、帰蝶がお市に声をかける。
「大丈夫、お市ちゃん?」
「まあしょうがないわよ。正直家臣たちが殺されるのは覚悟してたし……子供たちだけでも見逃してくれるなら、ありがたいと思うしかないわ」
そう言ってモフ政を撫でるお市の表情は、見る者が見れば明らかに強がっているとわかるもので、本当は覚悟なんて出来ていないのだと思った。
「六助殿、頼むから落ち着いてくだされ」
もはや六助は、一体何に憤りを感じているのか、自分でも良くわかっていない様に見えた。震える拳をどこに振り上げることもなく、ただ言葉を当てもなく彷徨わせ続けている。
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恐らくだけど、六助は義昭を勝手に討伐されたことに怒ってはいない。「嫌いな義昭を倒すという楽しいイベント」を、「自分を含めた皆で一緒に遂行出来なかった」ことに強く寂しさを感じ、その心が揺れ動いたエネルギーを怒りに変換している、のだと思われる。
「んもおおおお! 柴田殿んもおおおお! ああああああ!」
悠長にあれこれと考えているうちに、六助の混乱は頂点に達していた。既に泣き出してしまい、鼻水やら何やかんやがあちこちから噴き出している。お市がここに居れば「何やってんのよ汚いわね!」と説教してくれたに違いない。いなくて良かったのか、良くなかったのか。
とにかく、このままではまずい。階下では今頃家臣たちが、やはりだめだったかとか、とりあえず人を送って六助が静まるまで抑えつけるかとか、そういう相談が行われているに違いない。
ひとまずこの場、というか六助を落ち着かせなくては。
そう考えたのは帰蝶も一緒だったらしい。
「プニ長様、またお力をお借りしてもよろしいですか?」
「キュン……キュキュン、キュンキュン(もちろん……君の為なら俺、何だって出来るよ)」
「ありがとうございます」
言葉が通じないからこそ言える、ちょっとキザな恥ずかしい台詞も見事にスルーされてしまう。
帰蝶は俺を抱っこして立ち上がると、後ろから両前足の付け根辺りを持つような感じで六助の前に差し出した。
「ほら六助様、プニ長様も怖いから落ち着いて欲しいな、と仰ってますよ?」
「キュウ~ン(キュるリンビ~ム)」
自分でも良く分からない必殺技の名前をつぶやきながら、出来る限り可愛いと思える顔を作ってみた。すると、
「ぐわああああぁぁぁぁっ!」
「六助様!?」
六助は両目を手で押さえながらのけ反るという予想外の反応を見せた。帰蝶がその体勢のままで六助の方に歩み寄る。
「六助様、一体どうなされたのですか!?」
「目が、目がああああぁぁぁぁっ!」
「キュン、キュキュンキュン(俺、別に目潰しとかしてないんだけど)」
「あまりの尊さに目がやられ申したああああぁぁぁぁっ!」
「えっ?」
背後からは間の抜けた帰蝶の声。何を言っているかわからないといった表情がありありと思い浮かんで来た。
そのまま倒れ込んでごろごろと悶絶した六助を見て、帰蝶と柴田は今の内にとその場に腰を落ち着けて一息をつく。
しばらくして六助も落ち着くと座って、柴田が城の者に言って持ってこさせた茶を飲みながら、照れたように語った。
「いやぁ、恥ずかしいところを見られてしまいました」
「結局、尊さに目がやられた、というのはどういうことだったのでござるか?」
「プニ長様の普段にも増して尊いお顔を拝見した瞬間、怒りで濁っていた私の視界が真っ白になり、傷口に塩を塗った時のような痛みが走ったのです」
「なるほど……説明を聞いても全く意味がわからないでござるな」
「要は、プニ長様は日の本一の尊い存在であるということです」
恐らくは未だに理解出来ていないのだろう、柴田は「そ、そうでござるな」とぎこちなく笑いながら答えた。そして六助はぐぐっと熱いお茶を飲み干し、それが喉を通過していくと、ふうと一息ついてから口を開く。
「それで、義昭を討伐したという話でしたか」
「うむ。勝手に討伐してしまい、誠に申し訳ござらん」
「いえ、もういいのです。プニ長様のお陰で私の中の悪しき心も浄化され、そもそも義昭をどうして憎んでいたのかさえ忘れてしまいました」
「よっぽど心を病んでいたのでござるな……」
冷静に聞けばくだらない話をしているような気もするけど、柴田の表情は存外深刻になっている。腕を組みながらううむ、と唸り声をあげていた。
そこに、穏やかな手つきで膝に置いた俺の身体を撫でる、帰蝶の声が混じる。
「本当に、プニ長様の尊さは向かうところ敵なしでございますね」
「うむ。今回も、結局最後はプニ長様のお力を借りてしまったでござる」
柴田が嬉しそうに何度も首肯している。そんな和やかな雰囲気で場をリセットした後、六助が膝をぱんと叩いてから立ち上がった。
「それでは論功行賞もせねばなりませんし、下に降りましょうか」
それから下の大広間にて俺と六助への報告や論功行賞やらが行われる。家臣たちは皆、六助が落ち着いていることに安堵していた。
それが終わると、次にどこと戦うか、という議論が始まった。最初に切り出したのは六助だ。
「して、次はどこの勢力を撃破するのが良いと思うか?」
「といっても、もはやプニ長包囲網盟主の義昭が追放、武田信玄も死去したと思われる以上、残るは石山本願寺に浅井朝倉くらいのものでござるが」
俺たちが温泉に行っている最中、宿に来た足軽の報告で、武田信玄が死去したであろうことは織田家中に伝わっていた。何でも家康との戦の最中に急に不自然な撤退をしたらしく、予測の域は出ないもののその可能性は非常に高いのだとか。
「石山本願寺よりは先に浅井朝倉を攻めたいところですが、浅井は……」
と言いながら、光秀がちらとお市の方を見た。
「うちはもう長政もいないし姉川の戦いで家臣団も減ったから、私が説得すれば降伏すると思うわよ」
「ですね。ということは必然と朝倉攻めということになり候」
「いえお市様に光秀殿。浅井家は仮にも織田家を裏切ったのです。降伏で済ますとなれば納得しない者もいるでしょう」
まあお市に直接言うようなことでもないけど、六助の言うことももっともだ。金ヶ崎での裏切りによって織田家は危機に晒されたし、死者も出た。それをこの戦国の世で「降伏するので命までは」と言われて許すわけにもいかないだろう。
「何よ。それじゃあ殺すわけ?」
「…………」
「…………」
お市が潤んだ目で睨むのを、六助は平然とした顔で受け止めている。彼女も自身の抗議が無意味だということはわかっているはずだ。
そこで柴田が無理な笑顔を作って割り込んで来た。
「ま、まあまあ六助殿。確かにお市様の仰る通り、皆殺しまではしなくてもいいではござらぬか。特に名もなき足軽や、今も城に居るお市様の子供などは」
お市に子供がいるというのは何度か聞いたことがある。もちろんお市は会いたがっていたが、仮にも人質の身であって浅井は敵国、そうそう願いが実現するはずもない。
とはいえこういう世の中だし、これを機に子供たちがおじいちゃんである浅井久政と触れ合う機会が増えることもあり、そこまで会えないことを悲観してもしていなかった。そういうところは強い娘である。
柴田の説得を受けた六助は、少しだけ考えるような間を空けた。
「……そうですね。不要な殺しまでする必要がないというのは同意見です。その辺りはまた後日話し合うとしましょうか」
そして軍議は締めくくられた。家臣たちがぞろぞろと退出していくのを眺めながら、帰蝶がお市に声をかける。
「大丈夫、お市ちゃん?」
「まあしょうがないわよ。正直家臣たちが殺されるのは覚悟してたし……子供たちだけでも見逃してくれるなら、ありがたいと思うしかないわ」
そう言ってモフ政を撫でるお市の表情は、見る者が見れば明らかに強がっているとわかるもので、本当は覚悟なんて出来ていないのだと思った。
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