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透ルート 3章
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「お帰り、みさき」
病院から帰った私を笑顔で出迎えてくれた淳くんは少し疲れた表情をしていた。
「ただいま」
「じゃあ、僕はこれで……」
「真壁さん」
去ろうとする遥さんを淳くんが呼び止める。
「少しお話をうかがえませんか?」
「……僕が知っていることはほとんどないよ?」
「構いません。どうぞ」
「お邪魔します」
遥さんの来訪に、眞澄くんは目を丸くした。
「ハルカだー!」
裕翔くんはなついているので、遥さんに軽やかな足取りで近づく。
誠史郎さんは立ち上がってキッチンへ移動した。お茶を用意してくれるみたいだ。
「夜遅くに申し訳ありません」
「いえ、みさきをお送りいただきありがとうございます。どうぞ」
淳くんは遥さんにイスに座るように促した。遥さんさんは小さく会釈してダイニングチェアに腰かける。
その正面に淳くんは座った。私は遥さんの隣に腰掛ける。
「どうしてジエーネ研究所は彩音さんを真宮家から出したんですか? みさきを狙おうとしていたなら、何もしない方が彼らも動かなかったのでは?」
「何もしなくても、みさきちゃんに手出ししようとしているって報告があったみたい」
「それで彩音さんを……?」
「僕は社員じゃないから憶測でしか言えないけれど、真宮家への警告のつもりだったのが通じていなかったんだと思う」
誠史郎さんが言っていたのと同じことを遥さんも口にする。
「それにしてはわかりにくすぎるよな」
眞澄くんの言うことはもっともだと私も思う。
「あえてわかりにくい方法を取ったのかもしれない。徹底的に戦意を喪失させるために。だけどジエーネ研究所にとって、みさきちゃんに近づく男がみんな敵だったとは知らなかった」
遥さんは小さくため息をついた。
そこへ誠史郎さんがお茶を持ってきてくれる。
「翡翠くんを連れてきた女性は、失敗だったかしらと言っていました。それって、翡翠くんのことではないですか?」
私の問いに、遥さんは深くため息をつく。
「……ごめんね、淳くん」
急に遥さんに謝罪されて、淳くんは戸惑った様子を見せた。
「翡翠くんが実験台にされるだろうと思っていたけれど、僕は見ないフリをした」
「……仕方のないことです。翡翠がみさきに害をなそうと現れた時点で、僕たちと戦うことは避けられませんから」
淳くんは白い頬に長いまつ毛の影を落とす。
「むしろ、ご迷惑をおかけしました。真壁さんが無事で良かった」
優しさに胸が詰まる。
翡翠くんを喪って、悲しさや悔しさがあるはずなのに。
遥さんは静かに頭を振った。
「……透を殺されかけたら手を引こうとしてる卑怯者で申し訳ない」
「いえ。真壁さんが敵でなくなるのはありがたいです。それにここは人間の世界です。ルールを守れない人ならざるモノが淘汰されるのは摂理です。ですが、同じ人間、ましてやこういったことを生業にしている関係者に裏切られるのは……」
重苦しい沈黙が訪れる。
「ここまでがジエーネ研究所の狙いだったのでしょうね。真壁さんとの縁が切れても構わないということでしょう」
席についた誠史郎さんが冷静に話し始めた。
「失敗だった、というのは改造した翡翠くんの性能でしょう。強い術者と戦わせる実験をしたかったのだと思います」
ゾッとした。透さんが死んでしまっても構わないと思っていたのだろうか。
「ひどい……」
私はきつく唇を結んで、膝の上で拳を握った。
だけど、透さんが大ケガをしたのは私のせいだ。研究所が私に何をさせたいのかわからないけれど。
悔しくて涙がこぼれた。
「みさきちゃん……」
それでも透さんは私に、離れるなと言ってくれた。あの真っ直ぐな眼差しに私は応えたい。
「ごめんなさい。透さんをまた危険にあわせるかもしれないって思うのに……それでも私、透さんと一緒にいたいんです」
自然に気持ちを言葉にしていた。
「みさき……」
淳くんがほんやりと呟く声が聞こえた。
「……みんな、ごめんなさい。私……」
「謝ることじゃないよ、みさき」
「透のヤツ、みさきのこと本当に命がけで守ったからな」
優しい笑顔の淳くんと、小さくため息をついて苦笑いした眞澄くん。
誠史郎さんも穏やかに微笑み、裕翔くんもにこっと笑ってくれた。
ありがたくて、涙が止まらなかった。
「本当に、ありがとう……。ごめんね……」
†††††††
翌朝、できるだけ普通に振る舞った。
みんなもいつもと変わらない様子で接してくれた。
下校すると、家の前に遥さんがいた。それで車に乗せてもらって制服のまま透さんのお見舞いに来た。
「ねー、真壁さぁん……」
「かわいい婚約者がおるから、ほんま、ムリなんです」
女の人の猫なで声と、透さんの少し困ったような声。
何となく中で何が繰り広げられていることの想像がつく。
透さんは悪くないのだけど、ヤキモチを妬いてしまう。むすっとした私の隣で遥さんが困ったような笑顔になった。
遥さんが前触れなしに引き戸を開く。
透さんの座るベッドに若い看護師の女性が座って、彼に身体をぴったり寄せて手を握っていた。
私たちを見て、彼女はパッと手を離して急いで立ち上がる。
「真壁さん、お大事にー」
白衣の天使は逃げるように去っていった。
「みさきちゃん」
透さんがこちらを見て、いつものいたずらっ子のようなニカッと笑う顔を見せてくれる。
私はどんな顔をすれば良いのかわからなかった。
「遥さんが連れてきてくださって……」
「おおきに」
「どういたしまして。みさきちゃん、1時間ぐらいしたらまた迎えにくるね。おかしなことするなよ、透」
「へいへい」
遥さんが病室を出ていくと、さっとベッドから降りた透さんは扉に鍵をかけた。
本当にすっかり良くなったみたいだ。あんな大ケガだったのに、遥さんと誠史郎さんの術はすごい。
「おかしなことなんかしたとこないのになぁ」
ベッドに戻る途中に私の頬にキスをして長い腕を腰に絡ませる。
「こういうことだと思いますけど」
呆れたような口調になってしまったけれど内心嬉しかった。だけど唇はとがってしまう。
「さっきの看護師さん……」
透さんがお誘いを断っていたのはわかっているけれど、聞かずにはいられなかった。
「連絡先教えてくれやら退院したらデートしてくれって何人も来るから大変なんや。もう元気やからはよ退院したいわ」
何人も来ていたのかとモヤモヤする。
透さんみたいに素敵な男性が、こんな特別室にいたらターゲットにされるのは仕方がないけれど。
だけどこんな風に教えてくれるのは、多分透さんにやましいことがない証拠だ。
背伸びをして私から唇にキスをすると、透さんはすぐさま舌を口腔に侵入させてねっとり弧を描いた。それだけでぞくりと快感が背筋を駆け上がる。
透さんのキスの快楽を覚え込まされて、少し怖い。
「ん……っ」
「かわいい声」
私の髪に指を絡ませて、透さんは甘やかに微笑む。
耳を食まれ、首筋に唇が滑る。
大きな手が胸にそえられた。
緊張でぐっと身体に力を入れてしまう。
透さんはくすりと小さく笑って、私をベッドに押し倒した。
「昨日の続き、してエエ?」
一瞬ためらったけれどこくりとうなずく。それを見て透さんは全てを奪うような激しいキスをしてくれた。
舌が絡まり、口腔を蹂躙されると全身から力が抜けていく。何もかも透さんに溶かされてしまう。
「最後まではせえへんから、安心し」
「さ、最後?」
意味ありげに艶っぽく微笑む透さん。
「みさきちゃんの初めては、退院祝いにもらいたいってこと」
私は緊張で絶句してしまった。
病院から帰った私を笑顔で出迎えてくれた淳くんは少し疲れた表情をしていた。
「ただいま」
「じゃあ、僕はこれで……」
「真壁さん」
去ろうとする遥さんを淳くんが呼び止める。
「少しお話をうかがえませんか?」
「……僕が知っていることはほとんどないよ?」
「構いません。どうぞ」
「お邪魔します」
遥さんの来訪に、眞澄くんは目を丸くした。
「ハルカだー!」
裕翔くんはなついているので、遥さんに軽やかな足取りで近づく。
誠史郎さんは立ち上がってキッチンへ移動した。お茶を用意してくれるみたいだ。
「夜遅くに申し訳ありません」
「いえ、みさきをお送りいただきありがとうございます。どうぞ」
淳くんは遥さんにイスに座るように促した。遥さんさんは小さく会釈してダイニングチェアに腰かける。
その正面に淳くんは座った。私は遥さんの隣に腰掛ける。
「どうしてジエーネ研究所は彩音さんを真宮家から出したんですか? みさきを狙おうとしていたなら、何もしない方が彼らも動かなかったのでは?」
「何もしなくても、みさきちゃんに手出ししようとしているって報告があったみたい」
「それで彩音さんを……?」
「僕は社員じゃないから憶測でしか言えないけれど、真宮家への警告のつもりだったのが通じていなかったんだと思う」
誠史郎さんが言っていたのと同じことを遥さんも口にする。
「それにしてはわかりにくすぎるよな」
眞澄くんの言うことはもっともだと私も思う。
「あえてわかりにくい方法を取ったのかもしれない。徹底的に戦意を喪失させるために。だけどジエーネ研究所にとって、みさきちゃんに近づく男がみんな敵だったとは知らなかった」
遥さんは小さくため息をついた。
そこへ誠史郎さんがお茶を持ってきてくれる。
「翡翠くんを連れてきた女性は、失敗だったかしらと言っていました。それって、翡翠くんのことではないですか?」
私の問いに、遥さんは深くため息をつく。
「……ごめんね、淳くん」
急に遥さんに謝罪されて、淳くんは戸惑った様子を見せた。
「翡翠くんが実験台にされるだろうと思っていたけれど、僕は見ないフリをした」
「……仕方のないことです。翡翠がみさきに害をなそうと現れた時点で、僕たちと戦うことは避けられませんから」
淳くんは白い頬に長いまつ毛の影を落とす。
「むしろ、ご迷惑をおかけしました。真壁さんが無事で良かった」
優しさに胸が詰まる。
翡翠くんを喪って、悲しさや悔しさがあるはずなのに。
遥さんは静かに頭を振った。
「……透を殺されかけたら手を引こうとしてる卑怯者で申し訳ない」
「いえ。真壁さんが敵でなくなるのはありがたいです。それにここは人間の世界です。ルールを守れない人ならざるモノが淘汰されるのは摂理です。ですが、同じ人間、ましてやこういったことを生業にしている関係者に裏切られるのは……」
重苦しい沈黙が訪れる。
「ここまでがジエーネ研究所の狙いだったのでしょうね。真壁さんとの縁が切れても構わないということでしょう」
席についた誠史郎さんが冷静に話し始めた。
「失敗だった、というのは改造した翡翠くんの性能でしょう。強い術者と戦わせる実験をしたかったのだと思います」
ゾッとした。透さんが死んでしまっても構わないと思っていたのだろうか。
「ひどい……」
私はきつく唇を結んで、膝の上で拳を握った。
だけど、透さんが大ケガをしたのは私のせいだ。研究所が私に何をさせたいのかわからないけれど。
悔しくて涙がこぼれた。
「みさきちゃん……」
それでも透さんは私に、離れるなと言ってくれた。あの真っ直ぐな眼差しに私は応えたい。
「ごめんなさい。透さんをまた危険にあわせるかもしれないって思うのに……それでも私、透さんと一緒にいたいんです」
自然に気持ちを言葉にしていた。
「みさき……」
淳くんがほんやりと呟く声が聞こえた。
「……みんな、ごめんなさい。私……」
「謝ることじゃないよ、みさき」
「透のヤツ、みさきのこと本当に命がけで守ったからな」
優しい笑顔の淳くんと、小さくため息をついて苦笑いした眞澄くん。
誠史郎さんも穏やかに微笑み、裕翔くんもにこっと笑ってくれた。
ありがたくて、涙が止まらなかった。
「本当に、ありがとう……。ごめんね……」
†††††††
翌朝、できるだけ普通に振る舞った。
みんなもいつもと変わらない様子で接してくれた。
下校すると、家の前に遥さんがいた。それで車に乗せてもらって制服のまま透さんのお見舞いに来た。
「ねー、真壁さぁん……」
「かわいい婚約者がおるから、ほんま、ムリなんです」
女の人の猫なで声と、透さんの少し困ったような声。
何となく中で何が繰り広げられていることの想像がつく。
透さんは悪くないのだけど、ヤキモチを妬いてしまう。むすっとした私の隣で遥さんが困ったような笑顔になった。
遥さんが前触れなしに引き戸を開く。
透さんの座るベッドに若い看護師の女性が座って、彼に身体をぴったり寄せて手を握っていた。
私たちを見て、彼女はパッと手を離して急いで立ち上がる。
「真壁さん、お大事にー」
白衣の天使は逃げるように去っていった。
「みさきちゃん」
透さんがこちらを見て、いつものいたずらっ子のようなニカッと笑う顔を見せてくれる。
私はどんな顔をすれば良いのかわからなかった。
「遥さんが連れてきてくださって……」
「おおきに」
「どういたしまして。みさきちゃん、1時間ぐらいしたらまた迎えにくるね。おかしなことするなよ、透」
「へいへい」
遥さんが病室を出ていくと、さっとベッドから降りた透さんは扉に鍵をかけた。
本当にすっかり良くなったみたいだ。あんな大ケガだったのに、遥さんと誠史郎さんの術はすごい。
「おかしなことなんかしたとこないのになぁ」
ベッドに戻る途中に私の頬にキスをして長い腕を腰に絡ませる。
「こういうことだと思いますけど」
呆れたような口調になってしまったけれど内心嬉しかった。だけど唇はとがってしまう。
「さっきの看護師さん……」
透さんがお誘いを断っていたのはわかっているけれど、聞かずにはいられなかった。
「連絡先教えてくれやら退院したらデートしてくれって何人も来るから大変なんや。もう元気やからはよ退院したいわ」
何人も来ていたのかとモヤモヤする。
透さんみたいに素敵な男性が、こんな特別室にいたらターゲットにされるのは仕方がないけれど。
だけどこんな風に教えてくれるのは、多分透さんにやましいことがない証拠だ。
背伸びをして私から唇にキスをすると、透さんはすぐさま舌を口腔に侵入させてねっとり弧を描いた。それだけでぞくりと快感が背筋を駆け上がる。
透さんのキスの快楽を覚え込まされて、少し怖い。
「ん……っ」
「かわいい声」
私の髪に指を絡ませて、透さんは甘やかに微笑む。
耳を食まれ、首筋に唇が滑る。
大きな手が胸にそえられた。
緊張でぐっと身体に力を入れてしまう。
透さんはくすりと小さく笑って、私をベッドに押し倒した。
「昨日の続き、してエエ?」
一瞬ためらったけれどこくりとうなずく。それを見て透さんは全てを奪うような激しいキスをしてくれた。
舌が絡まり、口腔を蹂躙されると全身から力が抜けていく。何もかも透さんに溶かされてしまう。
「最後まではせえへんから、安心し」
「さ、最後?」
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