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第一章 三千万の借金
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「そろそろこっちも味見したい」
海星本部長の手が私のスカートを脱がす。
そのままストッキングごと下着を抜き取られた。
「うまそうな匂いがする」
膝裏に手を添えて足を開かせ、顔を近づけて彼がすんとにおいを嗅ぐ。
「嗅がないで……」
「なんでだ?
こんなにいい匂いなのに」
恥ずかしがる私を無視し、海星本部長は蜜を零しはじめている谷間をれろりと舐め上げた。
「ひっ」
それだけで小さく悲鳴が漏れる。
舌は主張しはじめている花芽に達し、くるりと舐って離れた。
「花音は蜜まで甘い」
「ああっ」
じゅっと赤い蕾に吸い付かれ、びくりと大きく身体が震える。
顔を離した彼は指先でそこを撫でた。
「んんっ」
それだけでビリリッと電流が走り、声が漏れそうになる。
じらすように海星本部長は花芽をゆっくりと、しかし何度も撫で上げた。
「はぁっ、あっ、はぁっ」
私の口から熱い吐息が漏れていく。
今までそこを触られるのはただ痛いだけだった。
なのに今、それはどんどん身体の熱を上げていっている。
これは丁寧な口付けで、海星本部長が初めて私の身体のスイッチを入れたから?
「あっ、いじわる……」
優しい動きは快感をもたらすがそれだけで、その先へはイかせてくれない。
もどかしくて涙目で恨みがましく、じとっと海星本部長を睨んでいた。
「ん?」
しかしわかっているはずなのに彼は意地悪く笑い、今のままの動きを続けるばかりだ。
身体の奥が疼く。
疼いて疼いて堪らない。
「おね、がぃ……」
腕を掴み、自然と彼に懇願していた。
そんな自分が信じられない。
言わされて嫌々言うことはあっても、自分から頼んだりなんてしたりしなかった。
けれど今は、とにかくこの疼きをなんとしてもらいたい。
「わかった」
よく言えましたと言わんばかりにちゅっと軽く唇を重ね、海星本部長が二本の指できゅっと小さな突起を摘まむ。
「ああっ!」
それだけで身体が小さくガクガクと震えた。
たぶん軽くだが、初めて達したんだと思う。
それでいったん満足したものの、彼は敏感な突起をまだぐねぐねとこねくり回し続ける。
「あっ、ダメ、ダメだから……!」
「ダメってこうしてほしかったんだろ?」
「ああっ!」
ひときわ強く摘ままれ、喉が反る。
先程よりも深く達していた。
「もういいっ、もういいっ、からっ……!」
「よくない」
彼は私の身体から指を離してくれない。
私はもう満足だと言っているのに、なにがよくないのかわからない。
いや、満足はできていないのだ。
真っ赤に腫れた花芽よりも、もっと、もっと奥を直接触ってほしい。
なのに花芽ばかりを弄り続けられ、焦れったい。
「そこばっかり、やだぁ……。
あっ、ああーっ!」
何度目かの絶頂を迎え、身体を痙攣させて背筋を仰け反らせる。
「ヤダって、どこを触ってほしいんだ?」
「ど、どこって……」
それを言わせるのかと抗議の目で睨むが、海星本部長からは面白がっている気配がする。
「はっきり言わないのなら、このまま続けるが?」
「ひっ」
するりと彼がまた、花芽を撫でる。
それだけで情けなく悲鳴が漏れた。
このままずっと求めているものをもらえないなんて、そんなの耐えられない。
「……奥」
恥ずかしさから私から出た声は酷く小さかった。
なのに。
「聞こえない」
さらりと彼が流してしまう。
これ以上大きな声なんて無理。
しかし、このままではこの疼きを抱えたまま過ごさなければならない。
「……奥。
お腹の、奥。
……お願い、します」
そこをどうするのかまではさすがに言えなかった。
「花音は」
吐息までかかりそうな距離まで海星本部長が顔を近づけてくる。
「今までセックスは苦痛だったのに、俺にここを可愛がってくれと言うのか」
彼の手が、私の疼く秘密の部屋を肌の上から撫でる。
「はぁ、はぁ」
私を見つめる目は、蠱惑的に光っていた。
それを見ているだけで呼吸が荒くなっていく。
「でも、まだだ」
近づけたついでとばかりに唇を触れさせ、離れた彼は服をすべて脱ぎ去った。
下着の下から出てきた凶悪なそれに、ごくりと喉が鳴る。
それは高志のものとは比べものにならないほど、太く長く、おへそに届きそうなほど反り返っていた。
「こんなもの挿入れるんだからじっくり解しておかないとそれこそ、つらいだけだからな」
再び私の足を開かせ、じっとりと溢れた蜜で濡れた花弁のあいだに海星本部長は指を侵入させた。
「ん、あっ、ああっ」
「ぐちょぐちょだな」
証明するかのように、彼が指を動かすたびにちゅぽちゅぽと私の身体が濡れた音を立てる。
その淫靡な音は私の耳を犯し、身体の疼きをさらに増しさせた。
海星本部長の手が私のスカートを脱がす。
そのままストッキングごと下着を抜き取られた。
「うまそうな匂いがする」
膝裏に手を添えて足を開かせ、顔を近づけて彼がすんとにおいを嗅ぐ。
「嗅がないで……」
「なんでだ?
こんなにいい匂いなのに」
恥ずかしがる私を無視し、海星本部長は蜜を零しはじめている谷間をれろりと舐め上げた。
「ひっ」
それだけで小さく悲鳴が漏れる。
舌は主張しはじめている花芽に達し、くるりと舐って離れた。
「花音は蜜まで甘い」
「ああっ」
じゅっと赤い蕾に吸い付かれ、びくりと大きく身体が震える。
顔を離した彼は指先でそこを撫でた。
「んんっ」
それだけでビリリッと電流が走り、声が漏れそうになる。
じらすように海星本部長は花芽をゆっくりと、しかし何度も撫で上げた。
「はぁっ、あっ、はぁっ」
私の口から熱い吐息が漏れていく。
今までそこを触られるのはただ痛いだけだった。
なのに今、それはどんどん身体の熱を上げていっている。
これは丁寧な口付けで、海星本部長が初めて私の身体のスイッチを入れたから?
「あっ、いじわる……」
優しい動きは快感をもたらすがそれだけで、その先へはイかせてくれない。
もどかしくて涙目で恨みがましく、じとっと海星本部長を睨んでいた。
「ん?」
しかしわかっているはずなのに彼は意地悪く笑い、今のままの動きを続けるばかりだ。
身体の奥が疼く。
疼いて疼いて堪らない。
「おね、がぃ……」
腕を掴み、自然と彼に懇願していた。
そんな自分が信じられない。
言わされて嫌々言うことはあっても、自分から頼んだりなんてしたりしなかった。
けれど今は、とにかくこの疼きをなんとしてもらいたい。
「わかった」
よく言えましたと言わんばかりにちゅっと軽く唇を重ね、海星本部長が二本の指できゅっと小さな突起を摘まむ。
「ああっ!」
それだけで身体が小さくガクガクと震えた。
たぶん軽くだが、初めて達したんだと思う。
それでいったん満足したものの、彼は敏感な突起をまだぐねぐねとこねくり回し続ける。
「あっ、ダメ、ダメだから……!」
「ダメってこうしてほしかったんだろ?」
「ああっ!」
ひときわ強く摘ままれ、喉が反る。
先程よりも深く達していた。
「もういいっ、もういいっ、からっ……!」
「よくない」
彼は私の身体から指を離してくれない。
私はもう満足だと言っているのに、なにがよくないのかわからない。
いや、満足はできていないのだ。
真っ赤に腫れた花芽よりも、もっと、もっと奥を直接触ってほしい。
なのに花芽ばかりを弄り続けられ、焦れったい。
「そこばっかり、やだぁ……。
あっ、ああーっ!」
何度目かの絶頂を迎え、身体を痙攣させて背筋を仰け反らせる。
「ヤダって、どこを触ってほしいんだ?」
「ど、どこって……」
それを言わせるのかと抗議の目で睨むが、海星本部長からは面白がっている気配がする。
「はっきり言わないのなら、このまま続けるが?」
「ひっ」
するりと彼がまた、花芽を撫でる。
それだけで情けなく悲鳴が漏れた。
このままずっと求めているものをもらえないなんて、そんなの耐えられない。
「……奥」
恥ずかしさから私から出た声は酷く小さかった。
なのに。
「聞こえない」
さらりと彼が流してしまう。
これ以上大きな声なんて無理。
しかし、このままではこの疼きを抱えたまま過ごさなければならない。
「……奥。
お腹の、奥。
……お願い、します」
そこをどうするのかまではさすがに言えなかった。
「花音は」
吐息までかかりそうな距離まで海星本部長が顔を近づけてくる。
「今までセックスは苦痛だったのに、俺にここを可愛がってくれと言うのか」
彼の手が、私の疼く秘密の部屋を肌の上から撫でる。
「はぁ、はぁ」
私を見つめる目は、蠱惑的に光っていた。
それを見ているだけで呼吸が荒くなっていく。
「でも、まだだ」
近づけたついでとばかりに唇を触れさせ、離れた彼は服をすべて脱ぎ去った。
下着の下から出てきた凶悪なそれに、ごくりと喉が鳴る。
それは高志のものとは比べものにならないほど、太く長く、おへそに届きそうなほど反り返っていた。
「こんなもの挿入れるんだからじっくり解しておかないとそれこそ、つらいだけだからな」
再び私の足を開かせ、じっとりと溢れた蜜で濡れた花弁のあいだに海星本部長は指を侵入させた。
「ん、あっ、ああっ」
「ぐちょぐちょだな」
証明するかのように、彼が指を動かすたびにちゅぽちゅぽと私の身体が濡れた音を立てる。
その淫靡な音は私の耳を犯し、身体の疼きをさらに増しさせた。
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