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最終章 三日月は満ちて満月になる
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次の検診も経過順調だった。
出社前にこの間のカフェで昼食を取る。
「ハロー」
聞き覚えのある声がしたあと、誰かが私の前に座った。
顔を上げると予想どおりジャニスさんがいる。
たぶんどこかで、私が来るのを見張っているんだろう。
今日も私の許可など取らず、勝手に注文して居座った。
「悠将、ホテルをひとつ失っちゃったわね。
可哀想」
「……そう、ですね」
グループのホテルのひとつが、ジャニスさんの買収に応じた話はすでに悠将さんから聞いている。
彼は私のせいじゃないから気にしなくていいと何度も言ってくれたが、それでも心苦しい。
「それだけ?
あなたのせいなのよ?
どうする気?」
ジャニスさんは愉しそうにニヤニヤ笑っていて、性格悪いなと思う。
そんなところが悠将さんと合わないのだと気づかないのかな。
「私はただ、それでも私を愛してくれる悠将さんを、精一杯愛して、幸せにするだけです。
悠将さんもそれでいいと言ってくれました」
私の答えで鼻白み、不機嫌そうにジャニスさんはグラスを口に運んだ。
悠将さんは渡しのせいじゃないと言ってくれたが、それでも心苦しい。
きっと償いなどと言ったらまた怒られるだろうが、それでもこれが私なりの償いだ。
それにきっと、これなら彼も許してくれると思う。
「あなたこそ、大丈夫なんですか?
悠将さんのホテル買収なんて派手なことをしていますが、……経営、苦しいそうですね」
さっと彼女の顔に朱が走る。
……本当、なんだ。
悠将さんから聞いたときは、まさかと信じられなかった。
けれど従業員の対応が悪いとSNSで噂になっていて予約が減っていると教えてもらえば、なんか納得した。
「そ、そんなこと、あるわけないじゃない」
強がりを言いながらも彼女の声は震えている。
「なら、いいんですが」
嫌な思いをさせられたんだからやり返してやれと悠将さんから教えられた話だけれど、ちょっとフェアじゃないなと心が痛い。
無言で残りを食べてしまう。
ジャニス産の料理も運ばれてきたが、彼女はなに言わずにもそもそと食べていた。
食べ終わり、席を立つ前に声をかける。
「悠将さんから伝言です」
私の言葉でぱっと彼女の顔が上がった。
「こんな卑怯な手を使わず、正々堂々合併や融資の相談をするのなら話は聞く、……だ、そうです」
みるみるジャニスさんの顔が恥辱に染まっていく。
「私は、これで」
彼女が口を開くより早く、その場を離れる。
悠将さんはジャニスさんに救いの手を差し伸べた。
あとは彼女の問題だ。
私に手出しはできない。
……その後。
「李依ー、ただいまー!」
「おかえりなさい」
ドアから飛び込んできて速攻抱きつき、キスしてくる悠将さんには苦笑いしかできない。
「聞いてくれ。
ジャニスのホテルを買ってきた!」
「……は?」
超うきうきな悠将さんが、いったいなにを言っているのかわからない。
ホテルって、コンビニでおにぎり買うみたいに買えるもんなの?
「一度まっさらになって考え直したいのでホテルを買ってくれ、なんてアイツらしくなく殊勝に言ってきたから、好条件で買ってやったよ」
ジャニスさんはホテルを失ったわけだし、いい結果なのか悪い結果なのか私にはわからない。
そのあとしてくれた説明によると、悠将さんはジャニスさんのホテル買収を画策していたらしい。
しかも、彼女が応じなければかなり強引な手段も考えていたみたいだ。
しかし、ジャニスさんからホテルを買ってほしいと真摯に相談され、できるだけ彼女の希望に添う形で買い取ったそうだ。
これってジャニスさんが心を入れ替えたからなんだろうか。
そうだったらいいな。
「李依、お腹少し大きくなったか?」
ソファーで後ろから私を抱き締める悠将さんの手が私のお腹を撫でる。
「わかりますか……?」
五ヶ月に入り、お腹の膨らみがわかるようになってきた。
でも服を着ていたら気づかない程度なのに、悠将さんにはわかっちゃうんだな。
「可愛いなー、男の子かなー、女の子かなー」
悠将さんはにこにこしっぱなしで、私も自然と頬が緩んできちゃう。
「悠将さんはどっちがいいんですか?」
「そうだな、女の子は李依に似て絶対可愛いだろうし、男の子も可愛いと思うから悩むな……」
真剣に悠将さんは悩んでいるが、そこまで?
「……でも、男の子だったら形は違うとはいえ、お父さんとキャッチボールの夢が叶うんだよな……」
淋しげに悠将さんが眼鏡の奥で目を伏せる。
……んんっ!
絶対私、男の子を産む!
産んでみせる!
……とかいうのは半分冗談として。
「……父とキャッチボールは、どうですか……?」
たぶん、父なら喜んで悠将さんの相手をしてくれると思う。
悠将さんの夢はできるだけ叶えてあげたい。
「李依のお父さんと……?」
「はい。
頼んでみましょうか?」
「いや、いい」
あっさり断られ、出過ぎた真似をしたのかと思ったものの。
「……そうか。
僕にはもう、お父さんとお母さんがいるんだ」
ふふっと小さく笑う悠将さんは、とても幸せそうだ。
「李依って妻と、あと子供」
悠将さんの手が私のお腹に触れる。
「李依と結婚して、いっぺんに四人も家族が増えた。
もう、ひとりじゃないんだな……」
「そうですよ。
ひとりになんかしません」
ずっとひとりぼっちで淋しかった悠将さん。
もう淋しくないですよね?
そうだ、今度祖父母を紹介しよう。
おじいちゃんとおばあちゃんができた!
って喜ぶのかな。
ちょっと楽しみだ。
「あっ」
「あっ」
仲良くハモり、顔を見合わせる。
「今、動いたよな?」
「動きましたよね?」
確かにぽこんとお腹を蹴られた感触があった。
お腹に手を当てていた悠将さんも気づいたみたいだ。
「可愛いなー、可愛いなー。
早く生まれてこないかなー」
悠将さんのにこにこ度が一気に上がる。
それがとても、微笑ましい。
「今生まれてきたら大変ですよ」
「それもそうか。
ちゃんと大きくなって生まれてくるんだぞー。
待ってるからなー」
今からこんなに喜んでいて、生まれたらどうなるんだろう?
なんか凄い、子供に甘い悠将さんしか想像できない……。
出社前にこの間のカフェで昼食を取る。
「ハロー」
聞き覚えのある声がしたあと、誰かが私の前に座った。
顔を上げると予想どおりジャニスさんがいる。
たぶんどこかで、私が来るのを見張っているんだろう。
今日も私の許可など取らず、勝手に注文して居座った。
「悠将、ホテルをひとつ失っちゃったわね。
可哀想」
「……そう、ですね」
グループのホテルのひとつが、ジャニスさんの買収に応じた話はすでに悠将さんから聞いている。
彼は私のせいじゃないから気にしなくていいと何度も言ってくれたが、それでも心苦しい。
「それだけ?
あなたのせいなのよ?
どうする気?」
ジャニスさんは愉しそうにニヤニヤ笑っていて、性格悪いなと思う。
そんなところが悠将さんと合わないのだと気づかないのかな。
「私はただ、それでも私を愛してくれる悠将さんを、精一杯愛して、幸せにするだけです。
悠将さんもそれでいいと言ってくれました」
私の答えで鼻白み、不機嫌そうにジャニスさんはグラスを口に運んだ。
悠将さんは渡しのせいじゃないと言ってくれたが、それでも心苦しい。
きっと償いなどと言ったらまた怒られるだろうが、それでもこれが私なりの償いだ。
それにきっと、これなら彼も許してくれると思う。
「あなたこそ、大丈夫なんですか?
悠将さんのホテル買収なんて派手なことをしていますが、……経営、苦しいそうですね」
さっと彼女の顔に朱が走る。
……本当、なんだ。
悠将さんから聞いたときは、まさかと信じられなかった。
けれど従業員の対応が悪いとSNSで噂になっていて予約が減っていると教えてもらえば、なんか納得した。
「そ、そんなこと、あるわけないじゃない」
強がりを言いながらも彼女の声は震えている。
「なら、いいんですが」
嫌な思いをさせられたんだからやり返してやれと悠将さんから教えられた話だけれど、ちょっとフェアじゃないなと心が痛い。
無言で残りを食べてしまう。
ジャニス産の料理も運ばれてきたが、彼女はなに言わずにもそもそと食べていた。
食べ終わり、席を立つ前に声をかける。
「悠将さんから伝言です」
私の言葉でぱっと彼女の顔が上がった。
「こんな卑怯な手を使わず、正々堂々合併や融資の相談をするのなら話は聞く、……だ、そうです」
みるみるジャニスさんの顔が恥辱に染まっていく。
「私は、これで」
彼女が口を開くより早く、その場を離れる。
悠将さんはジャニスさんに救いの手を差し伸べた。
あとは彼女の問題だ。
私に手出しはできない。
……その後。
「李依ー、ただいまー!」
「おかえりなさい」
ドアから飛び込んできて速攻抱きつき、キスしてくる悠将さんには苦笑いしかできない。
「聞いてくれ。
ジャニスのホテルを買ってきた!」
「……は?」
超うきうきな悠将さんが、いったいなにを言っているのかわからない。
ホテルって、コンビニでおにぎり買うみたいに買えるもんなの?
「一度まっさらになって考え直したいのでホテルを買ってくれ、なんてアイツらしくなく殊勝に言ってきたから、好条件で買ってやったよ」
ジャニスさんはホテルを失ったわけだし、いい結果なのか悪い結果なのか私にはわからない。
そのあとしてくれた説明によると、悠将さんはジャニスさんのホテル買収を画策していたらしい。
しかも、彼女が応じなければかなり強引な手段も考えていたみたいだ。
しかし、ジャニスさんからホテルを買ってほしいと真摯に相談され、できるだけ彼女の希望に添う形で買い取ったそうだ。
これってジャニスさんが心を入れ替えたからなんだろうか。
そうだったらいいな。
「李依、お腹少し大きくなったか?」
ソファーで後ろから私を抱き締める悠将さんの手が私のお腹を撫でる。
「わかりますか……?」
五ヶ月に入り、お腹の膨らみがわかるようになってきた。
でも服を着ていたら気づかない程度なのに、悠将さんにはわかっちゃうんだな。
「可愛いなー、男の子かなー、女の子かなー」
悠将さんはにこにこしっぱなしで、私も自然と頬が緩んできちゃう。
「悠将さんはどっちがいいんですか?」
「そうだな、女の子は李依に似て絶対可愛いだろうし、男の子も可愛いと思うから悩むな……」
真剣に悠将さんは悩んでいるが、そこまで?
「……でも、男の子だったら形は違うとはいえ、お父さんとキャッチボールの夢が叶うんだよな……」
淋しげに悠将さんが眼鏡の奥で目を伏せる。
……んんっ!
絶対私、男の子を産む!
産んでみせる!
……とかいうのは半分冗談として。
「……父とキャッチボールは、どうですか……?」
たぶん、父なら喜んで悠将さんの相手をしてくれると思う。
悠将さんの夢はできるだけ叶えてあげたい。
「李依のお父さんと……?」
「はい。
頼んでみましょうか?」
「いや、いい」
あっさり断られ、出過ぎた真似をしたのかと思ったものの。
「……そうか。
僕にはもう、お父さんとお母さんがいるんだ」
ふふっと小さく笑う悠将さんは、とても幸せそうだ。
「李依って妻と、あと子供」
悠将さんの手が私のお腹に触れる。
「李依と結婚して、いっぺんに四人も家族が増えた。
もう、ひとりじゃないんだな……」
「そうですよ。
ひとりになんかしません」
ずっとひとりぼっちで淋しかった悠将さん。
もう淋しくないですよね?
そうだ、今度祖父母を紹介しよう。
おじいちゃんとおばあちゃんができた!
って喜ぶのかな。
ちょっと楽しみだ。
「あっ」
「あっ」
仲良くハモり、顔を見合わせる。
「今、動いたよな?」
「動きましたよね?」
確かにぽこんとお腹を蹴られた感触があった。
お腹に手を当てていた悠将さんも気づいたみたいだ。
「可愛いなー、可愛いなー。
早く生まれてこないかなー」
悠将さんのにこにこ度が一気に上がる。
それがとても、微笑ましい。
「今生まれてきたら大変ですよ」
「それもそうか。
ちゃんと大きくなって生まれてくるんだぞー。
待ってるからなー」
今からこんなに喜んでいて、生まれたらどうなるんだろう?
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