魂呑み込む、死神の歌 〜青春を生きる死神は図らずも人間を虜にする〜
西暦20XX年、大きな気候変動の影響で夏は灼熱、冬は極寒になり、真夏と真冬のそれぞれ2週間、家の外に出ることを一時的に制限するのが当たり前の世界になった。
暇を持て余した人々は、時代の変化と共に音楽界に革命を起こした。
ーー【ネット音楽】の誕生。
新たな文化の誕生によって移り変わってゆく音楽の世界。
その流れの中で1人、高校生になった藤崎楽(ふじさきがく)は、過去のある出来事がきっかけで取り残されていた。
春の文化祭、パフォーマンスステージでとある少女の演奏に心を打たれた楽。
その日をきっかけに、少女と楽の関わりは深まっていく。
「音楽なんて…………人生の不純物みたいなもんだよ」
「道に迷ってるお前は、お前らしくない」
「私、音楽には人を繋げる力があると思うんだ」
音楽を嫌う少年と、音楽を愛する少女。
これは、【音楽】という眼に見えない、しかし確かに存在するものの価値を確かめるために生きる、彼らの「青春の1ページ」である。
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第4回ライト文芸大賞に参加中です。
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―――――《目次》――――――
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七章 はーい! せんせー。
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♭
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あまり自分はハイファンタジーなどしか読まないので、こういった作品は新鮮で楽しく読ませていただきました。
音楽を題材にする作品は大変難しいと思いますが、この作品は話のテンポが良いが、情景描写や表現が素敵すぎました!(すみません途中で語彙力無くなるくらい良い作品でした!)
また続きを読ませていただきます
感想ありがとうございます\(//∇//)/
細かい描写にこだわっているので、そう言っていただけると力を入れた甲斐があります(´ω`)
今後も語彙力を崩壊させるような素敵な物語を書いていこうと思いますので、よろしくお願いします。笑
場面にあった登場人物それぞれの視点から物語が進む展開は、感情変化などが分かりやすく、とてもおもしろいです。
屋上が普段入れない設定など細かいところがよりリアルさを感じられるようになっていて、物語の流れをスッと理解することができました。情景描写や表現もとても綺麗で、目の前に景色が本当に広がっているかのような、そんな印象を受けました。
続きの展開も期待してます。頑張ってください。
(なんか上からになってしまってすいません)
感想を書いてくださりありがとうございます!
なるべく伝わりやすく、かつ美しく表現できたらと思って書いているので、細かい部分を見ていただいているようで本当に嬉しいですo(^▽^)o
今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m
プロローグで引き付ける展開を見せた後に、発端となる演奏の件に繋げる描写がいいですね。一点だけ。主人公の名前なんですが、二話冒頭で出してしまってはどうでしょう?
語り手の顔が直ぐ見えた方が、物語にすんなり入れる気がしました。
感想、もといアドバイスありがとうございます!
序盤の展開を工夫しようと思い、少しだけ捻ってみたという感じなのでそう言っていただけると嬉しいです。
アドバイスも的確で、ためになります。笑
後々改稿してみたりと、今後の参考にさせていただきます!
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