うさぎに罪はないがうさぎ好きな彼は罪深い
転職した先で私は。
……声をかけてはいけない人に声をかけてしまった。
「ねえ、聞いて! 見て!!」
その人――斉藤さんは私に、ぐいぐい携帯を押し付けてくる。
自分の飼いうさが写った、携帯を。
もうほんと、……いい加減にしてほしい。
朝比奈理奈
女子会社員
ごく普通の女の子
迷惑には思いながらも、斉藤の話に付き合ってあげるいい子
×
斉藤仁史
会社員
仕事、優秀
顏、イケメン
ただし――超、飼いうさ自慢人間
斉藤に絡まれ続ける理奈の運命は……!?
……声をかけてはいけない人に声をかけてしまった。
「ねえ、聞いて! 見て!!」
その人――斉藤さんは私に、ぐいぐい携帯を押し付けてくる。
自分の飼いうさが写った、携帯を。
もうほんと、……いい加減にしてほしい。
朝比奈理奈
女子会社員
ごく普通の女の子
迷惑には思いながらも、斉藤の話に付き合ってあげるいい子
×
斉藤仁史
会社員
仕事、優秀
顏、イケメン
ただし――超、飼いうさ自慢人間
斉藤に絡まれ続ける理奈の運命は……!?
あなたにおすすめの小説
眼鏡フェチな私
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
篠浦雪希、福岡で働く会社員。
重度の眼鏡フェチ。
いままで好きになってきた人は全員眼鏡。
ちょっといいなと思う人に告白されても、眼鏡じゃないからと振るほど。
最近、東京から移動してきた主任が気になって仕方ない。
……がしかし。
主任は眼鏡じゃない。
眼鏡じゃない。
病気レベルの眼鏡フェチは、眼鏡男子以外を好きになれるのかー!?
○と□~丸い課長と四角い私~
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
佐々鳴海。
会社員。
職場の上司、蔵田課長とは犬猿の仲。
水と油。
まあ、そんな感じ。
けれどそんな私たちには秘密があるのです……。
******
6話完結。
毎日21時更新。
さようなら、わたくしの騎士様
夜桜
恋愛
騎士様からの突然の『さようなら』(婚約破棄)に辺境伯令嬢クリスは微笑んだ。
その時を待っていたのだ。
クリスは知っていた。
騎士ローウェルは裏切ると。
だから逆に『さようなら』を言い渡した。倍返しで。
残り香
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
水城野乃花は煙草のにおいで目が覚めた。
自分は煙草を吸わないのになぜだろうと部屋の中を見渡すと、足下に男が座っている。
フードの付いた長い黒マントを纏う男は死神だと名乗った。
片思いの相手を事故で亡くし、自暴自棄になる野乃花と、彼女の元に現れた死神の、ある朝の話。
【短編】
彼女にも愛する人がいた
まるまる⭐️
恋愛
既に冷たくなった王妃を見つけたのは、彼女に食事を運んで来た侍女だった。
「宮廷医の見立てでは、王妃様の死因は餓死。然も彼が言うには、王妃様は亡くなってから既に2、3日は経過しているだろうとの事でした」
そう宰相から報告を受けた俺は、自分の耳を疑った。
餓死だと? この王宮で?
彼女は俺の従兄妹で隣国ジルハイムの王女だ。
俺の背中を嫌な汗が流れた。
では、亡くなってから今日まで、彼女がいない事に誰も気付きもしなかったと言うのか…?
そんな馬鹿な…。信じられなかった。
だがそんな俺を他所に宰相は更に告げる。
「亡くなった王妃様は陛下の子を懐妊されておりました」と…。
彼女がこの国へ嫁いで来て2年。漸く子が出来た事をこんな形で知るなんて…。
俺はその報告に愕然とした。
年下の部下がぐいぐい押してくるんだけど!?
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「柏原課長。
俺と付き合ってくれませんか?」
唐突に、10も年下の部下の大宮から告白された。
いやいや、ない、ないよ。
動揺している私なんか無視して、大宮はさらに続ける。
「なら、賭をしませんか」
……と。
柏原留美
33歳、独身
文具問屋 営業三課課長
恋愛関係に疎く、女を捨てた人
なのに、年下から告白されて……?
×
大宮伊織
23歳
文具問屋 営業三課所属
仕事熱心で、丁寧な男
社内外の女性に意識されている人
なのに10も年上の柏原が好き!?
恋に疎いアラサー女に迫る、若手社員!
彼の真意はいったい!?
恋と眼鏡
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
私のご主人様である華族の祐典さまは、優しくて気さくな方だ。
前の屋敷を追い出されて死にそうになっていたところを、助けてくれたのは祐典さまだ。
それには感謝しているけれど、お菓子を勧めてきたり、一緒に食事をしたらいいとか言ったり。
使用人の私がそんなことなどできないと、そろそろわかってほしい。
――それに。
最近の私はどこかおかしい。
祐典さまの手がふれたりするだけで、心臓の鼓動が早くなる。
これっていったい、なんなんだろう……?
嘘つきは眼鏡のはじまり
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
私、花崎ミサは会社では根暗で通ってる。
引っ込み思案で人見知り。
そんな私が自由になれるのは、SNSの中で〝木の花〟を演じているときだけ。
そんな私が最近、気になっているのはSNSで知り合った柊さん。
知的で落ち着いた雰囲気で。
読んでいる本の趣味もあう。
だから、思い切って文フリにお誘いしたのだけど。
当日、待ち合わせ場所にいたのは苦手な同僚にそっくりな人で……。
花崎ミサ
女子会社員
引っ込み思案で人見知り。
自分の演じる、木の花のような女性になりたいと憧れている。
×
星名聖夜
会社員
みんなの人気者
いつもキラキラ星が飛んでいる
ミサから見れば〝浮ついたチャラい男〟
×
星名柊人
聖夜の双子の兄
会社員
聖夜とは正反対で、落ち着いた知的な雰囲気
双子でも、こんなに違うものなんですね……。