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2.それって誘っているんですか
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また人混みを縫いながら、私を気遣って歩く彼について歩いた。
屋台の群を抜け、そのまま会場の海とは反対の方向に歩いていく。
まばらになっていく人たち。
そのうち、まわりには誰もいなくなった。
彼は黙々と斜面を登っていく。
……ちょっと待って。
私、いま、まずい状況になりつつない?
道は次第に細くなり、街灯はまばらになっていく。
……もしかして、暗がりに連れ込んで、とか。
私、無防備過ぎやない?
逃げるにしても、これじゃ走れないし……。
「着きました」
「は、はいっ!」
着いた先は……高台の、公園。
確かに海がよく見渡せる。
しかし、誰ひとりとしていなくて、ピンチなのは依然変わりないわけで。
「どうかしたんですか?」
「あ、いえ……」
怪訝そうに彼が私の顔を見る。
……そうと決まったわけじゃないし。
それに、そんなことしたら、これから先の仕事にも差し支えるわけで。
だから大丈夫、……だよね。
彼がひいてくれたシートの上に腰を下ろすと、彼も半人分だけ間をあけて座った。
シートを用意してくれていたことはプラス1ポイント。
遠くに聞こえる、喧噪。
すぐ眼下には屋台の明かり。
公園にひとつだけある街灯の明かりの下、買ってきたものを黙々と食べる。
カラン、響くのはラムネのビー玉の音だけ。
……き、気まずい。
――ドーン。
そのうち始まった、花火。
ただ無言で見上げていた。
――ドーン、ドーン。
大きな音があたりに響く。
「……それって俺を、誘ってるんですか?」
不意に、耳にかかる吐息。
驚く間もなく露わになっている首筋に……ちゅっ。
柔らかい、感触。
「……!?」
なにが起こったのか理解できなくて、首筋を押さえて彼を見上げる。
レンズの向こうの瞳と目があって、にやりと笑われた。
「浴衣、とか。
しかもそんな、色っぽい奴」
「ち、ちがっ」
心臓がばくばくとうるさい。
人気のない公園にふたりきり。
さっきまで考えていたことが、急に現実味を帯びてくる。
「来てくれるだけでも嬉しいのに。
さらにそんな格好されちゃ、期待したくなりますよ」
かしゃん、目の前のフェンスに絡まる彼の両手。
後ろから感じる、彼の体温。
すぐ耳元の、彼の吐息。
「ずっと……好きだったんですよ」
……ちゅっ、耳の後ろに落とされた口付けに、身体中を熱が駆け回る。
「……!」
「どうして黙ってるんですか?」
ちゅっ、また落ちる、口付け。
「黙ってたら、わかんないですよ」
ちゅっ、再び。
遠くなった、花火の音。
耳につくのはうるさい、自分の心臓の鼓動。
「わ、私は」
「ん?」
フェンスとのわずかな隙間に顔を入れ、彼が私をのぞき込む。
至近距離の彼の顔。
唇さえもふれそうなほど。
「私は、なんですか?」
意地悪く、彼が笑う。
こんな顔をする人だなんて知らなかった。
というか、意識しだしたのは花火大会に誘われた、あの日から。
「だから」
「だから?」
吐息が、かかる。
レンズの、向こう。
怪しい火を灯した、瞳。
「まだ、わから、ないっ……」
「可愛いですね、和花は」
ちゅっ、唇に彼の唇がふれた。
驚いて見上げると、花火をバックに笑う彼。
その笑顔が……とてもきれいだと思った。
「じゃあ、キスしてみますか?」
言っている意味がわからない。
だっていま、キスしたよね?
そんな私の疑問を無視して、彼に唇を塞がれた。
それはさっきの軽くふれるだけのとは違って……。
「……はぁーっ」
唇が離れると同時に、自分の口から落ちる深い吐息。
思わず掴んでいた彼のシャツを手放すと、やっぱり彼はにっこりと笑った。
「嫌、でしたか?」
ふるふると首を振る。
嫌、とかそんな気持ちはなくて。
むしろ……もっとして欲しい。
あたまを掠めた思いを慌てて否定する。
だって私は、まだ。
「じゃあ、これは?」
彼の声が耳元で聞こえる。
後ろから腕の下に入った手が、そっと脇を撫でる。
……そして。
身八ツ口から彼の手が入ってきた。
「ほんとに簡単に、入るんですね」
彼は感心しているが、私にはなんのことだかわからない。
それ以前に、私の胸のふくらみにふれる彼の手に、半ばパニックになっていた。
そんな私の気持ちをよそに、彼の手がゆっくりと動く。
次第に荒くなっていく自分の吐息。
漏れそうになる声を、必死に噛み殺す。
「どう、ですか……?」
耳にかかる彼の吐息も熱い。
自分を否定したくて首を振ってみたところで、荒い吐息が肯定している。
遠くに聞こえる花火の音。
耳に届く、ふたつの荒い吐息。
目に映る花火はぼやけている。
……もっと。
もっと、欲しい。
そんな私の思いとは裏腹に、不意に彼が、浴衣の中から手を抜いた。
「終わっちゃいましたね、花火」
「……え?」
見上げると。
夜空は星だけになっていた。
響いていた音も聞こえない。
屋台に響いていた喧噪は、相変わらずだったけれど。
「帰りましょうか」
「あ、はい」
手を借りて立ち上がると、彼はシートやゴミを片付け始めた。
……さっきまで見せていた熱っぽい顔が嘘のように、事務的な顔で。
彼が片付けているあいだ、俯いて唇を噛んでいた。
中途半端に火をつけられ、燻っている身体。
なのに平常心に戻った彼が、……憎い。
「どうかしましたか?」
片付け終わった彼に顔をのぞき込まれた。
思わずシャツを掴んで縋るように見上げる。
「……どうして、欲しいですか?」
いつもの、事務的な彼の顔。
「……」
恥ずかしくて言えなくて、レンズの奥の瞳をじっと見つめた。
無表情……なのに。
その瞳だけは蠱惑的な光を宿して揺れている。
「……どうして、欲しいですか?」
再び問われる、同じ言葉。
いくら見つめても、彼は欲しい言葉をくれない。
逸らすことのできない視線。
私を惑わす、その瞳。
「……どうして、欲しい、です、か……?」
三度問われた言葉。
からからに渇いた喉で、つばをごくりと飲み込んだ。
……そして。
「あなたが、蓮池さんが……欲しい」
視線の先には妖艶に微笑む彼。
……私は。
彼に捕らえられて逃げられない。
【終】
屋台の群を抜け、そのまま会場の海とは反対の方向に歩いていく。
まばらになっていく人たち。
そのうち、まわりには誰もいなくなった。
彼は黙々と斜面を登っていく。
……ちょっと待って。
私、いま、まずい状況になりつつない?
道は次第に細くなり、街灯はまばらになっていく。
……もしかして、暗がりに連れ込んで、とか。
私、無防備過ぎやない?
逃げるにしても、これじゃ走れないし……。
「着きました」
「は、はいっ!」
着いた先は……高台の、公園。
確かに海がよく見渡せる。
しかし、誰ひとりとしていなくて、ピンチなのは依然変わりないわけで。
「どうかしたんですか?」
「あ、いえ……」
怪訝そうに彼が私の顔を見る。
……そうと決まったわけじゃないし。
それに、そんなことしたら、これから先の仕事にも差し支えるわけで。
だから大丈夫、……だよね。
彼がひいてくれたシートの上に腰を下ろすと、彼も半人分だけ間をあけて座った。
シートを用意してくれていたことはプラス1ポイント。
遠くに聞こえる、喧噪。
すぐ眼下には屋台の明かり。
公園にひとつだけある街灯の明かりの下、買ってきたものを黙々と食べる。
カラン、響くのはラムネのビー玉の音だけ。
……き、気まずい。
――ドーン。
そのうち始まった、花火。
ただ無言で見上げていた。
――ドーン、ドーン。
大きな音があたりに響く。
「……それって俺を、誘ってるんですか?」
不意に、耳にかかる吐息。
驚く間もなく露わになっている首筋に……ちゅっ。
柔らかい、感触。
「……!?」
なにが起こったのか理解できなくて、首筋を押さえて彼を見上げる。
レンズの向こうの瞳と目があって、にやりと笑われた。
「浴衣、とか。
しかもそんな、色っぽい奴」
「ち、ちがっ」
心臓がばくばくとうるさい。
人気のない公園にふたりきり。
さっきまで考えていたことが、急に現実味を帯びてくる。
「来てくれるだけでも嬉しいのに。
さらにそんな格好されちゃ、期待したくなりますよ」
かしゃん、目の前のフェンスに絡まる彼の両手。
後ろから感じる、彼の体温。
すぐ耳元の、彼の吐息。
「ずっと……好きだったんですよ」
……ちゅっ、耳の後ろに落とされた口付けに、身体中を熱が駆け回る。
「……!」
「どうして黙ってるんですか?」
ちゅっ、また落ちる、口付け。
「黙ってたら、わかんないですよ」
ちゅっ、再び。
遠くなった、花火の音。
耳につくのはうるさい、自分の心臓の鼓動。
「わ、私は」
「ん?」
フェンスとのわずかな隙間に顔を入れ、彼が私をのぞき込む。
至近距離の彼の顔。
唇さえもふれそうなほど。
「私は、なんですか?」
意地悪く、彼が笑う。
こんな顔をする人だなんて知らなかった。
というか、意識しだしたのは花火大会に誘われた、あの日から。
「だから」
「だから?」
吐息が、かかる。
レンズの、向こう。
怪しい火を灯した、瞳。
「まだ、わから、ないっ……」
「可愛いですね、和花は」
ちゅっ、唇に彼の唇がふれた。
驚いて見上げると、花火をバックに笑う彼。
その笑顔が……とてもきれいだと思った。
「じゃあ、キスしてみますか?」
言っている意味がわからない。
だっていま、キスしたよね?
そんな私の疑問を無視して、彼に唇を塞がれた。
それはさっきの軽くふれるだけのとは違って……。
「……はぁーっ」
唇が離れると同時に、自分の口から落ちる深い吐息。
思わず掴んでいた彼のシャツを手放すと、やっぱり彼はにっこりと笑った。
「嫌、でしたか?」
ふるふると首を振る。
嫌、とかそんな気持ちはなくて。
むしろ……もっとして欲しい。
あたまを掠めた思いを慌てて否定する。
だって私は、まだ。
「じゃあ、これは?」
彼の声が耳元で聞こえる。
後ろから腕の下に入った手が、そっと脇を撫でる。
……そして。
身八ツ口から彼の手が入ってきた。
「ほんとに簡単に、入るんですね」
彼は感心しているが、私にはなんのことだかわからない。
それ以前に、私の胸のふくらみにふれる彼の手に、半ばパニックになっていた。
そんな私の気持ちをよそに、彼の手がゆっくりと動く。
次第に荒くなっていく自分の吐息。
漏れそうになる声を、必死に噛み殺す。
「どう、ですか……?」
耳にかかる彼の吐息も熱い。
自分を否定したくて首を振ってみたところで、荒い吐息が肯定している。
遠くに聞こえる花火の音。
耳に届く、ふたつの荒い吐息。
目に映る花火はぼやけている。
……もっと。
もっと、欲しい。
そんな私の思いとは裏腹に、不意に彼が、浴衣の中から手を抜いた。
「終わっちゃいましたね、花火」
「……え?」
見上げると。
夜空は星だけになっていた。
響いていた音も聞こえない。
屋台に響いていた喧噪は、相変わらずだったけれど。
「帰りましょうか」
「あ、はい」
手を借りて立ち上がると、彼はシートやゴミを片付け始めた。
……さっきまで見せていた熱っぽい顔が嘘のように、事務的な顔で。
彼が片付けているあいだ、俯いて唇を噛んでいた。
中途半端に火をつけられ、燻っている身体。
なのに平常心に戻った彼が、……憎い。
「どうかしましたか?」
片付け終わった彼に顔をのぞき込まれた。
思わずシャツを掴んで縋るように見上げる。
「……どうして、欲しいですか?」
いつもの、事務的な彼の顔。
「……」
恥ずかしくて言えなくて、レンズの奥の瞳をじっと見つめた。
無表情……なのに。
その瞳だけは蠱惑的な光を宿して揺れている。
「……どうして、欲しいですか?」
再び問われる、同じ言葉。
いくら見つめても、彼は欲しい言葉をくれない。
逸らすことのできない視線。
私を惑わす、その瞳。
「……どうして、欲しい、です、か……?」
三度問われた言葉。
からからに渇いた喉で、つばをごくりと飲み込んだ。
……そして。
「あなたが、蓮池さんが……欲しい」
視線の先には妖艶に微笑む彼。
……私は。
彼に捕らえられて逃げられない。
【終】
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